(ほぼ17年前(今回で確定)、『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』で、一部キャラを『トラキア776』のキャラと思い込んでプレイした記録です。会話メイン。脚色あり、後述。聖戦キャラの人権(キャラ権)がありません)
(登場人物とルールまとめ↓)
第6話
~終章 最後の聖戦~
エリウッド:ここはぼくが一人で戦おう!
フィン:だから! あなたがたのゲームじゃないんですってば!
エリウッド:くっ……みんな、すまない……!
リーフ:いや、わけわかんないし。本当に一人で戦ってくれるとありがたいんだけど。
ナンナ:リーフ様、いよいよですね。
リーフ:ああ、ナンナ。ぼくらはいよいよここまで来たよ。表向きは追いはぎもせずに、我ながらよくやってきたと思うよ。
リフィス:裏ではちゃっかりやってたんだけどな。ほらよ、今回は1人5000G。これ以上売るもんはねぇから、あとは持ち物を処分するとか村人から巻き上げるとかして、自分らで工面しろよ。
リーフ:さんきゅー、リッフィー&パーン(はぁと)
フィン:巻き上げるはマズいです…(^-^;
パーン:へぇ、ここがグランベルかぁ。観光には良い機会だな♪
リーフ:…こうなったらトラキアから残ってる仲間をみんな招集して戦おうか? そしたらいくら帝国の精鋭部隊だってあっという間に丸裸にでき……いや、倒せるよ! もう敵には偽物だってバレてるんだし、今さらコソコソしてもしょうがないじゃないか。
セティ:だがグランベル市民にはバレていない。まぁ、堂々と戦うのはいいことだが、一応このセリスロボは使うとしよう。
シャナム:ホントはただマギ団製作のソレが気に入って使いたいだけだろ、あんた…(^_^;)
セティ:それに、今から呼んでももう遅い。外にベルクローゼンとエッダの傭兵団が配置されたぞ。
カリン:結構数が多いですよ、リーフ様! どうします?
リーフ:……よし。行こうか、みんな!
オーシン:おうよ! 今までで最強の敵が来やがる戦いだな! おもしれぇ。こういうのを待ってたんだよ!
シャナム:うっ……ほ、本気か、諸君! 帝国の最精鋭部隊だぞ! 恐ろしく強いんだぞ!
マリータ:大丈夫ですよ、師匠! 私がついてます! サラを助けるためにも!
デルムッド:セリス様たちを助けるためにも、ここで退くわけにはいかない。
コープル:ぼくもクラスチェンジしました! これからは攻撃面でも頑張ります!
フェルグス:ま、世の中なんとかなるもんだって!
ハンニバル:うむ、今こそ我らトラキア人の力を見せつける時ぞ!
リーフ:そのとおり! このマスターナイト・スーパーリーフマンはもう帝国なんかに負けるもんか!
アルテナ:その意気よ、リーフ! さあ、行きましょう!
リーフ:はい、姉上! いざ、トラ7の誇りをかけた最後の聖戦へ! まず手始めは、あそこの山の上のベルクローゼンどもだ。ぼくとハンニバル将軍で間接攻撃を仕掛ける。届かないところは姉上とカリンでよろしく!
パーン:行ったな……
リフィス:えぇ、えぇ……
パーン:一応バックアップの連中を呼んでくるとするか。
リフィス:そうっすね……
リーフ:トルネード!
ハンニバル:勇者の弓! ザシュゥゥッ
ロプト兵:ギャーーーーッッ
アルテナ:スリープはみんな片づけたわ、リーフ!
リーフ:よし、姉上とカリンはシアルフィ北西にいる別のベルばら隊を片づけに行ってください。ケガをしたらコープルにリブローしてもらうこと。
カリン:了解です! 行きましょう、アルテナ様!
セティ:エッダの傭兵騎士団が来たぞ、リーフ王子。
リーフ:みんな、平地だが壁をつくれ! フィン、前線を任せていいね?
フィン:はっ! この道はあの日キュアン様、エスリン様と御供に歩いた道……。お二人とも見ていてください。このフィン、命をかけ、最後まで王子をお守りいたします! くらえ、勇者の槍ーーーー!!
ロベルト:うむ…今戦っているのは反逆者セリスの軍だというのに、良い賞金首が見当たらんな。どこだ、どこだ?
オーシン:おいコラ、キョロキョロしてんじゃねぇよ! この俺を前にしてずいぶんと余裕じゃねぇか、隊長さんよ!
ロベルト:フン、山賊に用はない。どけ!
オーシン:だれが山賊だぁ!!(# ゚Д゚)
マリータ:そうよ、オーシンはこう見えても普通の村の青年なんだから!
シャナム:こう見えても…(^_^;)
フェルグス:お前、ロベルトっていうのか? セルフィナ親衛隊のロベルトとは似ても似つかねぇが、当たり前か。
ロベルト:なんなんだお前らは? そろいもそろって貧乏くさい、ど田舎のど平民どもばかりではないか!
4人:だれがだあああああああっっ!!!!
マリータ:失礼ねっ、私たちのどこが貧乏くさいっていうの!?
ロベルト:それはもう見た目と、かもし出す雰囲気が、どーしようもなく庶民的だ。
フェルグス:おいおい、俺はこう見えてもコノートの……ゲフンゲフン
シャナム:おのれおのれ! イザークの王子シャナン様に向かってなんと無礼な発言を!(# ゚Д゚)
ロベルト:イザークの王子? 笑わせるな! 俺は世界を旅しているから本物の顔くらい知っている。お前とは似ておらん!
シャナム:くっ……ホメロスと同じようなセリフをっ……
ロベルト:おおっ、いたいた、あそこに! 高貴な身分の絶好の賞金首が!
ナンナ:ああっ、お兄様っ! やっぱり私たちの高貴なる気品はど田舎のど平民の中にあっても隠しきれないものなんですねっ
デルムッド:ナンナ……(・・;)…いや、あのな……
ナンナ:でも残念でした。あなたは哀れにも私たちの高貴なるカリスマパワーに触れることもかなわないのです。
ロベルト:な、なんだと?
フェルグス:まぁ、よーするにカリスマ×2で20%、平民軍団はパワーアップするわけだ。
マリータ:バカにしないでね! 平民の力を見せてあげるわ! 流星必殺剣ーーーー!!
ロベルト:ぐわーーーーーっ!!……ってこれはイザーク王家の……ぐふ。
リーフ:よし、まずは第一陣を突破だ! 全軍、エッダ城に向かって進軍だ!
リーフ:なんだよあれわっっ! ええっっ!!?
シャナム:うわぁ……見渡すかぎりのスリープと遠距離魔法……(~_~;)
リーフ:くっ、なんということだ……。こんな、こんなことってっ……
ナンナ:リーフ様っ
リーフ:いったいいくら金使ってんだ? エッダってあんなに金持ちなの? ああ、もったいない。あんなに資産があるなら少しはこっちにくれればいいのにっ。てゆーかあいつら全部とっ捕まえて身ぐるみはいじゃえばいくらになるかなっ? なっ? あーもう、うらやましったらありゃしない!
