A.Banana.S

古代ローマ、NACSさん、ドートマンダーにパーカー、西武ライオンズ、FEプレイ日記(似非)・・・好きなことをぽつぽつと。

ウエストレイク=スターク氏作品の映画について。また諸々の相棒やチームについて。

エストレイク氏著作の映像化作品、私が日本にいながら観られたかぎりでは、以下があります。

 

ドートマンダーシリーズ

『ホット・ロック』ロバート・レッドフォード主演

『ホワイ・ミー』(逃げ出した秘宝)クリストファー・ランバート主演

『What’s The Worst That Could Happen?』(最高の悪運)マーティン・ロレンス主演

 

パーカーシリーズ

『ペイバック』(人狩りメル・ギブソン主演

『PARKER/パーカー』(地獄の分け前)ジェイソン・ステイサム主演

 

※()は原作の邦題。

 

 

ドートマンダーものの『強盗プロフェッショナル』と『ジミー・ザ・キッド』もあるらしいのですが、ずっと昔でかつマイナーなためか、視聴叶わずでした。

 

私が観たなかでの傑作は、ダントツで『PARKER/パーカー』ですね。原作の再現度がずば抜けております。エンドロールで「ドナルド・E・ウエストレイクに捧げる」との言葉を見たときは、私、画面越しに涙ぐみました。その言葉に値する作品でした。

 

主人公パーカーのビジュアル的には『ペイバック』のメル・ギブソンがかなり近い印象なのですが、映画の内容と原作がかなり違いますからね。なんならトラウマになるレベルで違います。わたくし、あの拷問シーンは無理です。そもそも原作にないのに……。

しかし『PARKER/パーカー』、パーカーにジェイソン・ステイサムレスリージェニファー・ロペスとか、豪華にもほどがありますやん。クレアとトム・ハーリーもちゃんと出るんですよ。

 

『ホワイ・ミー』と『What’s~』は、もはやほとんど原形をとどめていない感じです。あ、前者、タイニーとベンジーはほぼまんま出ましたけど…! 

いやまあ、どちらもそこそこ面白かったんですけれども、ドートマンダーを描いてはいないよね、という。『What’s~』に至っては、肝心のクライマックス、ラスベガス編なんてないですからね。

 

『ホット・ロック』は、ドートマンダー、ケルプ、スタン、アランと、原作どおりの名前を使い、おおむね原作どおりの話の展開になるわけですが……やはり、ええ、ケルプとチェフウィックを合体させたということは、あの最高に痛快なひと仕事が全カットされているんですよね。ヘリコプターはすごく良かったんですけれども。

 

ドートマンダーがなんとロバート・レッドフォードになるという事件は、うん、興行的にね……と思わないでもないのですが。

ごめんなさい、アランはもっとわかりやすいイケメンにしないと。プロスカーを「パパ」と呼んだらアカンよ……。

ぎりぎりケルプがビジュアル的に、うん、まあ、なんとかわかるかな…、という感じで仕上がっていました。

とはいえ、『PARKER/パーカー』の次くらいには原作に近いです。観る価値あり。

 

『ホット・ロック』のあとがきで、中野翠氏が、映画化した場合の俳優さんを考えておられるのですが、

 

ドートマンダー = 若き日のクリント・イーストウッド

 ……せいぜい当時高校生だった私は、まだ洋画自体ほとんど知らなかったんですけれど、その後『ダーティー・ハリー』諸々を夢中になって観まして、最高やないですかイーストウッド様でドートマンダー!と、今も思っております。

 

同じくケルプ = スティーブン・ブシェミ(『アルマゲドン』で一人まったく役に立たなかったのに無事生還した人、等)

 

……わかる。おっしゃることはわかる。まして初期ケルプ。

 

でも後期ケルプのかっこ良さを思うと、ブラピ様とはとても言えませんが(『オーシャンズ11』は『最高の悪運』パクってね?とかわりとマジで当時思っていた、モンスターファンはここです。いや、喜々として劇場に行ったんですけれどね、『オーシャンズ11』観に。脳内『最高の悪運』変換しましたけど)、ちょこっとハンサム路線でもいいと思うのです。ブシェミ氏のそういう画像どっかにあったりします? ギブミー!!(実はそんなに異存ない)

 

 

ケルプは……あれだな、ドラマ『BONES』のナイジェルマリーくんがもうちょっと年を取った感じがいいなぁ……。

 

 

◆◆◆

映画から話は変わりますが、

 

先日ルパン三世TVSPがありましたけど(当方電波不良でまともに視聴できず。でも我慢できずに諸々ネタバレ感想を検索してしまう……)

 

昔、ドートマンダー関連でネットを漁っていた時、拝読した意見がありました。

 

ドートマンダーがルパンだとしても、ケルプは次元じゃない、不二子でしょう、と。

 

あっはっはっはっ!!! ですよね!!! わかります!!!

