(約15年前、『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』で、一部キャラを『トラキア776』のキャラと思い込んでプレイした記録です。会話メイン。脚色あり、後述。聖戦キャラの人権(キャラ権)がありません)
(登場人物とルールまとめ↓)
第5話
~10章 光と闇と~
ヘクトル:みんな、下がってろ! ここは俺一人で行く!
リン:馬鹿なこと言わないで! グレートロードLv20のあなたを一人で行かせたら経験値がもったいないわ!
エリウッド:ぼくをおいて行かないでくれ、ヘクりん☆
ヘクトル:愛しのエリー!
フィン:…だ、だからここは「光」ではなく「光と闇と」なんですってば……(-_-;)
ヘクトル:なに? おっと悪ィ悪ィっ、じゃ、またな!
デルムッド:また来る気なのか…(^_^;)
セティ:リーフ王子は?
フィン:ナンナと一緒にペルルークの城下街に買い物に行かれました。先だっての誤解を解くために。
セティ:色々苦労が絶えないな、王子も(^_^;) さて、ついに我々偽セリス軍ことリーフ軍は、グランベルを目指してトラキア半島を飛び出してきたわけだが──
フィン:このミレトス地方を突破すれば、グランベルはすぐそこです。
セティ:しかし、今まで何度正体がバレそうになったことか……
一同:・・・・・・・・・・・・(汗)
セティ:これから帝国本隊とロプト教団、セリス皇子の帰還を待ち望むグランベル国民、特にシアルフィ市民を前にして、偽者であることがバレるのは非常にマズいだろう。
フィン:そうですね。これからはもっと慎重に行動しなくては。山賊だとかヤクザだとか呼ばれてはグランベル国民に追い払われてしまいます~~! ここはひとつ、追いはぎ根性を慎んで──
シャナム:オヤジ! まけてくれまけてくれまけてくれーーーーっっorz彡
オーシン:おいコラ、俺のもまけやがれよ!
店主:ひぃーーーーーーっっ*1
オーシン:へっ、ベルクローゼンか。久しぶりだな。全部まとめて返り討ちにしてやるぜ!
ロプト兵:ヨツムンガンドーー!
リーフ:そんなの効くもんか! くらえ、光の剣!!
ロプト兵:ぐわーーーーーーっっ
リーフ:みんな、足の速い者を中心に樹海へ突入するぞ! 魔防及び回避率の低い者は気をつけること! なるべく森に待機して、カリスマ×2の範囲から出ないように! スリープとヘルを優先して倒すんだ!
フィン:はっ! リーフ様に続きます! 勇者の槍を受けてみろーー!
ザシューーーーッ
フェルグス:よっしゃ、いっちょ行ってやるか! ん? おおっ、あっちに銀の剣、こっちにキラーボウ! こりゃあ、追いはぎ魂がうずくな♪
リーフ:そこの黒騎士アレス! 追いはぎは禁止なんだってば!(あとでパーンたちに盗ってもらうし)
フェルグス:おおっと、そうだった。黒騎士アレスとは、俺のことだ! 俺の剣さばき、とくと見るがいい!──ってか?
ロプト兵:あそこにやっつけ負け大王アレスがいるぞ!
ロプト兵:なに!? よし、みんなで一斉に飛びかかれーー! ヨツムンガンドぉーー!!
フェルグス:ぎゃーっ! ぎゃーーっ! それはないだろーーー!(゚Д゚;)
デルムッド:やれやれ、ミストルティン持ってるわけじゃないんだから、調子に乗るなよ。
ズバッ ザシューーッ
ロプト兵:ぎぇーーーーーーっっ
デルムッド:…まぁ、あんたがやっつけ負けするのは見たことないけど。
フェルグス:も、もちろんだ…(^-^; アレスの真似なんてしなきゃ──あれ、毒はくらってないな?
セティ:ライトニング!!──『聖戦』のヨツムンガンドは毒なしだ。ただしフェンリルよりも威力がある。もっとも、フェンリルが弱くなったというのが正しいかな。
フェルグス:へぇ、そりゃ助かるな。ほいっ、どきな!
ズババババババッ
オーシン:うおりゃーーーーっ!
マリータ:たあーーーーっ!
どかすかばきめちゃずかーーん
ロプト兵:どわぁーーーーーーっ
シャナム:フッ、やるな、皆の衆。
ロプト兵:ス、スリープ!