セティ:…まぁ、思ったより余裕じゃないか、リーフ王子。
リーフ:教団ってあんなに儲かるんですね。初めて知った……。はっ、待てよ? バルキリーの杖があるってことは、コープルはエッダ家の直系で、つまりあれは本来全部コープルのもの──(キラーン☆)
セティ:(新しい金ヅルを見つけた顔だ……(^_^;))
フィン:…とりあえず中央のボイス傭兵団をおびきだして、先に片づけてしまいましょう。
シャナム&ボイス:フッ、今宵の必殺剣はよく斬れる──……!!??
シャナム:チッ、貴様、俺のカッチョ良いセリフを真似するな!
ボイス:それはこっちのセリフだ。まぁいい、どっちの必殺剣がよく斬れるか、試してみようではないか。
シャナム:え゛?
ボイス:我が秘剣、とくと受けるがいい。
シャナム:おっ、その台詞もいいな♪ もらっとこう…
ボイス:必殺太陽剣!!
シャナム:ぐはあっっ……う……ぐ……
マリータ:きゃああああっ、師匠! シャナム師匠! しっかりしてください!!
シャナム:で、弟子よ……私はもうダメだ……。どうか……私の教えを…後世に……──
マリータ:いやぁっ、死なないで! 師匠ーーーーっ!!
リーフ:リカバー!
一同:!!!???
シャナム:…………????……へ?……へ?……へ?……あれ??
フェルグス:……気のせいか? 今何かとてつもなく非現実的な光景を見たような……(・_・;)
オーシン:……うん、さすがだな。見事な杖さばきだぜ、コープルっ
リーフ:コープルじゃないって。ぼくがやったの! しかも全快させたの!
オーシン:うそだぁっ! そんなのリーフじゃねぇっっ! 杖を振るリーフなんて、なんか違う! おかしいっっ!!
フェルグス:トルネードまでならすげーで済むんだが、さすがにコレはちょっと……(^_^;)
ナンナ:シクシク……(;_:) 私はあっという間に杖レベルまでリーフ様に越されてしまって……! ああっ、もう私なんかいなくたってっ、いなくたってぇっ──
リーフ:うわあ、ナンナっ、泣かないでくれ! ぼくは決してそんなつもりで使ったんじゃっ……! ああ、ナンナ、君が泣くくらいなら、もうこんな杖いらないっ!
フィン:リ、リーフ様、一応それでシャナムの命が助かったんですから……(^_^;)
コープル:バルキリー代の節約と思えば安いもんですよ!
セティ:コープル……ちょっとその言い方は……(^_^;)
ボイス:お前ら、さっきから私を完全にシカトしておるな(怒)
リーフ:ナンナっ、どうしたら泣き止んでくれるんだい?
ナンナ:この戦いが終わったら、私と世界リワープ新婚旅行を共にしてください。
リーフ:わかった、約束するよ。絶対だ!
デルムッド:ナンナ……まさかお前が王子をかついで──*1 お、俺は腰のあたりの頭痛が──
ナンナ:大丈夫ですよ、シャナムさん! 私とお兄様が後ろについてカリスマしますから。さぁ、行ってらっしゃい♪
シャナム:どわあっ、いやだぁっっ!Σ((゚Д゚;)
ブリアン:ゆけ、グラオリッター!!
ドズル軍:うおおおおおおおっっ!!
シャナム:ひーーーーっ!((;゚Д゚))) 斧を2回もブンブン振りまわすなぁっ!
オーシン:どんどん来やがれ!
シャナム:見様見真似流星剣ーーーー!
ブリアン:フン、平民の分際で我らグラオリッターにかなうと思っておるのか? まずは前線の一人に集中攻撃をかけ、連中を総崩れにしてやれ!
ブリアン:そこの生意気そうな小娘をねらえ!
マリータ:むっ……
ドズル軍:どりゃあああああああああっっ!!
マリータ:我流流星剣! 月光剣! 必殺4連撃! さらに連続! たあーーーーーーっっ!!
ズバッグサザシュズカドカッズババッバキズサザシュズバババザングサズバズバッ
ブリアン:ぬ……ぬぉぉ……(゚Д゚;)
フェルグス:…なんでいちばん強いのにかかってくかな? バカなんじゃねぇ?
コープル:しかも相手の攻撃はかすりもしませんよ。ぼくの出番ナシですか?
オーシン:俺もだ。つまんねぇなっ
シャナム:で、弟子よ……少しはこっちにまわしてもいいんだぞ……
マリータ:え?
アルテナ:…でももうほとんど壊滅状態よ、グラオリッター。
ハンニバル:よし、全軍、一気に敵を全滅じゃ!
デルムッド:毎回毎回おたくの軍はなんでこんなに学習能力がないんだ?
ブリアン:お、おのれおのれ! こうなればいったん城に引き返し、援軍を連れてくるぞ!
デルムッド:やってることもシュミットと同じだな。だが、そうはいくか!
ブリアン:このスワンチカで砕かれたくなければそこをどけ、傍系!
セティ:フォルセティ──は届かないか…。大丈夫か、デルムッド?
デルムッド:ええ、こいつは俺が引き受けます。
オーシン:スワンチカってそんなに強力な斧なのか?
アルテナ:確か守備+20、魔防+10よ。
ブリアン:非力なフォレストナイトにこの最強の斧がやぶれるものか! 実際、キサマの妹のほうが力も守備も──
ナンナ:お兄様っ! 一刻も早くそんなヤツやっつけちゃってください! 伝説の武器がなんですか! あんな男に聖戦士を名乗る資格なんてないわ!(※注 フォレストナイトの力・守備の最大値23、パラディンは24、そしてトラ7ナンナの体格は──おっとだれか来たようだ…)
デルムッド:……(^_^;)…わかった。いくぞ! ベオの剣!! 連続!
ブリアン:フン!
ガキィツ ガチィッ
ブリアン:蚊に刺されたようなものだな。くらうがいい、真の聖斧スワンチカの威力!
キラーーーン! ズバババババッ
デルムッド:ぐあぁっ……
フェルグス:デル!
ナンナ:お兄様! 負けないで!
デルムッド:こ、ここからだ。突撃必殺!!
ブリアン:こちらもだぁ!!
ズババッ ザシューーーーーーッッ
ブリアン:………………バ、バカな……スワンチカの斧が……! …本当にこれでよかったのか……
デルムッド:ハァ……
ナンナ:やったぁ! お兄様! すごいわ、聖戦士の武器をやぶるだなんて!!
フェルグス:腕を上げたな、デル! よくやった! あとは俺たちに任せとけ!
コープル:リザーブーー!
