A.Banana.S

古代ローマ、NACSさん、ドートマンダー・・・好きなことをぽつぽつと。

バラエティ&映画感想(長め&ネタバレ有り、注意)

 

あれっ、これは 『SONGS』の海外ロケと偽ってどうでしょうルート用意ですか?(笑)ついに国営放送と結託しましたか? ありそうでこわいんですけど(笑)

 

と、今書き足しましたが、ひとまずは、

 

孤狼の血』、観にいってまいりましたーー!!

 

その感想の前に、まず、このごろ、供給過剰すぎてナックスさん関連についていけなくなっていることを吐露いたします。(注:喜んでいます)

 

 

ですが、『ダウンタウンなう』観ましたとも。

もう、オトサマ、お疲れさまにございます……に尽きました。いや、悪い意味ではなく、ただ、自称人見知りであるあの方が、芸能界の超大物を複数相手に(しかも三名初対面)、単身ご出演とは、どれほどの緊張であったことかと勝手に想像してあまりあると申しますか……。

 

えっ、なぜどなたか共演者の方々とご一緒しないの!? だれかついていってあげてくださいよ!とか思ってしまいました。すみません。いや、うれしいんです。うれしいんですが、大変だっただろうと思わずにいられず。

 

数年前、ケンさんが『龍三と七人の子分たち』の宣伝でスマスマに初登場されたときに似た思いでございました、この末端ファン。あのときのケンさんの汗だくぶりですよ。大御所ばかりの監督と共演者の方々、そしてスマップさん……あああああっ! ヤバい! これはヤバすぎる! ケンさん、すごいわ! どうしよう! がんばって! あと少しよ! とかね、思ってしまいましたっけ。それでもなおひときわ目立ちまくっていたケンさん、感服でした。皆様、ケンさんのことをありがとうございます、とか、テレビに向かって跪拝する心地でした。

(ケンさんがその後再びスマスマに登場された時、すなわちメンバー全員でスマップさんと対決した、少なくともあの時、フジTVさんにナックスハリケーンが渡っていましたね。あの瞬間がわたくしめ、最も戦慄したしました……)

 

そして、大先生の偉大さですよ。ほとんどあらゆる大物とたびたび達者なトークをくり広げる洋さんの天才ぶり。場数も踏めるすごさ。マジものの、天下一品ですわ。

 

シゲさんならば「残念」エピソード、リーダーであれば「農業」「ベストオブパパーズ」という武器がございます。

 

オトサマはどうする?……と観ました。見守る、という、いわゆる「謎の親目線」なワードを使うはおこがましいと思いつつ、思いつつもこれがそういうものなのか、とドキドキでした。

「末っ子」「可愛らしさ」できましたな。

……もうね、坊主でも、いや、坊主のほうがむしろギャップもあって可愛らしさ増し増しなんじゃないかとさえ思いました。

ごめんなさい、という謎の親ワードを思わずつぶやいてしまう、一視聴者のファン。ごめんなさい、その方は後輩というより末っ子なんです。だいたい皆で食べる系のものは、「我こそは」系のお兄ちゃんたち少なくとも3名が、巧みに世話を焼いてくださるので、そちら方面の気遣いは不慣れなのです。聞くところによれば、一人でお肉を焼いた日には火の通りが不十分でおなかを壊すそうです。ただでさえいっぱいいっぱいなんです、許してください、と、謎の弁明をはじめる一視聴者のファン。

いや、ダウンタウンの御二方、緊張を解こうとしてくださっていました。これまでよりも好きになりました。感謝。

 

……だからお前は何様だ、おい我!

 

恐ろしいですね。ファンになると、こういう、下手をすれば上から目線の愛があふれ出てくるという。

でも、わざわざダメ出しで泣かせちゃう、ケンさんほどまだ愛は歪んではいないわ!(笑)

(最近のケンさんは「さすが音尾」「5がすごいんだよね」「5の安定感」と称賛しつつ、二人きりになると運転やらでこき使い……やっぱり変わってない!? 笑)

(もうすぐ二年に一度のマッスルブラザーズ

(二年前のケンさんの最高に良い顔とブラザーを見つめての幸せそうな笑顔が忘れられない。DVD参照)

 

はっ、すでにこんなに書いてしまった! 映画の感想にいくまでに。

 

いや、およそ20分足らずかつCM多めでしたが、十分です。十分に奮戦されました。ホストもゲストも初対面で未共演で主戦場も違うのですから。

メンバーの悪口を言いにきたんじゃないと言いながらも言わずにはおれないその煩悶。わかっています。わかっていますから、どうかもうそのくらいで勘弁してあげてください、という、やはり謎のヒヤヒヤ目線をぬぐいきれませんでした。

