A.Banana.S

古代ローマ、NACSさん、ドートマンダーにパーカー、西武ライオンズ、FEプレイ日記(似非)・・・好きなことをぽつぽつと。

急ぎ。急ぎ。

・会長、お誕生日おめでとうございます!!! 穏やかな春を迎えておられるでしょうか。どうでしょう新作とOOPARTS楽しみにしてます!!!

 

・……そうですか、12日札ドVS有原さんですか…。い、行きたいぃっっ!!!

 

・待って、テニプリ次期部長番外編ってなに!? 我がイチ推しの赤也&戝前になにがあったの!?(突然のカミングアウト)

 そう、忘れもしない2015年、まさか舞台『ORANGE』で、戝前のCVを務めておられた方を目の前で拝見する機会がくるとは、夢にも思わず。

「あ、あ、荒木さんんんんん!!??」

 赤也の中の方と言えば、もうすぐ魔術師オーフェンが再アニメ化とのニュースが。(無謀編込みで全巻読んでたやつはここです)

 

…ホント、何年経っても好きな気持ちはなくならないものですね。(by荒木さんと同世代女)

ドートマンダーとパーカーの妄想集(二本目)

今日(昨日)は、今井くんの令和初完封に感動しておりました!! 絶対今年は現地まで観にいくんだからね…!

 

さて、二本目上げます。(リンクは記事の最後に)

 

二、ファースト・ネーム

 『愚かな質問には』(1981)、ケルプ視点から。大遅刻したドートマンダーに呼ばれ、O・Jを出発するが、すでにデムロフスキ―とマトロックが泥酔していた。

 

ドートマンダー、ケルプ、ラルフ・デムロフスキー、ハリー・マトロックほか。

 

主な参考文献:『悪党たちのジャムセッション』、『泥棒が1ダース』、『ウェストレイクの犯罪心理学講座』(ハヤカワ文庫、1978)

 

anridd-abananas.hateblo.jp

 

《注意!!》

①一ファンの妄想をテキスト化したものです。ほかのどなた様とも関係がございません。

②検索避け機能等を考慮し、pictBLand様にアップすることにしました。

ほぼこのブログからのアクセスのみ想定します。無料です。非会員でも読めます。

BL特化型サイト様です。BL広告が表示されても問題ない方のみアクセスしてください。当方責任は負えません。また読者側から、小説のみ表示、テキスト表示等の機能が利用できると思います。(BL特化であり、専用ではないとのことです)(男性登場人物主体・オールキャラという枠で投稿します)

当方の書くものはBLではありませんが(読みかた次第ですが…)、BL作家様やBLを楽しむ方々に迷惑はかけたくありません。ご了承願います。

問題発生の場合、予告なく削除します。

 ③各話の鍵(パスワード)は、このブログ名を、コンマ抜き8文字で入力してください。

 ④最後に、未翻訳作含めて、思いきり内容に触れています。ネタバレしています。許していただける方のみ、アクセス願います。

 

 

二、ファースト・ネーム

https://pictbland.net/items/detail/794132

 『愚かな質問には』(1981)、ケルプ視点から。大遅刻したドートマンダーに呼ばれ、O・Jを出発するが、すでにデムロフスキ―とマトロックが泥酔していた。

 

 

 

妄想集より。<一、エメラルド始末記、冒頭部>

 

(ここでは一部イニシャルor伏せ字です。リンクは記事の最後に)

 

不肖わたくしめによる、ドートマンダーものの妄想集その1、冒頭部。

 

※『ホット・ロック』(1970) ネタバレ注意!

