A.Banana.S

古代ローマ、NACSさん、ドートマンダーにパーカー、西武ライオンズ、FEプレイ日記(似非)・・・好きなことをぽつぽつと。

あと14年しかないのに。

 

えー、毎年この日には、上記のような画像とともに「確定未来」と叫んで、アマチュア物書きの端くれとしての決意表明をしてきたのですが……って、気づけば2023年初ブログ投稿でしたか!

 

も、もう十四年しかないというのに……古代ローマものの次回作はいおろか、もっと気軽な感じで書いてきたあれやこれやまで、この一年、まったく書けないというあり様になっております。

 

もう物書きとして、かつてないくらいの死に体。ブログでさえこのあり様。

 

Twitterがあるからいいのでは、と思わないでもないのですが、このごろは自分がTweetする意味さえ見失いつつあります。しかもあちらでちょくちょく書いてしまうから、ますますブログでじっくり書く機会がなくなってしまうという。

どちらも他人様の目に触れる機会は、私の場合さして変わりはございません。

 

この一年、転職して転職して転職して引っ越しして引っ越ししてまた引っ越しするという、激動の時ではありましたが、それでもなにか物語を書く時間が、まったくなかったわけではありません。

実を言えば、何度も何度も考えて考えては、まとまらず、ボツになり、いつまでたっても話がつながらない……みたいな状態をくり返しておりました。

まぁ、古代ローマものの次作は、一年くらい休むかなと思っていたのですが……

それ以外のあれやこれやまでまったく書けない頭になるとは想定外でした。だいたいこれまで古代ローマものを書かない空きの期間には、あまりおおっぴらにできないものをあちこちに書き散らして楽しくしておりましたものな。(※その一部は、プロフィールページにリンク貼っていますが、貼っていないものもある)

 

こんなになにもかも書けなくなった感があるのは、初めてかもしれない。

 

 

なぜなのか。

 

 

まず前記事に書いたように、ある意味では作家としての「夢が終わった」ことにもあるでしょう。

それから、生活環境の変化が続いていることもあるでしょう。暇がないわけではないのですが、落ち着かず、やらねばならないことがまだまだある気がして、無駄なまでに忙しくしている感があります。そして、夜型と朝型生活を行き来し、一日の終わりにはぼんやりしつくしてしまう。

そして現在、一時出戻った結果、今度こそ長年慣れ親しんだ環境ときっぱり別れなければいけないという事実、一方で待ち受けるまたも新しい環境へ対する不安もあるでしょう。正直に言えば、こんなに別れが辛いと思ったことはない。変化へ適応できずに病んできた経験だってもう何度目か。

 

ほとんどそれらに押しつぶされかかっているのかもしれません。けれどもそうならないために、なんとかかろうじてスマホをいじるとかドラマや映画を観るとかはできている。鬱ではない。

 

ただ、自らでなにかを生み出すという能動的な楽しみが、一切できなくなってしまった。

 

そろそろ能動的に取り組むときです。おそらくそれこそが、いちばん別れの辛さをなぐさめ、新生活への不安をやり過ごさせてくれる最良の手段でしょう。

私というやつはいつだって、新生活に入るときは、能動的な趣味をやめにして、それで自分を見失ってしまうことがありました。

今度こそ、能動的な趣味を続けたまま、新生活に突入し、気がつけば慣れていた、なんて状態になっていたい。

それは単なる理想でしょうか。

けれども、今日この日まで構想はまとまらず、ボツになり、ポシャるをくり返し、くり返し……

つまり、軽めのではあれ、考えてはいるのです。まったく創作について考えていないわけじゃない。

ただ、あまりにも長いあいだ、考えているだけ。次の行動に移せないだけ。

だから、創作者として瀕死だと、このごろぼやいているわけでした。

 

そのうえですが、集中力が続かなくなってきた感覚があります。年齢のせいもあるかと思いますが、アラフォー、されどアラフォー。立派な中年ではあれ、まだ頭まで衰えたなんて降参するには早すぎる年齢。物書きとしてなら、むしろこれからという年齢でしょう。

 

それなのに、このごろ脳が腐っていくとでもいうような感覚というか、恐れがあります。

だからこそ、やはりこの年齢だからこそ、慣れ親しんだ環境を離れなければ、本当に頭の中が硬直し、委縮してしまう。この年齢にして。

新しいことこそ、頭を活発にしてくれる。刺激をくれる。世間的にどんなに初歩的なことではあれ、成長させてくれる。この一年で実感したことは、そういったこと。

ただ、それがどんなに大変なことかもわかっている。

一年前に戻って、もう一度同じ道をやり直せと言われたら、嫌だと言うと思う。後悔しているからではなく、あんな大変な思いを2周目なんて御免だと思うからです。

 

とどのつまりは、「もうちょっと」かな。

 

十四年後という期限に間に合うかは、実際のところ相当厳しくなりました。

ただ、この記事を書きながら思ったのですが、私はいずれまた書くでしょう。たとえ腕がなまりになまって、ただでさえああなのに、さらに稚拙になったとしても。

今回、元の職場へ出戻って思ったのですが、やはり腕はなまっていました。1ヶ月強は明白にポンコツでした。今もそうかもしらん……。

ただ、私はやるでしょう。いずれ。

 

古代ローマの四作目か。

ファイアーエムブレムのお遊び物語か。

あのファンフィクションか。

チーズス○ック危機一ぱ……(叩き伏せ)

 

全部、この一年のあいだに、考えなかったわけじゃないんですよ!

ただ、一本もまとまらなかったんですよ!

これは、終わりですか!? わたくしめ!? 物書きとして、死す!? 長年の趣味も、ついに終わり!?

 

い、いやいや、そうではなく。きっとそうではなく。

今はちょっと、新しいところで、やらねばならないことがあるだけ。

やらねばならない(と思った)ことへ逃げているだけだとしても。

 

ここに書きたいこともいっぱいあるんですよ。映画やドラマの感想とか。

 

ただ、じっくり言語化することが、今は難しい。とてつもない時間と労力に感じられてしまう。

 

けれどもそのうち戻ってくるでしょう。

 

戻れなかったら戻れなかったで、それはそれ、終わりということでも、たぶん悔いがなかったってことでしょうし。

 

しかしともかく、なによりも、約束は約束です。そのために今年もこの日を覚えています。

 

つらつら、とりとめもなく現状をぼやきましたが、2037年3月16日まであと14年。

 

今年中に、「構想はできた。調べものもおおむねできた。あとは書くだけ!」くらいにはしたいところですね、四作目。

 

……そのあいだに過去作の宣伝でもすればいいのに、そういう気力もないんかいって話ですが、

そのへんの欲もないわけじゃないのに、それでも乏しいんだろうか……。

 

でもまぁ、次があってこその過去だとも思っています。

 

ですから、今はちょっと、「その時」を待つだけ、ってことで!