ハンニバル:ぐーーーーー~~ZZZ
コープル:あっ、父さん! だめだよ、こんなところで寝ちゃあ!
セティ:私がレストをかけよう。コープルはみんなの援護を頼む。つまり、杖乱用。
コープル:はいっ! リザーブ! リザーーブーー!!
ロプト兵:さらにスリープ──
マリータ:させないわ! たあっ!
ロプト兵:ヘルーーーー!
アルテナ:くらいなさい、地槍ゲイボルグ!
ズババッ ザシューーッ
リーフ:よし、みんな快調だ! 姉上、カリ……いや、フィー、クロノス城の状況は?
アルテナ:それが大変よ! クロノス城から子ども狩りで捕らえられていた子どもたちが逃げ出してきたの。その子たちを始末するために、さらに西のラドス城から騎士団が向かってくるわ。
リーフ:むうっ、それは確かに大変だ。市民と子どもたちには優しいが我が軍のモットーなんだから。助けておけば、あとでなんか良いものをくれるかもしれないし♪
ナンナ:……でもマンスターに行ってからはあんまし助けても良いことなかったですよね…
リーフ:うっ……言われてみると、確かに……
カリン:リーフ様ってば! 子どもたちを助けられないと、偽セリス軍でもなんでも市民に嫌われちゃいますよ!
アルテナ:周辺の村々も襲われてるわ。山の向こうのミレトスの村も。ミレトスに通じる門が閉じているので進軍できないんだけど……
リーフ:村=金! 村だけはなんとしても救い出さなくては! こんなところでモタモタしてる場合じゃないぞ! ひとまず姉上は、クロノスとラドス付近にいる海賊どもを追い払って、村を救ってください。
アルテナ:わかったわ!
ナンナ:お兄様、いきます! 銀の剣、必殺!!
☆兄弟アタック発動!!☆
ザシューーーーーーッ
デルムッド:いいぞ、ナンナ!
フィン:強くなって……お父さんはうれしい( ;∀;)……しかし私より強くなられるのはフクザツ……(^_^;)
リーフ:フィン、ナンナ、デルムッド、フェル……じゃなくてアレス! ぼくとフィーと一緒にとっととこの樹海を抜けて、クロノス城に向かうぞ! 子どもたちと金を守るんだ!
シャナム:金かい……(^_^;)
セティ:ここは我々が引き受ける。レスト! ライトニング!
マリータ:あとからすぐ行きますから、私の分の敵、残しておいてくださいねーーーっ♪♪
フィン:あれがクロノス城です。守っているのはフリージのヒルダ。我々トラキアの民を長年苦しめてきた、フリージの大ボスです。
フェルグス:うわっ、怖そうなオバさんだな。
ナンナ:子ども狩り大推進の悪逆非道、性格最悪のクイーンですね。
リーフ:てゆーか当主は故ブルームだったんじゃないの? 女王というより、つまりフリージのボス猿的な──
ヒルダ:キィーーーッ! 黙って聞いてれば好き放題言いおって! このボルガノンで焼き尽くしてくれる! 我が夫と息子の恨み、思い知るがいい!!
リーフ:いや、アナタの夫にも息子にも、ぼくらなにもしてないから。そりゃあ、ブルームはこの手でケリをつけたかったけど──
フィン:リーフ様っ、我々はセリス軍なんですから!
リーフ:いけない、そうだった! もうっ、やりにくいなぁ……
ヒルダ:リデール! そいつらの首を私に持っておいで!
リデール:むっ……
フェルグス:おいでなすったな。
フィン:デュークナイト、グレートナイト、ボウナイトにマージナイト……率いる敵将ミスター・七三はパラディンですか。手ごわそうですね。
カリン:子どもたちはすぐ近くの村に集まってるわ。ここを守りきらなきゃ!
リーフ:それに金のこともある。ここは一気に強行突破と──
フィン:いえ、リーフ様、敵はこちらの倍以上の数です。もう少し稼げる距離もあります。ここは慎重に引きつけつつ、武器に☆をつけ、後続の歩兵部隊を待ってから突入しましょう。
リーフ:そうか、わかった。村と金は姉上が守ってくれているはず。よし、前線はぼくとフィン、アレス、デルムッド、援護にナンナ、フィーで迎撃だ!
リデール:──やるな、リーフ軍!
マリータ:お待たせ、リーフ様!
オーシン:へっ、楽勝だったぜ!