 

いや、でも、じゃあ、次元のポジションにだれを当てるのかっていうと、それもケルプしかいないわけですよね。そもそも表面的な性格だけで言えば、ドートマンダー=次元で、ケルプ=ルパンと、逆ですもんねぇ。

五エ門は、まあ、タイニーになるでしょうね。

メイに不二子は冗談でも当てられないので、なんとかJ・Cでギリ押し切るしかないのか。(なにをだ)

とっつあんですか? もちろんマローニーですよ!! バーナード・クレマツキーも大好きですけど、そのタイプじゃない。

でもいずれスタンがいないのはさみしすぎるよぅ!

 

これ、『特攻野郎Aチーム』だったら、わりと上手くはまる。

 

ドートマンダー=ハンニバル

ケルプ=フェイス

スタン=モンキー(マードック

タイニー=コング

なんならジャドソンくんも=フランキーで当てられる。

 

スタンはマードックみたいにぶっとんだ変人じゃないですけどもね。

 

あのドラマは、マードックの変人&天才ぶりを楽しむものですよね、半分以上。

数年前の復活映画版ですか!? ばっちり観ましたよ!! でもやっぱりマードックという強烈なキャラは無二だったな。ご本人、フェイスと一緒に、ラストにちょこっと出演していらっしゃいましたけどね!(そこ見どころ)

これまで多くのファンが口をそろえて言っていることと思いますが、あのドラマは「吹き替え神!!!!!」

 

いずれ、ルパンとハンニバルはどポジティブなリーダーですけど、ドートマンダーは極端にもうどネガティブで、思い比べてはにやにやが止まらなくなります。そういう意味でも、ケルプという相棒は大事!(強調)

 

ところでAチームって、ほぼ性格陽性軍団で構成されていません? だれが歯止めをかけていましたっけ? コング?? 

危ういイケメンのはったり屋、病院がお待ちかねの超がつく変人運転屋、短気で飛行機恐怖症の腕力担当。

……ハンニバル、やっぱすごいね!

 

 

◆◆◆

 最近、『ホット・ロック』読み返したんですけどね、やっぱり最高すぎて至福のひとときになりましたよ。

まさに天才ドートマンダーここにありと。ドートマンダー・ザ・ジーニアス・ランキングを作るとしたら、燦然と並び立つのは『ホット・ロック』と『最高の悪運』だろうなぁ。

 

ええ、だれですか、後者のあとに一千ドルの墓掘り仕事を持ってくるという、ひどい相棒は?(爆) 前者の中で「十四のとき以来、一万ドルなんて端金で仕事をしたことはない」なんておっしゃってた人に、なんてことするの!(爆)

 

それにしても、チェフウィックかっこいい。この人をケルプと合体させちゃアカンですよ。(爆) たぶんチーム最年長なのに、ドートマンダーと二人、機敏な身のこなしで留置場に押し入るところとか、扉を爆破するところとか、かっこよすぎてしびれるんですが。

 

ケルプとグリーンウッド、仲良しすぎ。でも大仕事をこの二人だけでするとなると、確実に破滅するのが今はよくわかる(笑)歯止めがないどポジティブどもの典型。おそらく年上のケルプのほうが歯止めになるしかないんだけど、そういう意味で、大仕事となると必ずドートマンダーを引き入れる彼は、直感にせよなんにせよ、やっぱりわかっているんだろうな、と思う。

 

そして決してぶれない、スタン・マーチよ。

 

ある仕事に関して、

慎重派=ドートマンダー、チェフウィック

楽観派=ケルプ、グリーンウッド

どっちでもいい派=スタン

 

この絶妙なバランス感ね。それでいて常に冷静に状況をみている。全14作中、彼がパニクる(死語)場面などまずない。想定のルートが工事中だった等はともかく。(あえて言えば、手持ちの仕事を全員に却下された13作目)。

運転役である自分をわきまえ、悲観も楽観もしない、ただ淡々と仕事をこなす。けれども乗り物に関する情熱は天井知らずで、ハンドルを握る彼は狂喜と興奮の絶頂。

 

それでいて、やらかすことがないんだよなぁ…。

 

スタンの天才的運転を感じ尽くすなら、初期の『ホットロック』と『強盗プロフェッショナル』がやはりすばらしい。とりわけ華があり、後者なんかさらに超絶ド派手。

 

 うん、いつ読んでも、やはり『ホット・ロック』は最強のゴールデンファイブ!

 

でも、たとえばあのとき、重いガラスケースを持ち上げたのがドートマンダーとグリーンウッドじゃなく、ドートマンダーとタイニーだったら、『ホット・ロック』は早々に終了していたんじゃないかと思う…(タイニーは当時ムショの中)

……いやいや、そうなるとたぶん、ドートマンダーがガラスケースを落としただろうと、今は確信する。で、捕まるのもドートマンダーね。

……どうしてこうなった……?(笑)

 

 

いずれ『ホット・ロック』は、ドートマンダーの人材の使い方を見るのが興味深い。

博物館に乗り込んで、重いものを持ち上げるのはドートマンダーとグリーンウッド。爆発炎上直前脱出というど派手な陽動作戦はスタン。

サーチライトを避けつつ留置場に押し入ったのはドートマンダーとチェフウィック。

某所に押し入ったとき、トミー・ガンを携えて戦闘態勢だったのはドートマンダーとグリーンウッド。扉開けはチェフウィック。スタンはヘリコプターの運転、屋上から下へ催涙弾投下。

