A.Banana.S

古代ローマ、NACSさん、ドートマンダーにパーカー、西武ライオンズ、FEプレイ日記(似非)・・・好きなことをぽつぽつと。

雑談ただの。

年明けからまもなく、人生で初めてペンタブを購入するという謎行動に出たものの、まだまったく使えていないこのごろです。

ん? このはてなブログさんにも「絵を描く」なんて項目がいつのまにやら入っておりますな。

まったく描ける気がしませんが、そのうち見てはいけない記事をいつぞやぶりに上げられるといいな……(セルフ青い顔)

 

 

ところで最近、これがおいしくてvV

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前クールのドラマとコラボしていた商品ですね。そう、ドラマ放送中に一度だけ食べる機会があったんですが、以来惚れてしまいまして。それまでドラマも観ていなかった癖に。買ってきてくれた母君に感謝。…ところがドラマの展開上か、あっというまに次の商品に入れ替わりまして、たった一回しか食べられず、世の中にはまだまだおいしいスイーツがあるはずではあるものの、I Miss You! 状態でした。

このたび、好評につきカムバックしたとの情報を、またも母君からゲットしまして、セブンさんに走りました。

……まるで母だけ外で仕事をして、わたくしめは家で引きこもっているかのよう。

い、いや、違うのです。そもそもど田舎ゆえセブンさんが少ないのです。そのうえ私の通勤途上には、数と入りやすさという点においてどうしてもファミマさんやローソンさんに軍配が上がるのです。

このチョコシューさえなければ、普段はそれで用が足りておりました。

こちらですねぇ、まず百円台という値段が魅力的です。以降のコラボ商品は三百円台で、さすがの我ら母子、貧乏性ゆえ、買うのを控えてしまったんです。たぶんおいしかったんだろうけれど(ドラマは仕事終わりに途中から観始めました。良かったと思います。うん、でもやっぱり中村倫也くんに行くよな、そうだよな……やっぱりそうなるよな……哀)。

かりっと食感、その下のもちっと食感、どちらも絶妙。そしてもちろん中のチョコクリームがたまらんですぜ! コンビニスイーツの中では今年度ナンバーワンだ!(私の中で)

で、前記事でぽっこりおなかがどうとか書いていたくせに、また買ってきてしまいましたぜ……HAHAHA!

それでもドラマのコラボ商品が、私の住んでいる地域で売られるなんて珍しい。もっと言えば、TBSが見られない地域(うちも一昨年までそうだった)では、このコラボスイーツは置いていなかったとの噂もあり。

わたくし基本、スイーツに関してはミーハーなんですが……(職場でこのブログに書いてある趣味はどれも話したことなくとも、「チョコ好き」だけはバレたことがある)辺境暮らしでは、ミーハーになるにも限界がありました。まず、お店が少ない。遠い。個人的に、営業日の営業時間に行けるかというと行きにくい。となると、確実なのはコンビニくらいです。

でもよくネットで、イチオシコンビニグルメ!なんて紹介記事を見つけて、翌日いそいそとコンビニ巡りしても、どこにも見つからなかったりしましてね。都会でしか売ってないのか、田舎は発売日自体が遅いのか。

県外に出ないで1年余りが過ぎたこのご時世、コンビニスイーツ巡りは貴重な楽しみの一つなんですぜ。

とはいえ、今シーズンは2週間に1回か、下手したら1週間に1回くらいの頻度で、「(極悪天候)セルフ緊急事態宣言」の地域と化していましたからな、ここら。大雪久々にヤバかったですもんな。除雪する場所がもう無い、無い。通勤中にブリザードで辺り見えず、あわや立ち往生。無論、道路状態も、まあ例年のことながらアレで。おまけに短時間で済みましたけど、何度か停電しましたもんな。暴風雪の真夜中に停電とか、命取られますわ。ヤ・メ・テ(切実はぁと)

さらに先日は地震がね......。

……そういう事情を思えば、物流が動いてくれていることにまず感謝しなくては。

 

でもまあ、健康も大事なので、スイーツは食べすぎないように気をつけつつ、最近はヨーグルトと、あと「さけるチーズ」ばかり食べています。おやつに。

さけるチーズうますぎませんか!!?? どの味も!! そもそもは「冬季うつ」予防にチーズが良いと聞いて食べ始めたんですが、おいしすぎて毎日一本ペースで割いてます。

…こんだけ食欲があるなら冬季うつなんてもう大丈夫だと思いますが、今月はなぜか頭痛薬のお世話になる日が多め……。

……はっ、さては爆弾低気圧、キサマのせいか!? 低気圧なんてこのあたりにはしょっちゅう来るから気にしたこともなかったが、ひょっとしてそういうことなのか?? というかオマエは台風並みというか台風以上じゃないのか!? がっつり24時間以上ヤバい風が吹き荒れて、夜寝るのにやかましいくらいだったぞ!

また悪天候のせいで外出自粛の注意喚起ですよ、もう。

……でも仕事は一度も休みになってないけども。

 

さてさて、このように一応平穏に過ごしておりますが、春が来たらなんとか県外脱出を試みたいものです。ナックスさん本公演、プロ野球公式戦、ただ単に旅……。

 

 

ところで……ところで…………

 

 

刀ミュ?って、まったく本当になにも知らない私のような者でも突然行けるものなんでしょうか? そもそもがなんであるかも皆目わからない有様で突然考えはじめたのですが……。

……あ、荒木さんに……『ORANGE』以来の舞台で…………!

 もう6年ぶりくらい!?




追記:

はてブさんのお絵かき機能で初描きしました。こちらだれでしょう?(笑


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CSI:マイアミ感想(通常ver.)

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お久しゅうございます。生きております。

(画像は記事と無関係です。母実家の畑から採れたもの)

 

いやぁ、年末の大デトックス事件以来、腸活なるものをはじめまして、毎日ビフィズス菌のことばかり考えて、あとその流れでルイ〇スティーを飲んだら私にはマ〇すぎて、あとたまたま見つけた動画のとおりに腹筋をほんの10回ばかりやったら、1.5日後に激烈な筋肉痛が来て、なんならそれだけで毎月のアレすら予定より10日も早く来て、自分の老化と虚弱ぶりにあ然。

というのも最近いよいよ中年体質となり、おなかのポッコリ具合と過去最高になる体重に非常に不都合を感じまして、BMIは一応約20(自動計算)でセーフ範囲なんですが、ゼッタイ体脂肪とか皮下脂肪とかマズいことになってるだろコレ…と、服のサイズを大きく変えなければいけない事態が間近に迫り、お財布的にもこりゃヤバいZE☆となり……

 

 

そんな残念な近況はさておき、

 

 

CSIマイアミ、全話の88%ほどを観終えましたので、ここに再び感想を書きます。ノーマルver.と代理ver.という謎の二本立てで、内容はおおむねかぶっておりますが、そうでないところもあります。

(代理ver.のほうが、代理がどこのだれやねん問題を別とすれば、まだとりとめがあるかもしれません)

 

前回:

 

 

(以下、デタラメ、ランダムに書きますが、ネタバレ注意願います)

 

 

 YEEEEEAAAAAAAAAHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!

 

 

↑特別回では「溜め」てからのコレ、ニクいね!

 

もうすぐ1年数ヶ月ぶりに弟に会う予定なので、いったいどのあたりから布教おすすめすべきか。

 

やっぱりベイポライザーか?

『ソフィーの値段』か??

それとも屈指の傑作「双生児」回だろうか???

ロケットランチャー回も、いきなりではあるが、捨てがたい。

でもやはり、最初は「これがマイアミだ」というワニ回だろうか。

そうだよな。いきなり大蛇回とか、クラゲ回とかヒアリとか、まずいよな。クマ回もいいが、物事には適切な順序というものがあるよな。まったく全シーズンを順番どおりに観なかった、物事にさしてこだわりのないわたくしめではあるが。

サメ回? 多すぎて別段どうってこともないっていうか……(えっ)

 

いや、CSIマイアミ楽しい。なにが楽しいって、まず冒頭部分が楽しい。物語のはじまり。いったい今回はどういう事件が起こるんだ…?という「つかみ」の部分が実に最高。なにが来るかわからない。静かにゾクゾクする。もう寝なければいけない夜でも、次話の冒頭からおなじみオープニング前のホレイショの決め台詞までは見てしまう。

 

「八つ裂きにしてやる」

 

えっ?

 

「八つ裂きにしてやる」

 

ええっ!?