セティ:ハンニバル将軍とコープルは後から来る。
リーフ:なら二人に子どもたちの保護は任せましょう。我が騎馬隊! クロノス城を突破するぞ! 歩兵隊は仕損じよろしく!
オーシン:──ってほとんどいねぇし! 届かねぇじゃねぇか! おい、ちょっと待てよ、リーフーーーーーーーーっっ!!
シャナム:フッ、頑張れ、下々の者ども。私は後方でゆっくり休む。
マリータ:私はレッグリング持ちだから、リーフ様たちに続きます!
オーシン:レッグ……なんだって!? おいおいおい!!??
ヒルダ:オーーッホッホッホッ! 覚悟をし、セリス軍! 私のボルガノンとリデールの勇者の剣で挟み撃ちにしてくれる!
リデール:久々に誇りある戦いができるな。礼を言うぞ!
ヒルダ:出てこい、セリス! 息子と夫の仇ーーっ!
リーフ:ごめん、オバサン、デルムッドで我慢してくれ。
デルムッド:我慢って……(^_^;)
リーフ:唯一イシュトー軍と戦った人だろ(小声)
ナンナ:お兄様、頑張って!
ヒルダ:大地よ怒れ、ボルガノーーーーン!!
デルムッド:ベオのけ……じゃなくて銀の大剣! ──うわっ、命中率41%!?
ナンナ:大丈夫よ、お兄様。私がついています! 負けないで!
デルムッド:ありがとう、ナンナ。さあ、くらえっっ!!
ザシューーーーーーッ
ヒルダ:ぐはああっっ! チッ……ここはひとまず引き上げだね。覚えておいで!(逃走)
デルムッド:あっ、こら、待て──
リーフ:デルムッド、ここはしょうがない。猿ものは追わずだ!
ヒルダ:だれが猿だってぇーーーーっっ##
フィン:あぁ、リーフ様、慣用句の勉強の時、居眠りされていたから……(ノД`)
リーフ:それよりボルガノンを奪っときなさい。金になるから!
デルムッド:は、はぁ……
リデール:なんと! 追いはぎをするような卑劣な軍だったとは、許せん!
カリン:子ども狩りをする軍よりはマシよ! さあ、証拠隠滅させてもらうわ! 必殺細身の槍ーーっ!!
ズババッ グサッ
リデール隊:ぐわあーーーーっっ!!
リーフ:フィン、ナンナ、マリータ、ぼくらも残りをやっつけるぞ!
フェルグス:隊長さんの相手は俺みたいだな。
リデール:お前にこの私の剣が破れるか?
フィン:気をつけて! 相手は必殺追撃持ち&勇者の剣、『聖戦』最強のモブ七三ですよ!
カリン:フェルグス! 負けたら承知しないわよ! ……必殺なんてくらったら──
フェルグス:負けねぇよ、カリン
リデール:行くぞ! とあーーーーっっ!!
ガキィッ ズバッ!!
フェルグス:お前がそばにいる限りな!
vVラブラブアタック発動!!vV
ズバババッ ズババババッ
リデール:ぐっ……アルヴィス様……──
リーフ:おーーーーっ! ついに出たーーーー!! 二人とも、待ちかねたよっ!
マリータ:フェルグス、カリン、おめでとーー(#^.^#) もうっ、ずっと前からお似合いだったのに、遅すぎたくらいよ!
カリン:フェ、フェルグス……あんた……////
フェルグス:──っ!! 危ねぇっ!
ボウナイト:おのれ、隊長の仇ーーー! ビシュッ ビシュゥッ
フェルグス:ぐっ……
カリン:フェルグス! こいつっっ ズバババッ
大丈夫、フェルグス!?
フェルグス:俺があんまりカッコよかったからって、ポーッとしてんなよ、おいおい。
カリン:あんたって人はホント……バカなんだから! ……でも、ありがと。
リーフ:あーもう、見てらんないよ、ぼくには。さ、もうあらかた片づいたでしょ。制圧、制圧っと。ゆけ、セリスロボ!
~クロノス城を制圧した!~
セティ:なんとかここは上手く切り抜けたみたいだな。リブロー! リライブ!
オーシン:おいおい、俺の分の敵はどこなんだ?(゚Д゚)
アルテナ:リーフ! 山の向こうの村々に海賊が近づいてきているわ! ラドス北の村にも山賊が!