リーフ:この際きっぱり言うけど、あんたたち弱い! 弱すぎる! だからちょこまかと動かず、胸を借りるつもりでどーんとかかってきなさい、正面から。
カリン:そうよ! 私たちの魔法剣がもったいないじゃない!
フィッシャー:やかましい! 我々も誇り高きグラオリッターの一員なのだぞ!
リーフ:その3軍か4軍だろ、きっと。
フィッシャー:どやかましいわっ、たわけっっ(# ゚Д゚)
リーフ:あれ、図星だったのかな?
フィン:王子が出るまでもありません。ここはこのフィンが勇者の槍で! はあっ!!
グサッ ズバッ
フィッシャー:うぅっ……ブリアンさまぁ……
カリン:やっとここも突破ね!
リーフ:ああ、ドズル城に急ごう!
フェルグス:うわっとっと…
カリン:フェルグスーー!
フェルグス:おう、そっちも片づいたみたいだな。
リーフ:うん、そっちもみんな無事かい?
フェルグス:ああ、わりとあっさりとな。
リーフ:よし、ではいくぞ、フィン、フェルグス! トライアングルアターーック!!!
カリン:あーずるいーっ! 私もやりたいーー!
リーフ:うん、じゃ、スクエアアターーック!!!!
ダゴン:無茶苦茶なぁぁぁぁぁっっ
セリスロボ:セイアーツ!
リーフ:さあ、これでドズルまで来たぞ。ああ、丘の上にはすでに王都バーバラが見える……。でも次は──
フィン:次に目指すはフリージです、リーフ様。我らトラ7軍と北トラキアの民を長年にわたって苦しめてきた宿敵…
リーフ:そうだ、ついにフリージとの最終決戦というわけだな。積年の恨み……ほとんど生まれつきの逃亡生活……何度も絶望しかけた長い長い戦いの終わりと言っていい。よくもぼくを長いあいだ苦しめてくれたな!
フィン:そのとおりです、王子! 私もフリージから王子を何度命からがらお守りしたことか! 今こそ決着のときです!
シャナム:……少しは「いっぱい追いはぎしちゃってごめんなさい」とかも言うべきなんじゃ……(^_^;)
リーフ:さあっ、さあっ、ゲルプリッタ―なんて怖くない! 進撃開始だ! ──っとその前に、各自武器とか修理しておくように。
ナンナ:リーフ様、この戦いはいつ終わるのでしょうか?
リーフ:それはわからない。でも最後のときが近いのは確かだ。この戦いが終わったら、ぼくはみんなと一緒にレンスターに帰る。もちろん君もだ、ナンナ。そのつもりでいてほしい。
ナンナ:はい、私はどこまでもリーフ様についていきます。たとえ地の果てまでも──
????:本当に地の果てまで行くことになるかもな。
リーフ&ナンナ:!!??
リーフ:ナンナ、今なんか言った?
ナンナ:い、いえ……気のせいだったんでしょうか……?
マリータ:この戦いが終わったらか……。まだ気が早い気もするけど……。
シャナム:お前は戦後どうするつもりだ、マリータ?
マリータ:もちろん、世界各地をまわって武者修行するつもりです。候補としてはアグストリアかウェルダンか……まだ悪人どもがのさばっている辺りに。
シャナム:そうか……。まぁ、俺は故郷にでも帰って、ひっそりのんびりと──
マリータ:え? 当然師匠も一緒に修行に来てくださるでしょ?
シャナム:え゛?
マリータ:楽しみですね! 立ちはだかる数々の強者を二人で倒していきましょうね♪
シャナム:そ、そんな勝手に……(大汗)…お、おい、コラ、待ちなさい! 弟子よーーーーっ!!
カリン:リーフ様! フリージ軍を偵察してきました! 指揮官はヒルダで、ゲルプリッタ―はバロンばかりがたくさん。あと、フリージ城北東の丘の上に、ベルクローゼンがスリープやフェンリルを持って待機しているわ。
リーフ:そうか。バロンは大楯が厄介だけど、時間をかければなんとかなるだろう。ベルクローゼンはつくづくトラ7と違ってリワープとか持ってないだけマシだよ。よし、全軍、フリージに向かって前進──
アルテナ:リーフ、大変よ! 南の森に弓騎士団の大軍が出現したわ!
リーフ:え? 弓騎士団?
フィン:ユングウィのバイゲリッターですね。
リーフ:ユングウィ? どこそこ?
ズコッ
フィン:リ…リーフ様……! だから弓使いウルの血を引く公爵家だって、昔教えたじゃないですかぁ!(´Д⊂ヽ
リーフ:あー、そういえばそうだった。トラ7で出てこないからまたすっかりうっかり…
フィン:いや…出てきたとは思うんですが……あ、いや、その──
セティ:とにかく、軍を二つに分ける必要があるぞ、リーフ王子。
リーフ:うーん、北にゲルプリッタ―、南にバイゲリッターの挟み撃ちか。どっちも手ごわいよなぁ。
スコピオ:フフフ、愚かな反乱軍め。我らの挟み撃ちに遭って、無様に死ぬがいい!
リーフ:うわ、もう来たよ!
フィン:リーフ様、ここはなるべく南に間接攻撃のできるメンバーを配置して、早めに片づけるのがよいでしょう。それから食い止めている対フリージ組の救援に向かう、と。
リーフ:そうだな。ならばぼくは南側につく。光の剣とトルネードがあるし、弓騎士団を引きつけて数を減らしつつ、各個撃破する。マリータ、デルムッド、君たちも魔法剣で同じことを頼む。
マリータ:はい!
デルムッド:了解!
リーフ:ナンナとセティ王子は援護を、突撃のときはシャナムと姉上も加わってください。フリージ組はフィン、よろしく頼むよ。
フィン:はっ!
リーフ:ぼくもフリージと戦いたいけど、ここは長く共に戦ってきた古参の精鋭陣に任せるよ。
オーシン:おうよ! 救援なんていらねぇ。俺たちだけでフリージをぶっつぶしてやる! そうだな、フェル?
フェルグス:ま、がんばるよ。これがフリージとの最後の戦いになるんだからな。
カリン:さっそく私、やつらをおびきだしてくるわ!
リーフ:ハンニバル将軍とコープルもフリージ組に加わってください。あ、でもなるべくこっちにもリザーブが届く位置にいてくれ、コープル。さあ、決戦だ!!
《南の森》
バイゲリッター:勇者の弓ーーーーっ!
シャナム:うわぁっ、来たぁ!
リーフ:くっ、トラ7には1本しかなかった勇者の弓をあんなに持ってるなんて、ズルすぎるぞ!
セティ:マスターボウがある分、ある意味セリス軍より恵まれていた気もするが……
リーフ:デルムッド、マリータ、なるべく「連続」を組み合わせて1体ずつ倒していってくれ! ぼくも光の剣必殺ねらいでいく! ナンナ、サポートよろしく!
ナンナ:はい!