 

落ち着いたら──つまりはたぶん、「その時」が近づいたら──いや、そんなこと言わずただ近々、またのんきにエンタメ記事でも書きたいですな。

 

 

ところで最後にこのようなことを書くのはどうにも……ではあるのですが、2000年前の後23年は、古代ローマ第二代皇帝にとって、辛いなどという言葉では済まない年であったと思われます。

……拙著三作目の最後のほうに書いてなくはない。

 

それでも続く、人生よ。

 

 

以下、拙著古代ローマもの三作目:『世界の果てで、永遠の友に』

 https://ncode.syosetu.com/n5712hm/

夢の終わりに。

柄にもない気取った感じの書き出しを失礼しますが、人はいつ自らの夢を終わらせるのでしょうか。

あきらめるとか、もう叶ったことにするとか、忘れるとか、別の夢を見つけるとか。

一つの夢を永遠に追い続けていたってかまわないと考えている人間の一人であるわたくしですが。

その証拠のように、ブログを書きはじめた当初からアラサーのフリーター。現在はアラフォー。独身。ブログの紹介文に書いてあるがままの高齢フリーター。

三十代も最後の年になって、ようやく変化を起こしたものの、まだ落ち着くと言う状況からは遠い。その変化だって、自らが望んだというよりやむにやまれずそうしたようなもの。

 

それまでは、まぁ、好き勝手やってきましたよね。国内にも海外にも旅行に出かけたし、推し活三昧したし、小説は色々書きまくったし、仕事は好きだったし。

端からみれば、優雅な独身生活だったでしょうな(昔、そう皮肉を言われたことがある)。……実態は、恐るべき低年収で雇用保険にすら入らないまま十何年も過ごしてきたなんて(※今更どうする気もございません。相談もしましたが、私の労働時間ならば会社は保険をかけねばならなかった)。

 

でも幸せではあったと思います。そりゃ生きていれば色々ありましたがね、今もなんとか心身健やかに生きているなら不幸ではなかった。そうでしょう。

……まともに働ける人間ではないと、自分のことを見なしていました。このブログでも述べたことありますが、やれ不登校だ休学だ短期離職だニートだをくり返してきた人生。自分はこの社会に適応できない人間なのだと何度も思ってきました。そしてフリーターとはいえ、十年以上とある一つの仕事を続けてこられたのは奇跡。

それを手放すのが怖かったんですね。居心地が良かった。コンフォートゾーンってやつです。

このままではいけない。そう考えて、変わりたい気持ちも嘘ではなかった。

でも変わりたくなかった。変わるとはものすごい恐怖だから、こういう型の人間にも、たぶんそうでない人たちにとっても。

 

そんな私の夢とはなんだったか。

 

いつか小説を書いて、本にしたい。世に出したい。小説家として収入を得られるようになりたい。

 

どうせ身軽な立場だ。いつか北海道に移住して、毎週ハナタレナックスを見るのを楽しみに、仕事をして暮らしたい。いつでも舞台を観にも行けるし。

 

あるいはいつか埼玉の所沢に移住したい。仕事終わりにいつでも西武ドームに行って、ライオンズを応援する生活がしたい。関東でなにかもう一度OLとか、自分一人なんとか食べていける収入を得ることができないか。

 

そんな私の、いつ叶うかわからない夢。本当に子どもの頃の夢と同じくらい無邪気な夢。若くない女一人、だれにもさして影響はないだろうから、いつまでも見ていたってかまわなかった夢。

 

小説家になりたい、は高校生の頃から言っていたな。またも不登校してさ、泣きながら病院の先生に話したんだった(ずいぶん冷たい先生だったから、二度と診てもらわなかったけどな)。

翻訳家になりたいとも言ったっけな。これは当時の学校の先生に応援してもらいましたっけ。お前ならできるよ、と。

 

小説家になることは、いつも心の底に秘めていた夢でした。

 

 

そんな私のこれらの夢が、終わりを迎える時が来ました。

 

 

……いや、正確には本当に終わりかはわかんないんですが。

どうせ私のことだから、また元に戻るかもしれないし。

すぐでなくても、何十年後かには、また同じ夢を見るかもしれないし。

 

けれどもいったん、これらの夢に区切りをつけるべき時が、なんとこのわたくしめにも訪れました。

 

……いや、全然そうたいしたことではないんですが。それも決してネガティブな話ではなく、今のところ落ち込んでいるわけでもないです。

 

2022年、やむにやまれぬ事情もあって、長年慣れ親しんだ仕事を離れ、居住地も離れ、旅に出たわけですが、

 

 

結果、正規雇用されることが決まりました。

 

 

なんだ、そんなことか、という話ですが。それで夢をあきらめるだなんて大げさという話ですが。

オメー、新卒採用の時はあっというまにつぶれて退職し、未だ人生でボーナスなんてもらったことがなく、有給休暇なるものは今年初めて取ったほどで、正規雇用なんて続けられんの、って話ですが(爆)

 

なぜそれで、小説家になることと、北海道や埼玉に移住することまであきらめねばならないの。

 

 

ローカル・パブリック・ワーカーになるからだよ!

 

 

……人生で初めて国の政策に感謝しました。

 

今年、高校受験以来、数学勉強しました。

でもまぁ、この春の簿記3級の勉強がなきゃ、おそらくは無理だったろうね。引っかかることはなかっただろうね。

英語だけは秒で読めるという特技はあったんですがね。

 

……とまぁ、ミラクルを起こしてしまいましたので、こんな私を採用してくださった方々に報いるためにも、またここまで励ましてくださった周りの方々のためにも、せっかくいただいたこのチャンス、できるだけ活かして尽くしたいと決意したところでした。

 

こんなことが人生で起こるなんてな……

 

しかしまぁ、どうなるかわからない。もうすでに最近やらかしているが、さっそくメンタルを病んで力尽きるかもしれない。むしろその可能性が圧倒的に高い。

最初の2ヶ月が勝負。オマエ2ヶ月持ったことほぼない……。

 

大丈夫なのか……?

 

そういう立場になるのは、まだ数ヶ月先のことです。結局、それまでまた元の居場所に出戻ることになりました。家も職場も。

 

結局戻るんかーーーーい!と。

 

しかし一時出戻りが終わったら、今度こそまた長い旅を再開ですな。

 

できればその前に、なにか書きたいな。小説でも、お遊びでもなんでも、なんか。

 

理想は趣味として続けながら、正規雇用を続けることです。

 

まだ夢は終わってないですね! 夢とは希望ですもんね! 

 

たとえどんなに遠くとも、すぐ近くにある楽しみを大切に大切に、なんとか来年を乗り切りたいものですね。

 

 

というわけでわたくし来年、高齢フリーターを卒業予定です。

 

 

あ、ブログは細々と続けます。諸々くれぐれも配慮しながら。

小説も、暇を作って書くつもりです。これまで同様、収入を一切得ない趣味として。

当然推し活もします! チームナックスさんも西武ライオンズも、これまでにもまして推しまくります!

 

さて何ヶ月卒業したままでいられるか、続けられんのか、乞うご期待!(笑)(辞めたらいよいよシャレにならないZE☆)(いや、どうなってもなんとかなるか!)

 

 

 

 

 

 

 

2022年ファンミ~3年ぶりの県外脱出の話~

 

(※ファンミレポではございません。ただの徒然日記。もうじき配信されますしな)

 

いやいや、まさか、この時から丸3年間、北海道へ旅どころか県外脱出すらできない日々が訪れるだなんて思ってもみなかったじゃないですか(↓)。

 

 

 

生真面目に、かつ諸々経済的余裕もなかったので、大人しく丸3年も県内に留まっていたわけですが、その間にわたくしはすっかり「旅行の仕方」を忘れてしまっておりました。

もうすっかりね、出不精、出不精。

 

コロナだ金欠だなんだではなく、単純に億劫になってしまっただけだったのかもしれない……

2019年までは、確かにやれ舞台だ野球だジャンボリーだとフットワーク軽くあちこち旅をしていたはずなのですが……こうして細々とブログをつけていたおかげで、その痕跡が残っている。

 

ジャンボリーでさえ、ライビュ参戦だった出不精わたくし。

 

正直、今年も道内に集まるファンミはないものと思っておりましたので、開催の知らせが来た時には仰天しました。

それでも知ってなお私は応募の段階で迷っていたのですが、

これまで4回同行の母(今や別居)が、ファンミのためならファンクラブに入り直すと言い出しまして……(色々あって退会する羽目になっていた)

な、ならば応募だけでもするしかあるまい……と、震えながら私はWEBエントリーを済ませました。

例年どおり、最終日曜の夜公演。

 

後にこの日が、かつてないファンミの配信収録日となり、Twitterをはじめていた私の目にも様々な意見が飛び込んできたのですが……

正直、我らはそれ以前の問題だった......。

 

そもそも行けるのか?と。

 

通常でさえ、「悪天候」で飛行機欠航の可能性がつきまとう。今年など言うまでもなく前日入りする余裕はなく、ファンミ当日乗り込みで運に賭けるしかない。

 

そのうえコロナがいる。オマエなんでいる?