 

……実は、ドートマンダーが明確に仕事現場でケルプと二人だけで動いたのは、④『悪党たちのジャムセッション』の終盤までない。しかもあれはイギリスという、ほかに仲間がいない状況だったのもあり。

 

じゃあ、いつ「相棒」をやっているかというと、ほとんど「仕事の前」なんですよね。どこからが仕事かという問題はあるにせよ、まさに真っ最中でペアを組んだことが、驚くほど少ない。

 

ドートマンダーはケルプに絶対に戦闘をさせない。そういう腕前を頼るのは、①ではグリーンウッド、④以降タイニー、なんならスタン。グリーンウッドやタイニーがいれば、ケルプは見張りや手錠係。トミー・ガンも持たせるにしても持たせるだけ。

 

留置場なんてゴツイ場所にも同行させない。自分より年上で小柄で「非戦闘員」(④参照)と一目でわかるチェフウィックは連れていくのに。鍵師の仕事があるにしても。

 

④『悪党たちのジャムセッション』はそういう意味で終盤が異色。「相棒」として当たり前のことをしているはずなのに、ようやくこのコンビだけで仕事の核を行なうという…。

 

⑤以降は、二人で仕事をする場面も増えるけれど、『ホット・ロック』のようなだれがどう見てもヤバい場所にはほとんど入らないんですよね、二人だけでは。

 

⑦が、そしてまた異色。ドートマンダーの失敗と敗北宣言の後、貯水池にダイビングする役をドートマンダーに代わってケルプが引き受けることに。このときのドートマンダーの申し訳なさそうな様子と、「大丈夫だよ。気にするな」というケルプの対応。

 

……それまで、自分より危うい役目を決してケルプには振らなかった、相棒。

 

愛情であり、思いやりであり、仕事のうえで冷徹に見た適材適所の選択であったのでしょう。

 

いよいよケルプが池に飛び込む間際になって、暗い中できるだけ、ボートの上で二人きり見つめ合うシーンは、ぐっとくるものがあります。

で、池の中で、ケルプ失踪。緊張のあまり一部装備を忘れて飛び込んだために。心配するドートマンダーの胸中、「かわいそうに、アンディー。こうなるのは俺だったかもしれないのに…」(※眠い、退屈等の心情も並べられている)

で、最終的に行方不明になるのは、なぜかドートマンダー。

「あいつは溺れてなんかいない」

ケルプの悲痛な叫びが、水面を震わす。

 

ああ、翻訳しましょうよ……。(切実)

 

いずれドートマンダーは、相棒を危険な目に遭わせないという一点においてだけでも、第一級の天才プランナーだと思うんですが(代わりに全部自分がかぶる。だから相棒は「疫・病・神☆」)。

……パーカーさんのところなんて、相棒役がことごとくひどい目に遭ってますぜ。それも2、3人なんてレベルじゃないですぜ。なんならチーム全滅回とかありましたよね…?

 

その話は近いうちに。

 

 

 

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※※※

当方の駄文――ファンフィクションはこちら。
ドートマンダー・シリーズ:
『エメラルド始末記』『ファースト・ネーム』『ココナッツと蜘蛛』『エキストラとスタントマン』
悪党パーカー・シリーズ:
『哀歌』『最終作Dirty Moneyについての考察』『アフターワールド』『ラスト・デイズ』『ダーティー・ゴールド』『ライン』
※※※

このごろ思う、ドラマ『相棒』。

冠城さん、視聴者としては歓喜アンド眼福でしかないんですけども、危ない方々のアジトに単身で乗り込みすぎでは!? 2ndとの共闘のときにも思いましたけど、相手が拳銃でも持ってたらどないするんですか!? 相手は高校生の不良グループやないんですぜ! やぁさんでっせ!

 

…前から思っていましたが、たぶんこの方、法務省時代から強かったですよね。でもまわりの本職の警官たちの手前、怖がるフリ・あんま強くないフリをしてたんじゃないですかね。もちろん警察学校時代に本気で腕に磨きをかけたでしょうけれども、元々強いのを隠していたとしか思えない。映画の時点ですでにめっちゃ強かったですもんねぇ。

 

歴代相棒のなかでも、隠すこと、底を見せないことが上手いんですよ、この方。

 

…たぶん前シーズンで刺された後、また密かにめちゃくちゃ鍛えたんじゃないか…?

 

 

個人的に想像する、腕力比べは、

 

亀ちゃん<カイトくん<冠城くん<神戸くん<右京さん(爆)

 

なんですが……。

 

いや、ごめんね、亀ちゃん。亀ちゃんが弱いってわけじゃなくて、そのう…、戦っているわりに制圧率が低いイメージが……。冠城以降右が、腕が立つ上に頭まで使ってパパパッとやっつけていく感じですもん……。

それにしても、つくづく右京さんはバケモンですな……。

 

 

いやぁ、今期とりわけ相棒楽しいなぁ……(はぁと)

 

あのさぁ、やっぱりてるお参事官のご自宅と比べても、イタミンのお部屋はおかしいと思うんですが! アラフィフ(?)独身巡査部長の自室ではないと思うんですが!

