まず、以下、ちょこっとクロスオーバー妄想。『ルパン三世』と。
小説で次元が「アメリカかぶれ」と描写されているのを見たことがあるんですが、ケルプさんあたりはナチュラルに、「よう、次元! 久しぶりだな!」とか声をかけそう。どこかのバーで偶然再会したという設定で。
それで近くにいるルパン、「次元の昔の知り合いにロクなやつはいない」と経験から知っているので、ものすごい疑いの視線を注ぐけれど、ケルプは気づかない。
一方、同じく近くにいるドートマンダー、「アンディーの知り合いはイカれたやつばかり」と経験から知っているので、ものすごい疑いの視線を注ぐけれど、次元は気づかない。
……というのを見たい(笑)
あと、そういえば、ルパンのテレビシリーズのどこかで、確か悪党パーカー出ましたよね。似ても似つかなかった気がしますが……。
でもパーカーだったらルパンと勝負できるかも!!??
さて、1作目『人狩り』については、こちらの記事で書かせていただきましたので、
今日は2作目『逃亡の顔』を。
…ただし手元にないので、覚書頼みに書きます。記憶違い等あるかもしれません。ご注意願います。(そしてネタバレにも)
◆『悪党パーカー/逃亡の顔』
まず、原題がかっこいい。The man with the Getaway Face
ウエストレイク氏の公式HPのパーカーのところを見ますと、そのものずばりのかっこいい画が現れますよー!
シリーズ第2作目、話によるとスターク=ウエストレイク氏は、『人狩り』のラストで、パーカーに非業の死をもたらす構想もしていたという。まさに幸運の続編。
アウトフィットとの戦いがひと段落し、整形したパーカー。仕事がてら昔の仲間たちに顔見せに行く。ほとんどの仲間が、パーカーは死んだという噂を聞いていたから、現れた見知らぬ男をパーカーだとはなかなか信じてくれなかったが、その態度だけは変わっていないことに気づいてくれた!(笑)
パーカーはハンディ・マッケイらとともに新しい仕事に取りかかるが、そのさなか、パーカーの顔を整形した医師が何者かに殺害される。先生の仇を討つべく、スタッブズという男がパーカーのところへやってくる。一つのことしか考えられないスタッブズは、パーカーをさんざん煩わせるが――。
どんな状況に置かれようと、わき目も振らず、まっすぐに自分の目的へ向かう男。
そしてパーカーは、最後にとある意外な行動に出る。
いかにも名言という感じではないけれども、クライマックスにとても印象的な台詞があります。現在見つけ難い本ですが、おすすめです。
個人的好み度、星4(/5)