 

 ◆◆◆

 

「ミスター・D? 調子はどうかね? ヌコリミだよ」

 Dには、その声にも名乗られたらしい単語にも、聞き覚えがないように思われた。だから疑い深い調子で、自宅の受話器に応じた。

「ほう」

「アキXX大使の」

 それで、Dの頭の奥でなにかが光った。けれども記憶の破片をかき集めるのに少し時間がかかった。遅い朝食のフレンチトーストを一口かじって飲み込むまでには、その破片はかろうじて形を成していた。エメラルドだ。なんとかエメラルド。

 あのいまいましい、なんとかエメラルド。

「そこにいるのかね、ミスター・D?」

「いるよ」

 Dは喉を整えながら言った。

「やつが帰ってきたぞ」

「そうか」

 アキXX大使の言葉が意味することはすでにわかっていた。だがにわかには信じられない思いだった。あれから三年が過ぎていた。もう四年になろうとしていた。その間色々なことがあり、最近は自分の生命に関わる厄介事を抱え込んだせいもあって、Dはあのエメラルドの一件をほとんど忘れ去っていた。

 一件どころか、五件だ。Dと仲間たちは、あのエメラルドをそれだけ盗む羽目になったのだ。挙句、依頼主のタラXXXのI少佐は、Dたちに二十万ドルの報酬を支払う約束を反故にし、故国へ逃げ帰った。その直前に、Dは少佐からエメラルドを強奪し、二十万ドルを持ってくるまで預かると言い置いたのだった。

 並の五倍も苦労したのに、一文にもならなかった仕事だった。今日までは。

「待ちくたびれましたよ」

「私もだ」Dの言葉に、アキXX大使は同意した。

「帰ってきたのはいつです?」Dが尋ねた。

「我々が気づいたのは今朝だ。しかし少なくとも一昨日にはニューヨークに入っていたようだね」

「もっと早く教えてほしかったですね」

「私もきみと同じだったのだよ、ミスター・D」アキXX大使は弁解したが、それほど悪びれている調子ではなかった。「もう半ばあきらめていたんだ。あの少佐が向こうでくたばるかなにかして、二度と戻ってこないんじゃないかとね。あれから三年だよ、ミスター・D。きみとの契約を破って、エメラルドの件を公表することも考えたが、そういうことさえも忘れて過ごしていた」

「わかりましたよ」Dはため息まじりに言った。

「あれをまだ持っているのかね?」

「もちろん」答えながらDは、「あれ」の隠し場所を思い出そうとしていた。

「近々きみに接触があるだろう。片づいたらすぐに電話してくれるね?」

「ああ」

「上手くいくことを願っているよ」

 電話を切ったあと、Dはベッドルームに行った。彼の誠実な同居人のMは、すでにセイフウェイ・スーパーマーケットのレジの仕事に出かけているので、家にはほかにだれもいない。

 ベッドサイドの引き出しだ。三段それぞれに偽の奥板がはめられているのだが、Dが外したのは二段目のそれだった。取り出したのは、黒い小箱だった。開けると、同じく黒いヴェルヴェットにくるまれた緑色の石が、あくびをする人間の涙のように、きらりと光を放った。三年ぶりのお目覚めというわけだ。

 だがこのエメラルドは本物ではない。およそ三年前に、アキXX大使から受け取った模造品だ。そのときDは、本物のバラXX・エメラルドを、今日の電話主の手に渡していた。

 Dと仲間たちは、自分たちをだましたタラXXX大使を許すつもりはなかった。それで、いつか大使がエメラルドを実際に二十万ドルと交換する気になって戻ってきたときも、本物を渡さないと決めていた。もう四年前になろうとする最初の仕事のとき、Dと仲間たちは、アキXXの展示場からエメラルドを盗んだ。そして最終的には、そのエメラルドを極めて穏便な形で元の持ち主に返したのだった。

 そのとき、アキXX大使とのあいだに交わした契約はこうだった。タラXXXのI少佐とDが取引を終え、少佐がエメラルドを手に故国へ帰ったその時、アキXX大使は本物のエメラルドを取り戻したことを公表する。詳細な鑑定を待つまでもなく、I少佐は故国で喜ばしくない事態を迎えるだろう。

