・・・を決行しようと思ったら。
まさかの帰れなくなる事態発生(笑)
・・・ついに。
おかしい、上手くいきすぎる、と思っていたら。
とうとう来ました・・・!!
いや、こちらの原因ではないんですけれどもね。あるんですね。こういうことが。
むしろ毎月のように旅行してたと言える今年。大きなトラブルなく、順調に。
だから、こうなってかえってほっとしている自分がおります。
まあ、目的は果たしたし、こうなったらゆっくりしていこうと思います。
戦利品を愛でながらね!!
・・・を決行しようと思ったら。
まさかの帰れなくなる事態発生(笑)
・・・ついに。
おかしい、上手くいきすぎる、と思っていたら。
とうとう来ました・・・!!
いや、こちらの原因ではないんですけれどもね。あるんですね。こういうことが。
むしろ毎月のように旅行してたと言える今年。大きなトラブルなく、順調に。
だから、こうなってかえってほっとしている自分がおります。
まあ、目的は果たしたし、こうなったらゆっくりしていこうと思います。
戦利品を愛でながらね!!
親愛なる音尾さん、
西岡徳馬様、関係者の皆様、
『スルース~探偵~』
追加公演ありがとうございます!!ありがとうございます!!ありがとうございます!!!(不止感涙)
このうえはもう迷いも悩みも一切合切なくなりました。
場所的、財布的、そしてまずおそらく仕事的、これ以上望むべくもございません!
わたくし、参上する気構え完璧でございます! なんとかチケットを取りますとも! 祈願!!
大雪にならないことも、重ねて、祈願!!
・・・欲深くて恐縮です。
それにしても音尾さん、今年の『メルシー!おもてなし』のときもそうでした。
初めて舞台で拝見した、『ORANGE』もそうでした。
どうしてこう、心を読んだかのように、わかってくださっているかのように、こちらの最上のタイミングで、いつも夢を与えてくださるのか!
奇跡の人ですか!!!
本日の『相棒』は、感謝の気持ちをいっぱいに、もはや崇拝の念も込めて、観させていただきました。
演技はもちろんのこと、出番、アップ、衣装・・・・・・とかく大満足の夜でございます。
(・・・回想シーンも音尾さんで良かったんじゃ・・・と思うのはやっぱり私が強欲だからですよね、うん)
うれしすぎてまたも頭がぼんぼんぼーーーんの状態ですが、まず毎日をきちんと生きます。チケットが取れるよう願いながら、かつ浮かれ過ぎててなにかやらかさないようにくれぐれも気をつけながら、楽しみに楽しみに待ちます。
好機多謝!!!
ややご無沙汰しておりました。
先日、衣替えがてら部屋を大掃除して以来、くしゃみが止まらないという近況でございます。
目が四六時中ショボショボするわ、鼻の皮が剥けるわ、なんか布団から出られないわ・・・。
これはもう、風邪・・・?と、一週間経って、ようやく悟りはじめたところです。
・・・というか、衣替えするのが遅すぎました。油断しておりました。
気がついたらいつのまにか、ど寒くなっておりました。
気がつくと部屋の中でじっと膝を抱えた体勢で固まっていました。それでようやっと動こうとして、節々が痛くて驚く、とか。
すでにどんだけ凍えてるの!?
これまでそんなに季節の変わり目で風邪を引いたっけか? こんなにこたえたっけか。知らないうちに。年か? やっぱり年を取ったということなのか!?
あとは、去年が比較的やわらかな冬だったというのがあるかな、私どもの地方は。
さて、現在は、
『スルース~探偵~』はこらえろ! こらえるんだ! またも定休日を利用しようとか考えるな! 日帰りすればとか目論むな! その前後どんだけ忙しい見通しかわかってるのか! それにこれ以上欲に従ったら絶対なんか起こるぞ! 起こるぞ! まだこれからだけども、すでにどんだけ恵まれたかわかってるのか! 今年何度遠出したか、これからもするか、もう一度よく思い返せ! いいかげんそろそろなんか起こるぞ! 欲望に忠実すぎだから! 我慢したのLVくらいだから! それに財布だ! もはやお前の財布は限界だ! 限界なんだ!!