 

青木くん初登場時のお部屋を思い出して!(お前がな) 広かったけど、もっと生活感あって雑然としてなかった、確か!? ああ、女性の影のない部屋だ……と思えなかった!?

イタミンの部屋には諸々違和感しかないんだけど!!!(うるさい) 一体なにを隠しているの、イタミン!!??

 

ところで前々話放送までは、すっかり忘れていたはずの不思議な旋律が、脳内エンドレスリピート状態でした。「ユウレイ屋敷を買っちゃった~♪ 身の程知らずにバチ当たる~♪ 新婚早々たたられる~♪」「はたかれる~♪」

 

イタミン亀ちゃん(&セリー)、何年経っても尊すぎませんか。亀ちゃんを目にしたときのイタミンのあの生き生きとした輝き(語弊)、唯一無二至高。絶対にあの二人のあいだにしか起こらなかった、奇跡のかけ合いだったですなぁ……。

 

 

去年暮れあたりから、各方面で「相棒」愛が暴走気味のわたくしめでございます。

そのうちきっとなんか書くぞ。

 

2019年の映画はじめ。

映画『マスカレード・ホテル』を観にいきました。

ナックスさん関連でない映画の劇場鑑賞は久しぶりです。

……だって予告がすごく面白そうだったんですもの。ミステリー大好物ですもの。しかも超豪華キャストで館モノ(厳密には違うんだろうけど)ですもの~。

 

公開になったばかりですが、感想を、ひと言だけお許しください。

 

 

 

 

 

犯人がだれだかわかりませんでした!!!!!

 

 

 

 

 

そのシーンまで、ね。

 

 

……愕然。

 

…………やっぱりな。

【悲報】やっぱり案の上予想どおり『グッバイ・パートナー』の予約失敗www【知ってた】

 

実は我が家、だいぶ前から日テレがまともに映りません。したがって、開始して数秒後に電波不良で録画が中断されるのです。十中八九そうだろうなと思いつつ、それでもはかない希望を託しつつ録画予約して、仕事に行って、帰ってきたら、やはりな結果が待っていたというわけです。

 

はははははははははははははははははははは…………。。。(さめざめ)

 

ちなみにフジも映りません。

 

TBSはそもそも通っていません。

 

つまり我が家、通常時でまともに見られる民放はテレ朝のみ。

 

しかし今週の『相棒』のときなどは、そのテレ朝すら消えかかっていました。

 

NHKまでもこのあいだの荒天のときは、しばし真っ暗になりました。(といってもそれほど猛烈にひどくはなかったのに)

 

頼みの綱は、BSとCS。あとネット配信。

 

 

テレビ環境壊滅ですわ。

 

 

……というわけでグッバイ『グッバイ・パートナー』!!(大泣)

 

……気長に円盤かネット配信を待つことにします……。

 

……というか、いいかげん、どっかしかるべきところに電話でもすべきですよね。

今どき地デジ難民とか笑えないって……。

 

 

昨年末から続く、我らが大スター・オイズーミ卿の怒涛のテレビ出演も、何度となくキャッチしそこねる悲しい目に遭っておりましたし……。

 

来月のハナタレ全国放送は録画するしかないのに、また電波不良で失敗とかだった日にはどないせいっちゅう話や!

 

 

はぁあ…………。

 

アニメ三昧!?

 ご無沙汰しておりました。

 

家のコピー機壊れて、資料の一枚も印刷できないよ、コンチクショウ!!!

 

……失礼しました。

 

 

ところで、ルパン三世PART5観終わりました。

プラス、『血煙の石川五エ門』『峰不二子という女』も。

 

以下、感想箇条書き(配慮はしておりますが、いかなるネタバレも避けたい方は閲覧注意願います)。

 

血煙の石川五ェ門』 痛い! 痛い! 痛いぃいいいいいい!!!!! や゛め゛でぇぇぇぇぇぇぇ!!!

……でも面白かった。ストイックの極み。

初期に戻った感が味わえるという点がまずなんといっても見どころですな。

 

対して『峰不二子――』とPART5におけるゴエゴエの可愛らしさよ! 私は好きですけども!!!

峰不二子――』あえてのお笑いパートを引き受ける、一応初期設定の五ェ門。

 

PART5、ついやってしまう五ェ門。

 

そういう生真面目さと不完全さがこの方の魅力でしょうな。

 

 

峰不二子――』はネタバレ厳禁作品の一つで、おかげで私は大いに楽しめましたが、終盤に向かう中で、なんというか、ひどく現代的だと思いました。今の時代だからこそ、ああ、あるあるある、ありそう!…という感がありました。

 

不二子ちゅわんは、上記いずれの作品でも、大変魅力的でございましたよ! 私などは惚れ直しましたわ!

