A.Banana.S

古代ローマ、NACSさん、ドートマンダーにパーカー、西武ライオンズ、FEプレイ日記(似非)・・・好きなことをぽつぽつと。

近ごろは。(14日追記)

ややご無沙汰しておりました。

 

先日、衣替えがてら部屋を大掃除して以来、くしゃみが止まらないという近況でございます。

 

目が四六時中ショボショボするわ、鼻の皮が剥けるわ、なんか布団から出られないわ・・・。

 

これはもう、風邪・・・?と、一週間経って、ようやく悟りはじめたところです。

 

・・・というか、衣替えするのが遅すぎました。油断しておりました。

 

気がついたらいつのまにか、ど寒くなっておりました。

 

気がつくと部屋の中でじっと膝を抱えた体勢で固まっていました。それでようやっと動こうとして、節々が痛くて驚く、とか。

 

すでにどんだけ凍えてるの!? 

 

これまでそんなに季節の変わり目で風邪を引いたっけか? こんなにこたえたっけか。知らないうちに。年か? やっぱり年を取ったということなのか!?

 

あとは、去年が比較的やわらかな冬だったというのがあるかな、私どもの地方は。

 

 

さて、現在は、

 

 

『スルース~探偵~』はこらえろ! こらえるんだ! またも定休日を利用しようとか考えるな! 日帰りすればとか目論むな! その前後どんだけ忙しい見通しかわかってるのか! それにこれ以上欲に従ったら絶対なんか起こるぞ! 起こるぞ! まだこれからだけども、すでにどんだけ恵まれたかわかってるのか! 今年何度遠出したか、これからもするか、もう一度よく思い返せ! いいかげんそろそろなんか起こるぞ! 欲望に忠実すぎだから! 我慢したのLVくらいだから! それに財布だ! もはやお前の財布は限界だ! 限界なんだ!!

 

 

自重しろ!!

 

 

という心境です。 

 

 

・・・・・・しかし音尾さん、西岡徳馬さんと二人舞台って、もう、もう、、、、、

 

 

こ、こらえろ! こらえるんだ!!

 

 

こ、こ、ここ、こ、

 

 

こらえきれない、、、、、、

 

 

かもしれない、先行販売直前。

 

 

・・・失礼しました。

 

 

西岡徳馬さん・・・、20年ほど前か、『殿様風来坊隠れ旅』という時代劇に出演しておられて、幼い私は毎週楽しみに観ていたものでした。今考えても最もはまった時代劇です。難しいことはわからなかったけれども、とにかく楽しかった。かっこよかった。あこがれた。オープニングとエンディングテーマ、今も口ずさめるほど、好き。あのエンディングとともに旅立ちたい・・・!

それから『暴れん坊将軍』『痛快! 三匹が斬る』『遠山の金さん』『桃太郎侍』等々、メジャーどころというのでしょうか、たくさん楽しむようになりましたもの。

 

私の中では今も、「ムネさ~~ん!!」とお呼び申し上げてますもの。

 

最初の出会いって、重要ですね。本当に。

 

 

・・・・・・だめだ。自重できる気がしない。

 

 

 

それにしても、昨日スタートの『相棒』新シーズン。

 

物語もかなりドキドキして観ることができましたが、それでもなおもう予告編がクライマックスとばかりに身構えていた私は、完全にもう重症です。やられています。

 

事前に噂が入っていなかったら、どんだけぶったまげたか、あるいはうっかり見逃してしまったか・・・?

 

それにしても予告編でちらっと拝見した印象は、「作・演出 大泉洋」の音尾琢真に見えたのは、気のせいでしょうか。大洋兄とか、『N43゜』の、あの、ガラよろしくなくも陽気で、ちょい悪な感じの。

 

全力で楽しみにしております。

 

 

 

こらえきれる気がいたしません!!!

 

 

 

 

(14日 追記)

 

人生で、絶体絶命あるいはどうしようもなく辛くて落ち込んで動けない日々が来たときのために、未だにキューモバ登録していないという、我ながら驚異の自制心を発揮していたので、先行抽選に申し込めませなんだ。今から登録しても間に合わないみたいだし、一般販売までもうしばし誘惑と闘うことにします。

 

し、しかし、できるだけ近くで拝見したかった・・・(強欲)。

 

 

それにしても、なんですか、リーダーがとてつもなく「いい写真」をアップされたのですか!?

 

そしてこちらの心を読んだかのような、あの音尾さんのPR動画はなんですか!?