リーフ:うわぁ、もうぐずぐずしている暇がない! どうしよう!?
セティ:ミレトスへの関所の門を開くには、ラドス城を制圧するしかなさそうだな。
リーフ:なら、超特急でラドスに進軍するぞ! 騎馬隊ダーーーーッシュ!!
オーシン:え゛? おい、また出番なしか? ちょっと待てって言ってんだろーが! リーフーーーーーーっっ!!!(# ゚Д゚)
セティ:まぁまぁ、我々は門の前で待っているとしよう。
シャナム:フッ、この俺が出張るまでもないということか……
《ラドス城》
モリガン:ひぃーーっ! フェンリルフェンリルフェンリルーーっ!
ナンナ:リライブ! リライブ! みんな、大丈夫ですか?
マリータ:へっちゃらよ、ナンナ様! さぁ、この悪党、私が成敗するわ! 月光剣!!
モリガン:ギャアーーーッ!! ロプト帝国バンザーーイ……ぐふっ
マリータ:やった!
フィン:辺りの側近たちもすっかり片づけました、リーフ様。
カリン:北の村もなんとか間に合ったわ。マジックリングくれるって言ってるけど、私にはあんまり意味ないのよね…
ナンナ:じゃあ、私がもらっていいかしら? 聖戦になってから魔力がもう下がって下がって……(^_^;)
リーフ:もちろんだ、ナンナ。そうしてくれ。よし、セリスロボにタイマーをセットして、みんな、ミレトスへの門の前に集結だ!
デルムッド:た、タイマー?(゚Д゚;)
《そのころ、クロノス城付近の村》
ハンニバル:……もうやはりトラ7の偽セリス軍でも儂は忘れ去られている気がするのは気のせいかのぅ、コープル。
コープル:そ、そんなことないよ、父さん。勇者の弓必殺つきの立派なヤツを持ってるじゃないか。それにこうして子どもたちを助けてどんどこレベルUPしてるんだし。
子どもたち:わーーい、聖戦士様だぁーーーーっっ!!
コープル:ぼくももうすぐクラスチェンジレベルだよ。ハイプリーストになれるんだよ♪
ハンニバル:コープル……つい一年前まで子ども狩られる側だったのに、立派になって、父さんはうれしいっ……うっ、うっ……(´Д⊂ヽ
リーフ:姉上、門が開いたら海賊たちの討伐をお願いします。くれぐれも敵ロプト兵のフェンリルにはお気をつけください。
アルテナ:わかったわ、リーフ。心配してくれてありがとう。…………
リーフ:姉上、どうかなさいましたか? なにか思い悩んでおられるようですが……ぼくでよろしければ話してください。
アルテナ:リーフ……。実はアリオーンのことを考えていたの。
リーフ:アリオーンのこと…やはりそうでしたか。そうですね、あのとき祈りの腕輪は落としていきましたが、グングニルを奪い損ねたのはぼくの一生の不覚です。捕縛し損ねたというのも我が軍最大の恥辱……
アルテナ:え……?(゚Д゚;)
リーフ:しかし姉上、ぼくはまだあきらめていませんよ。アリオーンはまだ生きているではないですか。生きている限り、望みはあります!
アルテナ:リーフ……! はい、そのとおりですね。私もあきらめません。次に会うときは必ずアリオーンを説得するわ。私たちの愛するトラキアのために。
リーフ:はい、姉上!
オーシン:──ったくリーフのやつ! なんで俺の敵を取っておいてくれねぇんだよっ! ああっ、暴れたんねぇな! つまんねぇの!
げしっ げしっ
セティ:門に八つ当たりしてもしかたないよ。それにそろそろ──
どかーーーーーーーん
オーシン:え゛? うわっっ、門が崩れた! げぇっ、俺のせいか!? 俺のせいか!?(((((゜ロ゜;)*2
セティ:あまり緊張するな、リーフ王子。いつもどおりやれば大丈夫だ。
リーフ:でもロートリッターが……アルヴィス皇帝が……ファラフレイムが……(((・.・;)))
フェルグス:ま、世の中なんとかなるもんだ! 気楽にいこうぜ。
《シアルフィ城》
マンフロイ:どうじゃ、皇帝! 儂の孫サラは!? かわいーじゃろう? うらやましーじゃろう? ほしいか? ほしいか?? やらんぞ! 儂のかわいーかわいーかわいすぎる孫なんじゃからなvV
アルヴィス:マンフロイ……貴様わざわざ孫自慢に来たのか…"(-""-)"
サラ:…………
マンフロイ:悪いか? うらやましくてうらやましくて仕方ないんじゃろう? 貴様のとこのユリアの100倍はかわいーからな。のう、サラ? これからおじーちゃんと一緒に人形遊びに行こうな~~vVvV
アルヴィス:人形遊び? マンフロイ、何を企んでいる? それに…セリス一行を捕らえたという噂は本当なのか? ユリアも一緒に……?