不二子=悪女、裏切る、関わってはいけない……という公式があるにしても、PART5の中盤などでは、ついついこの一視聴者も「…いや、ルパン、さすがにこれはアンタが悪いわ!」「なにが悪女や! ルパン、お前のせいやないけ!」と思いましたもん。

いや、不二子、ちょっとかっこ良すぎるくらいかっこ良かったですよ。超おっとこ前でしたよ!(おい)

 

 

銭形のとっつあん、有能ハードボイルドパートあり、お笑いパートあり、人情ハートルフパートあり、いつなにかやらかさないか視聴者が気になりすぎる部下あり(もう完全に振りきってしまったキャラでくる『峰不二子――』)。総合的に、非常にバランスが良かった感があります。

 

そして、次元さん、強くね!? これまでひととおりは見てきた一ファン、かつてないレベルで「次元強え!!」とびっくり。震える。

 

五ェ門はね、わりと毎回超人的戦闘力は見せてくれるわけですよ。それに対して次元が目立たなかったのは、もっぱら一対一の決闘でフィーチャーされていたからなのかもしれませんが、

 

今回は…………マジですか?(ぼう然)

 

挙句ルパンにあの台詞ですよ。その皮肉ですよ。

自らネタにしていくスタイルですよ。

色々な意味で、こんなん見せつけられたら、〇〇なんて口にもできるわけないじゃないですか!

 

PART5は、メインキャラはもちろん、敵役や端役のキャラに至るまで丁寧に描かれていて、しかも本当の意味で憎たらしくなる人物がおらず、だれにも人間らしく愛すべき要素込められているのが、とても観ていて充実感がありました。お気に入りのシリーズになりました。

 

ねずみ一族とかね、時代を経ても変わらないにもほどがある見事なお姿。

 

ヒロイン、アミちゃんかわゆし。

 

アルベール? CV乾貞h……包帯男……津田健次郎氏の時点でもう最高なのですが、これは思いきったキャラを出してきましたな、と。

最初は、塩沢兼人さんの声も思い出されました。

失礼を申すつもりはないのですが、そのCVだともうパーフェクトな有能キャラには見えなくなり、どこか微笑ましく見守ってしまう不思議(はぁと)。

 

そしてキャラよりも顔が最強に濃すぎるCV上川隆也氏……。ああ、ホントだ、上川さんや……、と思いました。

 

ジム・バーネット? 知っていましたとも! 私はモーリス・ルブランの著作で、それだけは読んでいたのですよ!(有名どころを読めていないんですよ、ルパン)(勝手にVSホームズとかやった、あの)

 

 

このごろは、PART4に取りかかりはじめています。話数が多いので、たぶん「グッバイ・パートナー」の放送には間に合いません。

うーん、今のところ、PART5のほうが面白そうかな。…でも、だんだんエンジンがかかってきた!

 

 

ところで、PART4はイタリア編。いつ古代ローマは出てくるのでしょう!? 待ちかねていますが!!(えっ)

 

なぬっ!? マルケルス劇場来ましたけども!! あそこ地下になんてもの造ってるの!!  せっかくだから、そこの由来や歴史にも触れてあげて! 話に絡めて!(そんな日にはもう平常心で観ていられない、古代ローマファン)

 

どうでしょう、ここは27億セステルティウスの遺産の行方とか、気になりませんか!?

そんな大金を次代に遺した皇帝がいるらしいですよ! それだけでも有り難いことこの上ない先代だと思うんですが!

それをなんと一年足らずで使い切って、金欠になった皇帝がいるらしいですよ!

ちょっと考え難いので、これはきっとまだどこかに埋まっていますよ!

ひとまずカプリ島、ミセーノ、スペルロンガあたりを探すことから始めましょう。きっと大量の金貨銀貨、碑文・資料の類がそこには眠っているはず。

 

あと、それから、その次の皇帝が先代の巨大船を「浪費だから。実用にかなわないから」って海に沈めた話とかありませんでしたっけ!?(クラウ帝、港建造のため) 以前BBCの特集でも、水中に眠る石像たちが映っていたじゃないですか。実はまだあるのでは、黄金像とか!?

 

この一ファンのためにも、どうか発掘してくださいですわ!!!

 

 

……現実とフィクションの区別がつかなくなっています。

 

相変わらずの、新年を。(またもドートマンダーとケルプの話中心)

 

遅くなりましたが、あけおめでございます! ことよろでございます!

 

年明けは年末を引きずり、ほとんどドートマンダーとケルプのことを考えていました。なんという幸せな人間か、今年も。

 

…いや、ちゃんと仕事始めはしています。

 

anridd-abananas.hateblo.jp 

あらためて読み直してみたら、”partner”って言葉使ってましたな! 失敬!『骨まで盗んで』の原著“Don’t Ask”にて、

「アンディー・ケルプが最後に見たのは、友人であり相棒であるジョン・ドートマンダーが――」のところで、

”his comrade and partner” と。ただし地の文ですけども。

 

ドートマンダーは短編『真夏の日の夢』(原題“A Midsummer Daydream”)で、”my partner”との言葉を口にし、ケルプは自分のことだと勘違いするが、ドートマンダーは「お前じゃなくて、おれのほかの相棒」とつけ加える。…これ、たぶんわざと。ケルプの「もっともひどい仕打ち」に対して。