オマエのせいで私は旅行の仕方を忘れたんだけど……

 

そのうえ諸々の物価高。これでキャンセルとかなったら家計がほぼ死ぬ。

 

でも配信されようがされまいが、この機会を逃したら、我々は3年ぶりに訪れた「県外脱出」の機会を逃してしまう。

母は配信が観たいのではない。CUEの皆さんに直にお会いしたいのはもちろん、さらに主婦業を休んでガトキンに泊り、おいしい夕食と朝食をいただき、大浴場に入り、あの会場の雰囲気をあじわいたいのだ。その後、帰るまでに北海道でおいしいものを食べたいし観光もしたいのだ。

 

それは私だって同じだ。

 

同じだ、が…………。

 

「新しい職場になんて言って休みをもらったらいいんだ?」に始まり、ここからガトキン行きのバスに乗るまで、私の不安と苦悩がはじまるのでした。

……いや、覚悟はしていたんだけどさ。

 

ファンミまでワクワクだけしていたい、だなんてそんな気分にはとてもなれませんでしたわ。だって行けると信じていなかったもん!

チケットをご用意いただいても全然信じていなかったもん!!

 

そう言いながら、日に日に上がり続ける航空券の代金に(航空券の買い方ももちろん忘れていたのだが)、ついに正気を保っていられなくなった私は、なんとチケット当確前に航空券を購入するという暴挙に出ました。

 

くり返しますが、行けると信じていたのではありません。

航空券の高騰が怖かったんです。

 

だ、だめだったらどっかホテルを予約して、スープカレーとパフェでも食べて帰ってこようか……でももしそれでコロナになったら……などと考えているうちに(我が県もコロナはやたら出ていたので、なんなら県内にいるほうが危険なレベルだったのにねぇ)、

 

チケットがご用意された……!!

 

もちろん大変うれしく、ようやくの県外脱出、久しぶりの旅行という、この先の楽しみができた日々は幸せでありましたが、

まったく安心はできませんでした。むしろ不安を勝手につのらせていく一方でした。

 

まず同行の母、ファンミ4週間前にコロナ罹患。

 

我が家にもついにやってきたか……!

 

しかし母(別居)、なんとか37℃台の発熱と喉の不調のみで生還する。

同居の父(バリバリの基礎疾患持ち)ほか家族に至っては、無症状かつ陰性のまま待機期間を終える。

 

えっ……??

 

なんで陰性? 同居なのに??

 

療養中の母にいつもどおりご飯まで作ってもらってたらしいのに??

 

ぬぁぜ…………?

 

という、不幸中の幸い事件があり、

 

なんなら帰省して夕食作ってニアミスした私も陰性のまま。

 

こ、これがワクチン4回目効果?(わたくしめは夏に3回目まで)わりと4回目打った直後に症状が出た母でしたが。もらってきた先は仕事場か、なんなら飲み歩いてた父の可能性さえある。

 

まぁ、ともかく母は本当の意味で軽症で済んだのですが、

 

同時期、別居わたくしめの居住地近辺でもコロナがはやりだし、職場ではほぼ毎日全員で抗原検査沙汰……(結局職場で直接コロナになった人は出なかったのですが)

 

気が気じゃなかったわたくしめの心中。

 

……ちなみにこの記事現在にいたるまで、わたくしもまだ一度もコロナ陽性になっておりません。(どこかで無症状感染があった可能性は否定しきれないが)

 

ともかくこうして、私は「ファンミ前にコロナになったらどうしよう」「職場から県外禁止令ないし県外行ったら1、2週間出勤禁止令が出たらどうしよう(※経済的に死ぬ)」「国や自治体から行動制限が出たらどうしよう」etc……

 

そんなことばかり考えておりました。

 

なにも信じませんでした。

 

 

ガトキン行きのバスに乗るまで。

 

 

ところで憎たらしいコロナなんですが、あれなんだったんですかね? なんの不幸中の幸い? なぜ父ほか全員無症状?? ワクチンほか条件はほとんど同じで。

思い当たるのは……憶測でしかありませんが、「睡眠時間」でしょうか。父は母より遅く寝て遅く起きます。一方母は家族の中で遅寝早起き。もう年なんだからもっと早く寝なよと言っているのに……

私も、実際にできるかはさておくとして、7時間睡眠は確保しようと努める人間です。けど母は6時間かそれ未満かも……。

案外大事なのかもしれません、睡眠。

 

ちょっと話がずれました。

 

 

JTBさんから、ファンミの最終行程表が無事届く。(引っ越ししたために一度転送トラブルみたいなことがあり、これさえまず届かないのではないかと心配していた……ザ・勝手に疑心暗鬼)

指定されるガトキン行きのバス時間。

 

私「いや、これ無理では……?」

 

飛行機時間的に、すべてが順調に行ったとしてもギリギリの指定時間でした。

 

私「厳しいです。もっと遅い時間に変更していただけませんか?」(電話した)

JTBさん「5分10分は遅れてもかまいませんから、とにかく来てみてください」

 

……コロナ対策の関係上、バス時間をあらかじめ変更はできないとのこと。

遅刻が確定した段階で、JTBさんに当日連絡を入れることにして、とりあえず指定されたスケジュールで行くことに。

 

ファンミ2日前金曜日、またも職場で行われる一斉抗原検査と、渡される検査キット一式(私だけでなく全員にね。ありがとうございました)。荒れる空模様。

 

ファンミ前日土曜日、我、雪降る中を実家帰省。

 

そしてファンミ当日。

 

3年前と変わったことと言えば、旅の仕方を忘れた以外にわたくし、すっかり朝方人間になりまして、飛行機のために早起きするのが全然苦痛じゃない、という。

例年ならファンミが待っているといえど、朝起きて午前中に空港に向かうことがまずひと苦労だったというのに。

オマエが朝方になるとか、これなんの奇跡だよ、と。四半世紀ぶりくらい……いや、下手したら人生初じゃね、毎朝6時起き人間とか……(たぶん隙あればすぐ元に戻る)

 

さて、スケジュール的にお昼ご飯を食べる隙はどこにもないと判明しておりましたので、母は地元空港でおにぎりを買う。わたくしはすでに色々いっぱいいっぱいで買わない。

飛行機、無事定刻どおりに飛ぶ。

なんなら、わりとあることなのですが、定刻より早く目的地に着陸する

 

新千歳空港まさかの大快晴。それが記事トップの写真。

 

こんなに晴れた冬の千歳空港、これまで4度来たファンミの中でも見たことがない……と驚愕しながらスマホでパシャ。

 

だが、私はまだ信じていない。まだだ、まだだ……

 

快速エアポートに、気味の悪いくらいスムーズに乗り込む。ちょうど良い時間なうえに空いていて、座っていくことさえできる。

途中、「うおおっ、あれが北広島のファイターズ新本拠地!?(※西武ファンでパリーグファン)……でも駅からちょっと遠くない? 歩いていくのは難しくない? その点、西武の本拠地なら駅についてしまえば……駅にさえついてしまえば……(略)」──などとワクワクする余裕もできて、

 

気づけば札幌駅で下車し、時間ぴったりにバス乗り場に到着した私と母。

 

……心配事の9割は起こらないというのは本当なのでしょうか。

 

気づけば、順調にもほどがあるすべてでもって、無事ガトキン行きのバスに乗り込むことができたのでした。(ちなみにバスはかつてなくぎっちり満員乗車でした。何台も出てましたけど)

 

私はここに至ってようやく「CUEファンミーティングに3年ぶりに行くことができる」という事実を噛みしめることができました。

 

泣くかと思いましたが、喜びと興奮が大きかったですね。

よみがえるこの3年間の諸々……(白目)

コロナのせいではないと思ってはいたが、思い返せばやっぱりコロナが遠因だったかもしれない、私が実家を飛び出し、母が一時ファンクラブを退会するしかなかった家のトラブル……

く、苦労など……の、喉元を過ぎれば忘れ…………(なお現在進行中では?)