 

 

・・・やはりもう自制心が持つ気がしません。

 

 

 

 

 

 

日常、TV番組、ほか眠れない話など。

前記事失礼いたしました。

 

金銭的なことは、厳しくはあれ、今年がはじまったときから腹はくくっていたので、喜び勇んでという心持ちですが、よもやここまでの機会に恵まれるとは・・・・・・。本当にいいのか・・・・・・。

 

しかし行って帰ってくるまでが遠征なので、しっかり気を引き締めて日々過ごしていかねば。

 

・・・来年はもっと自重するんだぞ、自分。

 

いつになったら本当にまったく年相応に地に足を(略)

 

 

 

 

先程録画した『あぐり王国北海道NEXT』を観ました。初めて観ることができました。お、おもしろい・・・!!!

視聴し続けていたら、このぐうたら女も食材選びに熱心な料理好きに変貌するかもしれない・・・!?

それにしても、これからは毎週リーダーを観られるという喜びに震える。前髪短いリーダーを家のテレビで拝見した瞬間、想定以上の感激が込み上げてきました。

 

テレ東が観られないことにまたも悲しんでいたところでした。

・・いいんだ、いいんだ、録画した『メルシー!おもてなし』再生しまくるから・・・。しかし今実感するのは、生の舞台を観るとは、やはり特別な、あのひとときだけの時間だということ・・・。もちろん映像でじっくり観るのも素敵だけれど、あの空気、雰囲気、息遣い――唯一無二のものでした。

この録画を視聴した母は、ついに音尾さんを「イケメン」と言いました。やっとわかったか。

 

しかしやはりハナタレを視聴できないのが辛いので、それだけのためにでも北海道に移住したい。そう考えてしまう。

 

『必殺仕事人2016』も堪能できました。大活躍でしたね、地獄から来た極悪役人。恒例に則って、あっさりこっそりやられるのかと思いきや、まさかの殺陣まで・・・! 大満足です。

 

終演後の写真、中でも素敵すぎました。ああ、アイザックではなく安田さんだ、とわかる。写真の意味がわかる。観劇できてよかった。本当にお疲れさまでございました。

 

 

そして『真田丸』も、もちろん。でも今、録画を少し貯めてしまっています。なんというか、観る側で勝手に気合いが入りすぎて。

三谷氏脚本の『新撰組!』も、たしか毎回欠かさず観ていたんですけれど、コメディ要素が面白いからこそ、シリアスが辛いというか、まして好きな役者さんが出演しておられるとなおさら。

シリアスになのは当然なんですけれどね。

しかし本当に登場人物一人一人が丁寧に描かれていて、感嘆するばかりです。信頼感が完璧。どの人物に思い入れしても、報われるようになっている。そして思い入れできるようになっている。本当の意味で嫌いになる人物がおそらく一人も出てこない作品ではないかと思う。

しかし描きすぎても、主要人物から話が逸れてしまってよくないのでしょうけど、そこのバランスも絶妙で。

これほどの脚本を生む方、それを形にする方々、ありがたい。

あこがれる、などと申しては畏れ多いか。

 

『花燃ゆ』も、楽しみに観ていたんですけど、たとえば音尾さんが演じた品川さん、せっかっく高杉晋作との斬り合いというすばらしいシーンがあったのに、最後どうなったの? せっかく生き残ったんだから、最後どうなったのか、ナレーションでもいいから教えて!・・・って思いましたもの。自分で調べればいいのはそのとおりですけれど、それとこれとは話が別では、と。

 

 

もう10月。『相棒』新シーズンがはじまるし、たぶん『BONES』新シーズンもはじまるし、つまり私的ドラマシーズンがはじまる。

 

い、忙しくなるぞ・・・!!(仕事しようね)

 

 

 

 

さて、あとはただの日記ですが(いつもだ)、

 

数年前から、若干の不眠症?なところがあって、寝る前だけ寝つきを良くする薬を飲んでいたのですが、このごろそれが効かなくなってきたのか、ちょっと困っています。

 

多少ストレスがかかる日もあれば、平穏な日もあり、ダラダラ過ごした日もあれば、運動した日もあり。

 

でも、どんな日であったかに関係なく、なぜか睡眠3、4時間後くらいに目が覚める。

 

そして、1日眠い。でも眠れない。休みの日なんかは眠気にまかせて1日じゅうゴロゴロすることもあるけれど、次に眠るまでまた3、4時間ほどかかる。

 

時間がもったいなーーーいっ!! というのは百も承知なんだけれども、どうしてもぐったりしてしまって。

 

ひどいときは前の日1時間しか寝ていないのに、次の日も3時間後に目覚めたりしてね。

 

思い当たる原因は、ない。あえて言えば、運動不足。不規則な生活。

 

いや、でも、それなりに眠れていないと運動する気になれないんですってば(苦笑)

それに今にはじまったことじゃないしなぁ・・・。

 

あるいはカフェインか? それともスマホライトか・・・?

 

よく不眠症のときは、あまり眠れないことを気に病まないように、眠れなくてもまあいいかと気にしないように、と言われたり書かれたりしていると思いますが、やっぱり眠れないと辛いんだYO! 仕事しててもしんどいし、休日もやることやれなかったりするんだYO!