 

――世にも無情を極めた一撃だった。(当方本文直訳)

 

――無情も無情、人でなしの一撃です。(『ジュリアス・シーザーアントニーの台詞)

 

けれどもこれより前の『馬鹿笑い』で、今度はケルプその人のことを、ドートマンダー視点の地の文で、”his best friend”とは表記している。ただし文脈。「こっちも苦しんでいるのだから、親友ケルプも同じように、みじめで不機嫌だとわかって嬉しい限りだ」

 

 

戻って『骨まで盗んで』=“Don’t Ask”は、このコンビだけに絞ってみても、色々と突っ込みどころ満載である。

 

たとえばケルプ氏、敵に捕らえられて行方不明のドートマンダーを胸中ひとしきり心配した後――「まあ、いいか」

 

おいっ!!

 

ほぼほぼアナタのせいで捕まったようなもんだったけど、わかってる!?

 

一方、捕らわれのドートマンダーの言い訳妄想、

 

「愛する女房アンドレオッタと二人の可愛い子供と、――」

 

ここで当方一読者、やたら大きなおさげの髪型(なぜ)で振り返る陽気な女房アンドレオッタと(アンドルー・オクタヴィアン短縮)、車のおもちゃを乗りまわす人参色の髪をした可愛い子供その1と、サイズはなんとか小ぶりになったけど、とても子供とは思えない弾道ミサイルのような頭をした可愛い子供その2が瞬く間に脳裏に浮かんだ覚えが。たぶん子供らの名前はスタンとタイニーっていうんだよね?

 

原著を読んでいるときから笑いが止まらなかったんだって。

 

ところで、最近少しずつ観ています『ルパン三世』のPART5で、次元がルパンの恋人扱いされ、さらにはとっつあんまでがそういう関係を疑われ、ルパンはどちらにも悪ノリするのだけれど、なに頬を染めてまで否定しとるんだとっつあん! 4話まで来て久々になつかしき会いたかったとっつあんを観たわ! …という気持ちになって大笑いしたのですが、…そういえばドートマンダーとケルプは、一度もその種の関係を疑われたことがない。今度こそ断言しますが、作中、冗談でもなんでも言われたことがない。…こんな言い方をすると逆にあやしくなるじゃん(笑)

 

まあ、ドートマンダーは早々とメイに拾ってもらいましたからね。

ケルプも「そのうち数人は女房だった」描写はわりと初期からあるし。

ただ、ケルプのガールフレンドらしき人が作中に登場するのは、5作目になってようやく。けれども名前も明かされない。あとは9作目のアン・マリーを待つばかりで、グリーンウッドはともかくタイニーでさえ、4作目でガールフレンドを連れてドートマンダー宅のクリスマスパーティーに来ているのに、ケルプの同伴者ときたら甥のビクターだったりする。

 

とはいえ、友人知人たちに、一緒くたに「疫病神コンビ」と思われているフシはある。5作目でドートマンダーは「知り合いの大部分がドートマンダーは厄病神だという印象を持っているので―(中略)―けちな仕事に喜んで一緒に付き合ってくれる相棒を見つけるのは、かなり難しい」という事実を明かし、それでケルプに電話したことになっている(つい1作前までは、華麗なるシカトを決め込んでいたのにね)。

4作目、ようやく仲間に入れてもらえることになったケルプが、ドートマンダーに連れられてO・Jに来ると、スタンは喜んだ様子で「これで全員集合だ!」(この後、ケルプがタイニーに挨拶するシーンは、作中屈指の緊張感。ドートマンダーがついに「おれたちにはこの男が必要なんだ」とまで弁解する)

アーニー・オルブライトからケルプは、「ジョン・ドートマンダーと一緒じゃないな。コインを投げてどっちが来るか決めたんだろう?」という趣旨のことを言われている。一緒に仕事をしていると教えてもいないのに。

 

ちなみに11作目で明らかになることに、親戚一同からリハビリ施設に送り出されたアーニーを、それと知らずドートマンダーとケルプが訪ねていくのだけど、そこで出会ったアーニーの従兄弟アーチーが、一発で「あんたがドートマンダーだな」「ケルプだ」と二人がだれなのか言い当てるシーンがある。事もあろうか、アーニーは家族との会話で、彼らのことを話題にしていたらしい。初対面の人がわかるくらいだから、かなり詳しく、頻繁にだろう。ショックを受ける二人は、ここにきてアーニーの友情の深さを思い知ることになる。

 

以下、訪ねていく直前の二人の会話:

D「リストを持っているのはお前だ」

K「アーニーはお前の友だちじゃないか」

D「アーニーに友だちなんかいない。知り合いだ」

K「お前のほうがもっと親しい知り合いだ」

 

ああ、醜い……。

 

で、結局二人で会いに行くことにしたのだけれど、「同病相憐れむ」と嘆くケルプに、ドートマンダーは「いや、アーニーが病だ。あいつは友人を憐れまない」と返す。あんたら、ひどいぞ……!