 

と、と、ともあれ、私と母は久しぶりに訪れた北の大地、なつかしい光景にようやく胸を躍らせながら会場に到着しました。

 

CUEシアターで過去のファンミのダイジェストを見ながら、時を待つ。

私は2014のファンミから更新DVDを持っているのですが、それらをさらに少し短く編集したものを10年分ほど流されていたと思います。見たことがない衝撃ファンミも、2010年あたりにあったような……(ノー○ンファンミはこの目で見たので存じておりますが、マジでパンツでファンミ...!?)

 

そして始まる謎解きゲーム。

 

例年は、超夜型人間ゆえ、会場にたどりつくや否や早起きのせいで疲れ果て、夕食の直前までホテルの部屋でぐったりへたばっていて、利喜男様の入社試験さえ参加できなかった人間ですが、今回はスケジュールに組み込まれたゲームであることに加え、私自身が朝型化したこともあり、とても元気に謎解きに挑戦。

 

ただ、歩きまわること、楽しむことに必死で、最後の謎までは解けなかったし、気づけなかったですね!

最初の謎は、ほぼ全部母が解いてくれましたもんね!(わたくし、一応推理小説好き、名探偵コナン金田一少年、探偵ドラマにも目がない人間を自称しているのですが……)

謎解く前に、防犯カメラの映像を見た瞬間に、犯人がわかったと思いましたがね。あれ、ご本人でしたか!? ご本人に見えましたけど、ご本人だったんでしょうか!

 

いや、例年楽しみにしているガトキンのケーキが、今年は販売されておりませんで(とても残念でしたぁ……ガトキンのスイーツ大好きで)、その流れで地下もなにもやっていないもの、むしろ閉鎖状態と勝手に思い込んでおりましたぁ……。そのわりに、何名かぽつぽつと地下に行かれる方を確かにお見かけしましたけれども、気にしている場合ではなかった。

だってゲームだけではない! ライブがある! グッズ販売もある! 大展示もある! フードファイトもある! 

スケジュールに沿って、必死で楽しみましたもの!

 

タレント皆さんのパネルをそれぞれ写真に取りながら、「キャーvV」との声に振り向けば、エレベーターからキラキラと下りてくるNORD! 私が音尾さんパネルのそばをうろうろしてたら、「2階の人~~♪♪」とばっちり手を振ってくださる亜樹さん!

 

指定時間の終盤に、グッズ売り場に行ったら、すでにガラガラで、ゆっくり買い物をしておりましたら、プロマイドで迷い、クレカ支払いでモタつき(基本、未だ古い現金払い主義人間で……)、ふと振り返れば、背後にずらりと次の組の人たちの列……!!

 

私「こ、これ、私がこの組の最後ってことですか!?」

スタッフさん「はい、そうですよ~(ニッコリ)」

 

すみませんでした、次の組の皆様。お恥ずかしい姿を……(大汗)

動揺の結果、おかげさまで買い忘れるところだった大本命、サンキューベストを思い出すことができました(??)

 

汗だくで部屋に戻りましたら、母がハナタレナックスの再放送を見ておりました。これまたなんて幸せな時間を過ごしていやがる……!

それからお弁当フードファイト。ご飯多めと語られたお弁当ですが、比較的大食い&お米好きの我ら二人、きれいに完食。

例年のフードファイトよりもゆっくり自分のペースで食べられるというメリットがありましたが、飲み物とか自由に飲みたかったりお友達と召し上がりたい方は、それはそう思いますよね……と思う。

 

そしてそして、いよいよファンミーティング開演。今年はシアター形式で、1000人がぎっしり(例年なら円卓に約650人でしたか…?)。

 

詳細は配信される公演と同じですので、ここには書きませんが……(いや、時間が経って思い出せないんでしょ……)

 

タレントの皆様が入場されて、ステージ上でそろって後、大泉さんが全員相手にトークを始められたその時が、ああ、ファンミに来たんだぁ、同じ空間にいるんだぁと、実感しますね。待ってましたぁ! もう待ちまくりましたぁ!と。

 

席は、かなり後ろのほうでしたが、まぁ、スクリーンがございますし。

それに入場ドアにとても近くてですね……。ほんのいっときではあるんですが、タレントさんが登場されるときの興奮ときたらありませんでした。

私の古いデジカメではほとんど上手く撮れませんでした。近いとブレるし、遠いと白く飛んでしまうし。いっそデジカメで撮ることなど忘れて、集中してこの時間を堪能したいとも思った。

とはいえ、この空白の3年で思い至ったことですが、少しでもいいから写真に残しておかなかければ、あとでなにがあったか本当に思い出せなくなってしまうんですもんな。どんなに楽しいことでも、思い出す手がかかりがないと、思い出すことさえ忘れてしまうことがあるじゃないですか。写真見て久しぶりに、ああ、こんなことがあったっけ……ってよみがえってきたりするもんですもんな。

 

……だから更新DVDはなくさないでください、お願いします。(急に激しく切実)

 

 

……以下、ちょっとだけ、公演内容のメモ。(※配信ご覧になる方は閲覧注意!)

 

 

・例年とんでも登場をされる安田さんが、こたびは真面目。そして最高ヴィジュアル。

・大泉さんから思いがけず出題されるトイレ占領犯人捜し。(犯人は状況的にやっぱり同じあの人なのか!?)

・nonocちゃんがんばる。超がんばる。

・3年越しに拝見する生NORDは4人とも美しさに磨きがかかりすぎている。そしてがんばるわがんばるわ……スゲエですって……

・安心の北川さんボイス。これを聞きに戻ってきた。

・生Chimaさんかわゆすぎて妖精。これまでより出番多めで堪能。

・もうとっくにナックス兄さんがたに引けをとらない歓声が上がるオクラさんお二人。いやだって、マジで3年ぶりだったですからね!

・わりと大泉さんには、ケータイに「神様」と入れていようが、遠慮なく毒舌の藤尾さん、良き(はぁと)

・リーダー、大きくかつ中心にいないあいだもこまめにファンサしてくださる。かっこいいし、あったかいし。

・安田さんチーム、マジで安田さんがリーダーシップを取るしかない面々でしたが、ゲーム中とうとう匙を投げる。オトサマに押しつけられる。そのご様子が離れていても確認できました、笑。

旭川ニシコー、3年ぶり待ってましたーー!からの、本気で困惑しちゃうオトサマ。いつも弟感全開でうきうき歌ってらっしゃいましたから、今回はめずらしいものを見られました。

・大泉さんが途中少しいなくなった理由は明々白々でしたが、鈴井会長がだいぶいなくなった理由がわからぬ。もしやどこか具合でも……と思いかけましたが、翌日とんでもない雪を除雪されていたご様子なので大丈夫でしたのでしょう。最後の見送りの打ち合わせとか?