むしろ眠らなくても調子が良いんだったら、だれも不眠なんて気にしないって。

 

 

・・・でもまぁ、たしかに、私の場合は、不眠気味を理由にやることを後回しにしているところがないでもないかな。もうちょっとメリハリのある生活を心がけないとなぁ。

 

でも眠いとなんもやる気が起きなくなるんですよう! これにエンジン駆けるのがまずひと苦労だって。

 

・・・・・・まず生活を見直すことからですね、はい。

 

 

今のところいちばん有効な気がするのは、炭水化物を食してすぐに布団に入るっていう(苦笑)

絶対太りますな。

 

 

 

ふぁ、、、、、、、、、、、(乱文失礼)

ふぁんみが、、、、あたった、、、、、、



どどどどどどどどどどどうしよう、、、、、!!!???



うれしおそろしはずかしおそれおおしありがたしでいまあたまがぼーーーーーーーん、、、、



だいいちきぼうしかもうしこめなかったのに、、、




いいんですか、ぼくなんかがいっていいんですか!?



たおれるんじゃないか、、、、




いいいいきよう、、、! きたるはずのしんじられないひまでぶじにいきることがさいじゅうようみっしょんだ、、、、、!!


ありがとうございます!!!


いっしゅんのためらいもなくどうじにゅうかいしたははともどもさんじょうします
ぶじにそのひをむかえられるようきをつけて生きます




あわあわ、、、、、がくぶる、、、、、






多謝(TT)

ジョン・ドートマンダーとアンディー・ケルプで見る、ドートマンダー・シリーズ:とりあえず①

 

※個人的考察ですが、少し作品内容に触れますので、ご注意ください。(実のところ優に本2冊分くらいは書いているんですけど、やはり権利上語れないことが多いな……)

参照・引用元はこちらの記事も参照願います。

 


 

~ジョン・ドートマンダーとアンディー・ケルプで見る、ドートマンダー・シリーズ:

とりあえず①~

 

 

ジョン・アーチボルト・ドートマンダー

 シリーズ開始当初、37歳。44歳で年を取らなくなる。

 

アンドルー・オクタヴィアン・ケルプ

 年齢不明だが、たぶんドートマンダーと同じくらい。『ホット・ロック』だけミドルネームがフィリップ。

 

いつでもどんなときでも悲観的で憂鬱なドートマンダーと、楽観的で陽気なケルプ。見事なまでに対照的な性格だが、根は単純……いや、良い男であるという点で一致している。

 

 

まず、私は勝手にドートマンダー・シリーズを以下のように区分している。

 

 

~ケルプ疫病神編~

 

①『ホット・ロック』(1970) 角川文庫/平井イサク

②『強盗プロフェッショナル』(1972) 角川文庫/渡辺栄一郎

③『ジミー・ザ・キッド』(1974) 角川文庫/小菅正夫訳

④『悪党たちのジャムセッション』(1977) 角川文庫/沢川進訳

 

 

~ドートマンダー受難編~

 

⑤『逃げ出した秘宝』(1983) ミステリアス・プレス文庫/木村仁良

⑥『天から降ってきた泥棒』(1985) ミステリアス・プレス文庫/木村仁良

⑦『Drowned Hopes』(1990)

⑧『骨まで盗んで』(1993) ハヤカワ・ミステリ文庫/木村仁良

⑨『最高の悪運』(1996) ミステリアス・プレス文庫/木村仁良

 

 

~その後編~

 

⑩『バッド・ニュース』(2001) ハヤカワ文庫/木村二郎

⑪『The Road to Ruin』(2004)

⑫『Watch your back!』(2005)

⑬『What’s so funny?』(2007)

⑭『Get Real』(2009)

 

 

 

「ケルプ疫病神編」とは、つまり、ケルプがドートマンダーを厄介事に巻き込む展開のこと。典型例としては、①ケルプ、ドートマンダーに仕事を持ち込む(だいたいイカれた仕事)。②ドートマンダー、しぶしぶ仕事に取りかかる ③不運襲来

 

「ドートマンダー受難編」とは、ドートマンダーがまず厄介事に巻き込まれる、もしくは仕事を持ち込まれる展開のこと。その後、ケルプが手を貸す、そして不運襲来――という流れ。

 

 

「ケルプ疫病神編」のクライマックスが、④の『悪党たちのジャムセッション

 ただしこれは、実のところ、シリーズ初の「ドートマンダー受難編」の展開である。しかしこれは、ドートマンダーが前3作を引きずりまくっている結果以外のなにものでもない。ドートマンダーの、そんな人は初めっからいませんでした、とばかりの爽快なケルプ無視っぷりは、前3作を読んでこそ笑えて、秀逸。

 

