・いたるさんの御本(いたるさん、おめでとうございます!!!!)(こんなところから失礼しますが、後ほど怪文書お手紙を送りつけます)
・大好きなマンガの新刊(来年が楽しみすぎる!)
・『殺戮の月』原著
二つは個人的にあれこれするとして、最後の一つの話をちょこっとしましょうか。
Butcher’s Moon
悪党パーカーシリーズの最高峰。おそらくファン満場一致のベストオブベスト。
...それだからこそ、この原著を手にすることができたのは、至高の喜びなのですが、
やっぱり前年春の出来事を、人生激変レベルで引きずっている不肖わたくしめ。
あの34年後のバズーカ運転手! 自分が34年後にどうなるかも知らずに、また言ってるよ! Thanksって! 人格まったく変わってないな! 凄すぎるわ! (翻訳の「すまないね」の台詞がそれ)
おまけにちゃんとハーリーのこと、「トム」って呼んでたな! 当方『あんな駄文※』を書いておきながら、初めて見たわ! 翻訳には反映されてなかったけど、普通にファーストネーム呼びだったね、Dee! 言っておくけどアナタが34年後にファイナルグッパナ※を引き起こしたのは、このときトムに二週間も付き合ったからだからな! 普通そんなことするか!? グロフィールドなら速攻奥さんかガールフレンドのとこに飛んでいくわ!
見比べればちょっとした発見、例えばトムの台詞だと思っていたものが、実はパーカーの台詞だったといったことが、ちょいちょいあって、やはり楽しい。
と同時に、原著を読んで改めて訳書のすばらしさに打たれる。
このテンポの良さと、絶妙な台詞、口調。
いや、日本語のリズムって大事ですよね。英語と日本語ではきっと流れが違うのだから、必ずしも一語一句出来るだけ近い言い方で......にこだわらずとも、読者は超満足。心にずっと残る。
でも上記バズーカ運転手の件に関しては、このタイミングで原著を見られて良かったです。あのサンクス男め......!
※印の件の主な過去記事
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