・シゲさん to 大泉さん「よかったな! これがやりたかったんだろ!?」→大泉さん大笑い。

シアターでファンミの歴史を振り返っても、シゲさんと大泉さんのコンビはよく同じチームになられてますよね。ほかの組み合わせはチェンジしますが、修学旅行とかでも一緒だったし。やはりFANTANの息の合いっぷりは安定&外せないってことでしょうか。

 

最後のお別れの際は、席も良かったのかもしれませんが、例年のハイタッチよりも近くにおられる時間が長いように感じられ、鈴井会長はじめタレントの皆様方のお心遣いに本当に感謝するばかりでした。会長、そんなに謝らないでください。お気持ち十分に伝わっております。悪いのは全部コロナのやつです。困難ばかりだったと思いますが、今年3年ぶりに開催してくださってたまらなくうれしかったです。

私も思い返せば、この日に至るまで杞憂ばかりくり返し、この日が始まっても旅行初心者のように必死で緊張していたような日々でしたが、やはり楽しみをいただいた時間は貴重で、生きる糧でありました。楽しかったです。

 

夜は、私は大浴場スパには行かず、部屋でシャワーを浴びてから、昼食代わりにした「ビスCUEット」(←めっちゃおいしくなかったですか!? …止まらなかったんですが)の残りと、お弁当についてきたスイーツを食べて過ごしました。

 

来年も来られるといいなぁ……。

 

翌日は、初めて「白い恋人パーク」に母と足を運んで観光をし、お昼はRAMAIさんでスープカレーを3年ぶりにいただき(やっぱりいつ行ってもおいしいし、席も多いし、定休日や営業時間を気にしなくていいから、最高ですね!)、新千歳空港に戻ってもがま栄さんでパンロールを買い、無事自宅アパートに帰ってからがつがつおいしく食し、私の3年ぶりの旅が無事終わりました。

 

ハナタレの新作ブルーレイだけ、空港で品切れだったのは当てが外れてしまいましたな。さすが売れておられるってことですな! 同じこと考えた方も多かったってことでしょうな!

 

ここに至った、あらゆる幸運に感謝しております。

 

……なんかそのうちありはしないかと心配しております。(また杞憂か? オイ? そうであってくれ、オイ。人生良いことも悪いことも起こるもんだとしても)

 

3年ぶりに、旅することができてなによりでした。

まったく同じ場所へ、同じ目的で旅ができて感慨深さもひとしおでした。

やっぱりいいですよぉ、北海道!

来年も行けたらいいな。

5D2のどこかで、また旅ができるといいな。

 

まだまだ世の中も安心できない時代が続くのだろうと思いますが、まだまだ悲観ばかりしないで生きられそうです。

 

また次の旅まで、生き抜いてやりましょう!

 

 

(次回、我が人生の旅の話、予定)(※需要は……?)

 

 

ご生誕日。長旅の途中から。

 

気づけば100日以上もブログを書かず、三作目をアップして以来1行も小説書かずの人生を送ってきた不肖わたくし。

 

いったいなにをやっているのか?

 

とうとう自分の才能に限界を感じた……いや、才能なんてあってもなくても自己満足には関係ないから、ただ単につまるところネタを考えられなくなり、筆を折ることにしたのか?

いったいどうしてしまったんだ?

 

ま、まず明日、いたる先生による盛大なティベリウス祭りがクライマックスを迎えますので、そちらをば楽しみにいたしましょう。

思えばこちらのイラストで夢を叶えていただいてから、丸1年と1日ということになります。

 

 

わたくしもたぶんこの1年で人生が大きく変わりましたが、デビューを果たされたいたる先生もきっとそうでいらっしゃる。

皇帝列伝 - コミックカルラ (carula.jp)

連載はまだまだ続くとのこと。改めまして、おめでとうございます&ありがとうございます!! いたる先生!!

 

本日の画像は、いたる先生の漫画でも言及されるかもしれない、スペルロンガの某事故現場……の遺跡。実際に私が8年前に撮影してきたもの。以下の過去記事が、別角度画像&旅日記。

 

 

さて、一方わたくしはこの頃いったいなにをやっとるのかと言えば……なんとも今は書きにくい状況です。

心地は、さながら長い旅の途中です。

 

1年前の今頃は、

引っ越して独り暮らしもしておらず、

二度も職を変えておらず、

自分のためだけの試験勉強を何度もしておらず、

面接試験も受けておらず、

 

諸々、諸々、諸々……

 

 

まだ落ち着かんのですわ!!

 

 

しかし旅の途中でまだくたばらずに、なんとか元気でおれるのは、ここまで関わってくださった方々のおかげ。そう実感する日々です。

(一時ボロボロになってくたばりかけましたけどもな……汗)

 

何一つ無駄なことはなかった。全部があったから今がある。

 

もうしばらく荒地をゆきます。

 

ご生誕日に思い出したように浮上してきましたが、帝のことを忘れた日は一日もございません。シリーズを書き上げるという決意も忘れておりません。

……年月がだいぶ厳しくなってきたとは思っておりますが……ら、来年にはなんとか取りかからねば。

今もはい、初めてカプリ島を訪れた際に買った青いガラスのキーホルダーを、毎日握りしめて生きております。

 

厳しい闘いにはなりましたが、まだ終わってはおりません。

 

来月か年明けには、ちょっと落ち着いてまたなにか書けたらいいな、と思っております。

 

願わくば、良き旅の軌跡でありますように。

 

 

 

病み期終了&ONE PIECE読んだり観たりのお話

超絶お久しぶりでございます。

Twitterのほうではずいぶん病んだあり様をこぼしておりましたが、もう終わりました。

状況は最悪と言って差し支えなく、詳しい近況は書きたくもないところですが、少なくとも病み期は終わった! 私は正気に戻った! ひとまず元気だ! いつもの調子に戻るぞ!!

 

(ぶっちゃけもっと前から年単位で平穏ではなかったが)(コロナのせいではないが、ほぼコロナ期とかぶってはいるから、やっぱりなんか関係はあるのか……?)

 

とにかく!というわけで、久しぶりのブログ記事は、楽しいエンタメの話ですわ!

なにしろこのほんの数ヶ月間の病み期、不肖わたくしアラフォー、今頃になって天下の『ONE PIECE』を第1話からワノ国編の終盤まで読破したんですわ!

映画公開前に無料公開していたから、どれどれと思って読みはじめたら、案の定やはり待ちきれずに種々の手段(課金購入レンタル)で、行けるところまで行ってしまったわ!

いや、もちろん、もうおそらく20年も前から時々読んだりアニメ観たりはして、部分的には知っていたし、各編のあらすじさえ、わりと覚えていたりしたんですけども。本腰を入れてきちんと原作を読んだのが初めて。

 

白状しましょう。病み期とは、寝転がってひたすら現実を忘れてメンタルが戻るのを待つ以外、あまりできることがなかったんですわ。漫画の世界に浸ったおかげで、時間薬を使えたんですわ! 私にはこのタイミングだったんですわ! ありがとうございます、天下一の『ONE PIECE』!!!

他の漫画にももちろん手を出しましたが、その話はまたきっとそのうち。

 

で、とにかく、にわか新入りの読者が世界的漫画作品について、なんの愛を語らせてくれという話ですが、い、一応、ワノ国編の終盤までは、全部読んだうえだから……

新しいファンとして、ち、ちょっとだけ、書かせてくだされい!

 

 

(以下、一応ネタバレにご注意ください

(劇場版の感想と、原作10人目の仲間についてです)

 

 

ま、まず、劇場版を観たので、その感想を短めに。新しい作品を4作。公開順でなく、個人的な視聴順に行きます。

 

『スタンピード』

これぞオールスターキャスト! まさにお祭り! 楽しすぎる!