そこに至るまでの、ケルプ疫病神例:

 

①「エメラルドを盗もうぜ!」

②「銀行を盗もうぜ!」

③「この本に書いてあるとおりに誘拐しようぜ!」

④「なんで俺を締め出すんだよ、ドートマンダー!」

※「」内は私の勝手な要約です。

 

これはあくまで大枠で、ケルプ氏は第1作第1段階第2節の初登場シーンからすでにドートマンダーを生命の危機に陥れるなど、各所で色々やらかしている。

結果、有識者の方々による巻末解説で、「ドジな相棒」「諸悪の根源」「車盗みと仲間集めくらしか役に立たない」と散々な言われようとなる。

 

 

「ドートマンダー受難編」のクライマックスが⑨の『最高の悪運』。⑧の『骨まで盗んで』がプレクライマックスというところ。

 

ドートマンダー受難のはじまり例:

 

⑤全NY市民ないし世界に迷惑をかけるレベルものを、うっかり盗む。

⑥ 尼さんの集団に人助けを頼まれる。

⑦ 元ムショ仲間に脅される。「この仕事をしないと、貯水池を爆破するからな」

⑧ 骨一本を盗むよう依頼される。

⑨ 恋人からのプレゼントを盗まれる。

 

 

クライマックス3編は、オールスターキャストものになる。つまり、それまでに登場した仲間がみんな仕事に加わったり、それ以外の関係者も再登場したりと、読者にはお祭り騒ぎのような展開である。

 

「疫病神編」から「受難編」の転換点となるのが、⑤『逃げだした秘宝』である。④『悪党たちのジャムセッション』から6年も間隔が空く。

ある意味では、ドートマンダー・シリーズは、④で一度完結したのだろう。

 

⑤にはじまるなにより明確な変化は、ケルプがドートマンダーをだしぬけにファーストネームで呼び出すところである。もう冒頭第1節から。

ドートマンダーがケルプをファーストネームで呼ぶのは、あのコンビ屈指の名シーンだが、④において、ケルプは最後まで「ドートマンダー」呼びを通していた。

⑤にいたるまでなにがあったのか。

 

 

「その後編」は、……なんかもっと良いネーミングはないのか考え中なのだが、まず初っ端の⑩『バッド・ニュース』は、初心に帰ったとばかりの、「ケルプ疫病神編」である。

アンディー・ケルプ氏、とうとうインターネットで知り合った人からの仕事を持ち込む。やめれ(笑)

 

しかし、ケルプが初期に比べて格段に有能になったとわかるのが、この作品かもしれない。だってまさか、一人で敵を制圧するなんて、できるわけないと思っていたのは私だけか。しかもよもやあんな必殺技をお持ちとは(笑) 海外でやってる人初めて見た。

 

以降、

⑪『The Road to Ruin』は、「ケルプ疫病神編」。

⑫『Watch your back!』(2005)は、「ドートマンダー受難編」。ただ、ドートマンダーというよりまさかのOJバー&グリル受難編

⑬『What’s so funny?』(2007)は、「ドートマンダー受難編」。

⑭『Get Real』(2009)は、「ドートマンダー受難編」。いや、もしかしたらスタンとそのおふくろさん疫病神編!?

 

 

ただし、「疫病神編」は後半完全にドートマンダーが一人で不運をかぶりまくり、「受難編」は、発案者アンディー・ケルプのアイディアが提言されたとたん、むべなるかな…な方向へ――!と、かなり複合的である。いつもそうだと言えばそうだけれども。

 

ケルプの有能度は、「受難編」を進むにつれて着実に右肩上がりに見える。

 

自分が仕事を持ち込むではなく、自発的にドートマンダーを助けにくるので、いやがうえにもイイ奴に見える。そして実際、イイ奴である。ドートマンダーもはじめからそれはわかっている。……わかっているからこそタチが悪いのだが、結局ほかの仲間のだれよりも真っ先にコミットしてくるケルプはありがたい存在としか言えないのだ。

 

そういえば、浅暮三文氏の『ラストホープ』は、ドートマンダー・シリーズの影響が明白な作品だけれども、あの刈部さんと違って、ケルプは「あの種のドジ」というか災難に一度も見舞われていない。ドートマンダーはわりとしょっちゅうだけれども。(だれかさんのせいで(笑))

 

 

未翻訳作『Drowned Hopes』では、このコンビのファンはぜひとも読みたい、出色のシーンがある。

この作品で、ケルプはドートマンダーの分まで危険な仕事を引き受ける。がんばる。しかしなぜか不運に見舞われるのはドートマンダー。なんと生命の危機に。

 ケルプの叫びが、悲痛。

 その後、仕事から手を引くと決めたドートマンダー。一人帰り支度をする彼を、メイを含む仲間たちみんなが、一人ずつやってきて引き留めようとする。しかしケルプだけは――あの、『ホット・ロック』以来、いつもドートマンダーを口八丁のかぎりを尽くして気の進まない仕事にも引きずり込んできたケルプは、いつも絶望するドートマンダーを楽天的に引っ張り上げてきたケルプは――――。