 

ちなみに、オープニングを待たず、冒頭で敵を皆殺しにして秒で帰ってくる話が『傷だらけの帰還』

 

 

(無傷じゃん…)

 

 

よくあるのが、冒頭のいかにも怪しげなパーティー、若いイチャイチャ・カップル等。ははーん、さてはこの二人がこれから襲われてしまうのだな、と思いきや――ほんとに予測不能なことが起こったりする。

例:上から人が降ってくる

 チェーンソー振りまわして夫婦喧嘩

 100キロ級大蛇のランチ

 300キロ級熊のランチ

 クラゲの水槽にダイブ

 泳いだプールが強アルカリ

 

 

そしてもちろん、肝心の本編の中身も、とてもとてもおもしろい。

 

「ベイポライザー」と『ソフィーの値段』は、ホレイショ、だれも見てないからって好き放題やりすぎだZE☆回。

ベイポライザーはまだ最高にかっこいいが、『ソフィーの値段』のラスト5分はどう見ても弁解不可。ツッコむしかない。笑うしかない。過去最高に大丈夫じゃない、ホレイショのせいで。

「双生児」回は、使い古されたネタかと思いきや最高なので、これは本気でおすすめさせていただきたい。何シーズンの何話だかちょっと調べないとわからないけど…(おい)

個人的には、「どう考えてもまともではないのに、赤ちゃんがかわいいから良い人と言うホレイショ」がブレない。

ホレイショは子どもが好きすぎる。子どものそばに瞬間移動する超能力は、長年ファンのあいだで有名らしい。赤ちゃんから幼児、ギリギリティーンエイジャーの少年少女まで、視界に入ったら話しかけずにはおれない。どんなときでもすかさず赤ん坊にだけは話しかける刑事ドラマの主人公なんてこれまで世の中にいらっしゃっただろうか。その揺らがぬ愛はまだ指先ほどの大きさにも満たない胎児までに及び、胎児を死なせた男には、その子の2年後の肖像画まで作り上げて罪を追及する執念である。

 

 

……申し訳ないが、今シーズンも順調に視聴中の『相棒』、このマイアミと同時期に観ていたせいで、楽しんではいるものの、ときどき頭の中に過激な考えがよぎってしまう。ホレイショが吹き替えでなければ杉下右京のような丁寧口調と、ファンのあいだで言われているからなおさら。

 

いや、そこは「上等だ」と言ってくれ、右京さん。「任せろ」と言っていいぞ、冠城くん。

ほら、「言わなきゃ地獄を見るぞ」ぐらい言っちゃえって! さあ、「お前の人生めちゃくちゃにしてやってもいいんだぞ」と――(放送中断)

 

いいんだよ、「痛かったぁ~~?」って訊いとけば(笑)

 

 

「脅しか?」「ああ、脅しだ」には吹かざるを得ませんでしたね、やっぱり。刺激が強すぎるぜ、マイアミ。

 

(ところで、昨年末のCUEオンラインファンミで、サングラスの鈴井会長のお姿が、まさにホレイショ・ケインに似すぎてひっくり返りました。日本にもリアルにいらっしゃいました)

 

『相棒』と言えば、前シーズンで「かぶあお」それから「リチャ正」(別作品)事件に出くわし、自分の朴念仁ぶりを思い知らされた不肖わたくし。

 

でもやっぱりジェシウォルを見抜けず。(いやあれは違うだろ…)

ジェシー、イケメンやっぱりイケメン。腹立つくらいイケメン。どストライクのイケメン。

でも初期ウルフも、系統は違うものの、相当なイケメン。まつ毛長すぎ、カワイイ。めちゃくちゃハンサム。…でも登場シーズンの終盤には早くも「寄っていく」、あっちに「寄っていく」……いちばん声変わりしたのこの子ですよね?

 

でもそんな私のダメな腐の目にも、もうホレイショとトリップの仲はごまかせない。

 

なんですか、あのお二方! 「夕べはどこにいた?」「君といた」ですって! あ、ホレイショがお家ディナーデートした女性が殺されて、容疑者になってしまう話なんですけどね。その次の晩はトリップ(バツイチ子ども3人)と過ごしたんですってよ。

ホレイショは自ら進んでバッヂと拳銃を渡して、自分をしっかり取り調べるように言うんですが、トリップ「そんなことはできない」

ホレイショからチームに伝承される「公私混同・身内に激甘捜査」 まさかのいちばんザ・刑事(デカ)のトリップまでが、これですよ。

そしてなんといっても、例の「地雷事件」 まさかのマイアミの砂浜に埋められた地雷を、うっかり踏んでしまうトリップ……からのホレイショの「俺はどこにも行かない」

…挙句に、オープニングで使われるレベルの最高にいい笑顔ですよ。あんなやわらかい笑顔、ほかで見せます!? 大好きすぎるでしょ!

 

トリップのことは、シーズン中盤ですでに「フランク」呼びで、デルコのことなんて最初から「エリック」呼びなのに、

いつまでも「ミスター・ウルフ」なのなんで?(笑)

 

いや、ウルフは有能でしょう。調子に乗ってはいるけど、なんならトータルでデルコより有能でしょう(デルコは初期から謎優遇なのに、あっちにこっちに心配かけすぎなんだよ)。初登場時点で、早くもウルフを評価していたのがナタリア。…なぜこの男ではダメなんだ……?(途中の一瞬、スパイの件で腹を立てたウルフがずいぶんひどい態度を取ったことはあったけど) というか、ナタリアを落とせなかったウルフの押しが足りないのか。でも「あんな女」に行くよりだったらなんで――(以下略)

ほぼシーズンを見終えた今、ウルフは初登場のシーズン3だけおかしいという結論に(えっ) あとは通常営業だよね?

 

ナタリアの妹回に、本当の妹さんが出ていたという裏話を最近見つけた。あの回は、女性がたくさん誘拐されて大変な筋。でもそんな中でもたくましさを見せる人もいた。強し! そう、強く生きるしかない。

…でもナタリアは、思えばラボから出る仕事はしないほうがよかったね。これから妹どころでなくもっとひどい目に遭うから…!

どう考えてもストーカー元夫は最低最悪なのに、最後のナタリアの涙には思わず共感してしまう…。

しかしマイアミ、もしかしたらストーカーはギャングや連続殺人犯以上にやっかい極まりない相手であることを教えてくれる。組織犯罪や連続殺人犯級に本気で真剣になんとかしなければいけない存在であることを伝えている。

 

シーズン1では、まだメーガンに隠れて新人ぽく振舞っていたカリー。

シーズン3ではもうウルフの先輩。

話が進むごとにバリバリメキメキと有能度が上がり、ガチガチの仕事人間になり、貫禄が出て、カリーチーフに。

(余談ですが、わたくしめも職場で「貫禄あるね」と言われたことがりますが、「お局様だね」というような嫌味にしか聞こえないよね、苦笑)(オメーのほうがじいさんじゃねぇか、と言いかけた)

武装強盗二人を返り討ちにする腕前も披露。

(男を見る目だけはないのか、それともマイアミに良い男が存在しないのか)

(あの馬屋の男性がいちばんセクシーだったそれは認める。ボロも出なかった)

でもカリーのすごいのは、女性としてかわいいところ、ですよね。仕事人として有能さと意識の高さに、女性としてのかわいらしさがちゃんと融合してる。

でもウルフはカリーのレベルが高すぎて口説くことができない。ウルフにとってカリーはあくまで尊敬する先輩であり、ボスなんだろうなぁ。

デルコに至っては、気づくのが遅すぎるぜ、あの女ったらし! 頭撃たれて、結果的に改心しましたっけ、女ったらの部分だけ。

でも囚われ拷問ウルフを放置してカリーとラブラブな一夜を過ごしていたのは薄情すぎでしょ。その後、諸事情で捜査を妨害するしかなかったウルフに冷たくしすぎでしょ。アンタ、今までどんだけまわりに心配かけてきたと思ってんだよ、DELKO!!! ウルフは陰険でも根は単純だから、アンタのこと大好きなんだぞ、DELKO!!!  ついでに地雷踏んで、その後新車を空飛ぶ温水器につぶされたトリップのことも笑いすぎなんだよ、DEL子!!!