マンフロイ:これから滅びゆく皇帝には関係のないこと。な~~、サラvV
アルヴィス:セリス一行がお前の手の中にあるということは、我々が今戦おうとしている連中は何者なんだ?
マンフロイ:自分の目で確かめるがいいわぃ。
サラ:盗賊で山賊な追いはぎ中毒軍団よ……
アルヴィス:!?…なにか言ったか?
サラ:…………
マンフロイ:ではサラ、バーバラに帰るとするか。
アルヴィス:…どうでもいいがマンフロイ、貴様が孫自慢しているあいだに、パルマ―ク司祭がティルフィングを持って逃げたぞ。子どもたちと。
マンフロイ:なに? フッ、まぁいい。一応追撃隊を出しておくが、ティルフィングを受け取ったとて、敵方に使えるやつなどおらんのだからな。
アルヴィス:……やはりセリス一行はお前の下にいるのか……
マンフロイ:飾り物の皇帝には、偽物のセリス一行は戦うにふさわしいじゃろう。せいぜい頑張るがいいわ、フォッフォッフォッ。さぁ、サラ、おじーちゃんと一緒にリワープじゃ!
サラ:………………
(リワープ×2)
アルヴィス:おのれ……マンフロイ……
アルテナ:リーフ、グランベル東の岬で、司祭と子どもたちがロプト兵に追われているわ!
リーフ:なんですって? 姉上、カリンと急いで救出に向かってください! きっと助けたらなにか良い物をくれるに違いありません!
セティ:……さっきひっそりミレトスの村をまわって荒稼ぎしたのに、物欲は尽きないな(^_^;)
フィン:橋の向こうにシアルフィ軍──ロートリッターの大軍が配置されました!
リーフ:よし、まずは迎撃開始だ! 前線はオーシン、フェルグス、デルムッド! いざ、ぼくらのグランベル・デビューにふさわしい戦いを!
オーシン:うおりゃああああっっ ズバッドカッ
セティ:エルウインド! ライトニング! ズガガガガッ
シャナム:どけっ、アーマーども! 私の華々しいグランベル・デビュー☆を邪魔するな!
ハンニバル:うむ、良い調子だ! くらえ、勇者の弓!
マリータ:月光剣!!
ナンナ:みんな、頑張って! リライブ! リライブ!
フェルグス:よっし、デルちゃん、オーシンちゃん、橋を突破するぜ!
オーシン:おう!
デルムッド:ちゃんづけはやめろ。
ドドドドドドドドドド
リーフ:うっ……レンスターのプリンス・リーフ、グランベルへ栄光の第一歩…………! うわぁ、すごーーいっ! ここがグランベルヽ(^o^)丿 うわぁっ、うわぁっ、初めて来たーーっっ! あっ、あれがシアルフィ城? すごーーーっ(*''▽'') おっきーーーーい♪♪
フィン:リ、リーフ様、そんな田舎丸出しの言動は慎んでください……(^_^;)
リーフ:あはは、ついつい…
敵兵:メテオーーーー!!
リーフ:うわっ、危ない!
敵兵:スリープ!
シャナム:ぐーーーーZZZ……私は……イザークの王子。。。
マリータ:師匠!
デルムッド:メテオにスリープに銀系装備、勇者系装備も……さすが皇帝直属だけあって豪華ですね…
フェルグス:「強力」じゃなくて「豪華」というあたり、お前ももう染まってるからな、追いはぎワールドに。
デルムッド:……(-_-;)
リーフ:後でみんなぼくらのものになるんだ。気合を入れていくぞ! 今度は城周辺のマージファイターどもを除いて、一気に敵をせん滅させるんだ!
セティ:レスト!
敵兵:スリープ!
セティ:レスト!
敵兵:スリープ!
オーシン:だああっっ! 寝たり起きたりうんざりなんだよっ! くたばれ!