私みたいに序盤でアニメ視聴を見失ってしまった人間には、あのキャラこのキャラがカラフルに登場してしゃべってくれる時点でもう最高なんですわ! ストーリーも申し分なし! バギィーー! ロメ男ーー! オヤビーーーン!(笑)

『ストロングワールド』

「ラ○ュタ!?」→「……もうどうあがいても麦わらの一味VS竹中直人ですやろ……」「竹中直人に挑む麦わらの一味を堪能する作品(えっ)」もう視聴2作目にして毎回出演されていることに気づく。

『Film Gold』

……これは『ONE PIECE』の映画であって『ルパン三世』ではない。ルパン三世ではないルパン三世ではないルパン三世では……やっぱりルパンでわ!!??(言い聞かせ失敗)

……そこはもう「ラディカルビーム」でいいでしょ、将軍。(フランキーの出番多めでうれしい)

またデカくなるんかい。もう戦隊ヒーローものの終盤王道。

ジンベエもローも出ないのに、サボは映画に出すぎじゃない? あと中の人、年を取ることを忘れていらっしゃらない!?

『Film Z』

ストーリーがすばらしい! ボスキャラをガープじいちゃんはじめ海軍が、いかにヤバいやつかを解説して──と、ここまで来たらもうパターンがわかるだろ……と思われますが、なお面白いんですって! というか個人的に好み、かつバランス良し! でもほぼクザンさんのおかげでは……

ボルサリーノ石塚運昇さんが泣けます。泣かせにこないから泣けます。

男性向けにも女性向けにも、なんならかなり幅広い層に、わりと露骨にサービスシーンを入れてこられて、笑ってしまう…

 

 

以上。楽しかったです!

次は原作のお話。

 

 

今のところ、本当に心から「ん?」と引っかかった、ないしオイオイと突っ込みたくなったのは、100巻中で2回だけなんですわ。あとはひたすら世界にのめり込む感じ。楽しすぎる……!

 

その2回とは「世界会議でフガホシの父王様、キレるの早すぎやろ。キレるのはしかたないにしても、キレ方ってもんがあるやろ。アナタの奥さん、なんのために命かけとったんや……」と、「ジャッジの父王様、あっさり罠にハマりすぎやろ。何十年王様やっとったんや。よく続いたな。人間は見たいと思う現実しか見ないの典型やないか……」

くらいであったんですが、それはともかく、さておき──

 

あちらからもこちらからも、本編における様々な謎、ないし注目点が現在あるわけですが……

 

その一つが、麦わらの一味の次の仲間。そして最後の仲間。

船長が序盤で10人ほしいと言っていたから、次がその10人目というわけで、ヤマトちゃんを筆頭に何人か候補が挙げられており、もうすぐおそらく結果が出るのでしょうが……

 

わたくし、新入り一ファンから、所感いいっすか? 

 

 

トラ男さんにそのまま入っていただけ!!!

 

 

……い、いや、単にオマエが大勢いるトラ男ファンの一人だからでしょ? 違う! いや、違わないが──(そもそもトラ男嫌いなファンはほとんどおらんでしょう)

……も、もう仲間? い、いや、ご本人が否定している。麦わらの一味側はともかく。

 

この際、ヤマトちゃんが一味に入るかどうかは別として、

トラ男さんがどうしたいと思っているかもさておいて、

どうせ最後までついてくる可能性が高い彼を、むしろ麦わらの一味側が熱心につかまえておかないといけないと思うんですわ。

 

もうしゃあないから同盟更新という形でもいい。仲間入りでも傘下入りでもなく。でもその同盟は、最終回まで継続する契約にしとかないと!

 

医者として? 違う! 現場医療をしてくれるのは、やはりチョッパーさんで、トラ男さんは前線要員なんですわ。治療される側なんですわ。

 

じゃ、なんの肩書でって話ですが、「作戦参謀」!!! これしかない!!!

 

無論、言葉は変えてもいい。「戦略家」「軍師」「計画者」「作戦顧問」「犯罪プランナー」(←ドートマンダーの才能があるよ、トラ男さん)etc…

 

あの一味さん、作戦考える人がいないんですわ!!!

 

映画も何本か観たうえで言ってますよ!?

 

パンクハザード編からずっとトラ男さんの策に乗ってやってきたでしょ!? 10年くらい。

そして色々想定外は多々諸々ありすぎましたが、最終的には成功したと言っていいんでしょ!?(←つくづくドートマンダーの才能があるよ)おかげで懸賞金爆上がりでっせ!?

 

作戦立てられて、かつ成功率が高い。

作戦遂行中、ほぼ一人だけ、作戦を守り抜ける人。ちょっと読者が気後れするレベルの責任感でもって。

そしてなにより、この作戦がだめだと思った場合、思い切って放棄を決断できる人。「だれかが死ぬくらいなら、作戦失敗でいい」と。

 

この冷徹さと決断力は、今後も必要でしょ!

 

ワノ国編における作戦のオリジナル立案者は、錦えもんでしょう。でもワノ国の当事者でなく部外者でありながら、トラ男さんだけ、作戦を常に頭に入れて、忘れずに、かつ応用・アレンジできていました。

 

ああ、うん、トラ男さんもわかっておられると思うけれども、麦わらの船長は作戦を基本聞かない人です。聞いたとしても、その場のアドリブで進んでします。

次、頼りになるクルー2番手の剣士ゾロ屋も、作戦守れない人。船長と一緒に正面から突撃するか、途中で必ず迷子になる人。

両翼その2コック? 頭は良い人で、単独行動ができる切り札ですが、女性の気配がすればいともあっさり持ち場から外れてしまう人です。

 

ほかにも一味には頭が良い人がいますが、それイコール「作戦を立てられる人」じゃないんですよね。「作戦を守れる人」はいると思うし、「自分の役目を忠実に遂行する人」(アドリブ込みで臨機応変に)は確実にいるんですが、「作戦を守り抜く、徹頭徹尾冷徹な人」「アドリブ込み(話を聞かないバカ数名込み)で、作戦を立てられる人」、さらにはもっと大きく「全体戦略を立てられる人」が、一味にいないでしょ!

 

そして、作戦を立てた後、それをクルー全員に伝えて実行させて守らせるには、それ相応のリーダーシップが必要でしょう。キャプテンとほぼ同格のリーダーシップと信頼。ここの信頼とは、「こいつならこの仕事を任せて大丈夫」という意味での信頼で、この場合「こいつの立てた作戦なら乗ってもいい」という信頼です。

 

ロビンちゃんや、大好きなチョーさ……ブルックだと、頭は良いけど、リーダーシップを取る立場じゃないから、作戦立案者になれない。

(「たんけんぼくのまち」大好き人間で、30年余り経とうが、未だに「知らないことが~♪」のテーマソングを歌える。猪苗代湖は心の聖地)

フランキーは元自分とこの一家のリーダーだったけど、作戦立てるタイプじゃないですしねぇ(ジュドーも存じ上げていますが、わたくし『ハーメルンのバイオリン弾き』の大ファンでね。アニメの内容は原作から激しく違うものになってしたけども。OVA以外)(ハーメルの話していい? またいつか、続編も込みで)(…とはいえ続編、途中まで追いかけていたけどどうなったんだ……?)

いちばん新しい仲間のジンベエが、作戦参謀として惜しいんですが(魚人島編では彼の作戦に乗ったし)、ただ彼も、どちらかというと、作戦を立てるにせよその現場に近づいてからというアドリブに近い型であったり、終始冷徹というよりは、義理人情で動く型だとお見受けします。

となると、ぬぁーみさんが最有力で、劇場版なんかでは作戦を立てたりもしてらっしゃるんですが(問題児約2名を抜きで)、戦略というか機転が利くという意味での作戦で、大局的な戦略家かというと、ちょっと違うと思う。

 

戦略家がいねぇ!! これから最終章なのに!!!!