 

ところで、シーズン1で(自称)45歳ホレイショは、マリソル(28歳:墓碑より)とどれだけ年が離れていたのか。

でも余命数ヵ月のマリソルの願いを叶えて、結婚するという選択は素敵でしたね。結果的にマリソルは「ホレイショの大事な人」という理由で余命より早く殺されてしまうわけですが。日本のドラマではよく「大事な人だから、遠ざける」「真実を言わない」「現状を変えない」という展開で続きますが、ホレイショは相手の幸せという一事を考えて決断しましたものね。もちろん自分の幸せも考えて。自分が傷つくリスクも負って。本当は教会に告白しに行くくらい苦しい人生送ってきて、これ以上傷つきたくなかったでしょうに。マリソルと初めて出会ったときの、目がハートに見えるあの演技はすごいですよ、ほんと。

 

まあ、色々辛いことがあっても、きっとトリップ(バツイチ・子どもは元妻のとこ)がいるから大丈夫だよね、とはじめに戻る。

 

 

10も続いた長いシーズン、因縁の敵が色々出てくるわけですが、シーズンの順番をバラバラに見たせいもあって、私はしょっちゅう「これはどの宿敵でしたっけ?」と忘れてしまう事案が発生。決着持ち越しとなったときは、「キーッ! あいつを野放しにするなーっ!」となるくせに。

 

無事逮捕しても、これで安心かと思えばまったく安心でないマイアミの世界。

囚人護送車がよくひっくり返って脱走多発。

裁判所にロケットランチャー突入で法廷焦土。

証拠品の拳銃乱射で公判中に被告脱走。

……と、にわかには信じがたい事態がたびたび。

 

ビスケーン裁判所という地点が危険すぎて近寄れない。絶対に興味本位で傍聴なんて行けない。

 

それにしてもいくら司法取引制度があるとはいえ、一般女性を殺害した犯人を釈放するってそれアリなんすか? 百歩譲ってもそれだけでなくその犯人、地対空ミサイル担いで飛行機撃ち落とそうとしてましたよね?? これがテロじゃなくてなに? 某紛争地域でのうんたらかんたら情報と引き換えに減刑どころか釈放とか、いくらなんでも正気か!!??と思うしかない。

…まあ、それがドラマだから(ですよね!? そうだと言って!!)

 

宿敵の一人フィエロ、重要な仇で、やったことは非情なのに、憎たらしさがあまりない(腹立つ犯人には事欠かないのに)。とことん冷徹だからか。ただフィエロに限らず、自分の子は世界一かわいいが、他人の子は虫けら同然な悪党が多すぎる。フィエロはあまりにいかれてるので、ギャングの仲間たちまでドン引きして(こいつがボスとか勘弁してくれよ…)と口には出さずともなっているのが、だよなぁ…と面白い。

 

ところで、ロンサリさんとの決着は結局どうなったの? この人は打ち切りのせいとかじゃなく、普通にいつのまにかいなくなってません? 死んだフリしてまで一時は決着をつけようとした相手なのに? ロンサリさんは改心した?? この人も罪のない一般女性を残酷なやり方で殺してますよね?(直接の殺害場面が描かれていないので、あまりこの人が殺した感もないんですが)(あと吹き替え声優さんが…一筋縄ではいかないしたたかな敵感は最強なんですが、愚かで自分に直接の利益がない素人殺し感はない演技だよなぁ、と)

 

…それにしても、敵ではないんですが、シーズン終盤イエリーナはどこへ行ったんでしょう? イエリーナといい、メーガンといい、美しすぎる女性陣ばかりで見惚れます。

……ただCSIマイアミって、なんだかほかのドラマと比べて、ゲストキャラ含め、スタイルの良い美人が多い気がするんですが、気のせいでしょうか? 

まず被害者・加害者とも若い。日本ほどではないとしても、この高齢化社会において、おそらく人口全体が若い地域なんでしょう。

なんと言いますか、確かに見惚れるんですが、たまにそんなに痩せた美人ばかり出てこなくていいんですよ、と思わないでもない。痩せすぎでは? そんなに容姿って大事ですか、やっぱり?と。ちょっとくらいふくよかになったっていいじゃない。

……男女問わずですが、やれブスだデブだ老けた劣化したと言われてしまう世界は世知辛いですね……。見た目がウリでもある業界だとしても。

 

 

笑っていいとしか思えない場面も大いにあるものの、笑ってはいけない場面でもつい笑ってしまう一視聴者をどうぞお許しください。

 

シーズン1の第2話、オープニングで死亡フラグの山を築くホレイショの師匠とか(あまりに鮮やかなフラグの乱立と即座の回収)。

 

いかにもこれからここに人が落ちてきます、と言わんばかりの、高層ホテルの真下に置かれた尖ったオブジェとか(氷製ほか複数)(コナンのナイトバロン回を履修済み)

 

「みんなお疲れ」とか。

 

DNA検査ほか各種結果出るのが、ゴシップが広がるのは光速なラボ、とか。

 

「ブラジルに行こう」(ちょっとバカンスに、のノリ)(実際はバリバリの復讐行)(ついでにマイアミとブラジルって、ひょっとして距離ないの??)

 

またサメですか。ちょっと海に落ちればやっぱりサメですか。この頻度でよくビーチを観光名所にできますよね、とか。

 

『彷徨える狼』とかかっこいいタイトルつけちゃってもう。ただのギャンブルで失業したウルフ回だったですやん。『狼の叫び』は拷問&人質取られた悲鳴だから、むしろ生々しいわヤ・メ・テ(はぁと)。

 

「四分じゃ無理だ」じゃあなんで爆弾とドライブデートに!?「燃えろ、全部燃えちまえ…」その台詞要ります??

 

ホレイショほか、人外複数人。拷問から数時間でさっぱり立ち直るウルフ、散弾銃をくらって4日で回復する父親、ICUに瀕死で運ばれたのに一日で退院してくる出張シェフ(女性)など、一般人にも及び、やはりマイアミで生きていくのは並大抵のことでないのがわかる。

 

心停止を2シーズンで1回ずつ経験するデルコ。アレックスがいてくれて安心だね! アレックス、カリーも込みで、定期的に元同僚が瀕死で運ばれてくるから大変だね! 

 

アレックス、大好き。要所の演技が泣ける。医療ミスの医者に諭すシーンとか、飲酒事故の話とか。ホレイショの余生をよろしくお願いしたい人材の一人。

アレックスの後任(美女)が、初登場の数秒後に退場となったのは、笑わなかったけどあ然としましたよね…。

 

ちなみに、冤罪はいいが、医療ミスは一発アウトの世界。

ホレイショもトリップも一度ならず冤罪沙汰をやっているが、ホレイショに至っては「疑わしい行動をするほうが悪い」とくるから恐れ入る。…まあ、心情的にはあの下着ドロは逮捕でよかったと思うけど。

 

 

もうシーズン10で打ち切られて10年近く経っているとのことですが、またこうしたドラマを観る機会があったら幸せだなぁ。

どうでしょう、青年カイル主人公で、ベテラン刑事のデルコとウルフで、CSIマイアミ・カムバックとか(問題児ばっかで収拾がつかない?)。

ホレイショの聞き分けの悪すぎる甥っ子レイもいますね。(カイルもカイルなので、絶対ケンカしそう…)その腹違いの妹もいるんですよね。

カリーは例の「ナタリアとホレイショを殺しかけブチ切れ男」の子ども二人の母親になって忙しくも充実した日々を……かと思いきや例の実父が出所か脱獄してきそう。

ホレイショは……①ある事件の捜査中に生死不明になり、早〇年 ②引退したが、ときどきゲスト出演して大暴れ ③引退し、孫に囲まれて幸せに暮らしている(まずカイルが無事帰ってこないと話にならないどころか気の毒すぎますが)

 

 

世界最強のおじいちゃんになったホレイショが観たいのですが、ぜひ。

CSI:マイアミ感想(代理ver.)

 

マイアミに住むことになったH(元某N・D)は、そこがどんな土地柄なのかを調べてみることにしました。

 

 

(2009年の設定ですが、この時点ではCSIマイアミは現地でS7までの放送。でもS8以降の話も一部入っています。ごめんなさい)

(どこから来た代理なんだい?という方はこちら→TODO-A - pixiv

(↑ピクシブにも上げますが、文字サイズが変換不可でした)

(もちろんネタバレにもご注意願います)

 

 

 

 

H:トム。

 

T:ん?