 屈指の名シーンに思うので、翻訳してくださらないだろうか。はい、『Drowned Hopes』滅茶苦茶長いですけれども。

 

 

 やりましょうか、わたくし……(ど素人)。

 

 

「その後編」に入ると、ケルプ氏、つけ上がる(笑) 

 『The Road to Ruin』では、ドートマンダーに「お前は俺抜きで仕事はしないよ」なんて余裕ぶっこく台詞をのたまい、ついには『What’s so funny?』で、「いつ俺に助けを求めてくれるんだ?」→助けてと言え。とまでおっしゃる。

 

 「助けろ」

 「オーケー」(超即答)

 

 あの「助けになってくれるな。それだけがおれの頼みだ」とか、「きさまの頭にその標識を巻きつけてやる!」なんて『ジミー・ザ・キッド』で言われていたあの日が嘘のよう。

 

ドートマンダーも、怒らなくなったよね。

 

まったく、「その後編」のケルプは、新入りボーイJudsonくんにプロの技を指導するなど、すっかり落ち着いた大人の男である。

空き巣に入った先で、着メロを大音量で鳴らし(しかもベートーベン第九)、ドートマンダーの心臓を止めかけるが、たぶんもう「ドジな相棒」とは言われない。ただ名と実ともに「相棒」。

 

ストーリーとしては、中でも『Watch your back!』『What’s so funny?』が面白いし、ファンにとっての見どころ満載に思うので、ぜひ翻訳していただきたい……!

 

 

 

 

……やりましょうか?(^_^;)

 

 

これを書くために漁っていたら、「無事に大学に合格したので『Bad News』を読みふけっている」とのメモを見つけました。たぶん、嘘だ。お前は受験勉強そっちのけでなにやってたんだ(苦笑)

 

 

最後に、たぶんドートマンダーとおんなじ理由でどうしてもケルプが好きな私の、勝手なランキングを。

 

◇ケルプ困ったちゃんランキング

第1位 『ジミー・ザ・キッド』

同率2位 『ホット・ロック』『強盗プロフェッショナル』

同率四4位 『逃げ出した秘宝』『骨まで盗んで』『バッド・ニュース』

 

◇ケルプ可愛いよランキング

第1位『ジミー・ザ・キッド』

同率2位『逃げ出した秘宝』『悪党たちのジャムセッション

3位『馬鹿笑い』(『泥棒が1ダース』収録)

 

『泥棒が1ダース』の中でもおすすめは、やっぱりダントツで『悪党どもが多すぎる』ですけどもね。ケルプ、出ます。

 

◇ケルプかっこいいよランキング

第1位『Drowned Hopes』

第2位『最高の悪運』

第3位『悪党たちのジャムセッション

 

『金は金なり』(『十の罪業RED』収録)も、地味めだけど良かったな…。

 

最後に、

 

◇ケルプ非情の裏切り(笑)ランキング

第1位『天から降ってきた泥棒』

第2位『What’s so funny?』

第3位『真夏の日の夢』

 

最後のは、タイトルでピンとくる方もいらっしゃるでしょう。ドートマンダーがあの史上有名な台詞を吐きます、ケルプに。

 

この場外編が、『Watch your back!』がクライマックスとなる(?)、主にアーニー・オルブライトをめぐるドートマンダーとの死闘(笑)

 

これはいつか上げたい……!

 

※※※

当方の駄文――ファンフィクションはこちら。
ドートマンダー・シリーズ:
『エメラルド始末記』『ファースト・ネーム』『ココナッツと蜘蛛』『エキストラとスタントマン』
悪党パーカー・シリーズ:
『哀歌』『最終作Dirty Moneyについての考察』『アフターワールド』『ラスト・デイズ』『ダーティー・ゴールド』『ライン』
※※※

祝!!!

長年の念願かなったシゲさんおめでとうございます!!! 市川さんおめでとうございます!!! ありがとうございます!!!

 

シゲさんのダイアリーを拝見し、ホッとしたというか、ますます幸せな気持ちになったというか。

シゲさん、よかったですね、本当に。ずっとおっしゃってましたものね。

こんなに愛情を一身に受けて生まれてきた赤ちゃんは今世界一の幸せ者だ。

そのうえご両親はもちろん、関係者の方々や多くのファンに今か今かと待ち遠しがられて生まれてきたのだから。

待っていましたよ~!!

 

おかげさまでファンは、おそらくもうすでにFANTAN PAPA’Sの運動会まで夢想しております。ここまできたら実現しちゃうんじゃないですか(^^)

 

 

さあーっ、パパになったシゲさんにお会いする日までがんばりまーーーす!!