 

(それとももう戦略要らない展開なの……?)

 

だからそのままトラ男さんにいていただけ!!! 彼ならばもはや一味全員の特性を理解したうえで、それら込みの作戦を立ててくれる! ルフィの代理として、他の仲間や傘下の面々にまで作戦戦略を行き渡らせることができる!

 

想定外が起きても全部背負ってくれる!!!(酷薄顔)

 

あのゾロでさえ、自分が死んだら「あとを頼む」と言ったくらいだから、トラ男さんが考えたプランなら問題なく皆乗ってくれるわけですよね?

 

本人の苦労は知らんが、まあ、しゃーないって!(えっ) たぶん基本、なんだかんだ言っても断れないタイプだから、頼んだら引き受けてくれると思いますよ。

 

「俺に策がある」と彼が言い出した場合の成功率は高い。

さすがに新世界や新時代は、戦略が必要ってことでしょ?

だいたいいつも無策すぎやしませんかぃ!? トラ男さんがいないと、だいたい新しい島に乗り込んで、一味おおむね意図せずバラバラ。それぞれその場のアドリブで行動し、最終的になんとかする、でしょ?

それでなんとかなってきたけど、それでなんともならなくなってきたのが、パンクハザード編以降だったんでしょ?

 

映画観ましたよ。意図せずバラバラになった後、最後はだいたいなんで全員そろって真正面から乗り込んでいくの!? いや、かっこいいし、最高だからいいんだけど、もうちょっと作戦立てて、戦術的に分かれてもいいんじゃないですかい!? チームワークでなんとかなるし、なんとかするから麦わらの一味? ええ、確かにそうでしょうけれども、いつも冷徹に大局を見て、作戦を立てて、それを覚えている人が絶対に必要だと思うんですがね。「作戦参謀」として。

 

本人の胃だけが心配ですが、それ以外は安心できるのでは?

 

つまり、あの人一人生贄に捧げて、クルー全員の平安を確保するんですよ!(ゲス顔)

 

問題は、「ルフィを海賊王にする」という戦略を立てていただけるかどうかですが……(これ断られたらもう同盟解消ですやろけども)

 

とりあえず、あの潜水艦、サニー号の下に連結しましょうよ、フランキー将軍。

 

 

以上、にわか一ファンがファンになった証として、ここに投稿。

 

時々やりますミステリードラマの犯人当て等のように、わたくしめの予想・考察は当たった試しがないとも、ここに記しても置きます。

  

三作目、古代ローマ小説完結。ブログ用あとがきなど。

 

拙著『世界の果てで、永遠の友に ~古代ローマティベリウスの物語、第三弾』 https://ncode.syosetu.com/n5712hm/が、無事完結しましたので、ここに例によってブログ用あとがきと、こぼれ話をば。

 

まずは一作目、二作目からお付き合いくださった読者様、心より御礼申し上げます。年単位の執筆(ここまで十年がかりらしい)になっておりますので、お待ちくださったり思い出してくださったり、出来たら出来たで長々しかったり、お時間をたくさん割いてくださったこと、感謝してもしきれない思いです。

 

また三作目から読みはじめてくださった読者様、一部でも目に留めてくださった読者様、ご縁をいただけて幸いです。不親切や強引な展開もあったと思います。少しでも楽しく思うような、あるいは引き込まれる場面があったことを願っております。

 

そして感想や応援コメント、ブックマークやいいねなどの反応をくださった皆様、やはりくじけず最後まで連載できたのは、だれかが読んでくださっているという手ごたえそのものでした。本当にありがとうございます。

 

三作目にして一作目の時系列的続編(※七年前)という、不親切極まりない拙著です。一つ一つのアクセス・反応が、どれだけ恵まれたものであったか、わかっているつもりです。

 

 

2018年秋に二作目が完結し、わりとすぐにこの三作目に取りかかりました。

ところが、アラビアや諸々の参考資料を読むのはもちろんとしても、「テーマは友情だ! 色々な〈相棒〉の研究だ!」とはりきったことに始まり、脱線に次ぐ脱線を重ね、ようやくにして書き出したのが昨年の3月という……

 

脱線の例:「あのバズーカ運転手絶対許さん!」「パーカー一生ついてく!」

 

狂ったようにドートマンダーやケルプやパーカーやグロフィールドの記事を上げていましたっけ。楽しすぎて1年以上経過しましたわ……。

 

そして恐ろしいことに、わたくしめの最新作はpixiv様掲載の某似非プレイ日記です。某ゲームをなにも知らなくても気楽に頭を空にして楽しめる……かもしれないので、気晴らしに覗いてみてくだされば、うれし……いや、やっぱり恥ずかしいな、あれは(笑)

…今思えば、こちらは連載間近な三作目に対する諸々の発散という意味もあったと思います。辛いところもありましたから、自分の中での気晴らしですね。きちんと推敲もせずヒャッハーしたことをお見逃し願います。

 

 

い、いや、そんな話はさておき、三作目関連。

 

 

思い出① ストラボン先生の著書『ギリシア・ローマ地誌』二冊を図書館から借りてきただけで筋肉痛を起こす事件。

 

思い出② 脳内タートルズのテーマソング、エンドレス再生。詩の才能がないので、替え歌が未だ作れないんですが……(←作らんでいい!)

私がいかにタートルズを愛しているかは、こちら。

https://anridd-abananas.hateblo.jp/entry/2015/05/21/001018

https://anridd-abananas.hateblo.jp/entry/2016/09/03/000118

 

 

一作目より短いのに、二作目よりも部分が増え、100部分超え。章も多い。

い、いや、一作目実質四年、二作目数ヶ月──が作中の主な時間の流れであったことを思えば、八年弱の時が流れたうえ、ダブル主人公をやったという二点のせいでしょう。

 

《全体像》

第一章「若き友たち」(前27)/主人公の年齢14~15

第二章「エジプトの姫」(前27~前26)/14~15

第三章「ヒスパニアティベリウス」(前26)/15~16

第四章「アラビアのルキリウス」(前25~前24)/16~18

第五章「別れ」(前23)/18~19

第六章「永遠の友」(前22~前20)/19~21

 

 

参考文献がどれも興味深かったですが、中でも読むのが楽しくてならなかったのが、こちら。

『イエメン もうひとつのアラビア』佐藤寛/著 アジア経済研究所

 

全体的に文章がすばらしく、ユーモアが素敵なのですが、以下一部引用。(※個人的メモの書き起こしもあります)

 

イエメン=「緑のアラビア」「農業のアラビア」、段々畑が二千年ものあいだこつこつと維持されていること。「怠け者が一代でもいればただの急斜面に」

「ロバは毎日に通る道を知っているから、人間はなにもしなくてもロバに跨れば、自動的に体と農具を畑まで運んでくれる」「自動車よりロバのほうが優れている」

「生死をかけた戦闘が日常茶飯事だったからか、イエメンの年寄りはみな味わい深い顔をしている」

ハンマーム(お風呂)上がり「この時体のどの部分も外気に直接触れさせないように注意しなければならない。毛穴が完全に開ききっているので、乾燥している空気に触れるといっぺんで風邪を引く」

空気が非常に乾燥しているので、排泄物がたちまち無臭になる。

道路はヘアピンカーブの連続。「運転テクニックのすべてが試される」「テクニックばかりではなく運も試される」「正面衝突より崖からの転落のほうが多い」「ブレーキが焼き切れて止まらなくなる」「車体丸こげ、見せしめのように崖下に──」「スリル満点のつづら折りのホデイダ道路を無事走り終えてサナア(※首都)に帰り着いたとき、運転手が安堵のため息とともに『アルハムド・リッラ―』」「確かにアッラーの加護でもなければ、あの危険な道を無事走りおおせるものではない」「助手席のぼくも思わず──」

 

等々、まだまだ。

読み終わって後、しばらく「イエメンすごい……」と周囲につぶやき、不思議がられたものでした。

 

あとは女王カンダケ・アマニレナスでしょうか。上手く書けたかはさておき、絶対に書いてみたかった。拙著本文のスペックは、参考文献中にありましたので、どうもガチのようです。

世界は広い。歴史は深い。迫力の挿絵だけ見失ってしまったのですが、どこへ行ったのか……。

 

 

このような感じで、なんとか完走いたしました。

 

ところでそして四作目、どうしましょうか。今のところ「これだ!」という構想がまったくないのですが、

順当に時系列順に行くのか……?