マリータ:母様愛用、炎の剣ーー!
デルムッド:フレッドから借りた、いかずちの剣ーー!
ドカァン ズカァン
スコピオ:ひるむな、我が軍! 森にいる分、こちらが有利なのだ! どんどんいけ!
リーフ:なら森の外に誘い出すんだ。必殺光の剣ーー!!
ズドオオオオオン
セティ:リブロー!
ナンナ:リライブ! リーフ様、みんな、ファイトよ!
スコピオ:お前がこの軍の指揮官だな?
リーフ:お前がスコピオ!?
スコピオ:そうだ! 我が必殺のキラーボウを受けてみろ!
リーフ:面白い髪型してるね。トルード・カット? トルードのほうがかっこいいけど。
スコピオ:だれだそれわっ!? これには我が父の名を取ってアンドレイ・カットというナイスなネーミングがあるのだ! おい、そこの黒髪長髪の二人! 我が軍に入って、このナイスヘアスタイルにイメチェンしないか!?
マリータ:イヤーーーーっ! それだけはイヤーーーーっ!!
シャナム:俺の食いぶちがなくなるだろうが!
デルムッド:詐欺をやめる良いチャンスじゃないのか、シャナム?
シャナム:あの髪型はやだ! お前こそ、不良ヤンキーから更生する良いチャンスだぞ。あの頭になって、まっとうな人生を歩め!
デルムッド:だれが不良ヤンキーだよっ!? あんたに言われたくない!
セティ:(珍しく敵側から勧誘されていることは完全無視だな……(^_^;))
スコピオ:むうっ、なぜ不評なのだ? このナイスヘアカッティングが!?
リーフ:いや、いいよ、一生わからなくても。さ、勇者の弓は惜しいけど、とっとと片づけるよ。全員突撃!
マリータ:イメチェン反対、流星剣!
セティ:フォルセティ!
アルテナ:ゲイボルグ!
シャナム:く、くらえ、わ、私の4連続攻撃!
デルムッド:今さらながらあんた、シャナムの偽物レベルで戦力になってるよな…(~_~;)
ナンナ:リーフ様、私に力をください! 銀の剣、必殺!!
vVラブラブアタック発動!!vV
ズバババババッ
リーフ:いいぞ、ナンナ!
スコピオ:チッ…なんということだ……! 私のアンドレイ・カット・チェーン店拡大計画が──
リーフ:そんなこと考える前に、剣の1本でも持ってきなさい。くらえ、光の剣!!
vVラブラブアタック発動!!vV
ズバババッ ザシューーーーッ
スコピオ:アンドレイ・カットばんざーーい……ぐふ。
リーフ:よし、バイゲリッターはすべて倒した! あとは北のゲルプリッタ―だな!
《北》
オーシン:おらぁっ!
敵バロン:大楯!
ガキィッ ズシャッ
ハンニバル:ふむっ、勇者の弓!
敵バロン:大楯! トローン!
ガキィッ ズババッ ドオオオン
ハンニバル:むうぅっ……
コープル:父さん! リザーブ!
敵バロン:リザーブ!
オーシン:だああああっ! もうっ、せっかく削ったのにうっとおしい! なかなか前に進めねぇ!
ヒルダ:フン、平民ばかりのお前たちに、そうそう何度も我が軍がやられるものかい!
フィン:ひるんではいけない! 1体1体に集中して、慎重に進むんです!
オーシン:といってもこいつら、トロンばっかり使いやがって……
フェルグス:こうなったらやるしかねぇな。いくぞ、カリン!
カリン:え? ええ!?
vVラブラブアタック発動!!vV
vVラブラブアタック発動!!vV
vVラブラブアタック発動!!vV
ズババッ ドカァッ ザシューーッ
敵バロン:ぐわあぁーーーーっ
敵バロン:おのれーー!
フェルグス:ま、まだか!
vVラブラブアタック発動!!vV
vVラブラブアタック発動!!vV
ハンニバル:おーおー、若いもんは元気でいいのう。
コープル:ハートのキラキラが綺麗ですねぇ…
オーシン:み、見せつけてくれるじゃねぇか……////
カリン:もうっ、手伝ってよ! 恥ずかしいんだからっ//////
フィン:まぁ、いいではないですか。強いんだし。
ヒルダ:おのれ! イチャイチャバカップルに負けるわけにはいかないよ!
カリン:だ、だれがよっ////
フェルグス:バカップルはないだろ(^^;)
オーシン:お前がフリージの大ボスか! 長いあいだ、お前の部下どもと戦ってきてやったぜ! これで最後だ! 覚悟しやがれ!
ヒルダ:下品な平民め! お前などにこの私が倒せるものか! ボルガノンで焼き尽くしてくれる!
オーシン:俺はオーシン! てめぇをぶっ倒す男の名だ! 冥土の土産に覚えとけ! くらえぇぇっっ!!
ズババババババッ
ヒルダ:おのれ、ボルガノ──
オーシン:遅ぇ!
ザシューーーーッ
ヒルダ:キィーーーーッ、くやしい……! イシュタル……この恨み晴らしておくれ……
オーシン:っしゃ!
フィン:さすがだ、オーシン! これでゲルプリッタ―は総崩れだ。あとはあせることはない。着実に残った敵を仕留めていこう。
敵バロン:ひぃーーっ、ヒルダ様がぁーーーーっ!
フェルグス:残念、もう遅いって。
ズバッ グサッ
敵バロン:……ぐふ……い、田舎者どもよ、ひとつ言っておく……。都会人はトロンではなくトローンと発音するのだ……ガクッ
オーシン:へっ、そうなのか? まぁ、俺は別にどーでもいいけどよ…
カリン:でもオルソンさん(イリオス)はトロンって言ってるわよ。
フェルグス:あいつは平民だからな。
カリン:えーっと、じゃあ、オルエンさんは?
フェルグス:「ダイムサンダが2冊もあるのに、そんなのいらないわ」だったぞ。
カリン:そんなの扱い…(^_^;) でもなんとなくトロンのほうがかっこいいかも。
フィン:まぁ、それはともかく、どうやらゲルプリッタ―はすべて片づいたようだ。あとは丘の上のロプト兵と城ボスのみ。あれがフリージ城だ。
オーシン:ここまで来たな。
リーフ:おーーいっ! みんな、無事かーーーー!?
フィン:リーフ様!
オーシン:リーフ! あったりめぇだろ! 俺たちが負けるかってんだ!
コープル:リザーブっと。そちらのみなさんも全員無事のようですね。
リーフ:ああ、なんか何年も会ってなかった気がするよ、みんな。すっっっごい久しぶり! 会えてよかった!
フィン:まったくでございます! リーフ様ぁ!
