A.Banana.S

古代ローマ、NACSさん、ドートマンダーにパーカー、西武ライオンズ、FEプレイ日記(似非)・・・好きなことをぽつぽつと。

新年度の勉強振り返り(本当の闘いはこれからだ!)

へーい☆ 無事日商簿記3級に合格しましたので、ここで振り返りを記録しておこうと思いますぜ。

 

当方アラフォー。最近引っ越した、長年フリーター女。昼夜逆転、引きこもり歴多数(?)。一会社員になれるか否かの挑戦中。

 

それで簿記3級、

勉強期間:ほぼちょうど1.5ヶ月

予備知識:ゼロ。マジでゼロ。しやく……しわけ? ちんたい……いやタイシャクタイショウなにそれ読めないよレベル。

 

使用テキスト:前々記事で紹介したこちらと、あともう一冊。

 

 

 

どちらも2周しました。3周する時間はありませんでしたが、間違えた問題だけはいくらかもっとくり返してやったかな。

予想問題を8回分解いて、時間内に合格点を取れたのは、ただの1回だけでした。

第3問の貸借が一致したのもただの1回。それも2周目のとき。

 

直前の演習では、合格点に届かず、凡ミスを連発しておりました。

 

しかし初心者とは、直前まで伸びるというメリットがあるのだ!

……そう信じてあがくしかないではないか。

 

そして試験前の満点なんて無意味だ! 合格点さえいらん!(いや、それはほしいけども)むしろ間違えたところをきちんと理解すれば、そのまま得点アップにつながるではないか! どこがわかっていないかわかっただけで収穫なのだ!

 

オマエわりとテストは得意なほうではないか! 英検1級でさえ、筆記は一発で通ったではないか。過去問初見は3割未満だったくせに。

ここであきらめては、ほうぼうに情けないではないか。落ちてもいい。だがあきらめるな!

 

そういうノリで取り組みました。

 

予想問題第1回目(紙)「全然時間が足らんわ! ネット試験は60分とか正気か? 紙試験の90分でも無理だわ!」

 

予想問題第2回目(紙)「90分あってもわからんもんはわからんわ!」

 

ここで教科書の読者特典、仕訳アプリ100何問を2周くらい解く。スマホで気軽にできるので、無料ゲーム感覚で取り組める。これで理解度がかなり上がったと思う。

 

予想問題第3回目(紙)「…あれ、この回の仕訳簡単じゃない? ヒネた問題なくない? どうしたの、問題集?(驕り)」

 

予想問題第4、5回(紙)「……なんかもう点数が伸びなくなってないか?」

 

予想問題第6回(初ネット)「無理だわ! 余裕で時間切れだわ!! なにこのプレッシャー! だいたいうちのPCにはテンキーとかないから!(言い訳)」

 

この間、予想問題2周目もはじめる。

 

予想問題第7回(ネット)「……なに? ギリ合格点だと? 第2問が壊滅してるのに?」

 

予想問題第8回(ネット)「……やっぱり合格点はまぐれだったな……」

 

最後に仕訳アプリで基礎確認と、それから第2問の復習をやっとくか……

 

 

そんな状態で、受検当日を迎えました。

 

ちなみにそのため、未知の街まで一人ドライブしました。緊張しましたが、久しぶりに旅気分を味わえました。県外には出ませんでしたが、それでも思い出したのは、札幌から夕張まで、一人でレンタカードライブしたあの旅の日でした。ああ、うれしい。私は久しぶりに冒険をしている、と。

 

話を戻して受検。

 

あらためて勉強期間は、ほぼ1.5ヶ月、45日。

標準的な日数よりは少なかったと思いますが、勉強時間は標準とされる100時間をこなしたと思います、たぶん。勉強をまったくしない日も複数ありましたが、3時間以上やった日もあったので。

 

で、結果。

 

第3問、まさかの貸借一致。満点。

マジかよ。ここで奇跡来る? 試験中にビビったよ。

いや、最後の合計額まで計算する気はなかったんですが(得点になるとはかぎらないし……ということに本番3日前くらいに気づいた)、時間が余ったので。

 

えっ?

 

余った?

 

ネット試験60分で、余った?

一式解いて、初めてだったぞ。

……まあ、運よく全体的に変にヒネった問題がなかったと思います。

そ、それに第2問は、何分考えても頭こんがらがってさっぱりだったし。それでしかたなく第3問に戻ったら、まさかの損益・貸借とも合計額一致。

マジですかよ。

 

……だったら第1問も全問正解すべき、むしろそちらのほうを目指していたのですが、数問間違えていたようです、結果を見るに。

問題の第2問は、半分程度でしたか…。全滅じゃなくてよかった。

 

こうして本番1発目にして、なんとか合格点に届いたわけですが、無茶苦茶緊張はしましたよ。練習のころからでしたけど! ネット試験のあの残り時間表示のプレッシャーよ……

 

合格した理由と思われること:

1、あきらめなかった。

2、言われたとおりにやった。

 

2はつまり、我流ではなく、問題を解く順番とか注意点とか、勉強の進め方とか、教科書に書いてあったとおりにやったからです。

私は決して器用なほうではないので、だからこそプロがこうするのがよいと言ったことは、できるだけ素直に実行するようにしています。

「なんでこういうことを書いているんだろう…?」と思うこともありましたが、勉強を進めていくうちに、理由が理解できるようになりました。

「いやいや私はそのへん違うから」「私のことをわかってないでしょ」などという自意識というか個性感というか特別感というか、そんなものはきっぱり捨てます。

私は普通の人間! したがって標準のやり方が最も合っているのだ!

 

だからなにはともあれ、とりあえず書いてあるとおりのことをやってみる。考えるのは、そのとおりにやり続けて結果が出なかったときだけだ!と。

 

だてに同じ洋楽を100回だか300回だか聞いて、海外経験ゼロから英語リスニング力を上げた人間ではありませんよ!

 

とにかく言われたとおり、書いてあるとおりやる。ほかのやり方は、それから考える。文句はそのとおりやってから言う。

 

そんな感じでしたでしょうか。

 

こうして無事合格と相成り、さっそくすっかりダメ人間ライフを満喫する気でおりますが(※元からでは?)、本当の闘いはこれからだということを、ゆめゆめ忘れてはならない。

 

すなわち、果たしてこいつは、一会社員になれるのか!?

 

もう背水の陣ではあるが、二、三ヶ月は持つのか……!?

 

乞うご期待!(は?)