自重しろ!!
という心境です。
・・・・・・しかし音尾さん、西岡徳馬さんと二人舞台って、もう、もう、、、、、
こ、こらえろ! こらえるんだ!!
こ、こ、ここ、こ、
こらえきれない、、、、、、
かもしれない、先行販売直前。
・・・失礼しました。
西岡徳馬さん・・・、20年ほど前か、『殿様風来坊隠れ旅』という時代劇に出演しておられて、幼い私は毎週楽しみに観ていたものでした。今考えても最もはまった時代劇です。難しいことはわからなかったけれども、とにかく楽しかった。かっこよかった。あこがれた。オープニングとエンディングテーマ、今も口ずさめるほど、好き。あのエンディングとともに旅立ちたい・・・!
それから『暴れん坊将軍』『痛快! 三匹が斬る』『遠山の金さん』『桃太郎侍』等々、メジャーどころというのでしょうか、たくさん楽しむようになりましたもの。
私の中では今も、「ムネさ~~ん!!」とお呼び申し上げてますもの。
最初の出会いって、重要ですね。本当に。
・・・・・・だめだ。自重できる気がしない。
それにしても、昨日スタートの『相棒』新シーズン。
物語もかなりドキドキして観ることができましたが、それでもなおもう予告編がクライマックスとばかりに身構えていた私は、完全にもう重症です。やられています。
事前に噂が入っていなかったら、どんだけぶったまげたか、あるいはうっかり見逃してしまったか・・・?
それにしても予告編でちらっと拝見した印象は、「作・演出 大泉洋」の音尾琢真に見えたのは、気のせいでしょうか。大洋兄とか、『N43゜』の、あの、ガラよろしくなくも陽気で、ちょい悪な感じの。
全力で楽しみにしております。
こらえきれる気がいたしません!!!
(14日 追記)
人生で、絶体絶命あるいはどうしようもなく辛くて落ち込んで動けない日々が来たときのために、未だにキューモバ登録していないという、我ながら驚異の自制心を発揮していたので、先行抽選に申し込めませなんだ。今から登録しても間に合わないみたいだし、一般販売までもうしばし誘惑と闘うことにします。
し、しかし、できるだけ近くで拝見したかった・・・(強欲)。
それにしても、なんですか、リーダーがとてつもなく「いい写真」をアップされたのですか!?
そしてこちらの心を読んだかのような、あの音尾さんのPR動画はなんですか!?
・・・やはりもう自制心が持つ気がしません。
前記事失礼いたしました。
金銭的なことは、厳しくはあれ、今年がはじまったときから腹はくくっていたので、喜び勇んでという心持ちですが、よもやここまでの機会に恵まれるとは・・・・・・。本当にいいのか・・・・・・。
しかし行って帰ってくるまでが遠征なので、しっかり気を引き締めて日々過ごしていかねば。
・・・来年はもっと自重するんだぞ、自分。
いつになったら本当にまったく年相応に地に足を(略)
先程録画した『あぐり王国北海道NEXT』を観ました。初めて観ることができました。お、おもしろい・・・!!!
視聴し続けていたら、このぐうたら女も食材選びに熱心な料理好きに変貌するかもしれない・・・!?
