A.Banana.S

古代ローマ、NACSさん、ドートマンダーにパーカー、西武ライオンズ、FEプレイ日記(似非)・・・好きなことをぽつぽつと。

2020年自分用クリスマスプレゼント

 

・いたるさんの御本(いたるさん、おめでとうございます!!!!)(こんなところから失礼しますが、後ほど怪文書お手紙を送りつけます)

 

・大好きなマンガの新刊(来年が楽しみすぎる!)

 

・『殺戮の月』原著

 

 

二つは個人的にあれこれするとして、最後の一つの話をちょこっとしましょうか。

 

 

Butcher’s Moon

 

 

悪党パーカーシリーズの最高峰。おそらくファン満場一致のベストオブベスト。

 

...それだからこそ、この原著を手にすることができたのは、至高の喜びなのですが、

やっぱり前年春の出来事を、人生激変レベルで引きずっている不肖わたくしめ。

 

あの34年後のバズーカ運転手! 自分が34年後にどうなるかも知らずに、また言ってるよ! Thanksって! 人格まったく変わってないな! 凄すぎるわ! (翻訳の「すまないね」の台詞がそれ)

おまけにちゃんとハーリーのこと、「トム」って呼んでたな! 当方『あんな駄文※』を書いておきながら、初めて見たわ! 翻訳には反映されてなかったけど、普通にファーストネーム呼びだったね、Dee! 言っておくけどアナタが34年後にファイナルグッパナ※を引き起こしたのは、このときトムに二週間も付き合ったからだからな! 普通そんなことするか!? グロフィールドなら速攻奥さんかガールフレンドのとこに飛んでいくわ!

 

見比べればちょっとした発見、例えばトムの台詞だと思っていたものが、実はパーカーの台詞だったといったことが、ちょいちょいあって、やはり楽しい。

と同時に、原著を読んで改めて訳書のすばらしさに打たれる。

このテンポの良さと、絶妙な台詞、口調。

いや、日本語のリズムって大事ですよね。英語と日本語ではきっと流れが違うのだから、必ずしも一語一句出来るだけ近い言い方で......にこだわらずとも、読者は超満足。心にずっと残る。

 

でも上記バズーカ運転手の件に関しては、このタイミングで原著を見られて良かったです。あのサンクス男め......

 

 

 

Butcher's Moon: A Parker Novel

Butcher's Moon: A Parker Novel

 

 

※印の件の主な過去記事

 

 

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当方の駄文――ファンフィクションはこちら。
ドートマンダー・シリーズ:
『エメラルド始末記』『ファースト・ネーム』『ココナッツと蜘蛛』『エキストラとスタントマン』
悪党パーカー・シリーズ:
『哀歌』『最終作Dirty Moneyについての考察』『アフターワールド』『ラスト・デイズ』『ダーティー・ゴールド』『ライン』
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