(※注 どうやらこのあたりで1年くらい、書くのを中断したらしい。証拠にこの後ネタであの作品への言及が現れる。でもこの後もう少しだけ進んで、結局未完。どうしよう…)
リーフ:この機会を逃したら、今度はいつ話が進むやらわからない。勢いをつけてさっさと先に進もう! で、さっそくだけどカリン、あの丘の上のベルばらたちを掃除してくれ。スリープばかりでうっとおしいから。ある程度数が減ったら、ぼくや姉上も加勢する。
カリン:了解! 行ってきまーす!
アルテナ:無理しないでね、カリン。
リーフ:うーん、でもどうしても1体は倒せずに残っちゃうなぁ、門が邪魔で。
コープル:サイレスかけます?
リーフ:いや、そこまでしなくていいよ。たぶんフリージ城を制圧すれば門が開くだろうから、そのときに倒そう。もちろんスリープ範囲からはみんな下がってね。
ナンナ:それにしても勇者の弓大量、トロン&リザーブ&スリープも大量……帝国って本当にお金持ちなんですねぇ…
リーフ:この戦いが終わったら、それらを全部没収して売っ払って一緒に豊かな国を造ろうね、ナンナvV
ナンナ:はい、リーフ様vV
シャナム:……完全にトラキアから来た略奪者だな…(^_^;)
フィン:さぁ、これでフリージも終わりです! 城ボス、名前は知りませんが、覚悟ーー!
ザシューーッ
城ボス:ぐはあ! ちゃんと調べんかーーいっ(# ゚Д゚)……ぐふ。
マリータ:リーフ様、フリージ城空きましたよ!
リーフ:よし、ちょっと待っててくれ! トルネードォ!! ズカアァン
マリータ:いいなぁ…私も戦いたいのに……
デルムッド:魔法剣でベルばらは倒しにくいからな。トラ7ならわりとできるんだが……
フィン:ここを制圧すれば、すぐにたくさん出番がまわってくるよ。
ハンニバル:うむ! 勇者の弓!
リーフ:連続トルネードォォ!!
ロプト兵:スリープ!
リーフ:ぐーーーーーZZZZ
セティ:レスト!……杖やらフォルセティやら使いすぎたな……。修理代が足りるだろうか……(^-^;
カリン:やあっ! ザシュウッ
……セティ様、シレジアまで貧乏王国になっちゃうんですか?
セティ:そうはなりたくないが……もう一度NPCになって無限にフォルセティを使いたいものだな…
リーフ:ふわぁ。。。ダメですよ、セティ王子。あんな経験値ドロボー&追いはぎのジャマはもう御免です。体格を上げて地道に稼ぎましょう。
セティ:いや、それは私のイメージが崩れる……(^_^;) 体格10以上はちょっと……
ナンナ:すでに聖戦とトラ7ではイメージが違ってしまっているんですから、ここは開き直って新しい世界に飛び込みましょう、セティ王子! 目指せ、体格15です!(※書いているやつのナンナ体格最高記録は1yon……おっとだれか来たようだ)
セティ:君も変わったな、ナンナ姫……(^_^;)
リーフ:みんなもう手遅れですよ、セティ王子。…さ、そろそろいいかな。制圧だ! ゆけ、セリスロボ!
セリスロボ:セイアーツ!
~フリージ城を制圧した!~
フィン:ついに長年の宿敵フリージに勝利しましたね、リーフ様。おめでとうございます。
リーフ:ああ、フィン、本当に長い旅だった。でもまだ終わりじゃない。帝都バーバラを制圧して、グランベルを解放し、セリス様一行とサラを救出しなければ! いよいよ正念場だぞ、みんな!!
ナンナ:はいっ、リーフ様!
フィン:おそらく次はダークプリンス・ユリウスの側近、イシュタル公女の率いるヴァイスリッターが来ます。急いで迎撃の用意を整えましょう。
リーフ:うん。まず武器修理とかしとかなきゃね。フフッ、いよいよ☆がいっぱいついた光の剣♪
セティ:……破産する……(-_-;)
???:しくしくしくしくしく………
シャナム:ん?
マリータ:どうしたんですか、おじいさん? 帝国軍にひどい仕打ちをされたんですか?
???:ひどい仕打ちをしたんはお前らじゃい!!
マリータ:え゛? なんで……
占い屋:儂は占い屋じゃ! お前ら本当にセリス軍か!? 聖戦と言えば恋愛! 恋愛と言えば占い屋じゃろう!! なのにトラキアから儂んところの店をことごとく無視しよってからにぃ~~っっ!(# ゚Д゚)
デルムッド:そ、そういえばすっかり忘れてたな……(^_^;)
占い屋:せっかくタダで占ってやっとるのに、この老人のささやかな楽しみをシカトとは!! グレてやるわい! 呪ってやるわい! お前らの恋愛はすべて破談! 子孫も未来永劫なしじゃーーーーっっ!!!
シャナム:お、おい……なんか、コワイぞ…(汗)
フェルグス:わかった、わかったよ、じーさん。よしよしヾ(^^)。ほら、怒るのをやめて、いっちょ俺の女運でも占ってくれや。
占い屋:よし! そこに座るのじゃ!
カリン:立ち直り早いわね…(^_^;) いいのかしら、こんなとこで遊んでて…
占い屋:遊びではないわい(# ゚Д゚)! 聖戦とは恋愛・イズ・オール! 恋愛こそ最大の戦争なのじゃーーーーーー!!
デルムッド:いや……子世代でそこまで言わなくても……(^_^;)
占い屋:うむ、アレスよ、おぬしは──
フェルグス:い、いや、俺、アレスじゃないんだ、実は……(^_^;)
占い屋:うむ、フォルデよ、おぬしは──
フェルグス:フォルデってだれじゃい!?Σ(゚Д゚)
カリン:あっちのほうがハンサムよ!
フェルグス:なんだとうっ!?
占い屋:フェルグスよ、おぬしはカリンと結ばれておるぞ。
フェル&カリン:!!??
オーシン:……占いって、断定かよ……(・・;)
シャナム:結ばれてるってことは、よーするにもうそーいう関k──
フェルグス:おいおいおいおいっ(;゚Д゚) 冗談じゃねぇぞ! そんなわけねぇだろう! 俺はまだなにも──
カリン:おじいさんっっ! 誤解を招くようなこと言うとこの細身の槍☆90でお店つぶすわよ!?////
フィン:み、みんななにやってるんですか!? やめなさい! 一般市民の老人に暴力なんて──
セティ:「聖戦」はきわどいゲームだったんだな……(^_^;)
リーフ:フェルグスは恋愛よりこっちの「親のこと」を占ってもらってよ、ぜひ!
フェルグス:い、いや、もう勘弁してくれよ……(汗)頼むから……
占い屋:オーシン、おぬしはタニアを愛してしまったようじゃ。
オーシン:なななななななななななにぬかしてんだっっ、このジジイ!!//////
シャナム:なんだ、まだ結ばれてないのか?