それにしても、これからは毎週リーダーを観られるという喜びに震える。前髪短いリーダーを家のテレビで拝見した瞬間、想定以上の感激が込み上げてきました。
テレ東が観られないことにまたも悲しんでいたところでした。
・・いいんだ、いいんだ、録画した『メルシー!おもてなし』再生しまくるから・・・。しかし今実感するのは、生の舞台を観るとは、やはり特別な、あのひとときだけの時間だということ・・・。もちろん映像でじっくり観るのも素敵だけれど、あの空気、雰囲気、息遣い――唯一無二のものでした。
この録画を視聴した母は、ついに音尾さんを「イケメン」と言いました。やっとわかったか。
しかしやはりハナタレを視聴できないのが辛いので、それだけのためにでも北海道に移住したい。そう考えてしまう。
『必殺仕事人2016』も堪能できました。大活躍でしたね、地獄から来た極悪役人。恒例に則って、あっさりこっそりやられるのかと思いきや、まさかの殺陣まで・・・! 大満足です。
終演後の写真、中でも素敵すぎました。ああ、アイザックではなく安田さんだ、とわかる。写真の意味がわかる。観劇できてよかった。本当にお疲れさまでございました。
そして『真田丸』も、もちろん。でも今、録画を少し貯めてしまっています。なんというか、観る側で勝手に気合いが入りすぎて。
三谷氏脚本の『新撰組!』も、たしか毎回欠かさず観ていたんですけれど、コメディ要素が面白いからこそ、シリアスが辛いというか、まして好きな役者さんが出演しておられるとなおさら。
シリアスになのは当然なんですけれどね。
しかし本当に登場人物一人一人が丁寧に描かれていて、感嘆するばかりです。信頼感が完璧。どの人物に思い入れしても、報われるようになっている。そして思い入れできるようになっている。本当の意味で嫌いになる人物がおそらく一人も出てこない作品ではないかと思う。
しかし描きすぎても、主要人物から話が逸れてしまってよくないのでしょうけど、そこのバランスも絶妙で。
これほどの脚本を生む方、それを形にする方々、ありがたい。
あこがれる、などと申しては畏れ多いか。
『花燃ゆ』も、楽しみに観ていたんですけど、たとえば音尾さんが演じた品川さん、せっかっく高杉晋作との斬り合いというすばらしいシーンがあったのに、最後どうなったの? せっかく生き残ったんだから、最後どうなったのか、ナレーションでもいいから教えて!・・・って思いましたもの。自分で調べればいいのはそのとおりですけれど、それとこれとは話が別では、と。
もう10月。『相棒』新シーズンがはじまるし、たぶん『BONES』新シーズンもはじまるし、つまり私的ドラマシーズンがはじまる。
い、忙しくなるぞ・・・!!(仕事しようね)
さて、あとはただの日記ですが(いつもだ)、
数年前から、若干の不眠症?なところがあって、寝る前だけ寝つきを良くする薬を飲んでいたのですが、このごろそれが効かなくなってきたのか、ちょっと困っています。
多少ストレスがかかる日もあれば、平穏な日もあり、ダラダラ過ごした日もあれば、運動した日もあり。
でも、どんな日であったかに関係なく、なぜか睡眠3、4時間後くらいに目が覚める。
そして、1日眠い。でも眠れない。休みの日なんかは眠気にまかせて1日じゅうゴロゴロすることもあるけれど、次に眠るまでまた3、4時間ほどかかる。
時間がもったいなーーーいっ!! というのは百も承知なんだけれども、どうしてもぐったりしてしまって。
ひどいときは前の日1時間しか寝ていないのに、次の日も3時間後に目覚めたりしてね。
思い当たる原因は、ない。あえて言えば、運動不足。不規則な生活。
いや、でも、それなりに眠れていないと運動する気になれないんですってば(苦笑)
それに今にはじまったことじゃないしなぁ・・・。
あるいはカフェインか? それともスマホライトか・・・?
よく不眠症のときは、あまり眠れないことを気に病まないように、眠れなくてもまあいいかと気にしないように、と言われたり書かれたりしていると思いますが、やっぱり眠れないと辛いんだYO! 仕事しててもしんどいし、休日もやることやれなかったりするんだYO!
むしろ眠らなくても調子が良いんだったら、だれも不眠なんて気にしないって。
・・・でもまぁ、たしかに、私の場合は、不眠気味を理由にやることを後回しにしているところがないでもないかな。もうちょっとメリハリのある生活を心がけないとなぁ。
でも眠いとなんもやる気が起きなくなるんですよう! これにエンジン駆けるのがまずひと苦労だって。
・・・・・・まず生活を見直すことからですね、はい。
今のところいちばん有効な気がするのは、炭水化物を食してすぐに布団に入るっていう(苦笑)
絶対太りますな。
ふぁんみが、、、、あたった、、、、、、
どどどどどどどどどどどうしよう、、、、、!!!???
うれしおそろしはずかしおそれおおしありがたしでいまあたまがぼーーーーーーーん、、、、
だいいちきぼうしかもうしこめなかったのに、、、
いいんですか、ぼくなんかがいっていいんですか!?