 

H:マイアミこわい。

 

T:なんだ、いきなり。

 

H:警察にホレイショ・ケインがいる州に住みたくない。

 

T:ああ? なんの話だ。テレビか? テレビドラマだな? …ったく、安心しろ、ディー。ホレイショ・ケインは架空の人物だ。フィクションだ。

 

H:でもCSIがあるのやだ。フロリダ州に死刑があるのもやだ。

 

T:でもここはマサチューセッツ州じゃない。お前がここで新しくなにかやらかさなければ、平穏に暮らせるはずだぞ。

 

H:でもうっかり指紋取られた日には、前科からなにからあっというまに暴かれるんだろ。

 

T:あれはまず州内の犯罪者のみを検索するシステムみたいだけどな。ほかの州は必要に応じて個別に検索していなかったか? あとは連邦法違反も別で……お前、FBI沙汰にもなったんだっけか?

 

H:死人の指紋でもヒットするのか? ホレイショは何度かだれかの墓を掘り返していたぞ。

 

T:マサチューセッツの墓まで掘り返しには行かんだろう。……たぶん。

 

H:たぶん!

 

T:お前が指紋を取られるような事態を起こさなきゃいいだけの話だろうが。

 

H:なに言ってるんだ。ここはマイアミだぞ。ちょっとパーティーに出かけただけで事件、事件、アンド事件だ。……俺はパーティーに行かないけど。

 

T:ああ、そんな柄じゃないしな。

 

H:でもうっかりその場に居合わせただけで指紋採取だ。拒否したら即容疑者だ。

 

T:無関係な指紋の前科まで州をまたいで調べるか? いやそもそも、そうそう指紋採取されるような場面に出会うか?

 

H:トム、残念ながらここはマイアミだ!byホレイショ・ケイン

 

T:お前が言ってるのは、テレビドラマの中のマイアミだろうが!

 

H:パーティーとか、命知らずのやることだ! 夜でも昼でも! 夜明け前に、だいたい若い女の遺体が見つかる。うっかりギャングの暗殺計画を立ち聞きして、家族ともども命を狙われる。真っ昼間でも銃撃。ホテルの上階から人が落下。そして下には絶妙な感じで尖った巨大な氷のオブジェ――

 

T:そういうことが2回くらいあったな。

 

H:レストランで食事をしてたら手榴弾、ショッピングしてたら銃撃戦、ビーチに地雷、巨大ネズミ捕り、ビーチバレーしたら感電、砂浜に埋まる死体、死体、アンド死体……どこの紛争地だ?

 

T:……何シーズンもドラマ作ってたらそういうこともあるかもな。

 

H:庶民が普通に暮らしていてこれだぞ。このうえ組織犯罪が多すぎる。マラノーチェにロシアン・マフィア。街のあちこちでドラッグの売買、人身も売買、各種武器の密輸――トム! あのベイポライザーを見たか!?

 

T:ああ、見た気がするな。ドラマの中で。

 

H:人体消滅だ! 一度で10万発だ!

 

T:……まあ、ほかにも防弾ジャケット突き抜け弾丸とか、弾道が曲がる銃とか、一見普通に見える最強防弾スーツとか、色々あった気がするが、あれは中でも意味不明だったな。

 

H:ベイポライザーVSホレイショはしびれた!

 

T:……お前、ホレイショのファンになったのか?

 

H:ホレイショめ、仲間のだれも見てないと思って無茶しやがって。だいたいいつも、特に空港で。

 

T:フロリダには小さな私設空港があるからな。少なくともドラマの中では。

 

H:小さな空港に一人でいるホレイショとか、なんか起こる予感しなしないぞ! ベイポライザーといい、某シーズンの最後のクリフハンガーといい、“ソフィーの値段”といい――おい、トム! あんた、“ソフィーの値段”を見たか!?

 

T:……ええと、どんな話だった?

 

H:赤ん坊が誘拐されて、身代金を要求される話だ。ホレイショのやつは赤ん坊の命をなんだと思ってるんだ!

 

T:おい……

 

H:車が三回転くらいしたぞ! 空港でだれも見てないからって、赤ん坊が乗ってる犯人の車にカーチェイス仕掛けて、ひっくり返して噴煙上げて、犯人人事不省。なぜか赤ん坊だけ無傷。チャイルドシートもないのに!

 

T:……

 

H:「もう大丈夫だよ」って、そんなわけあるか! 赤ん坊だからバレなかったものの、3歳くらいの物心ついた幼児だったら立派なトラウマものだぞ!

 

T:まぁ……ホレイショは本当に子ども好きだからな…。

 

H:一説には、不憫な子どもの傍に瞬間移動できる能力を持っているらしい。犯人を射撃できる最適な位置にもよくワープできてるから、たぶん本当だろう。

 

T: ディー、ドラマには演出というものがあってだな......

 

H:おまけに、爆弾では絶対に死なない能力もある。なんなら時空歪曲――爆発までのタイムリミットをねじ曲げて引き延ばす能力もある。「四分じゃ無理だ」と言っときながら悠々ドライブ!…からの「燃えろ、全部燃えちまえ......」 「あと30秒しかありません」ってデルコが言ってるのに、余裕で脱出。デルコが吹っ飛ばされたのに自分はよろめきもせず脱出。「あと5秒しかありません」ってまたデルコが言ってるのに、俺が数えたところ、20秒で脱出。爆発“中”に人質を救出して脱出。「私は死なない」少なくとも爆破では死なない。刺されても撃たれても死なない。

 

T:デルコが秒数を数え違えてる説が出てきそうだな…。まぁ、あの世界……というかあのラボは、数秒で検査が終わり、1秒で情報共有可で、0,1秒で噂やゴシップが広がるからな。やはり時空が違う、ということにでもしておけ。

 

H:そして唐突な「みんなお疲れ」は笑うぞ。ところでなんだ、組織犯罪の話をしていたっけか。おい、トム! “傷だらけの帰還”(大嘘)だぞ! ホレイショはオープニング前に皆殺しにして秒で帰ってきたぞ。無論無傷で! 化け物か!

 

T:お前はどこの国の人間だ? 日本語版タイトルに文句をつけるな。

 

H:マイアミとブラジルは、たぶん陸続きで隣同士なんだな。

 

T:ギリギリ陸では続いていたと思うな。

 

H:ところでタイトルと言えば、“彷徨える狼”とか“狼の叫び”とか、一瞬なんの話かと思ったら、ただのウルフメイン回じゃねえか! 邦版タイトルめ!

 

T:だからお前はいつから日本人になった? まあ、原題も遊んではいたが。

 

H:なんであいつだけいつまでも“Mr. Wolf”呼びなんだ、ホレイショは? イジメか!? 俺だったら泣くぞ。

 

T:ああ、ああ、そういや、そうだな……

 

H:ウルフの声が、S3の初登場では鳳〇太郎なのに、同シーズンの終盤にはもう石〇五〇門に寄っていって、気づいたらデルコより声変わりしてるぞ、なにがあったんだnmk――

 

T:だからお前はどこの国の人間なんだ、ディー!

 

H:ウルフはこないだ金庫破りもしていたな。今度の俺たちの仕事にスカウトしよう。

 

T:ディー、フィクションと現実の区別をつけろ。あと、お前は引退しろ。ホレイショ・ケインに捕まらないように。

 

H:万一俺が捕まって、裁判になっても、あんたは俺を助けに来てくれるよな? 裁判所にロケットランチャーを打ち込んで。

 

T:……ああ、あれはびっくりしたな。

 

H:ほかにも法廷に提出された証拠の拳銃を奪って、バンバン発砲して脱走した被告もいた。あのビスケーン裁判所とかいう地帯がいちばんヤバいしこわいし危険だろう。警察の令状が盗み見&横取りされる。まわりに暗殺者がうじゃうじゃいて、正面玄関の前で演説してるやつが撃たれたのが一度や二度じゃない。死にたくなければ傍聴に行くな。各種届出にも行くな。婚姻届けを持って行くなんてもってのほかだ。ずっとお幸せに事実婚してろ。もしくは違う州へ駆け落ちしろ。

 

T:お前は優しい男になったな、ディー。

 

H:ほかにも、地対空ミサイルかついで飛行機を狙う輩がいる。近くに原発があって、トラックで突っ込もうとする輩もいる。だからいったいどこの紛争激戦地なんだ? よく住んでいられるな。

 

T:見ていると、なんだかほかの市より若い住人が多い印象だな。それに観光客も多い。気のせいか、肥満傾向をほとんど見かけず、瘦せ型の水着美女や筋肉自慢の若造ばかり目につく。あくまでドラマの中では。

 

H:35歳以上は「すごいおじさん」、男が175センチで低身長コンプレックスを抱えるような世界だ。

 

T:世知辛いな。

 

H:俺だって、最初は水着女の胸と尻を目当てに見始めたのに!