 

そういうわけで、アーニーが第三の男最有力候補なのだろうか……。

 

 

新年早々なんの話をしているんだか。

 

 

ケルプと同様に第1作目から欠かさず登場しているスタン・マーチは、「疫病神」だからといってドートマンダーとケルプから逃げたことはまずまったくない。この二人と関わるリスクについて、第1作目からすべてつき合って、その目で見ているにもかかわらず、愛想を尽かすどころかひと言の疑念もこぼしていないという、神のような良い男! そればかりか自分が見つけ出した仕事には、ドートマンダーとケルプを必ずセットで誘うという、ナチュラルな気遣いもする(13作目で、まさかの友人全員に作戦却下という憂き目を見る)。

4作目では初対面のタイニーに苦手意識を隠せずにいたのに、9作目に至るまでにはそのタイニーと見事なコンビネーションを見せ、すっかり息の合った相棒同士に。そして後期では、新入りジャドソンくんを弟子にする勢いである。なにしろ13作目で初っ端から一緒にO・Jに現れ、あのビールと塩をシェアし、仕事中は常に助手席に乗せて車を走らせている。

 

タイニーはおそらく、ドートマンダーの持つ「不運」に気づいている。一緒の仕事が高確率でおかしなことになるのも承知している。けれども「お前といると楽しいぜ」「お前はおれを笑わせてくれるぜ」という言葉からわかるように、わかっていながら結局ドートマンダーが好きなのでつき合っている。ときに「愛情のこもったパンチ」を打ち込みつつ、適切に場を引き締めている。

4作目であんなに有用性に懐疑的で、今にも引きちぎってしまいそうだったケルプのことも(当然といえば当然だろう…)、10作目では、プライベートでケルプ宅感謝祭ディナーにお呼ばれするなど、良好である。

11作目では、まさかの貴重なお料理シーンがある。いや、文字通りのお料理シーン。エプロン姿で肉切り包丁片手に。ドートマンダー、ケルプ、スタンに手料理を振る舞う。

 

T「俺のキッチンから出て行け」

~緊急会合(小声)~

S「外で食べることにしないか?」

K「だめだ。タイニーのおもてなしを断れるやつなんていない」

D「あらかじめ胃薬を用意しておこう」

 

ときたまドートマンダーの身に不運が起こると、「ドートマンダーを助けたい」派ケルプと、「ドートマンダーなんかほうっておけ」派タイニーとで意見の不一致が起こる。前者はほとんど屈するか、流される。スタンは沈黙を守っている。

 

それでもタイニーは、なんやかんや言いながら13作目では、ドートマンダーのピンチに「俺はお前を心配しているんだ」「俺抜きで会合をするのか?」と、利益がないかもしれないのに、自発的な協力を申し出てくる。

 

10作目では、モーテルにて、ケルプはドートマンダーの部屋を違法にシェアし、スタンはタイニーの部屋を違法にシェアする……という、そちら方面歓喜案件かもしれない記述がついに出てくるが(違うから)(逆にこれくらいしかない)(そもそもどこに需要が…?)、当たり前にこういう割り振りにしつつ、この4人組は6作目からは完全にレギュラーとして固定される。

 

ジャドソンくんは12作目で初登場(当時19歳)。J・Cに雇われ、そこからタイニー付きの見習いになるかに思われたが、ケルプからは引っ越しを手伝ってもらって後、警報機破りの技術を仕込まれ、ドートマンダーには色々見抜かれたけれども仲間入りを認められ、スタンには13作目で弟子のように可愛がられる。14作目になるとスタンの寵愛も落ち着き、タイニーの傍らに戻る。でもO・Jでの飲み物はビール。

 

 

ドートマンダーの仲間たちに関しては、語っても語りきれないので、いずれまたの機会に。

 

 

ここでケルプが登場する短編と中編を、長編の流れに組み込んで並べてみる。あくまで出版年から見るのみだけども。

 

④『悪党たちのジャムセッション』(1977)

短編『愚かな質問には』(1981)

⑤『逃げ出した秘宝』(1983)

⑥『天から降ってきた泥棒』(1985)

短編『馬鹿笑い』(1986)

同『悪党どもが多すぎる』(1989)

⑦”Drowned Hopes”(1990)

短編『真夏の日の夢』(1990)

⑫”Watch Your Back!”(2005)

中編『金は金なり』(2005)

 

『愚かな~』ではケルプはドートマンダー呼び。

転換期としてジョン呼びが連発され、ケルプ別人説が流れ始めるのは『逃げ出した秘宝』(お前だけだ、そんなこと言っているのは)

ケルプが最後に台詞として「ドートマンダー」呼びしたのは、『馬鹿笑い』で取り乱したときかもしれない。

12作目でケルプは「俺の甥ビクターはこんなにひどくはないぞ」と言ったり、ときどきスタンの操縦するヘリコプターに乗った昔の思い出を振り返ったりしているので、たぶん同一人物だと思うよ(笑) 初期疫病神三部作(勝手に定義)から『最高の悪運』『バッド・ニュース』『金は金なり』にあたりにワープすると信じ難いけど。

 

…たぶんケルプさんも、ジャドソンという後輩の指導にあたるくらいレベルアップした。そういうことですよ…。

「やらせてみるよ。ジャドソン、もし俺が間違っていたら、タイニーがお前を高い所から投げ落とすぞ」なんて忠告、4作目では言えましたか…?