たおれるんじゃないか、、、、
いいいいきよう、、、! きたるはずのしんじられないひまでぶじにいきることがさいじゅうようみっしょんだ、、、、、!!
ありがとうございます!!!
いっしゅんのためらいもなくどうじにゅうかいしたははともどもさんじょうします
ぶじにそのひをむかえられるようきをつけて生きます
あわあわ、、、、、がくぶる、、、、、
多謝(TT)
※個人的考察ですが、少し作品内容に触れますので、ご注意ください。(実のところ優に本2冊分くらいは書いているんですけど、やはり権利上語れないことが多いな……)
参照・引用元はこちらの記事も参照願います。
~ジョン・ドートマンダーとアンディー・ケルプで見る、ドートマンダー・シリーズ:
とりあえず①~
ジョン・アーチボルト・ドートマンダー
シリーズ開始当初、37歳。44歳で年を取らなくなる。
アンドルー・オクタヴィアン・ケルプ
年齢不明だが、たぶんドートマンダーと同じくらい。『ホット・ロック』だけミドルネームがフィリップ。
いつでもどんなときでも悲観的で憂鬱なドートマンダーと、楽観的で陽気なケルプ。見事なまでに対照的な性格だが、根は単純……いや、良い男であるという点で一致している。
まず、私は勝手にドートマンダー・シリーズを以下のように区分している。
~ケルプ疫病神編~
①『ホット・ロック』(1970) 角川文庫/平井イサク訳
②『強盗プロフェッショナル』(1972) 角川文庫/渡辺栄一郎訳
③『ジミー・ザ・キッド』(1974) 角川文庫/小菅正夫訳
④『悪党たちのジャムセッション』(1977) 角川文庫/沢川進訳
~ドートマンダー受難編~
⑤『逃げ出した秘宝』(1983) ミステリアス・プレス文庫/木村仁良訳
⑥『天から降ってきた泥棒』(1985) ミステリアス・プレス文庫/木村仁良訳
⑦『Drowned Hopes』(1990)
⑧『骨まで盗んで』(1993) ハヤカワ・ミステリ文庫/木村仁良訳
⑨『最高の悪運』(1996) ミステリアス・プレス文庫/木村仁良訳
~その後編~
⑩『バッド・ニュース』(2001) ハヤカワ文庫/木村二郎訳
⑪『The Road to Ruin』(2004)
⑫『Watch your back!』(2005)
⑬『What’s so funny?』(2007)
⑭『Get Real』(2009)
「ケルプ疫病神編」とは、つまり、ケルプがドートマンダーを厄介事に巻き込む展開のこと。典型例としては、①ケルプ、ドートマンダーに仕事を持ち込む(だいたいイカれた仕事)。②ドートマンダー、しぶしぶ仕事に取りかかる ③不運襲来
「ドートマンダー受難編」とは、ドートマンダーがまず厄介事に巻き込まれる、もしくは仕事を持ち込まれる展開のこと。その後、ケルプが手を貸す、そして不運襲来――という流れ。
「ケルプ疫病神編」のクライマックスが、④の『悪党たちのジャムセッション』
ただしこれは、実のところ、シリーズ初の「ドートマンダー受難編」の展開である。しかしこれは、ドートマンダーが前3作を引きずりまくっている結果以外のなにものでもない。ドートマンダーの、そんな人は初めっからいませんでした、とばかりの爽快なケルプ無視っぷりは、前3作を読んでこそ笑えて、秀逸。
そこに至るまでの、ケルプ疫病神例:
①「エメラルドを盗もうぜ!」
②「銀行を盗もうぜ!」
③「この本に書いてあるとおりに誘拐しようぜ!」
④「なんで俺を締め出すんだよ、ドートマンダー!」
※「」内は私の勝手な要約です。
これはあくまで大枠で、ケルプ氏は第1作第1段階第2節の初登場シーンからすでにドートマンダーを生命の危機に陥れるなど、各所で色々やらかしている。
結果、有識者の方々による巻末解説で、「ドジな相棒」「諸悪の根源」「車盗みと仲間集めくらしか役に立たない」と散々な言われようとなる。
「ドートマンダー受難編」のクライマックスが⑨の『最高の悪運』。⑧の『骨まで盗んで』がプレクライマックスというところ。
