A.Banana.S

古代ローマ、NACSさん、ドートマンダーにパーカー、西武ライオンズ、FEプレイ日記(似非)・・・好きなことをぽつぽつと。

ジョン・Dとアンディー・Kと産業革命

その昔、大学受験前、センター世界史B対策に、オタクJK(当時)が作成した、アホでダメな妄想メモ。

 

(※暗記のためとはいえ、史上著名な方々を好き勝手に書きなぐっております。名誉に関わるレベルもあります。不快に感じられましたらただちに引き返してください。また、発明がどんなものかわからずに書いております)

 

(※以下、いつにもまして駄文です。正確かどうかも今となってはわからないので、特に受験生の皆様、絶対にそのまま参考にしないでください!! 万が一お考えならば、必ず教科書や用語集で確認を取ってください。当方一切責任は持てません

 

(……ともあれわたくしはこれのおかげで(?)、センター利用で一つ受かりました。しんどい暗記は好きなものと絡めるにかぎります)

 

 

設定は、ドートマンダーシリーズ④『悪党たちのジャムセッション』の後、例の迷コンビがスコットランドからニューヨークに帰ろうとしているところ。

 

 

<ジョン・Dとアンディー・Kと産業革命

 

J:ケイはいるか?

K:なんだい、ジョン? 呼んだかい?

J:お前じゃない。ケイだ。そいつが飛び杼を持ってるんだ。

K:飛び杼だって? 1733製の? そんなもんどうするんだ?

J:売ってNYに帰る金にするんだ。このいまいましいイギリスから出ていくんだ。

:君たちがいるのはスコットランドだよ。

J:俺にはどっちでも変わらないよ。ところで、お前はだれだ?

H:あの有名なハーグリーブスだ。ジョン・ケイの飛び杼より1754(64?)年型ジェニー紡績機のほうが高く売れるぞ。

K:ジョニー紡績機だって?

J:ジェニーだ、ジェニー!

H:私のガールフレンドの名前だ(はーと)

:嘘をつくな、ハーグリーブス。キサマにガールフレンドなどいないことは私が知っている!

H:だっ、黙れ、アークライト! お前こそガールフレンドに逃げられて、1768年涙の水力紡績機なんて作ったくせに!

A:キ、キサマ! そんなたわ言を!!

H:はっ、しまった! アークライトのほうが新しい…。

A:君たち、私の血と汗と涙の水力紡績機を買って高値で売るといい。

J:俺たち、金はないんだ。

A:えっ? じゃあどうやって機械を手に入れるんだ?

K:そ、それは……もちろん――

:1779年、時代はミュール!!! ジパングの女性にも大人気! このクロンプトンミュール紡績機宣伝のため、自らミュールを履いて登場! もちろんミニスカ!!

一同:やめんかあああああああああっっっ!!!!!

J:ここは地獄だ……。とにかくNYに帰るんだ……!

Ca:ミュールなど、なんと女々しい! 世の中、力! 力こそすべて!! というわけでこのカートライト作、1785年製力織機をどうぞ! 力押し売りぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!

J:もうたくさんだ! イギリス人ってのはこんなんばっかりか!

:私は君たちと同じアメリ人だよ。

K:ウォーリー・ホイッスラー! どうしてこんなところに!?

W:ホイッスラーではない。ホイットニーだ。ここに1793製最新型綿繰り機があるぞ。

J:ありがとうよ。じゃあそいつを盗んで……ずらかるぞ、アンディー!

W:わーーっ! こらっ、待てぇぇーーっっ!!

他:ざまぁみろ、アメリカ人め……。

 

・・・

 

J:二束三文にもならなかったぞ!

K:約200年前の製品だからなぁ……。(←そもそも持ち運べるかというツッコミご容赦。すべて自分用暗記のため)

J:一体どうやったらニューヨークに帰れるんだよ?

ニューコメンに会いたいって?

J:またおかしな野郎が一人……。

N:なにを言うか。この蒸気機関を発明した、偉大な発明家に!

Wa使いものになるようにしたのはこのワットだけどね。僕のほうが有名だし。

N:だまっとれ。

:どこかに帰りたいのなら、このティーブンソン19世紀に実用化したこの蒸気機関車に乗っていけ!

J:ニューヨークは大西洋の向こう側にあるんだ!

:ならばこのフルトンの蒸気船に乗っていくといい。私は君たちと同じアメリカ人で、ハドソン川を航行したこともある。

K:ジョン! やったな! これでようやく帰れるぜ!

F:したがって船は現在ハドソン川流域に停泊している。

J:アンディー! 泳いで帰るぞ!!!

 

 

(完)

 

 

……大変失礼いたしました。

 

重ねて書きますが、受験生の皆様、そんなことはしないと思いますが、万が一参考にとお考えならば、必ず教科書や用語集で確認を取ってください。当方一切責任は持てません。

 

 

……それにしてもこの二人、本当にどうやって帰ったんだろう……?

  

 

悪党たちのジャムセッション (角川文庫)

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