 

 

 

 

 

目からうろこなことがありました。

 

今月中旬に入って、地元の書店で、こちらの本を見つけた。

 

未来設定で幸せな恋愛を引き寄せる!

未来設定で幸せな恋愛を引き寄せる!

 

 

 

少し前、ネットでたまたま広告を見つけて、気になっていた。

正直に言えば、買うのにちょっと勇気が要った。けれども勘が働いたというのか、今自分に必要なものへの。

果たしてそれは、大当たりもいいところだった。

ありすぎて困るくらいなのだが、とくにこちらの一言、

 

 

――「うちのこと好きなんちゃうか?」は自惚れることでも、相手の考えを都合よく考えて現実逃避することでもなく、相手の心のなかにある思いやりややさしさを信頼する魔法の呪文なんです。

 

 

二度読み返して、ようやく気づいた。

 

まさに自分は、これと真逆のことをしてきた、と。

 

「うちのこと好きなんちゃうか?」ではなく、

「私のことが嫌いに違いない」「今は嫌いじゃなくても、(私がなにかしでかして)、いずれ必ず嫌われるに違いない」

わりとマジでこう思い込んでいた。潜在的に。もう何年も。恋愛にかぎらず、ほとんどの人間関係で。

著者morittoさんは、こういう状態の人のことを「感情の送り出し方が『どへたくそ』」と表している。

 

つまり私のような「どへたくそ」人間は、自分のことも、そして相手のことも信頼していなかったのだ。自分は必ずなにか失礼なことや傷つけることをやらかすと疑う。そして、せっかく相手がくれた「思いやりややさしさ」を心から信頼したことがなかった。

なんてことだ。はっきり言葉で書かれているのを見て、ようやく自覚したというか、すっきりしたというか。

こういうのを目からうろこと言うのか、と思った。

とんでもなく失礼だし、とんでもなくもったいないことをしてきていたのだ。もう何年も、軽く十の位が二になる以上の年月。

 

いくつか前の記事で書いたとおりだが、あの思考がまずなんとも無礼極まりないものだったわけだ。だって信頼してないんだもの、どんな形であれ、関わってくれた人を。

 

 

morittoさんによれば、こういう長年の「どへたくそ」な感情の送り出し方は、徹底的に直していかなければならないそうだ。

そう、くり返し言い聞かせて直そうとすれば、直るのだ。習慣化するまで、地道に努力すれば。

そして、「自分が出した感情は現実化したらチャラになって消える」のだそうだ。つまり良くない感情も、だ。

 

これまで人間関係に関して、どのように努力すればいいかわからなかったが、はじめて道筋を教えていただいたように思った。

 

なんだろう。ここまで具体的にしてもらうと、できるような気持ちに、今はなっている。ヘーイ、ぼくはこれでも英検1級に受かった奴だぞ。毎日欠かさず単語暗記し続けて、なんとか力技で結果を取った奴だぞ。やるべきことがわかったら、こつこつやることくらい、なんてことはない・・・はずだ(←ちなみに理系科目など、ダメなものはからっきしダメだったけど)。

 

潜在的なところで自分も相手も信頼していない。相手の思いやりとやさしさ・・・広い意味での「好意」を信頼していない。これで何度も失敗してきたように思う。取り返しがつかないものも、いくつも。

 

 

猛省。

 

 

そして、そんなにすぐには変われないだろうけれども、少なくとも道筋は見えたので、がんばってみようと思う。

 

 

ありがとうございます、morittoさん。

 

 

つい先日、はじめてブログにお邪魔した。そして・・・目を疑った。そんなまさか、と。

けれども大丈夫だ。そう信じる。だから応援するけど、心配しない(なんか上から目線っぽい言い方で恐縮ですが)。だってすでに多くのパワーと情報を引き寄せている。大丈夫である。断定。

一読者が心配したところでなんの役に立つか。

私にできることは・・・うちのブログに宣伝効果があるかっていうとどうも・・・だけど(苦笑)、もしも私みたいな「どへたくそ」人間関係人間にちょっとでも通じるものがあると思われる方がいましたら、ぜひおすすめします! 買いましょう! 届いて!

