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A.Banana.S

古代ローマ、ナックス兄さん、ドートマンダー・・・好きなことをぽつぽつと。

2014年 イタリア。 8月18日 「ローマへ」

 

TOEICのリーディングで撃沈してきました。直前の練習からあやしかったんですが、まさかあんなに時間が足りなくなるとは。完全に驕りと油断が原因です。2週間後の英検、まったく受かる気がしません。

 

そういえば、去年の古代ローマ検定は92/100点でした。

 

さて、引き続き凝りもせず勉強から逃避しながら、1年前の思い出話をさせていただきます。

 

フリーターである身分を利用して、2週間もの休暇を取得したわたくしめは、2度目のイタリア旅行を決行しました。目的は前回と同じ、古代ローマゆかりの地をめぐることです。

中でも重要と考えていた一事が、8月19日にローマを訪れるということでした。なぜならちょうど2000年前の同日、古代ローマ初代皇帝アウグストゥスが世を去りました。命日に合わせ、彼の眠る霊廟にお参りをしようと考えたのです。

 

だからなんになる、と考えなかったわけではありませんでした。ただの一素人古代ローマファンの自己満足ではないか、と。そんなことをして夢を見ている暇があったら――以下略、と。

 

けれどもせっかくこのような機会に恵まれたのもなにかの縁であり、まぎれもない幸運。こんな理由でもなければなかなか海外になんて行かないだろうと思い、準備をしました。

 

しかし去年の日記で書きましたが、出発前はもう不安で不安でしかたがなくなるのですね。成田から一人搭乗ゲートに向かったときは、もうなんだか具合が悪く、半泣きみたいなあり様でした。これから2週間帰れないと思うと、もう引き返したい。日本を出る前からすでにホームシック状態でした。

 

とりあえず用意した薬類が・・・寝つきをよくする薬(普段使用のもの)、ナロンエース先生、酔い止め、下痢止め(人生で使ったことがないのに用意したもの)、錠菓のビタミン剤、そしてカロリーメイト(深夜の空腹、あるいは疲労や恐怖心等で買い物もできない状態になった場合のため)。

 

私は個人旅行でしたが、「旅プラザ」様に航空券とホテルと、日本で言うところの新幹線の切符を手配していただきました。あとは定められた日の定められた時間に、しかるべき場所に行けばいい。前回もできたのだから、今回もできるはず。いや、できなければやばい、帰れなくなりかねんぞ、と緊張しきりでした。

 

飛行機は、ローマ直行便が満席で、ミラノで乗り換えることになっていました。8月19日にローマにいることにこだわらなければ、その必要はなかったのですけれど。初めてのミラノは、飛行機の窓越しに眺めて終わりとなりました。

ちゃんと預けた荷物も乗り換えてくれるか、それ以前に飛行機が遅れて私自身が乗り換えに間に合うか、そもそもどこでどうやって乗り換えればいいんだ、など、また不安にさいなまれていたら、空港スタッフらしきお姉さんが「ローマ、ローマ」と呼んでいる。どうも乗り換えが必要な人たちをまとめて次の飛行機まで案内してくれるようだ。よし、この集団について行こう。と、ほとんどがある団体ツアーの参加者の方々だった様子ですが、私はまんまとその集団に混じって、案内を受けることにしました。

ところがお姉さん、搭乗口を間違えてしまわれました。空港が改装中でわかりにくくなっていたようです。けれども結果としては、やはりこのお姉さんについていってよかった。乗り換え飛行機も、よもや20人近くの乗り換え客を置いて簡単に出発するはずはありません。私一人だったら、おそらくいつまでも正しい搭乗口にたどり着けなかったでしょう。

 

少し手間取りましたが、無事ローマ行の飛行機は出発しました。フィウミチーノ空港到着は、予定より1時間ほど遅れましたが、無事預けた荷物とも再会でき、とりあえず一安心。

 

次の問題は、ローマ市内へ行くことです。鉄道、プルマン(バス)、タクシーという手段がありますが、私は前回同様、プルマンを選びました。実のところ、鉄道乗り場がどこだかわからず、タクシーは値段が高いためです。

プルマンに乗れる自信はありました。というのも前回、1時間近くも乗り場を探し、半泣きでさまよった挙句に見つけたので、忘れるわけがないのです。(いや、決してそれほどにわかりにくい場所にあったわけではないと思います。空港を出て右に進んだところです。けれども一応人に尋ねもしたのですが、なおもわからずに途方にくれたものでした)

 

ところが今回は、バス乗り場はものすごい人でごったがえしていました。

前回訪れたのは6月です。8月はやはり旅行シーズンなのでしょう。それとも時間の問題でしょうか(夜9時頃でした)。

それで今回は別の心配をしなければなりませんでした。果たしてバスに乗れるかどうかです。というのも人が多すぎてどのように並んでいるのかわからない状態。そのうえ予約していたお客さんも少なからずいた様子でした。

ええ、かなり心配性です、私は。

しばらく待ちましたが、なんとかバスに乗ることができました。ローマのテルミニ駅の傍らに降り、ホテルに着いたときはもう夜11時でした。

 

「旅プラザ」様に選んでいただいたホテルは、とても素敵でした。朝食はなしですが、設備は申し分なく、なんと4つ星でありながらかなり手ごろな値段で宿泊できました。

 

長時間のフライト以上に気苦労でへとへとだった私は、人生で初めてルームサービスを頼みました。持ってきていただいたアプリコットジュースが、びっくりするおいしさだったのを覚えています。以降、旅のあいだに何度かアプリコットジュースを試したのですが、あれほどの味には結局会えませんでした。

 

初日からこんな調子でしたが、次の日、早くも旅の最大の目的を果たしに向かい、そして撃沈することになります。

 

写真はその日の共和国広場。

 

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