 

「拳銃恐怖症」はドートマンダーが勝手に断定しているのかもしれないけれど、ケルプ自身甥のビクターには「びっくりしやすい性質」で「ちょっとしたことで、たちまちイカれちまう」ということを認めている。ドートマンダーはなにげに戦闘力高めなんだけど、ケルプはまったく腕っ節を披露したことがないからね、例の必殺技以外では…。

拳銃を自分で構えるまではOK。だれかに突きつけられてもぎりぎり平常心。ただ、7作目”Drowned Hopes”では、シリーズ史上異例の惨事が目の前で勃発し、ケルプ、さすがに寝込む。

パーカーの世界なら完全にアウトの相棒。悪党に向いていないんじゃないか疑惑はくすぶり続け、11作目で普通に有能な秘書として働いているのを見ると、もうそのまま就職しちゃえよ、と思わないでもない。一方のドートマンダーは、今の仕事しか向いていないことが明らかになるあたり、切ない…。

 

 

最後に以下、アンディー・ケルプ氏のレベルアップエピソード。

 

中編、ケルプさん、10作目に引き続き、一人で大の男(わりと危険人物)を制圧。もうどっかの少佐や弁護士に出し抜かれる彼はいない…。

 

12作目、ケルプさん、相棒を甘やかさない。

「ジョン、O・Jをあきらめたいのか?」「違う」「じゃあ、なにをしなきゃいけないかわかっているよな」「お前たち、一緒に来るか?」「だめだ、ジョン。お前が一人でやらなきゃいけないことだ」

 

13作目、逃げ遅れたドートマンダーを心配して、残りの三人を引き止め、一人様子を見にいく。「5分だ。お前ら二人が刑務所送りになっても、俺は面会に行かないぞ」とタイニーに警告されても、答えることなく脱出した場所へ戻っていく。(で、待っていたのはドートマンダー密室消失事件)

 

14作目、インターネットの近くで悪事をしちゃいけない、あっというまに取っ捕まるから、という趣旨の忠告を具体例つきでO・Jの常連たちに披露し、ジャドソンに「アンディー、それかっこいい」と言われる。10作目ではそのインターネット経由で厄介事を持ち込んだ方なのに。

 

 

……えっ、なんでこんな危うく怪しい抜粋を、でたらめに載せるかって? 翻訳していただきたいからに決まっていますでしょうが…!

 

 

当方の書くことはあまり当てにせず、好きな方はぜひ原本・訳本を読まれることをお勧めいたします。

 

 

年明け一発目から、とりとめもなくつらつらと書いてしまいました。いいかげんブログ記事一つの書き方もなんとかしなきゃいけないとは思っているのですが、どうも下手なままだなぁ…。5年もやっていてこれだもんなぁ…。

 

そんなこんなで勝手気ままですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

三作目、書くぞーーーー!!!!!

 

 

 

(密かな野望……どっかあまり他人様に見えないところで、ドートマンダーの同人誌とか書いたら怒られますかね!? 最悪訴訟沙汰になりますかね!? いや、いわゆる腐なものではなく、彼らがいつものごとく仕事をするような、同人誌。その腕も全然ないんですけれど、新しい彼らに二度と会えないのかと思うと、辛いんですよ…。考えれば考えるほど、恋しいんですよ……。”Get Real”で最後にしては、寂しいんですよ……)


(......前から書いていますが、まずは自分で翻訳することから始めようか。後先考えず...)

 

パトロンが欲しい......)



 

バッド・ニュース (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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骨まで盗んで (ハヤカワ・ミステリ文庫)

骨まで盗んで (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

 

 

……思い出した。↑のカスタマーレビュー書いたの、私だ……。まだ邦訳される前に。2002年!? 

ケルプがドートマンダーの名前を二度呼びするの、当時から可愛いと思っていたんでしょうね…。

 

まだ今年は終われませんでした。


冗談じゃなかった!『こんな夜更けにバナナかよ』観てきました!  なんてこと! これ観ないで年越した気になってはあかんかったわ!


すばらしかった!  どうしよう、めちゃくちゃ好きです!!! ぶっちぎり!!!


わかっていたのに、わかっていたはずなのに、エンドロールで見慣れたはずのお名前を見た時が衝撃でした。


知っているはずの人はいませんでした(お前はなにを知っているというのか)。

ずっと初めて出会った人を見ていました。


当初の勝手な予想より、観ていて辛くなるなんてことはまったくなく、ついこぼれた涙も喜びや幸福に近い気持ちからのそれでした。


ああ、色々あるけど、とりあえずもう一回行こう・・・。


・・・ここ数年、ずっと年末は大泉さんを観て過ごしているなぁ。幸せだなぁ。


画像は、このタイミングで我が家に来ました、黄色いアイツです。🍌🍌🍌


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