 

少し考えますが、いずれまたなにがしかを書くと思うので、時々覗いてやってくだされば幸いです。またご縁がありますように。

 

ああっ、そして、WEB小説の賞にエントリーしております。まずは一作目。こちらはご紹介いただきました! 開催は6月とのことです。また三作目も応募しようかと考えている賞があります。

正直、今になってどうなるとは考えられないでいるのですが、ま、まぁ、せっかく三本も同シリーズで書き続けたことですし、あらためて皆様のお目に触れる機会をいただけたらうれしく思います。

 

一作目の、時系列的続編も書けたぞ! 一、二本で終わらなかったし、これからも書く用意はあるぞ、と。

 

ではでは、このくらいにして、またいつものマイペース・ブログに戻ります。

 

あらためまして、お付き合いありがとうございます。

 

新年度の勉強振り返り(本当の闘いはこれからだ!)

へーい☆ 無事日商簿記3級に合格しましたので、ここで振り返りを記録しておこうと思いますぜ。

 

当方アラフォー。最近引っ越した、長年フリーター女。昼夜逆転、引きこもり歴多数(?)。一会社員になれるか否かの挑戦中。

 

それで簿記3級、

勉強期間:ほぼちょうど1.5ヶ月

予備知識:ゼロ。マジでゼロ。しやく……しわけ? ちんたい……いやタイシャクタイショウなにそれ読めないよレベル。

 

使用テキスト:前々記事で紹介したこちらと、あともう一冊。

 

 

 

どちらも2周しました。3周する時間はありませんでしたが、間違えた問題だけはいくらかもっとくり返してやったかな。

予想問題を8回分解いて、時間内に合格点を取れたのは、ただの1回だけでした。

第3問の貸借が一致したのもただの1回。それも2周目のとき。

 

直前の演習では、合格点に届かず、凡ミスを連発しておりました。

 

しかし初心者とは、直前まで伸びるというメリットがあるのだ!

……そう信じてあがくしかないではないか。

 

そして試験前の満点なんて無意味だ! 合格点さえいらん!(いや、それはほしいけども)むしろ間違えたところをきちんと理解すれば、そのまま得点アップにつながるではないか! どこがわかっていないかわかっただけで収穫なのだ!

 

オマエわりとテストは得意なほうではないか! 英検1級でさえ、筆記は一発で通ったではないか。過去問初見は3割未満だったくせに。

ここであきらめては、ほうぼうに情けないではないか。落ちてもいい。だがあきらめるな!

 

そういうノリで取り組みました。

 

予想問題第1回目(紙)「全然時間が足らんわ! ネット試験は60分とか正気か? 紙試験の90分でも無理だわ!」

 

予想問題第2回目(紙)「90分あってもわからんもんはわからんわ!」

 

ここで教科書の読者特典、仕訳アプリ100何問を2周くらい解く。スマホで気軽にできるので、無料ゲーム感覚で取り組める。これで理解度がかなり上がったと思う。

 

予想問題第3回目(紙)「…あれ、この回の仕訳簡単じゃない? ヒネた問題なくない? どうしたの、問題集?(驕り)」

 

予想問題第4、5回(紙)「……なんかもう点数が伸びなくなってないか?」

 

予想問題第6回(初ネット)「無理だわ! 余裕で時間切れだわ!! なにこのプレッシャー! だいたいうちのPCにはテンキーとかないから!(言い訳)」

 

この間、予想問題2周目もはじめる。

 

予想問題第7回(ネット)「……なに? ギリ合格点だと? 第2問が壊滅してるのに?」

 

予想問題第8回(ネット)「……やっぱり合格点はまぐれだったな……」

 

最後に仕訳アプリで基礎確認と、それから第2問の復習をやっとくか……

 

 

そんな状態で、受検当日を迎えました。

 

ちなみにそのため、未知の街まで一人ドライブしました。緊張しましたが、久しぶりに旅気分を味わえました。県外には出ませんでしたが、それでも思い出したのは、札幌から夕張まで、一人でレンタカードライブしたあの旅の日でした。ああ、うれしい。私は久しぶりに冒険をしている、と。

 

話を戻して受検。

 

あらためて勉強期間は、ほぼ1.5ヶ月、45日。

標準的な日数よりは少なかったと思いますが、勉強時間は標準とされる100時間をこなしたと思います、たぶん。勉強をまったくしない日も複数ありましたが、3時間以上やった日もあったので。

 

で、結果。

 

第3問、まさかの貸借一致。満点。

マジかよ。ここで奇跡来る? 試験中にビビったよ。

いや、最後の合計額まで計算する気はなかったんですが(得点になるとはかぎらないし……ということに本番3日前くらいに気づいた)、時間が余ったので。

 

えっ?

 

余った?

 

ネット試験60分で、余った?

一式解いて、初めてだったぞ。

……まあ、運よく全体的に変にヒネった問題がなかったと思います。

そ、それに第2問は、何分考えても頭こんがらがってさっぱりだったし。それでしかたなく第3問に戻ったら、まさかの損益・貸借とも合計額一致。

マジですかよ。

 

……だったら第1問も全問正解すべき、むしろそちらのほうを目指していたのですが、数問間違えていたようです、結果を見るに。

問題の第2問は、半分程度でしたか…。全滅じゃなくてよかった。

 

こうして本番1発目にして、なんとか合格点に届いたわけですが、無茶苦茶緊張はしましたよ。練習のころからでしたけど! ネット試験のあの残り時間表示のプレッシャーよ……

 

合格した理由と思われること:

1、あきらめなかった。

2、言われたとおりにやった。

 

2はつまり、我流ではなく、問題を解く順番とか注意点とか、勉強の進め方とか、教科書に書いてあったとおりにやったからです。

私は決して器用なほうではないので、だからこそプロがこうするのがよいと言ったことは、できるだけ素直に実行するようにしています。

「なんでこういうことを書いているんだろう…?」と思うこともありましたが、勉強を進めていくうちに、理由が理解できるようになりました。

「いやいや私はそのへん違うから」「私のことをわかってないでしょ」などという自意識というか個性感というか特別感というか、そんなものはきっぱり捨てます。

私は普通の人間! したがって標準のやり方が最も合っているのだ!

 

だからなにはともあれ、とりあえず書いてあるとおりのことをやってみる。考えるのは、そのとおりにやり続けて結果が出なかったときだけだ!と。

 

だてに同じ洋楽を100回だか300回だか聞いて、海外経験ゼロから英語リスニング力を上げた人間ではありませんよ!

 

とにかく言われたとおり、書いてあるとおりやる。ほかのやり方は、それから考える。文句はそのとおりやってから言う。

 

そんな感じでしたでしょうか。

 

こうして無事合格と相成り、さっそくすっかりダメ人間ライフを満喫する気でおりますが(※元からでは?)、本当の闘いはこれからだということを、ゆめゆめ忘れてはならない。

 

すなわち、果たしてこいつは、一会社員になれるのか!?

 

もう背水の陣ではあるが、二、三ヶ月は持つのか……!?

 

乞うご期待!(は?)