 

自重します。(もう遅い)

 

 

……というわけで、だいぶ文字数が経過しておりますが、これから『孤狼の血』ネタバレ含みの感想を書きます。閲覧ご注意ください。観客動員に貢献しない、自己満足なものです。これから映画館に足を運ばれる方は絶対に読まないでください。

 

 

 

……ところで、あの可愛らしい坊主の方、出演しておられました? どこにもいらっしゃらなかった気がしてならないのですが(すっとぼけ)

あんな! キュートの極みが! あんな! ゲスい役を! パンチで! 全身入れ墨で! 真珠で! ひどい!(注:喜んでいます)

ですが監督、そろそろ十分、忠誠は示されたとこたびは思ってしまいました。『牝猫たち』『サニー32』観たうえでそう感じました。それくらい、こたびは極めておられました。さすがでございます。

こうなってくると、なんと言いますか、極めて穢れのない役が観てみたくなってきました。

扱いがですね、扱いが……あれもやってこれもやってそこまで!?とですね、おいしすぎると言えばおいしすぎます。だからこそ、だからこそ――。

 

 

以下、もう一度、がっつりネタバレでございます。ご注意。

ちょっと前の記事でも書きましたが、不肖わたくし、表記諸々、感覚人間の度合いがひどくなり、不正確な部分もあるかと思います。一度鑑賞しただけでどれだけわかっているのかという疑問もございます。ご承知のうえ、読んでくださいませ。

 

そのうえでどうしても、くすぶっていることを書くきます。お許しください。

批判ではなく、観終わったあとも色々考えてしまう、というのは、それだけ心に残り続ける、優れた作品だったという思いでございます。

 

観終わっての第一は、まず『BONES』観ておいてよかった!という、無関係すぎる超個人的所感でした。

BONESでドラマメンタル、グロボディメンタル、フィクションで拷問見せられるメンタル(大変な語弊)(やっぱり最も嫌い)、鍛えられておりましたからね。なんとか耐えきりましたわ。

あ? 鑑賞後にチョココロネ食べたわ! 自分にちょっと引いたわ!

 

役所さんは、わたくし『痛快!三匹が斬る』から大好きです。最近では『関ヶ原』映画館で観ました。

桃李くん、『不能犯』を観にいきましたので、演技のすばらしさにはすでにまいっておりました。大河ドラマ黒田長政役も、忘れられません。

 

そして江口さんと竹野内さんの存在感ですね。眼福。ナチュラルかつ巧み。そう、匠の技。

とくに江口さん、ここまで近頃クールな役を見続けると、どうしよう、そのうちものすごくコメディとかハートフルでこられたら!見たい!と思ってしまいました。

 

 

さて、これより私が鑑賞後に最もくすぶっている思いなのですが(しつこくですが、どうか映画を観てからお読み願います)、

 

 

 

なぜ死ななければならなかったのか。

 

 

 

一度観ただけですし、まだ理解しきれていないのでしょうか。

大上が殺される理由がどうにも弱いという気がしました。

必要性がないと思ったんですよ。ストーリー上ではなく、なんというか、論理的に。

ですが、これは論理ではないのでしょうね。

 

その筋のことをなにも知らない、せいぜいフィクション作品をいくつか読書・鑑賞しただけで書きますが、「サツ」を殺すって、相当リスクが高いと思うのですよ。いくら孤狼だろうと、警察上層部とずぶずぶ癒着していようと、警官殺しはまずいだろう、と。

しかも、もみ消しようのない殺し方をしております。いや、それでももみ消される気配が強烈に漂っておりましたが、あれはさすがに難しいのでは。

なぜ遺体を隠さなかった。最初の人のは思いきり隠していたのに。その筋ですから、遺体を消す方法は色々知っていたことでしょう。

それにしても発見されるしかないところに遺棄して、しかもあの殺し方で。

絶対に一般人の目撃者が出る。しっかり検死もしている。仲間たちももちろん多数事実を知っている。

 

それでももみ消されてしまう世の中だということに、まず恐ろしさを感じました。

 

でも、無理ではないか、あれは。

まずもってノート見つけていないのに、結論を出すのが早すぎる。関係者全員が口をつぐんだとしても、いずれ記者が嗅ぎつけるのではないか。

相手の側にも、殺してしかも見せつける気満々だった。

消せないと思いました、これは。

 