ザシューーーーッ
敵兵:ぐはあっ
リーフ:いくぞ、フィン!
フィン:はっ! くらえ、勇者の槍ーー!!
リーフ:こんなに☆のついた光の剣ーー!!
ズバババッ ドカアアッ
カリン:あっちも激しくやってるみたいね。私たちも頑張らなくちゃ。手槍で迎撃しましょう、アルテナ様!
アルテナ:ええ、来たわよ!
ロプト兵:ヨツムンガンドーー!
アルテナ:くっ……おのれ、お返しよ! ズバッ グサッ
カリン:アルテナ様、無理しないでくださいね。私もいきます!
グサッ ザシューーッ
パルマーク:おお、聖戦士様方、助けに来てくださったんですね。
子どもたち:わーい、聖戦士様だーーっ!
カリン:(私は違うんだけど)みんな、無事ですか?
パルマーク:はい、おかげさまで。ライブ! ライブ!
アルテナ:ありがとうございます。ここの敵は一掃しましたので、安心してください。子どもたちは後でハンニバル将軍とコープルが保護してくれます。もう少し待っていてくださいね。
パルマーク:はい。…あの、セリス様はどちらにいらっしゃいますか? お渡ししたいものがあるのですが……
カリン:セ、セリス様……? え、えーっと──(汗)
セリスロボ:ワタシ、セリス、ワタシ、セリス・・・
カリン:こ、ここに……
パルマーク:おお、セリス様! あなたにこれを! 伝説の神器、聖剣ティルフィングです。さるお方からこれをあなたにお渡しするように言われて──
アルテナ:聖剣ティルフィング、これが……
カリン:うわぁ、すごい剣ね。ありがとうございます、司祭様。
アルテナ:……とりあえずリーフに届けるとして、私たちもシアルフィに向かいましょう、カリン。
リーフ:みんなよくやってくれたね。ロートリッターはあらかた片づいたよ。
マリータ:結構しんどかったわ。
シャナム:フッ、こんなものか……
フィン:あとはシアルフィ城の皇帝の側近たちですね。メテオとリザーブ持ちです。
リーフ:向こう側から姉上とカリンが突撃してくれるはずだ。ぼくらも騎馬隊で、メテオの攻撃範囲外から突入するぞ! あっ、ハンニバル将軍とコープルは、岬まで子どもたちを保護しに行くこと。さあ、どうなるかわからないけど、いよいよアルヴィス皇帝との決戦だ!
《シアルフィ城》
アルヴィス:むっ……来たか。お前たちは……?
リーフ:アルヴィス皇帝! あなたはなぜぼくの伯父を!?
アルヴィス:お前はシグルドの甥か?
リーフ:そうだ。レンスターのプリンス、マスターナイト・スーパーリーフマン参上!!
アルヴィス:なるほど、偽セリス軍を率いていたのはお前か。
リーフ:そうそのとおり──ってバレてんじゃんかいっ!! どーゆーことだよっフィン!?
フィン:……やはりセリス様一行は帝国の手中にあるということなんでしょう。
リーフ:あー、せっかくここまで化けて、追いはぎまで謹んできたのに、無駄だったの?
セティ:無駄じゃなかったさ。とにかく不自由なくここまで来られたんだ。市民が金を出してくれたのはセリス解放軍だと思っていたからだぞ。
リーフ:そ、そーですか?
セティ:(だいたい言うほど化けていたか怪しいが…(^-^;))なんのためにセリス一行を?
アルヴィス:そんなことはマンフロイにでも訊くんだな。それより偽セリス軍よ、私のファラフレイムに勝てるつもりでいるのか?
リーフ:う゛っ……セ、セティ王子! 今こそフォルセティの封印を解くときですよ!
セティ:そうしてもいいが、無理だ。皇帝の魔防は高すぎるうえ、「見切り」持ちだ。数ポイントもHPを削れないだろうな。
リーフ:くっ……あ、姉上! ここは聖戦士の武器の中でも最高の攻撃力を持つゲイボルグで!
アルテナ:ごめんなさい、リーフ。私は攻撃力70のファラフレイムで一撃でやられてしまうわ。
リーフ:ううっ……
カリン:リ、リーフ様、そのう……一応ここにティルフィングがあるんですけど……
リーフ:ああ、ぼくがこれを使えていたらなぁ。ううっ……みんな、すまない。ぼくが真の聖戦士でないばっかりに……
ナンナ:そんな! リーフ様は立派な聖戦士です! 今まで勇敢に苦難を乗り越えてこられたではないですか!