 

T:ああ、そうだろうな…。

 

H:まさかカリーとナタリアがいちばん目のやり場に困る谷間をしていただなんて!

 

T:おい……

 

H:ナタリア、ひどい目に遭いすぎだろ。妹までひどい目に遭いすぎだろ。

 

T:まあ、こういう世界観で生きているからな…

 

H:デルコめ! ウルフが拷問されてるのに、自分はカリーといちゃいちゃ! ホレイショにウルフと連絡取れるまでケータイ鳴らすように言われてたのに! 鬼か、あいつは!

 

T:…ディー、鬼ってなんだ?

 

H:女タラシの癖に! 頭撃たれてから一途ぶりやがって! カリー! カリーは悪くない! 全部デルコが悪い!

 

T:…否定しないが。

 

H:でもカリーは、いくらエバーグレイス国立公園内の一本道だからって、ケータイ耳に当ててしゃべくりながら運転してたよな。日本だったら道路交通法違反で逮捕だぞ。案の定車沈むし……

 

T:ディー、お前はもうすぐボランティアの地域見守り隊ぐらいになれそうだな。

 

H:こんな地域を見守れると思うのか? 民家に手榴弾、暗殺者、麻薬工場、紙幣偽造工場、少女誘拐犯のアジト、夫婦がライフルと斧を振りまわしてケンカし、粉砕機に人が突っ込まれ、プールで人が溶けるような世界だぞ。マイアミこわい。こわすぎる……

 

T:ディー、お前はこのドラマを滅茶苦茶楽しんでるな。

 

H:粉砕機のご遺体を丁寧に人型にはめ直していった息子カイル、あれ実はすごく良い子アンド強い子だろ。

 

T:感情移入しまくりだな。

 

H:マイアミ自体の安全をなんとか確保しても、定期的に密輸アンド密航船がやってくる。合法で、豪華客船もやってくる。毎回外から犯罪を持ってくる。

 

T:まるで八方塞がりだな。

 

H:これらに加えて、猟奇殺人犯やシリアル・キラーがいる。ついでに一部検察や弁護士、果ては判事まで汚職……どころか人を殺して埋めてる。この街に正義はないのか?

 

T:おかげでお前が正義漢になって、俺はたぶんうれしいぞ。だが殺人犯――しかも被害者が一般女性でも、司法取引で釈放になる世界だからな。ディー、お前がまた取っ捕まったとしても、希望があるかもしれんな。

 

H:冤罪と誤認逮捕はいいが、医療ミスはアウトの世界。

 

T:ホレイショもトリップもやってたな。ホレイショに至っては、疑われる行動をするほうが悪い、とか開き直っていたな…

 

H:ロリコンはだめで、年の差婚はオーケーの世界。ロリコンを年の離れた人との恋愛と定義したやつもいたのに。んで、ホレイショとマリソルは何歳年が離れているんだ!?

 

T:……ディー、ドラマだぞ。

 

H:マリソル28歳で、20歳は離れてるよな!? …ところで、マリソルがドラマ中トップクラスの美女だというのは同意だが、痩せてはいるものの、まったく病気に見えないのはいいのか?

 

T:ディー、DNA各種検査も、秒で結果が出る世界だぞ。細かいことを気にするな。

 

H:少なくとも余命数ヵ月じゃないだろ! 化学療法もしてないだろ!

 

T:拷問されても数時間できれいさっぱり顔で復活できる世界だから、細かいことは――(以下略)

 

H:人外体力の人間多すぎだろ!

 

T:刺されてICUに担ぎ込まれた瀕死の被害者が当日退院するような世界だから、細かいことは――(以下略)

 

H:まだある。むしろマイアミの本当のこわさはここからだ。すなわち、大自然の脅威! 最強ハリケーン直撃! 落雷でエバーグレイス早すぎるにもほどがある火の海! 大波来襲! 警報発令で町じゅう大避難行!…なのに避難もせずに直前まで営業して強盗に入られるブラック銀行!

 

T:カタギの仕事も大変だな。

 

H:そしてトム! あんたは以前俺に「フロリダにはワニがいる」と教えてくれた。だからそこだけは覚悟していた。やっぱりワニに食われる案件が何度かあった。

 

T:フロリダじゃなくともいるが…

 

H:でも普通に熊もいる! 300キロ級でいる! 

 

T:ああ、いるみたいだな…。

 

H:上がった死体は、絶対エバーグレイス内で鳥葬とかやってるだろ!

 

T:そんな描写は(たぶん)なかったと思うが。

 

H:でも大蛇なんて聞いてない! 人間丸呑みレベルの大蛇なんて聞いてない!

 

T:ああ、聞きたくもないな。

 

H:そもそも、ここに観光に来る連中がどうかしてる。わずか5キロほど沖に出ればサメがいる。ちょっと海に落ちたら、うじゃうじゃ寄ってくる。ほかにも刺されると激痛の凶悪クラゲとか、ヒアリとか、謎の外来種とか……フロリダに検疫はないのか?

 

T:港も空港も、エバーグレイス以上ビスケーン裁判所未満の危険地帯だからな。

 

H:トム、今更だが、あんたもしっかりドラマを見てるんだな。

 

T:お前と一緒に住んでるからな。

 

H:最近思ってたんだが、あんたって、ちょっとトリップに似てるよな。

 

T:そうか?

 

H:…すごくよく似てるよな。

 

T:お前、頭が“こう”で、少しばかり腹が出ている男は、みんな俺に見えてるんじゃないだろうな?

 

H:なに言ってるんだ。同じハゲで腹が出ていておまけに短気でも、トリップのほうが人格者で、まだ優しい顔立ちだぞ。

 

T:うるさいわ!

 

H:俺はそんなあんたが好きだぞ。

 

T:急にデレるな!

 

H:ウルフめ、トリップのデコにキスしやがって! うらやましい! ぶっ殺す!

 

T:お前はなにに嫉妬してるんだ!?

 

H:デルコめ! 「地雷の次は温水器かよ?」って新車壊されたトリップを笑いまくりやがって! ひでえ!

 

T:おい、トリップはお前の大嫌いなデカなんだぞ?

 

H:ホレイショめ、絶対トリップとできてるぞ! 「俺はどこにもいかない」からのオープニングで使われるレベルの極上の笑顔。 トリップの「夕べはどこにいた?」からのホレイショの「君といた」 T「ジュリアとは何者だ?」 H「カイルの母親だ」 T「そんなことは聞いていない」(お前がどれくらい愛した女かって聞いてるんだ、わかれ!) ホレイショ、許さん! ぶん殴る!

 

T:だからお前はいったいだれに嫉妬してるんだ!?

 

H:でもそんなこと言った日にはホレイショは、「上等だ」「お前の人生を滅茶苦茶にしてやってもいいんだぞぉ?」「八つ裂きにしてやる(複数回反復)」 俺:「脅しか?」 ホレイショ:「ああ、脅しだ」「言わなきゃ地獄を見るぞぉ?」「痛かったぁ~~?」「これがマイアミだ」……どうしよう、トム。やっぱりマイアミこわい。というか、ホレイショ・ケインがこわい。

 

T:ディー、わかった。俺に任せろ

 

H:トム! まるでホレイショみたいな頼もしさだな! ところでそういえば、俺たちはTとHだな! トリップとホレイショだな!

 

T:ああ、ほんとはTとDだったんだけどな。

 

H:トム、俺に任せろ! 俺はどこにもいかない! ずっとあんたといる! できることなら…

 

T:わかった、わかった。さあ、もういいかげん一気観はやめて、寝るぞ。明日も早いんだから、店が――

 

H:おう!

 

T:ディー。

 

H:うん?

 

T:…………いや、なんでもない。

 

 

 

 

――二度と“失いたくない”

 

 

――“君のいない人生なんて”

 

 

 

※※※

当方の駄文――ファンフィクションはこちら。
ドートマンダー・シリーズ:
『エメラルド始末記』『ファースト・ネーム』『ココナッツと蜘蛛』『エキストラとスタントマン』
悪党パーカー・シリーズ:
『哀歌』『最終作Dirty Moneyについての考察』『アフターワールド』『ラスト・デイズ』『ダーティー・ゴールド』『ライン』
※※※

 

 

 

しんねん......(大デトックス御免)


やっほう! 2021年、あけおめでございます! ことよろでございます!