そもそも殺されるほど、危険人物でもありませんでした。あの時点で致命的な情報はなにも持っていませんでした。むしろ弱すぎる切り札で大丈夫かと思わせるもの。放置でよくなかったですか、あれ。

 

ですがそれこそ、なんでも合理的に考えねばという罠なのでしょうね。

 

大上が殺されたのは、もう「嫌いだから」「気に食わないから」「感情的に、邪魔だから」としか考えられませんでした。

大ボスの「気に入らない」という感情、末端構成員の私怨、だからこそのあの殺し方。

もみ消せるわけがないじゃないか、と。

 

そこに、「組織」への痛烈な批判が込められている映画だと感じました。このような台詞がありました。「メンツしか考えていない」「保身ばかり」/「駒としか考えていない」「俺にはここがある」(自分の頭を指でこつこつ叩く)

つまり、愚かだと言っているわけです。愚かだからこそ、感情で人を殺す。サツ殺しはまずいだとか、それをやったらいずれ大事になるとか、長い目で見たらマイナスでしかないとか、考えていない。どちらの側も。保身が保身になっていないことがわからない。

今の世の中にもよく見かける、外から見たら常識的にありえない対応をする組織。まさにこのことか、と。

頭脳ゲーム型のフィクションでは、ありえない死に方です。

 

それでも大上が死ななければならなかったのは、そういう組織への批判、そしてもちろんストーリー上必要だったから、かと思いました。

 

孤狼の後継者問題のために。

 

序盤、ただの一瞥で、ああ、これただのボンボンじゃないね、なんか裏があるね、と鑑賞者に思わせる日岡くん、最高でした。

あと、T氏の登場のタイミングですよ。あそこで投入は絶妙すぎ。

 

おっと、話を戻しますが、孤狼の血を最も効果的に遺す方法は、死ぬことだったのか、と。

おそらく大上は、パンフレットを入手していないのでわかりませんが、おそらく50歳は過ぎていた。その筋の人たち相手に立ちまわるのに、体力の限界を感じていただろうと思います。そんな描写は見つけませんでしたが、体調も悪くなっていたかもしれません。どう見ても健康な生活は送っていませんでしたから。(でも葬式はかなり立派なお屋敷で行われてませんでしたか…?)

 

退職、引退……むしろ死期を悟っていた孤狼は、自分の血をだれかに残さなければならなかった。それで目をつけたのが、正義は守りたいが、いかなる正義を自分のものとしていいかわからない青年だった、と。

 

もう、あれは情にうったえた洗脳ですよ。なんてずる賢いんでしょうか、大上。あんなんされたら孤狼の子になるしかないじゃないですか。

 

挙句にオチまでつけられてしまいましたが、もうあれは、洗脳ではなく、自分の意志。あるいはそうでもなく、運命というか、もうそうなるしかないという、明らめ。自分の正義と生き方を見つけた人の宿命なんでしょうね。とても晴れやかで、迷いのない決意でしょう。

 宿命とは生まれつき定められたものではなく、後天的に獲得するものでした。

 

ところで、二代目孤狼は、昭和63年に「生まれ」、今は平成30年。そろそろまた後継者問題を考えなければいけない頃ですな。それが見たい! ものすごく見たい!

初代と同じ運命をたどるかというと、必ずしもそうではないのでしょう。時代が変わりますから。子どもは親と同じではありませんから。たとえ死ぬにしても、個人の生き方と時代に導かれた「滅び」があるのでしょう。

 

もう少し未来を見た後でなければならないでしょうかね。

 

あるいは、「気に食わない」という理由で、まったく因果もなにもない理不尽な結末もあるでしょう。世の非情。初代はある意味、因果にはのっとっていたわけです。守るためだったのに、やり方がその筋と同じだったがために、あの野蛮な死。

大上が最も防ぎたかったこと。だれかれかまわず、こんな目に遭う世の中になること。

 

 

いやまったく、痛烈でしたな。

ものすごく堪えました。刺激でした。初見で滅茶苦茶書きなぐりたくなるくらいに。

 

あと、最後にやっぱり、吉田さん、あなたも消えるの無理です。あのボディでは、見つかるに決まっています。だから、消えないでください(笑)

あのボディに銃に真珠と、あそこまで極めていながら、いちばんあっさり吐きましたな。恐怖と心の痛みはともかく、あれでも苦痛の程度はいちばん少なかったはず。そこがまた、なんとも皮肉。そんな存在は、癒しでもあるのかもしれない。極めない、「弱い」人間であることの。

 

的外れなことばかりの感想だったかもしれません。でも1日で5000字書き連ねるほど強烈だったこと、伝われば。