マリータ:ええ、だってオーシンとタニアですもの。愛し合っているのは確実なのに、どっちもどっちで素直にならないから……
オーシン:ばっ、ばっか言えっっ! おい、ジジイ! いいかげんなこと言ってやがるとこの怒りの勇者の斧☆70で──
フィン:ああっ、お願いですからやめてーーーーっっ(泣)
占い屋:ナンナよ、おぬしはリーフと結ばれておるぞ。
ナンナ:リーフ様vV
リーフ:ナンナvV
サフィ:まあっ、リーフ様とナンナ様がなんてめでたいこと! ティナにはかわいそうですけど、これこそふさわしい形でしょうね。さっそくミランダ王女たちにお伝えしなくては(#^.^#) みんな大喜びしますわ♪
リーフ:サ、サフィ!? なんでここに……? うわーーーっ、お願いだからまだミランダには黙っといてーーっ! 殺されるようーーっ!
ナンナ:リ、リーフ様……(~_~;)
サフィ:私たちバックアップのチームは今シアルフィに待機しているんです。私はそこからリワープでこちらに参りました。
リーフ:君はてっきりリノアンと一緒にターラに残っているのかと思ってた…
サフィ:そうしようかとも思ったのですが、やはり戦場の白衣の天使の存在でバックアップチームのみなさんに力を与えて差し上げようと、リフィスやシヴァについてまいりました。
リーフ:そ、そう……(・・;)
サフィ:それよりリーフ様、大変なことが! 先程シアルフィの東に竜騎士団の大軍が出現しました。それも率いていらっしゃるのは、トラキアのアリオーン様のようです。
リーフ:なんだって!? アリオーンが!?
サフィ:どういたしましょうか? 今リーフ様たち本隊にシアルフィまで戻っていただくわけにはいきませんし、私たちバックアップチームの力で何とかするしか……。でもお相手は聖戦士のアリオーン様。シヴァやリフィスにもしものことがあったら、私は代わりの付き人にだれを選んでいいのやら、悩んでしまいますわ。
リーフ:そ、そう……困ったね……(^_^;)
フィン:しかし実際、ここまで来て我々がシアルフィまで後退することはできません。戦力を減らすのも危険ですね。
アルテナ:リーフ、私が行くわ! 私が兄上を説得します、必ず……!
リーフ:姉上……そうですね、アリオーンを止められるのは姉上だけです。どうか我々の愛するトラキアの未来のために、アリオーンを死なせないでください。
アルテナ:わかっているわ、リーフ。アリオーンのことはまかせて。……ごめんね、リーフ。これからが大事なときだというのに、そばにいられなくて……
リーフ:姉上、ぼくのことならご心配なく。ここまで来て負けるなんてことは絶対にありません。フィンやナンナたちもついています。それよりもご自分の身とアリオーンのことを考えてください。そして、バックアップチームのみんなのこともよろしく!
アルテナ:ありがとう、リーフ!
サフィ:では、参りましょう、アルテナ様。申し遅れましたが、私はターラのシスター・サフィです。リーフ様には幼い頃、ターラで初めてお会いして以来、お世話になっております。これからリーフ様がいかに女性の心をつかむお方でいらっしゃるか、我が主リノアン様をはじめ、今まで交わされてきたお約束の数々について、お話ししながら行きましょう。
アルテナ:え゛……?
リーフ:誤解を招くこと言わないでよ、サフィーーーーっっ(ToT)
サフィ:ウフvV ワープ! そしてリワープ!
リーフ:はぁ……(-_-;)…なんだかトラキアに帰るのが怖くなってきたよ……
ハンニバル:リーフ王子、アルテナ王女は本当に大丈夫だろうか? もしアリオーン王子があくまで戦うと言い張れば、王女もシアルフィ城も──
リーフ:心配いりませんよ。シアルフィにいるバックアップチームは我が軍選りすぐりの追いはぎの名手ばかりですから、なんとかしてくれるでしょう。
ハンニバル:そ、そうなのか……?(・・;)
コープル:アルテナ様……どうかご無事で……! でも万が一のときはバルキリーの杖を使ってみたかったり……♪
シャナム:本当に世話になりたくなさすぎる伝説の神器だな……(^_^;)
《ヴェルトマー》
マンフロイ:かわいー孫サラvV 儂の見事な人形たちの出来栄えはどうじゃ?
サラ:……べつに。……あれ、死んでるの?
マンフロイ:まぁ、死んだも同然じゃが、まだ死んではいない。殺してから人形にすると色々メンドーなんじゃよ。
サラ:……よくわかんない。
マンフロイ:肉体を保っているのにどえらい魔力を消費するし、能力を保つためにも色々やることがあるのじゃ。Nちゃんはエーギルを使ってまったくゼロか、せいぜい1から人形を作る研究をしとるが、まだ長持ちせんようじゃな。しかも自分の趣味に合った美を追求したり、感情も作り出そうとしとるし、あれでは完成までもう百年はかかるのではなかろうか。
サラ:……べつにどうでもいいけど。
マンフロイ:Nちゃんの研究はいずれロプト帝国にも取り入れるつもりじゃが、儂としては人形はある程度息のあるやつのほうが面白い。即大量生産できんのが難点じゃが……
サラ:悪趣味……
マンフロイ:以前のベルトの人形より性能が良いことは保証つきじゃ。なにせ素材がアレじゃからの。
サラ:…………
マンフロイ:さらに改良を加えるために、数体はすでにNちゃんの研究所に送ってある。それはつまり、もはやロプト帝国の完全勝利を意味するのだ。フリージまで来ていい気になっている哀れな偽物──蛮族リーフ軍ももうじきそのことを身をもって知ることになるぞ! フォッフォッフォッ……!
サラ:…………
マンフロイ:儂の力、Nちゃんの研究、人形どもの力、そしてユリウス様ことロプトウス様の力がそろった今、もはやユグドラル大陸の愚かな人間どもは滅んだも同然じゃーーっ! フォーーーーッフォッフォッフォッフォッフォッフォッ!! ……さて、サラよvV おじいちゃんと一緒にリーフ軍の無様な最期を見届けよ──あれ? サラ? どこへ行った? おーーい、儂の可愛い孫や。どこじゃーーーーっ!?
サラ:…………じゃあね、おじい様……
《シアルフィ城》
ノーテ:ル、ルーテさんっ! ま、マズいですよ! これでは上手く動けません! というかなぜ私たちはこんなところにいるんでしょうか!? 助けてくださいーーーー!!
ノーテ:弱いフリをして私を油断させようとしても、その手には乗りません。優秀な私をおびやかすあなたの致命的弱点を見つけるまで、私はあなたから離れませんよ。さあ、あなたの本気を見せてください。
ノーテ:こんな二人羽織り状態じゃ戦えませんよっ! あっ──
シヴァ:太陽剣!!
ノーテ:ぎゃーーーーーー!!
ラーラ:シヴァさん、また勝ち抜いたわね! でもあのノーテって人、なんか変じゃなかった?