ドートマンダー受難のはじまり例:
⑤全NY市民ないし世界に迷惑をかけるレベルものを、うっかり盗む。
⑥ 尼さんの集団に人助けを頼まれる。
⑦ 元ムショ仲間に脅される。「この仕事をしないと、貯水池を爆破するからな」
⑧ 骨一本を盗むよう依頼される。
⑨ 恋人からのプレゼントを盗まれる。
クライマックス3編は、オールスターキャストものになる。つまり、それまでに登場した仲間がみんな仕事に加わったり、それ以外の関係者も再登場したりと、読者にはお祭り騒ぎのような展開である。
「疫病神編」から「受難編」の転換点となるのが、⑤『逃げだした秘宝』である。④『悪党たちのジャムセッション』から6年も間隔が空く。
ある意味では、ドートマンダー・シリーズは、④で一度完結したのだろう。
⑤にはじまるなにより明確な変化は、ケルプがドートマンダーをだしぬけにファーストネームで呼び出すところである。もう冒頭第1節から。
ドートマンダーがケルプをファーストネームで呼ぶのは、あのコンビ屈指の名シーンだが、④において、ケルプは最後まで「ドートマンダー」呼びを通していた。
⑤にいたるまでなにがあったのか。
「その後編」は、……なんかもっと良いネーミングはないのか考え中なのだが、まず初っ端の⑩『バッド・ニュース』は、初心に帰ったとばかりの、「ケルプ疫病神編」である。
アンディー・ケルプ氏、とうとうインターネットで知り合った人からの仕事を持ち込む。やめれ(笑)
しかし、ケルプが初期に比べて格段に有能になったとわかるのが、この作品かもしれない。だってまさか、一人で敵を制圧するなんて、できるわけないと思っていたのは私だけか。しかもよもやあんな必殺技をお持ちとは(笑) 海外でやってる人初めて見た。
以降、
⑪『The Road to Ruin』は、「ケルプ疫病神編」。
⑫『Watch your back!』(2005)は、「ドートマンダー受難編」。ただ、ドートマンダーというよりまさかのOJバー&グリル受難編
⑬『What’s so funny?』(2007)は、「ドートマンダー受難編」。
⑭『Get Real』(2009)は、「ドートマンダー受難編」。いや、もしかしたらスタンとそのおふくろさん疫病神編!?
ただし、「疫病神編」は後半完全にドートマンダーが一人で不運をかぶりまくり、「受難編」は、発案者アンディー・ケルプのアイディアが提言されたとたん、むべなるかな…な方向へ――!と、かなり複合的である。いつもそうだと言えばそうだけれども。
ケルプの有能度は、「受難編」を進むにつれて着実に右肩上がりに見える。
自分が仕事を持ち込むではなく、自発的にドートマンダーを助けにくるので、いやがうえにもイイ奴に見える。そして実際、イイ奴である。ドートマンダーもはじめからそれはわかっている。……わかっているからこそタチが悪いのだが、結局ほかの仲間のだれよりも真っ先にコミットしてくるケルプはありがたい存在としか言えないのだ。
そういえば、浅暮三文氏の『ラストホープ』は、ドートマンダー・シリーズの影響が明白な作品だけれども、あの刈部さんと違って、ケルプは「あの種のドジ」というか災難に一度も見舞われていない。ドートマンダーはわりとしょっちゅうだけれども。(だれかさんのせいで(笑))
未翻訳作『Drowned Hopes』では、このコンビのファンはぜひとも読みたい、出色のシーンがある。
この作品で、ケルプはドートマンダーの分まで危険な仕事を引き受ける。がんばる。しかしなぜか不運に見舞われるのはドートマンダー。なんと生命の危機に。
ケルプの叫びが、悲痛。
その後、仕事から手を引くと決めたドートマンダー。一人帰り支度をする彼を、メイを含む仲間たちみんなが、一人ずつやってきて引き留めようとする。しかしケルプだけは――あの、『ホット・ロック』以来、いつもドートマンダーを口八丁のかぎりを尽くして気の進まない仕事にも引きずり込んできたケルプは、いつも絶望するドートマンダーを楽天的に引っ張り上げてきたケルプは――――。