無事に仕事納めたかと思いきや、直後に体調を崩し、紅白歌合戦の半分ほどの時間をトイレにこもって過ごしていた残念わたくし、なんとか生きながらえております。


気温ぶっちぎりマイナスの中、冷や汗ダラダラ、手足の震えが止まらず感覚がなくなっていくという......。


晦日に食べたものは全部逆走して胃はカラ。無論、おせちどころか年越しそばも食べていない、昨年のデトックスがなかなかに激しい年明けとなりましたぜ。


......まあ、予定のない連休突入直後に調子を崩すのはよくあることなので、わかりやすい。実にわかりやすい。


正月明けには普通に復活しますぜ。そもそも大してない体力を取り戻すのが大変そうだがな。

いいかげん認めよう、虚弱見せかけた丈夫、でもやっぱりわかりやすい体質であると。


本年の抱負?

趣味の充実かな! 去年できなかった分!


(自分以外の従姉妹全員結婚してもまだこんなこと言ってる......おめでとうございます!!!)


・本でかす

・本書く(来年完成)

・絵描く

・ファン活動する(D &P関連引き続き)

・野球行く

・本公演とジャンボリーとファンミ行く


...とまあ、命ある限り通常運転で行きますぜ。

現在、ものの見事にデトックス済み積み上げなし(おまけに昨年に資金も持っていかれ)のまっさらゼロスタート状態なので、当分は地に潜ったように、地道にコツコツ一からやって行くしかないね。



ところでCSI マイアミの話ですがね、大蛇に食われワニに食われ、若ウルフかわゆくて、ソフィーの値段とかいうラスト5分とんでもなさがーー(また後日)


2020年自分用クリスマスプレゼント

 

・いたるさんの御本(いたるさん、おめでとうございます!!!!)(こんなところから失礼しますが、後ほど怪文書お手紙を送りつけます)

 

・大好きなマンガの新刊(来年が楽しみすぎる!)

 

・『殺戮の月』原著

 

 

二つは個人的にあれこれするとして、最後の一つの話をちょこっとしましょうか。

 

 

Butcher’s Moon

 

 

悪党パーカーシリーズの最高峰。おそらくファン満場一致のベストオブベスト。

 

...それだからこそ、この原著を手にすることができたのは、至高の喜びなのですが、

やっぱり前年春の出来事を、人生激変レベルで引きずっている不肖わたくしめ。

 

あの34年後のバズーカ運転手! 自分が34年後にどうなるかも知らずに、また言ってるよ! Thanksって! 人格まったく変わってないな! 凄すぎるわ! (翻訳の「すまないね」の台詞がそれ)

おまけにちゃんとハーリーのこと、「トム」って呼んでたな! 当方『あんな駄文※』を書いておきながら、初めて見たわ! 翻訳には反映されてなかったけど、普通にファーストネーム呼びだったね、Dee! 言っておくけどアナタが34年後にファイナルグッパナ※を引き起こしたのは、このときトムに二週間も付き合ったからだからな! 普通そんなことするか!? グロフィールドなら速攻奥さんかガールフレンドのとこに飛んでいくわ!

 

見比べればちょっとした発見、例えばトムの台詞だと思っていたものが、実はパーカーの台詞だったといったことが、ちょいちょいあって、やはり楽しい。

と同時に、原著を読んで改めて訳書のすばらしさに打たれる。

このテンポの良さと、絶妙な台詞、口調。

いや、日本語のリズムって大事ですよね。英語と日本語ではきっと流れが違うのだから、必ずしも一語一句出来るだけ近い言い方で......にこだわらずとも、読者は超満足。心にずっと残る。

 

でも上記バズーカ運転手の件に関しては、このタイミングで原著を見られて良かったです。あのサンクス男め......

 

 

 

Butcher's Moon: A Parker Novel

Butcher's Moon: A Parker Novel

 

 

※印の件の主な過去記事

 

 

※※※

当方の駄文――ファンフィクションはこちら。
ドートマンダー・シリーズ:
『エメラルド始末記』『ファースト・ネーム』『ココナッツと蜘蛛』『エキストラとスタントマン』
悪党パーカー・シリーズ:
『哀歌』『最終作Dirty Moneyについての考察』『アフターワールド』『ラスト・デイズ』『ダーティー・ゴールド』『ライン』
※※※

とうとうご生誕日になられたというのに……(後半CSI:M)

 

このような日にしょぼい生存報告に浮上しました。大変ご無沙汰しております。

 

……いや、オマエ、なにやってんの?って感じなこのごろでございます。恐ろしや、PCの電源の入れ方をうっかり忘れるほど遠ざかっておりました。

 

特になにがあったわけでもなく。

 

……いや、身内に例の給付金どころかかなりの貯金をごっそり持っていかれた……なんて話を書きたくなかったので(爆)

 

ほかにもまあ、色々と残念、残念が重なりましたが、まあ、まあ、失業もせずに平穏な日常を過ごしております。HAHAHAHAHA!!!

 

それとこれ――文章がまったく書けないでいるのは、別問題だと思ってはいますが、……やっぱりまあ、ここにきて一度も遠征しない1年だったことが、地味にダメージとなってきた結果かもしれません。もう今年は居住県内から外に出ない1年になる見込みとなりましたから。

ザ・無気力!!!

……元からだが(爆)

 

しかしけれどもよく考えてみたら、調子が悪いのは特段私個人だけではなかろう。もう世の中絶不調だろう! それは確かに今年もCS負け知らずの球団のようにいついかなる時でも結果を出す存在もございましょうが、

よく考えてみなくても、世の中不調であえいでいないですか!?

 

……だったらまあ、いいべや。

 

と、自分に甘く生きたい日々でございます。

 

厳しくしたって辛いだけや。

 

上記でほのめかしましたとおり、文章にするパワーは今ないだけで、今年もがっつり贔屓球団を応援し、ニュースを見まくり、ついさっきも「#ジブリで学ぶプロ野球」なるタグを思わずクリックしましたら、わかりみすぎるネタのオンパレードで笑いが止まらなかったり(ファンの皆様さすがですわ。なんで西武ばっかりあんな多いんすか、笑)、だって今シーズンの出来事を文章にしてみようと思ったら、私など例によって何万字かけてしまうだろうか、死ぬんじゃないか……とひるんだり、来シーズンこそはまた現地に応援、ビジターにも遠征と意気込みました。

 

それにそれにさらに、ナックスさんの本公演もジャンボリーもあるし!あるし!来年はもうなにがどうなろうが我慢しないで遠征しまくってやるぜ! HAHAHAHAHA!!!

 

 

…………そうだ、私は貯金をごっそり失ったんだった。

…………しかもこれで終わりじゃないかもしれないんだ。

…………貸さないと生命保険だ〇〇するってまで脅され、

…………オマエに来年なんてあるのか???

 

 

はっ! いかんいかん! こんなことを考えているからオマエは文章が書けなくなってしまったのだ!

もういい! もういい! まあ、適当に他責にしとけ!

 

いや、だいたい、いい年して非正規でやってる時点で、遅かれ早かれいつかは厳しいときも来るとわかっていたはず。

それでもサバイバルする。できるだけやりたいことをやって、楽しみを忘れずに生きる。

 

結局こうしてなにかやっているときが、いちばん楽しいのだから。

まあ、遅かれ早かれいずれ必ず戻るからね。

 

ところでこんなご時世、世間は空前の鬼滅ブーム。漫画もアニメも映画もまだ見たことがない偏屈人間・しかも文章が書けない不肖わたくしめが、どのようにしておのれのエンタメ欲を満たしていたのかといいますと……

 

 

YEEEEEAAAAAAAAAHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!

 

 

最近ハマっているもの:『CSIマイアミ』

 

 

いやーーーーーーーーーーっっっもうホレイショ・ケイン最高!!!!!