 DはもはやI少佐に腹を立てていなかった。少佐にも、彼の欺瞞に加担して、Dと仲間たちの苦労を倍にした、Pという弁護士にも。彼もまたタラXXXの顧問弁護士になるなどと言って、少佐と一緒にかの国に飛んでいったきりだった。

 いずれ、だれかに永遠に腹を立て続けることなどできない。アキXX大使が言っていたように、半ばどころかほとんど忘れて過ごしていたのだ。J・Dの人生は、それどころではない出来事であわただしかった。

 だがあのときの二十万ドルがようやく手に入るというのなら、まったく悪い話ではない。少佐は今度こそ本当にそれだけの金を用意してきたに違いなかった。なにしろ三年も待ったのだ。

 リヴィングルームに戻り、Dは自分の椅子に腰を下ろした。それからサイドテーブルに手を伸ばし、もう一度受話器を持って、A・Kの自宅に電話をかけた。しかし彼は出なかった。

 

 

◆◆◆

 

続きは記事の最後のリンクから(イニシャル、伏せ字なし)。

 

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④最後に、未翻訳作含めて、思いきり内容に触れています。ネタバレしています。許していただける方のみ、アクセス願います。

 

※以下、参考文献一覧として。

 

anridd-abananas.hateblo.jp

 

 

一、エメラルド始末記

 https://pictbland.net/items/detail/791849

『悪党たちのジャムセッション』(1977)セカンドコーラス‐7の後。あとはたぶん説明不要。

ドートマンダー、ケルプ、スタン・マーチほか。

 

 

 

 

 

 

 

ドートマンダーとパーカーの妄想集(一本目)

上げました。 

 

一、エメラルド始末記

『悪党たちのジャムセッション』(1977)セカンドコーラス‐7の後。あとはたぶん説明不要。

 

(記事の最後に、リンク有りでもう一度書きます。アップ次第順次です)

◆◆◆

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 ④最後に、未翻訳作含めて、思いきり内容に触れています。ネタバレしています。許していただける方のみ、アクセス願います。

 

※以下、参考文献一覧として。

 

 

anridd-abananas.hateblo.jp

 

 

 一、エメラルド始末記

 https://pictbland.net/items/detail/791849

『悪党たちのジャムセッション』(1977)セカンドコーラス‐7の後。あとはたぶん説明不要。

ジョン・ドートマンダー、アンディー・ケルプ、スタン・マーチほか。

 

 

ドートマンダーとパーカーの妄想集について(リスト)

◆リンクなし題目

(記事の最後に、リンク有りでもう一度書きます。アップ次第順次です)

(各話ごとに個別記事も上げます)

 

一、エメラルド始末記

『悪党たちのジャムセッション』(1977)セカンドコーラス‐7の後。あとはたぶん説明不要。

 

二、ファースト・ネーム

 『愚かな質問には』(1981)、ケルプ視点から。大遅刻したドートマンダーに呼ばれ、O・Jを出発するが、すでにデムロフスキーとマトロックが泥酔していた。

 

三、ココナッツと蜘蛛

 ケルプ宅でココナッツ型金庫に挑むドートマンダーの耳へ、留守電経由で妙なメッセージが続々と届きはじめる。『骨まで盗んで』(1993)の後くらい。

 

四、哀歌

 パーカー、グロフィールド、ディヴァーズ、トム・ハーリー、あと一人。

 (+あとがきと、主に『Dirty Money』(2008)の話)

 

五、エキストラとスタントマン

 ジャドソンに誘われたスタンは、映画にエキストラ参加することに。見覚えのある人物が主演を務めていたが、急遽カースタントを求められ、さらにはとんでもない事件に巻き込まれる。『GET REAL』(2009)の後くらい。

 

◆◆◆

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④最後に、未翻訳作含めて、思いきり内容に触れています。ネタバレしています。許していただける方のみ、アクセス願います。