屈指の名シーンに思うので、翻訳してくださらないだろうか。はい、『Drowned Hopes』滅茶苦茶長いですけれども。
やりましょうか、わたくし……(ど素人)。
「その後編」に入ると、ケルプ氏、つけ上がる(笑)
『The Road to Ruin』では、ドートマンダーに「お前は俺抜きで仕事はしないよ」なんて余裕ぶっこく台詞をのたまい、ついには『What’s so funny?』で、「いつ俺に助けを求めてくれるんだ?」→助けてと言え。とまでおっしゃる。
「助けろ」
「オーケー」(超即答)
あの「助けになってくれるな。それだけがおれの頼みだ」とか、「きさまの頭にその標識を巻きつけてやる!」なんて『ジミー・ザ・キッド』で言われていたあの日が嘘のよう。
ドートマンダーも、怒らなくなったよね。
まったく、「その後編」のケルプは、新入りボーイJudsonくんにプロの技を指導するなど、すっかり落ち着いた大人の男である。
空き巣に入った先で、着メロを大音量で鳴らし(しかもベートーベン第九)、ドートマンダーの心臓を止めかけるが、たぶんもう「ドジな相棒」とは言われない。ただ名と実ともに「相棒」。
ストーリーとしては、中でも『Watch your back!』『What’s so funny?』が面白いし、ファンにとっての見どころ満載に思うので、ぜひ翻訳していただきたい……!
……やりましょうか?(^_^;)
これを書くために漁っていたら、「無事に大学に合格したので『Bad News』を読みふけっている」とのメモを見つけました。たぶん、嘘だ。お前は受験勉強そっちのけでなにやってたんだ(苦笑)
最後に、たぶんドートマンダーとおんなじ理由でどうしてもケルプが好きな私の、勝手なランキングを。
◇ケルプ困ったちゃんランキング
第1位 『ジミー・ザ・キッド』
同率2位 『ホット・ロック』『強盗プロフェッショナル』
同率四4位 『逃げ出した秘宝』『骨まで盗んで』『バッド・ニュース』
◇ケルプ可愛いよランキング
第1位『ジミー・ザ・キッド』
同率2位『逃げ出した秘宝』『悪党たちのジャムセッション』
3位『馬鹿笑い』(『泥棒が1ダース』収録)
『泥棒が1ダース』の中でもおすすめは、やっぱりダントツで『悪党どもが多すぎる』ですけどもね。ケルプ、出ます。
◇ケルプかっこいいよランキング
第1位『Drowned Hopes』
第2位『最高の悪運』
第3位『悪党たちのジャムセッション』
『金は金なり』(『十の罪業RED』収録)も、地味めだけど良かったな…。
最後に、
◇ケルプ非情の裏切り(笑)ランキング
第1位『天から降ってきた泥棒』
第2位『What’s so funny?』
第3位『真夏の日の夢』
最後のは、タイトルでピンとくる方もいらっしゃるでしょう。ドートマンダーがあの史上有名な台詞を吐きます、ケルプに。
この場外編が、『Watch your back!』がクライマックスとなる(?)、主にアーニー・オルブライトをめぐるドートマンダーとの死闘(笑)
これはいつか上げたい……!
※※※
長年の念願かなったシゲさんおめでとうございます!!! 市川さんおめでとうございます!!! ありがとうございます!!!
シゲさんのダイアリーを拝見し、ホッとしたというか、ますます幸せな気持ちになったというか。
シゲさん、よかったですね、本当に。ずっとおっしゃってましたものね。
こんなに愛情を一身に受けて生まれてきた赤ちゃんは今世界一の幸せ者だ。
そのうえご両親はもちろん、関係者の方々や多くのファンに今か今かと待ち遠しがられて生まれてきたのだから。
待っていましたよ~!!
おかげさまでファンは、おそらくもうすでにFANTAN PAPA’Sの運動会まで夢想しております。ここまできたら実現しちゃうんじゃないですか(^^)
さあーっ、パパになったシゲさんにお会いする日までがんばりまーーーす!!