 

 

 

 

「恋愛」に関する本だから、というわけで、失恋したばかりの私が引かれたという理由も大きいのですが、思えばこんな私にも両想いになった経験が、あるっちゃあるのですよね。

 

どうしてそんなことが起こったか。奇跡にしては、世の中によくよく起こっている(でも自分の身にはめったに起こらない)。

おそらく、こちらの「好き」が、言葉にしなくとも、伝わったんだろうなぁと思います。後先も考えない、決して相手を探らない、ただの「好き」が。

結末はどうあれ、そんな相手に出会えて幸せだったな。

 

ごく最近の出来事も、今は、言葉をかけてくれたことに(その発想はなかった、なんてことも色々)、なにより会うたびに笑顔で話してくれたことに、感謝しかない。私は、これらをちゃんと受け取っていたか。素直に受け取ることができていたか。なんであれ、彼が思いやりとやさしさをくれた、その事実に変わりはなかったのに。

 

だからだれといるより楽しかったのに。

 

ただ、感謝。うれしい。そして、私は彼になにをしてあげられたかと思う・・・。

 

 

なんだろう。こういう心境の変化があってから、不思議と、心が平穏になった。それで気づいたのだが、ここのところ1年ばかり、ずっと仕事でピリピリしていた。今期に入ってからとくにひどくて、なにに対してかはわからないけれども、とにかくいちいち腹を立てていた。あるいは、いまにもつぶれてしまうんじゃないかと絶えず不安を感じていた。緊張していた。やるべき準備に身が入らなかった。怒鳴るとかキレるとかはしなかったが、上司とも同僚ともほとんどまったく話さずに帰宅した、なんて日もあったと思う。

 

それが今月中旬から、なんだか驚くほど楽になった。いや、あくまでこちらの内面の問題で、周りは一切なにも感じていないかもしれないけれど。

でも、すると、なぜか上司や同僚と話をする時間が、突然増えた。そんな気がする。話かけられる。そして、なぜか、仕事が増えてきた・・・! これは気がするではなく、事実としか。フリーターにはこのうえなくありがたいことだ。

ただ、ちょっと前までは、まだそれほどの量でもなかったのに、これ以上は厳しい! 無理! なんて、内心で悲鳴まじりに叫んだりもしていたのだ。

 

なんだ、これは。これがオーラが変わったとかいうやつですか!? いや、仕事が増えたのは完全に外的な偶然なんですが。

 

 

ここ1年あまり、やれ転職活動だ(たいして動いてない)、婚活だ(同じくたいして動いてない)、資格だ免許取得だ(結局はじめない)、恋だ失恋だ・・・・・・でもなにひとつ結果を出せなかったじゃないか!!・・・って、だいぶ落ち込んだものですが、

 

それでいて、自分が好きではじめたこと、どんなにへたくそでも絶対にやり抜くと決めたこと――にいっこうに手をつけられずで。

 

情けなくて。頭にきて。

 

なにもしない毎日、行動しない毎日、なにもできない毎日が、耐えがたくて。なにも手につかずぼんやり過ごす休日も、あり余るように思われる仕事の前後時間も、なにをやっているんだ、と。

 

なにかをせずにはいられなかった。ただそれだけだった。

 

一日も、数日も、まして一週間なんて、耐えがたくて、たまらなかった。なにかせずにはいられず、でもほとんどなにもできず、少しだけやって、それで当たり前に結果を出せずに終わった。

 

忸怩たる思いというやつだった。

 

しかし、いざ、それらを全部、停止状態にして、数週間。

 

こんなに心穏やかでいられるんだ、と驚いている。あの耐えがたさはどこへ行ったんだか、不思議。

 

手は出した。あとは、どれを本気でやるか、ゆっくり考えればいい。そういうことだ。

 

幸い、しばらく苦しかった仕事が、苦しくなくなってきた。本当に不思議なことに。

 

なにしろ元々好きなのだ。今の仕事が。

 

この平穏が、願わくはもうしばらく続きますように。

 

どうせそのうちまたなんかやらかすんだから(笑) なんせアクティブですから(*^ ^*)

 

 

読んでくださり、ありがとうございます。次はこうしたほぼ自己語りではなく、ドートマンダーの話などを上げます (^o^)丿 

 

心をちょっとずつ入れ替えて。

 

 

 

 

 

 

 

一週間前の出来事。

しばしご無沙汰しておりました! 仕事がちょっと増えつつも平穏に過ごしております。

 

星をありがとうございます! おかげさまで元気にしております。

 

さて、一週間前に無事終えてまいりました。今月の旅。

 

要約しますと、

 

『Disgraced』、『死幣』最終回、そしてあっちもこっちも洋さん。

 

・・・という、この半月で2度目の東京旅行でございました。

 

その直前には、音尾さん欲求がWOWWOWで満たされました。今週も満たされる予定だわ(はぁと)

 

 

 

 

ま、まずどの話からはじめるべきか・・・・・・。

 

 

(※明白なネタバレはないと思いますが、それぞれ内容には多少触れますので、閲覧ご注意ください。)

 

 

東京は・・・人も多いし蒸し暑いけれども、あっちにもこっちにも大泉さんのリクナビ広告があって・・・天国みたいでした! なんだ、半月前とは別世界じゃないか!? 中でも東京メトロがパラダイスだ!