 

※以下、参考文献一覧として。 

anridd-abananas.hateblo.jp

 

 

anridd-abananas.hateblo.jp

 

 

◆◆◆

一、エメラルド始末記 

https://pictbland.net/items/detail/791849

『悪党たちのジャムセッション』(1977)セカンドコーラス‐7の後。あとはたぶん説明不要。

 

二、ファースト・ネーム

https://pictbland.net/items/detail/794132

 『愚かな質問には』(1981)、ケルプ視点から。大遅刻したドートマンダーに呼ばれ、O・Jを出発するが、すでにデムロフスキ―とマトロックが泥酔していた。

 

三、ココナッツと蜘蛛

https://pictbland.net/items/detail/795503

 ケルプ宅でココナッツ型金庫に挑むドートマンダーの耳へ、留守電経由で妙なメッセージが続々と届きはじめる。『骨まで盗んで』(1993)の後くらい。

 

四、哀歌

https://pictbland.net/items/detail/799213

 パーカー、グロフィールド、ディヴァーズ、トム・ハーリー、あと一人。

 そして、「長いあとがきと、主に『Dirty Money』(2008)の話」

https://pictbland.net/items/detail/799217

 

五、エキストラとスタントマン

https://pictbland.net/items/detail/801704

 ジャドソンに誘われたスタンは、映画にエキストラ参加することに。見覚えのある人物が主演を務めていたが、急遽カースタントを求められ、さらにはとんでもない事件に巻き込まれる。『GET REAL』(2009)の後くらい。

 

 

 全体的に、不親切な書き方をしていると思います。失礼します。

 

もうすぐですが、まず......(次記事の件について)

いや、ファンと言いながら、自分がいちばん冒瀆行為をしているだろうという、意識はあります。本来こんなもの表に出すべきではない。

 

しかし、かのモーリス・ルブランもやった。で、激怒されたとか。

 

それはそうだ。

 

きっと、永遠に走り続けるものはないし、そのためにほんのわずかだけひと役買えたら、、、なんて考えも、はなはだおこがましいでしょう。

 

なにより、それが建前である自覚もある。

 

お前、恥ずかしくて二度と著作読み返せなくなるぞ、という恐れもある。

 

しかし、もうこういう形でしか、私には発信できない。

ブログ記事という形では行き詰まっている。

 

本当に申し訳ない。

 

読者ゼロでも受け入れますし、どなたか一人でも読んでくださったとして、調子にだけは乗りません。

 

 

ただ、思い出に。

 

おわったぁあああああああ!!!

令和初日! 

 

五本目! 書き終わりましたぜ! まだ全然推敲してないですけど、とにもかくにも始めから終わりまで到達しましたぜ! あとは時間の問題!

 

現、約19万字、+追記。

 

どーとまんだー&ぱーかー、たんぺん(ちゅうへん?)、にじそうさく。

 

およそ二ヶ月の仕事にしては、量だけはこなしたほうでないか? 私にしては。

……おや、あっちにもこっちにも多大な犠牲が……。(連休明けには気合いを入れ直したい…)

 

平成の終わりですか? もちろん……

 

きゃー! きゃー! 十亀さぁん! 絶対今年はメラド行くぅうううううう!!!とかこっそり脳内フィーバーしながら、五本目を書いておりましたよ。そのまま新元号に突入でしたよ。

 

まったく三十年前の自分が見たら、どう思うことか。

 

まあ、幸せなやつです。

 

もう少し形を整えたら、公開準備に入ります。たぶん簡単な鍵をつけます。

 

本当に、本当に、書いてごめんなさい! 

 

 

ごめんなさい!!!!!

 

 

まがいものの質もない、まがいもの。

あるいは、単なる妄想。

それでも許してくださり、お付き合いくださる方に、一人でも目を通していただけたらなら、このうえもない喜びです。

 

 

 

 So let’s come back! Gents!