パーン:そうか? おっ、トルードはいよいよ7人目だぞ。
ゼウス:大地の剣&大楯ーーーー!!
トルード:悪いな、俺は「見切り」持ちだ。大楯は通じない。勝たせてもらうぞ。
ズバババッ ザシューーーッ
ゼウス:ぐはあっ……お、おのれ……エンペラーのこの私が……ぐふ。
ティナ:うわぁ、エンペラーって「皇帝」でしょ?(゚Д゚) 倒しちゃっていいの?
セイラム:まぁ……とりあえずは問題ないんだろう。「聖戦」の闘技場は負けても死なないようだし。……しかしどこの国の皇帝なのやら…(^_^;)
パーン:トルード! 賞金はもう十分だから、代わりに大地の剣を取っとけよ! 姫さんが喜ぶぞ!
トルード:ここは闘技場だぞ。できるか…(-_-;)
パーン:なんなら俺があとで盗みに入ってもいいが♪
セイラム:よくない(-_-;)
(了)
(あとがき)
なんとここで我がホラー・ノートは途切れております。
調べました。
『烈火の剣』2003年4月発売。『聖魔の光石』2004年10月発売。
つまり最後のほうの記述は2004年10月以降に書かれたことが確定。全体として書いた期間もおよそ確定。
(キャアアアアアアッ コワイイイイイイッッ)
(なんとコイツ、フェルグスがフォルデに化けてルネス王宮に潜入する小説まで当時書いてたからな。幸いにして門外不出のまま。いやはや恐ろしい……。いったいなにを考えていたんだ……。もっと恐ろしいのは、17年後の現在も頭の中がさして変わっていないことなのかもしれないが……)
と、ともかく……
一応最後までこの思い込みプレーをやりきったことは、今も覚えています。ユリウスを前の『ティルナノグ戦記』と同じ要領で倒してね。オン友Nちゃん(原文にはメル友と書いていた。時代の流れとは恐ろしい…)とは、どう考えてもネルガルのことなので、「お人形」とはつまりそういうことで、たぶん今後どういう展開にするつもりだったのかも察せられますが、とにかくここで『グランベル778』は途絶えております。
ど、どうするんだ……。イシュタルをだれで倒したかとか、デルムッドがユリウスに23回攻撃したとかは覚えているんですが、ほかの詳細は思い出せるわけもなく、再プレイも不可である現状です。
『烈火の剣』はあるんですが(えっ、なんの関係が!?笑)、GBAのボタンがイカれ、DSの充電器のほうをどっかへやってしまいました。
まいったなぁ……。
あとは全部想像で書くか。心をハタチ頃に戻し、中年が妄想するという痛々しい産物を……?
い、いや、続きをどうするかは、まぁ、ともかく……
(良い気晴らしにはなるかもしれないな♪)←
脚色部分について。
残念ながら、オーシン(ヨハルヴァ)でヒルダを倒したのは、確か嘘。やろうとしたんだけど、命中率が悪すぎてまったく当たらなかった。普通にフェルカリ(アレス×フィー)のラブラブアタックで倒したはず。ミストルティンは前章以降まったく使わずに進めたものの、無念。
前作『ティルナノグ~』でレスターかスコピオに負けた件といい、もうちょっと真面目にこの時のために強化していればなんとかなったかもしれないと、いまだに後悔がこみ上げる(おいおい…)
(いやだってあれ、オーシンじゃないもん! ヨハルヴァだもん!)
前話であれだけオーシン(本物)を使わせろと愚痴っていたのは、この件のせいです。
ブリアンVSデルムッドは普通にいけると思っていました。いや、イシュタルにも10章ユリウスにも勝ってるんですから、もはや当たり前ですよね、と。まぁ恋人ないし妹のおかげではあるんだけど。
したがってところでお兄ちゃん、もといアレスさん、まさかデルムッドにできてアナタにできないなんてことありませんよね? というわけで──(略)
まぁ、それはさておき、『ティルナノグ戦記』と『グランベル778』を思い返した結果、絶対に必要な神器とはフォルセティとかナーガじゃなくて、ティルフィングかミストルティンのどっちかだということがよくわかりました。ラスボス・ユリウスは百発百中スリープのおかげでどうにかなったが、アルヴィスだけはなんともならんかった! ティルフィングかミストルティンがなければ。さすが父君、そして皇帝。それとも私が知らないだけで、なんとかする裏技があったんだろうか……。
ひとまずですが、ここでホラー企画は打ち止めとなります。このような中途半端な過去の恥をさらしてお恥ずかしいかぎりですが、個人的には童心に返ったと言いますか、書き起こしているうちは案外楽しかったです。実生活の良い気晴らしね。
もしもこの続きを書く痛々しい中年が、わりと遠からず現れたとしても、そっと目を逸らしていただけたなら幸いでございます。
例の推敲はやっております。第二次推敲が見通せるところまで来ました。予定どおりどころか、できれば「小説家になろう」様の、ネット小説大賞への応募にぎりぎり間に合うくらいにはアップしたいなどと目論んでおります。いや、入選するなどとはまったく考えておりませんが(ただでさえ3作目だぞ)、自分への区切りと締め切りとして、最適の目標になるんじゃないかと。もしかしたら宣伝もできるかもしれないし……?
……宣伝した結果、この痛々しい一連の記事が目立つ羽目になったらどうするんだか(爆)
ではでは、また☆
お付き合い誠にありがとうございます。
*1:;゚Д゚)))
フェルグス:馬に乗っけてに決まってるだろ! そーゆーことを想像しちゃダメだぞ!
セティ:(さりげなく逆プロポーズが成立しているみたいなのはツッコミなしか…?)
ボイス:だから私を無視するなと──
マリータ:師匠の仇は私が! 月光必殺剣!!
ザシューーーーッ
ボイス:……あっさり、ぐふ……──
コープル:マリータさん、絶好調ですね。
オーシン:俺もマリータに負けてらんねぇ。さあ、残るザコどもはかかってきやがれ! 俺が返り討ちにしてやる!
傭兵団:うおーーーーーーーっっ!!
ズバッグサッザシューッドカァッ
傭兵団:ぐわーーーーーーーっっ!!
オーシン:へっ、どうした! 情けねぇな。どんどん行ってやるぜ──ぐ~~~~ZZZZ
リーフ:あ……
セティ:スリープの範囲に入ったようだな。
エッダ兵:サンダーストーム!
エッダ兵:メテオーー!
リーフ:うわぁん! あんなにたくさん、どーすんだよぉーーっ!
セティ:心配するな、リーフ王子。
リーフ:え?
セティ:ここは私が突撃する。念のためスリープ対策にバリアリングをつけて……今こそこのフォルセティの力を解放するときだ。
リーフ:ほ、ほんとに!? ああっ、もう待ちかねましたよっ!