 

 

……流行は常に10年遅れて私のところへ届きます。2030年には私も鬼滅にどハマりしていることでしょう。

 

最初に観始めたのは、昨年でした。例の駄文(※)でマイアミの名を出すにあたり、雰囲気だけでもつかみたいという好奇心から、『CSI』と『バーンノーティス』とあと『ワイルドスピード2』をレンタルしました。その当時はまだハマるまではいかなかったんですが、今年になって文章も書けない残念な時間を持て余し、たまたまCS放送で流れているがままをぼんやりと眺めていましたら、秋が深まるころには、「デルちゃん(はぁと)」「ウルちゃん(はぁと)(ときどきわりと頻繁に、笑)」「トリップ! トリップ大好き! 最終話ウルフそこ代わって!」「ジェシー・イケメン目の保養! 声までイケメン耳の保養! 好みどストライクすぎてずっと見ていたい(はぁと)どれどれWikiで基本情報を――(以下略)」

 

 

以下、さりげなくネタバレ入ってきますので、閲覧注意。(……といってもまだシリーズの三分の一未満しか観ていない。つまりもう三分の二以上楽しみが残っている。ヤッホウ!)

 

 

私の人生における数多くの刑事ドラマとの出会いにおいて、究極最高に頼もしい御方として君臨されること間違いなさそうな、ホレイショ・ケイン。もうバケモンでもいい。「上等だ」キャーーッVvVv 「任せろ」の台詞が出たときの、頼もしさよ。被害者の無事救出とその部分だけはハッピーエンドが約束されたようなもの。絶大なる安心感。

たとえたぶん十数キロは離れているであろう場所から少女が首つり自殺寸前に電話を寄こそうと、きっと間に合う。

 

“わたしは死なない”

 

このタイトルですよ!!!

……いや、無理。アナタは大丈夫でも、ナタリアは無理。あれはあきらめよ……ってやっぱりそうするんかーーいっ!!!

 

……わかってましたけどもさ。クリフハンガーになりきらないほどの、信頼感よ。

 

わりと頻繁に、子供を亡くした母親や事件被害者のご婦人を、どさくさにまぎれて優しくがっっっしり抱擁しておられ、この一女性視聴者「なにやっとるんや…!」(←本当はうらやましいのだろう)

 

デルコが懸命にダッシュで犯人を追っていると、必ずその先で待ち伏せしてイイトコ取りをするお決まりパターン、好き。なんなら銃弾で腹に穴が開いていても欠かさない。

 

ちょっと検索すれば「名言集」が出てくるケイン警部補。だれかがワニに食される事件となれば、「これがマイアミだ」キャーーーーーVvVvVv

犯人へ「人生めちゃくちゃにしてやる」まではまだたどり着けていないんですが(わりと後ろのシーズンから観ているので)、「八つ裂きにしてやる」は衝撃でしたな! しかも言葉のアヤとかじゃない。二度三度と言ってる! ご本人も自分の発した言葉を、話の終わりまで決して忘れていない!

個人的には「君のようだ」と「毎日だ、毎日」が、もうね……。

 

水着、水着、水着&パリピパリピパリピ

わりと早い段階でWiki等を見たので、撮影がほぼマイアミよりもLAであることを知っていましたが、ここまできたらもうどうでもいい。それでもマイアミの雰囲気はたっぷり楽しめる。

科学捜査ものながら、ときにオバケあり、幽体離脱あり。二度と思い出したくもない残虐犯が次々。ギャングとの終わりなき戦い。地上戦あり、空中戦あり、なんなら宇宙あり。DNA検査にかかる時間等を短縮しているので、1話がだいたいいつも1日で解決している。さっき銃でバンバン戦闘していたメンバーが、次のシーンでは白衣を着てラボで証拠を精査という、CSI初心者にはかなりびっくりなスタイル。

 

ワニとかよりも、アメリカのお屋敷によくあるプールが強アルカリ液と入れ替えられていたエピソードが、立派なトラウマ。もう海外ドラマでだれかが楽しげにプールに飛び込むシーンを平静に見ていられない。

デイド地区という魔境。

ホレイショ「寮に入れるようにしてやった」

気の毒な少女&一視聴者「!」

ホレイショ「デイド大学だ」

一視聴者「それ駄目なところやん!!」

 

 

シーズン6などは、始まりから女性陣の胸の谷間にしか目がいかない、一女性視聴者。

事件現場を真っ白なスーツないしパンツスタイルで歩きまわるのを見るたび、衣装担当に思いを馳せずにはいられない。なんでよりによって白で行くんや…。

 

有能すぎるカリー・デュケーン。なんならデルコよりずっと見ていて安心感がある。

そのカリーの中の人がご懐妊されたためかなんなのか、やたらご難続きでさすがに気の毒になる終盤あたりのナタリア。たぶん余裕で九死に四生か五生はしていて、うち二回ほどはやっぱり死んでるんじゃないか、ナタリア。なんであんなにスタイルいいんだ、ナタリア。もうウルフで妥協しようよ、ナタリア。

 

私はウルちゃんを道化役とは思っていない、思っていないが……いじわるデルちゃんが悪い。笑ってしまう。やっぱり笑ってしまう。証拠品を燃やしても、勢い余って高架道から宙づりになっても、出会い系パーティーで潜入30分足らずで捕まっても、ハリケーンにふっ飛ばされても笑ってしまう。ごめん。でも飴ちゃんに気づいたのはアナタの大手柄だったと思うよ、ウルフ。結構そういうことあるの知ってるよ、ウルフ。身長が175cmもあるのに低身長がコンプレックスらしきウルちゃん。もう日本にいらっしゃい。

だ・か・ら! その女はやめとけ! もっといい女はたぶんマイアミにゴマンといるぞ、ウルフ! ちょっと昔の未来からキミに言いたい、35億! 35億!

 

ジェシーですか? なんであの人はとっととLAに帰らないんですか?(むせびながら)だれかノシつけてLA行き長距離トラックの荷台にでも積んでやろうや。いいタイミングで適量の下剤でも盛ってあげてや。なんならデルコをもうしばらくどっかにやってや(号泣)

 

この作品、諸悪の根源はデルコですわ、間違いなく。

 

BONESなどを考えても思うんですが、マンネリとかそういうこと以上に主要や人気キャラをああいう形で退場させるのは、ひょっとしてシリーズを長く続けていくうえで良くない影響があるのでは? 打ち切りコースに知らず知らずのうちに近づいていってしまうのでは?

1回ならまだいい。むしろやったほうがいいのかもしれない。でも2回3回とやるのは、たぶんマズいのでは…?

 

とはいえ、しかしながら、多くのファンの方々がご存じのように、アメリカ刑事ドラマの中でも、比較的ハッピーエンドが多いことで知られる『CSIマイアミ』

ツッコミどころの多さもまた醍醐味。やっぱりホレイショ・ケインのレベチな有能さと優しさで、現代の絶不調シーズンでも心が軽くなること間違いなしの作品。まだまだ楽しみます!

 

そしてやっぱり、いったんなんでも書いてみたら、気持ちが晴れるものですね。

 

 

 ※※※

当方の過去作。本日の「ご生誕日」関連

古代ローマ小説》
1、『ティベリウス・ネロの虜囚』(https://ncode.syosetu.com/n6930cz/) 
2、『ピュートドリスとティベリウス』(https://ncode.syosetu.com/n6661ez/

 

文中の(※)関連
ドナルド・E・ウエストレイクリチャード・スターク氏関連》
悪党パーカーシリーズの未翻訳作について。(※注 考察という名の妄想と二次創作)(ピクシブ様へジャンプ)
https://www.pixiv.net/member.php?id=46355320 
ドートマンダーシリーズ関連 (※注 二次創作。R18のBL広告出ます。ピクブラ様へジャンプ)
「エメラルド始末記」https://pictbland.net/items/detail/791849 
「ファースト・ネーム」https://pictbland.net/items/detail/794132
「ココナッツと蜘蛛」https://pictbland.net/items/detail/795503
「エキストラとスタントマン」https://pictbland.net/items/detail/801704

 ※※※

 

 

 

 

2年と20年と2ページ(雑記)

どうもでございます。…我ながらこのごろのブログ記事でも思うのですが、暑さでだいぶ頭がやられております。

 

さて本年ももはやはやはや9月となりました。

すなわち、「小説家になろう」様へ2作目を投稿してから2年となりました。うぉう、うぉう………

 

ヤバE!!!

 

だれだ、次作は3年以内に書き上げたいとかぬかしていたヤツは! だれにも迷惑をかけていないであろうただの趣味とはいえ、いったい全体このノロマぶりはどうしたことか! やる気あんのか!?

2作目を書き終わった直後なんかは、早く次を書きたくてうずうずしていただろうが。

でもその前に色々調べものをしなきゃならなかったから、懸命に我慢したのではなかったか?

遅くとも翌年明けには図書館通いを再開していた……はずなのに……はずなのに……

ぬぁんでこうなった!!??