とくに渋谷駅で、田園調布線に乗ろうと降りていったところが、もうヤヴァイ・・・! さすがににやけずにはいられず、困りました。

 

 ピンクがまたいいですね、ピンクが! 明るくもなごむ・・・。

 

我が地元では未だ普通にテレビを観ているだけではあのCMが流れてこないんですけれども、このたびはホテルの部屋でしかと拝見かないました。

 

 

それから、これまた我が家の環境では観られなかったのですけれども、この旅のタイミングが幸いし、シゲさん出演の『死幣』を、最終回だけ視聴することもかないました。

 

前日なぜか1時間睡眠だった私が、その日観劇もして久々に1万歩以上歩いていた私が、ドラマが始まった瞬間ベッドから起き上がり、いつのまにやら前のめり状態で視聴ですよ。わくわくで、テンション急上昇で、眠気なんてどこへやら。

 

まだ自覚が足りなかったようです。もうどんだけ好きなんだって。

 

シゲさん、見せ場しかない・・・! 最終回しか観られなかった奴が、最後はなんか泣いてまでいました。

 

「絶対に俺が守る!」と、これでもかとばかりにカッコ良いシゲさんにノックアウトされっぱなしでしたが、一方脳内では、ドラマではないところの記憶がプレイバック。

 

 

シゲさん「なに心配してんだよ! オレがついてんだろ!」

洋さん「つぎ言ってみろ! ブン殴るからな!」

  (『おにぎりあたためますか』鹿児島編より)

 

 

・・・との、リアル世界での男前台詞。

だから好きなんですよ、もう。

 

思えば、シゲさんを初めて覚えたのは、『チーム・バチスタ』でした。原作も読んでいたし、ドラマも毎週観ていて。

それでそのあと『おにぎり~』をたまたま観て、「あれ、なんでこの人大泉洋と一緒にいるんだろう・・・?」

 とか思っていたのはもう遠い彼方昔のよう・・・。

かっこいい方だな、とは思いながらも、こうした日々が来るとは夢にも知らず。

基本的にあの長谷川さんみたいなお人柄だと考えてましたっけ・・・。なにも、なにも、なにも知らずに・・・!

しかし俳優さんを、ファンクラブに入るレベルで好きになると、ドラマや映画の見方がまったく変わっていくのですね、とつくづく。

 

 

 

さてさて、この度の旅の主要目的は舞台『Disgraced』で、またも母を巻き込んで観劇して参りました。まあ、元は母の長期休暇に私の定休日を重ねたのですけれども、もう母も、兄さんがたのファンってことでいいんじゃないでしょうか・・・。

 

楽しむ・・・という言葉では、なかなか表し難い舞台だったと思います。いや、役者の皆様の演技を楽しむ、という意味でのみ適切かもしれませんが、取り上げられている題材とストーリーを考えると、どうしてもその言葉を使い難い。

ただ、ものすごく引き込まれました。内容も台詞も、これまでに観た舞台のどれよりも難しかったですけれども。ところどころ笑っている方もいらっしゃいましたが、笑いどころはまず一切なかったと思います。それでも、おもしろい。この言葉も適切かあやしいですけれども、非常に引き込むものがある。きっかり時間通りに終わっていましたが、短く感じられました。時間間隔を忘れてしまう。

 

安田さん、絶妙に嫌な感じの男の役でしたが、まずやっぱりなんとしても男前。もうハイジさんが嘘だったのではと思うほどの、超低音ボイス。ほとんどずっと厚着しているのにただよう大人の色気。印象的だったのが、このたびの、ちょっと骨太でがっしりしているように見えたたたずまいでした。白人男性の役だから・・・? すごい・・・。

 

小日向さんとの、じりじり、ピリピリ、そして最高潮に緊迫するやりとり、その「間」も含めて、ただ見事としか。

「役者さんは本当にすごい」とは母の感想。

 

それにしても、近ごろ目にするのは安田さんのあのシーン。

好きです。『たとえ世界が終わっても』から。

なんであんなにしっとりとしているんだろう・・・。

 

 

 

観劇後、我々は初めて代官山なる場所へ足を踏み入れました。私は4年の大学生活でなにをやっていたんだ(笑) い、いいところだなぁ・・・。なんであんなに静かで爽やかなんだろう。入れそうなお店がないけど(笑)

とはいえ、『おにぎり~』で紹介されていて、中でも行ってみたかった、でも一人ではどうしても行けなかったお店に、母のおかげで入ることができました。スペイン米料理の『Sal y Amor』さん。

 

カルデロをいただいてきました! おいしくペロリと平らげ、またもナックス兄さんまみれな旅を無事に終えることができました。

 

 

・・・次の旅まで、がんばろう。

 

来月、日帰りの予定です。

 

 

今も十分笑っていますが、最後に、「とにかく笑えれ、ば~、最後に笑えれ、ば~~♪♪」と唱えながら。