セティ:そうか? ここまでそこそこあっさり来られた気もするが。でもまぁ、ここは私一人に任せてもらえれば十分──
カリン:セティ様、私もお供いたします! 私だってスリープはへっちゃらですから!
セティ:それは助かるが、カリン、無茶はいけないよ。
カリン:平気です。それにセティ様、ただでさえレストとかリブローとか高価な杖の修理代がかさむのに、フォルセティを使いすぎてしまったらお財布の中がどうなってしまいます? まだお妃様候補もいらっしゃらないんだから、節約していただかないと! 貧乏王子はリーフ様だけで十分です!
セティ:む……まぁ、確かにな。
リーフ:ぼ、ぼくは今はそんなにビンボーじゃないぞ! ナンナとお財布を分かち合ってるんだしっ
カリン:さ、さ、行きましょ!
コープル:セティ様、ぼくも一緒に行きます!
セティ:コープル、危険だぞ?
コープル:大丈夫です。魔防なら軍内随一ですから。セティ様を援護します。
セティ:ありがとう、コープル。それならばこれを使うといい。私が創った新しい風魔導書、その名もクラブカリパー!
コープル:く、クラブカリパー!?
シャナム:いや、ウインドだろ、それ(-_-;)
ナンナ:思い込むことが大事ですよ。
コープル:ありがとうございます、セティ様!
リーフ:ある程度敵の数が減ったら、我々も後に続きます。よろしく!
セティ:フォルセティ!
ズギャアアアアアン
セティ:フォルセティ! フォルセティ!! フォルセティ!!!
ドガアアアアッ ズバババババッ
エッダ兵:ぐわーーーーーーっっ
セティ:はーーーははははっ、くらえっ、くらうがいいっ、ひれ伏せ! フォルセティイイイイイイッ
ズギャアアアアアアアアン!!
セティ:ははははははははははははははははははははははははっ──
カリン:セ、セティ様……(^_^;) ちょっと解放しすぎです。今まで自分なりに我慢してらしたんですか…
コープル:そんなことしなくてよかったのに……(^_^;) さあ、ぼくもいくぞ! ええっと、クラブカリパー!
ザシューーッ
エッダ兵:メテオーー! サンダーストームーー!
コープル:くっ……
セティ:ははははははは、そんなもんでこの私が止められるとでも思ったか! 命中率はゼロだゼロ! さあ、どけどけ、フォルセティーーーーー!!!
エッダ兵:どわぁーーっ! 怪物だぁーーーっっ!!
カリン:ああ……王子様が壊れていく……フォルセティも壊れていく……
リーフ:ぼくたちもそろそろ突撃しよう。これ以上セティ王子をほっとくとなんかヤバい……(^_^;)
ナンナ:大丈夫、コープル? リライブ!
コープル:ありがとう、ナンナ様!
フェルグス:よっしゃ、いっちょ行っとくか! スリープに多少かかったってかまわねぇさ。ゆっくり進めばいいんだ。
デルムッド:──ってあんたなんで魔防が20もあるんだ!?
フィン:シーーーーッ!(^-^; そういう見てはいけないものを見てはいけないっ
セティ:フォルセティーーーー!!
リーフ:フェルグス、中央突破だ!
フェルグス:おう! これでエッダ軍も終わりだな。いくぜ!
ズババババババッ
ロダン:くっ……これも天罰か……
リーフ:そして城ボスも! 必殺、スーパーリーフマンの光の剣!
ザシューーーーッ
ユフィール:お許しをーユリウス様ーー……
セティ:フォルセティーーーーーーーーーーーっっっ
カリン:セティ様! もう片づきましたよ!
セティ:ふう、スッキリした。
シャナム:やれやれ……(~_~)
リーフ:じゃあ、セリスロボ発進! 制圧と──
フィン:その前にリーフ様、この次に待ち受けるはドズルのグラオリッターです。制圧より前に、シアルフィとエッダの両方を守るように部隊を配置しませんと。
リーフ:ドズルのグラオリッターか……。ところでなに? ドズルって?
ズコッ
フィン:リ、リーフ様……斧戦士ネールの血を継ぐ由緒正しい聖戦士の公爵家ですよ! 教えたではありませんか、昔!
リーフ:へ、そうだっけ? だってぼく見たことないもん。
セティ:トラキアはフリージの勢力下だったから、まぁ無理もないか。ドズルはイザークを占領していたんだったな?
デルムッド:……ひょっとしてドズル軍を見たことあるの、俺だけですか?
オーシン:斧戦士の家系なんてもんがあったのか……
フィン:聖斧スワンチカを使うブリアン公子が率いるのが、斧騎士団の最精鋭グラオリッターです。
オーシン:へぇ、そりゃ楽しみだな。さぞかし強ぇ斧使いがそろってんだろうなぁ!
デルムッド:……いや、なんかイザークではほとんどフィーひとりでヤツらを壊滅させてわざと増援まで呼ばせたりしてたんだが……
セティ&カリン:え゛?
リーフ:オーシンっ、ここは斧革命を完成させるチャンスかもよ! なぁに、君とガルザスさんとマチュアあたりでトラ7斧戦士団を結成すれば──
フェルグス:せめてマチュアの前にブライトンを入れてやってくれないか? かわいそうだから……(^_^;)
セティ:ま、まぁ、それはともかく、当面はどうするんだ、リーフ王子?
フィン:おそらくブリアンの本隊はシアルフィへ南下してくるでしょうね。
リーフ:ならこっちのエッダには最小限を残して、そっちに大きく戦力を割こう。エッダはぼくとフィンとカリンの3人。あと残りは全部シアルフィに戻ってくれ。指揮はハンニバル将軍に任せて……ところで、将軍は?
コープル:もうあっちで待ってますよ。
シャナム:てゆーか忘れてたんだろう(^_^;)
ブリアン:フィッシャー、エッダ奪回は任せたぞ! 私はこのまま南下して、シアルフィにいるセリス軍をつぶす!
フィッシャー:はっ、お任せを!
オーシン:おう、あれがグラオリッターか!
ナンナ:大軍そろって勇者の斧なんてさすが豪華ですね。…リーフ様たちのほうは大丈夫かしら……?
オーシン:大将はやっぱ悪人ヅラだな。おおっ、アレが聖斧スワンチカか!? いいなっ、使ってみてぇなっ(*^▽^*)
セティ:武器としてはあんまりおすすめしないぞ、アレは。すごく重いから。
オーシン:そうかい? フン、まぁいい。さあ、俺様が前に出て相手になってやるぜ!
ハンニバル:まぁ待て。相手は同じ斧だ。ここはおぬしは山の上に待機し、平地の前線には剣使いを配置するのが最善だろう。
オーシン:ちぇっ……
マリータ:なら前線は、私と師匠にお任せください!
シャナム:え゛え゛え゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛っっ!?
ハンニバル:うむ、武器相性も良し。回避値も高い。それに勇者武器には勇者武器を、か。
シャナム:待て!(((;゚Д゚