コロナのせいか!?(違います)仕事のせいか!?(違います)パソコンがお亡くなりになり買い替えに手間取ったせいか!?(言い訳)年のせいか!?(ちょっとあるかもしれない…)そういえば、まともなスマホに機種変したのも2年ちょっと前だから、今更ながらネット中毒になったか!? そんで、集中力を失くしたか!?

 

……い、いや、そもそも昨年の盛大な脱線があまりに楽しすぎて想定外の事態になったのはわかってるんですがね……ハハハ……。

 

一昨年末ごろの私:

「3作目のテーマはパートナーシップや! 自分の好きな相棒萌えをチャージして活力にするで!」

 

昨年年明けごろの私:

タートルズや! ルパンや! ドートマンダーや!! パーカーや!!

 

昨年2月の私:

「この過疎ブログが過去最高アクセスやないか!!?? なに、もしやドートマンダーに需要が……!? いや、ホントは私が新作読みたいんですが……(泣)?」

 

昨年4月の私:

「ふんぎゃあああああああああああああああっっっっ…………」

 

 

以降の数ヵ月間で、文庫本2冊分くらいにわたる暴走……

 

……を、まだ引きずってるってことなんですかね。いいかげんにしろや、もう。

 

 

で、でもまあ……思い返せば、ウエストレイク氏の作品……特にドートマンダーシリーズとは、思い返せばもう20年にわたる愛読……執着……いや愛着でございましたものね。

それこそ今年か昨年のあたりで、ちょうど20年になったはず。

 

なにしろ当時JK、自分の世界史B受験対策にこんな駄文をこしらえておりました。

anridd-abananas.hateblo.jp

 

これが高3時代に作ったものだとすると(ちなみにその年のセンター試験だか二次試験だかにまんまこのあたりが出題されて、めちゃめちゃ役に立ちました。ありがとう、ジョンとアンディー。私が大学生になれたのはあなたたちのおかげだ)、作品そのものとの出会いは、高1か高2だったはず。

受験学年の秋から冬ごろには、受験勉強そっちのけで、当時未翻訳だった『骨まで盗んで(Don't Ask)』の翻訳に無謀にも挑戦した思い出もあるので、そのころにはひととおり手に入る翻訳作品は読むことができていたのでしょう。

 

最初は、忘れもしない、母がたまたま勧めてくれた宮部みゆき先生の『ステップファザー・ステップ

そのあとがきで紹介されていた、ドートマンダーシリーズ。

 

当時はかろうじて携帯電話が普及し始めたころ。家にインターネットなどなく、どうしても使いたいときは市内の公共施設へ出かけていました。

初めて手に取ったのは、今は亡き地元の古本屋だったかな……。

シリーズ2作目の、『強盗プロフェッショナル』でした。

 

白状すれば、初読みした私は、ケルプさんを「強盗」や「泥棒」だとは思えていませんでした。ドートマンダーはともかく。スタンやハーマンはともかく。

ぶっちゃけて言うと、「親友」ポジションの「素人」だと思っていました……。

だ、だって…まあ、ほとんど初めての本格悪党小説だったためもあるかもしれませんが、プロの泥棒ってのは、なんらかの肩書と言いますか、自分の特技やご自慢や専門性をひと言でわからせるような「ウリ」を提示して出てくるのではないのですか、と。「天才犯罪プランナー」とか「運転のプロ」とか「天才金庫破り」とか「早撃ちガンマン」とか……。

このケルプさんという方は、なに?? なにを持って(エンタメ的な意味での)プロの泥棒なの?? この人はなんでいるの!?(ひどい)なんの役に立つからっているの!? ねえっ…!

 

当時のJKには衝撃的だったでしょう。

小説にしろマンガにしろ、とかく「仲間」が集まる系のストーリーでは、個性の重要な一部として、その仲間の傑出した能力がアピールされるわけですが……それが当たり前といつしか思っていましたが……

 

役に立たなくてもいていいんだという意味では、衝撃とともに最高な読書体験でありました。

 

いや無論、ケルプさんの良いところや好きなところがいっぱいあるからなんですけどね。役に立たなくても!(くどい) いかにもなプロでなくとも! ○○はだれにも引けを取らないナンバーワン!みたいなアピールがなくても。

 

なんの話でしたか……。

 

それから②『強盗~』→⑥『天から降ってきた泥棒』→⑨『最高の悪運』(この辺で本格的にハマる)→①③④⑤……たぶんこの順番で読むことが叶いました。④と⑤のあたりは人生の最高に楽しい時間であったと思います。めでたく永遠にどハマりです。

 

で、そうして以来20年ですよ。

私ときたら年ばかり取って――(以下略)

 

 

ところで、パーカーシリーズの最終作にはあれほど暴れ狂って一年余りを捧げたわたくしめですが、ドートマンダーシリーズの最終作『GET REAL』については、なにか申したいことはないのかと。

 

実のところ、ない、のです。少なくとも今のところは。

 

パーカーシリーズの最後が問題作すぎたのもあるとしても(お前が勝手にギャーギャーゆうとるだけや)、ドートマンダーシリーズは終わりがそれならば不肖一読者わたくしは納得いたします。(…ってなんかエラそうな書き方ですな……)

以前に短い記事でも書きました。

エストレイク氏は『GET REAL』を最終回にするおつもりはなかったと思いますが、

奇しくもドートマンダーがシリーズの集大成にふさわしい台詞をつぶやきます。私が思うに二つ。内一つは……次作があったとしたら、いわゆるフラグでしかないかもですが(笑)

これで、シリーズは「永遠に…」という締めに、読者の中でできなくはない。

もちろん、もっと読みたかったですけれども、それは若い読者の欲でしかない。

 

…それにしても最終作でのケルプさんの活躍ぶりときたら、なんですか、あれ(爆)

かつて某JKに、「この人、なんのためにいるの…?」と困惑と衝撃を与えた人物と同じはずなんですが、有能。過去最高レベルで有能。前にも書いた気がしますが、チェフウィックと合体した映画版『ホット・ロック』などのスペックに追いついていると言っていいのでは。

……こんなの、ケルプじゃなくない?(えっ)

 

…いや、違うんだ。まったくなにもやらかしていないわけではないし(えっ)、なによりも1作目から最終作までの流れがあるからこそすばらしいんだ。

ドートマンダーとの関係が安定したとか、アン・マリーの存在が大きいとか、後輩ジャドソンをサポートするうちにおのずと…とか、色々要因は考えられますね。後ろの二者がいないというだけで、たぶん不安定度が増しそう……。

 

あとは、不肖わたくしめが、未翻訳作をちゃんと読めているかどうか疑惑もありますけどもね。それでこれまで何度となく痛い目に遭ってきましたからね!(貴様だN・D!) ドートマンダーシリーズはパーカーシリーズより英文読書難易度高いですからね、もうっ!

 

 

で、えーっ、結局今日もなにを書きたかったのかわからなくなってしまいましたが、いいかげん話を戻しまして、今日まで何度も書いてきた気がするのですが、そろそろ「2」のループからいったん抜け出しまして、「3」のゾーンに行かねばならないと思っているところでございます。

 

だれに待たれているわけでもないにせよ、

ますますブログもネタ切れになりそうな見込みにせよ、

もう材料はそろったはずなので(途中で毎回追加の買い出しに走る)、

3作目書こう! いや、もう書いてますけど、、、

 

記事タイトルの三つ目の「2ページ」ってなんやつまり……(セルフ戦慄)

 

 

ところで、最近よくアマゾンさんから、オーディブル(オーディオブック1作無料)のご案内が来るのですが、有料ですでに何度か購入したことがあるわたくし(CD版ですけどね)。

まだドートマンダーとパーカーシリーズの全作がオーディオブックで聞けるわけではない様子ですが、

今新たに購入したらまず確実に3作目がさらに数年遅れる羽目になりそうで、思いとどまっています。

でもどうしよう、『Nobody's Perfect(悪党たちのジャムセッション)』のオーディオブックとか聞きたすぎないかい!?

『Nobody Runs Forever』と『Dirty Money』を聴いた日には、無事精神幽体離脱の自信があります!(は?)

まだ出ていないようですが、『殺戮の月』のオーディオブックとか、ファンが興奮のあまり倒れない!? …だからまだ出ていないの!?

『GET REAL』は残念ながら音が途切れる箇所が多々あって返品せざるを得ず、それ以来オーディオブックはご無沙汰なんですが、

もうしばらく我慢しないとな。……できるかな?