フィン:そうです。リーフ様は我々の最高の聖戦士です。なにも恥じることはありません。自信をお持ちください!
セティ:そのとおりだ、リーフ王子!
マリータ:リーフ様!
オーシン:リーフ!
リーフ:そ、そうだ……ぼくだって聖戦士なんだ。こんなところであきらめられない。この銀の槍でなら、いくらかでもHPは削れるはずだ。上手く連続と組み合わせれば、希望はある! そうだ! いくぞ、アルヴィス! 父ゆずり、フィンゆずりのこの槍さばき、受けてみろ!
グサッ
アルヴィス:無駄だ、リーフ。希望はない。ファラフレイム!
ドゴオーーーーーーーーッッッ
リーフ:ギャーーーーーーーーッッッ
ナンナ:きゃああっ、リーフ様ぁっ! リライブ!
セティ:リライブ! やはりキツいか……
リーフ:ま……まだまだ……! みんな……ぼくに続いて……攻撃を……
フィン:そ、それが、私とナンナとシャナムとカリンとコープルとハンニバル将軍はファラフレイムで一撃死、デルムッドとオーシンもつけた覚えのない「突撃」スキルを発動させてしまえばやられてしまうんです。そ、そういうわけでして──
リーフ:ガーンガーンガーンガーンガーン……そ、そんな……もうどうしようもないじゃないかぁぁっっ!!
アルヴィス:終わりだ、リーフ。全員まとめてここで焼き尽くしてくれよう!
リーフ:ううっ……そんな、ここで敗北なんて──
ズババババババッ
アルヴィス:ぐはっ……なっ、なに!?
フェルグス:まだあきらめるのは早いぜ、リーフ王子。こいつはどうやら効果があるらしい。
リーフ:そ、それはっ、ブラキの剣じゃないか!!
フェルグス:そ。実はさっきパーンたちからもらっておいたんだ。どうやらアーマー系や男爵、皇帝には威力を発揮してくれるようだぜ。そら、もういっちょ!
ザシューーーーッ
アルヴィス:ぐうっ……調子に乗るなよ、小僧! ファラフレイム!
ドオーーーーーーーッッ
フェルグス:ぐあっ……
カリン:フェルグスーー!
ナンナ:リライブ!
セティ:リライブ! 大丈夫か、フェルグス?
フェルグス:な、なんとかな…
セティ:よし、いけるぞ、リーフ王子!
リーフ:聖戦士の血を引く者しか使えないブラキの剣をなんで君が使えるんだよっていうトラ7以来の謎はとりあえず忘れてあげよう! 一緒に戦おう、フェルグス!
フェルグス:おう!
リーフ:ナンナ、デルムッド、支援よろしく!
デルムッド:はい!
ナンナ:負けないで、リーフ様!
フェルグス:俺のそばを離れるなよ、カリン!
カリン:わかってる! やっちゃいなさい!
リーフ&フェル:たあああああああっっ!!
ズババババッ ザシューーーーッッ
アルヴィス:ぐっ……ファラフレイム! ファラフレイム!
ナンナ:リライブ!
セティ:リライブ!
コープル:リザーブ!
フェルグス:やぶるぞ、リーフ王子!
ザシューーーーッ
今だ、いけ!!
リーフ:アルヴィス皇帝、覚悟ーーーーっっ!!!
ズババババババババッ
アルヴィス:…………たいした力だ……リーフ王子…………ディアドラ……ユリア…………
リーフ:や、やった……やったぞ!
ナンナ:リーフ様! ああっ、よくぞご無事で!
フィン:キュアン様、エスリン様、シグルド様……見ていてくださいましたか! 王子は皇帝をもついにっ……ついにっ……!
カリン:よかった、フェルグス。
フェルグス:な? なんとかなっただろ?
デルムッド:まったくもう……あんたってやつは……
オーシン:ちぇっ……二人していいとこ持っていきやがって。
シャナム:ま、この俺が腕をふるうまでもなかったというだけのことだ──(安堵で気絶)
リーフ:グランベルでの初勝利だ。みんなで力を合わせたからできたんだよ。トラキアらから立って、よくここまで来てくれた。
マリータ:リーフ様……
リーフ:さあ、制圧だ!
セリスロボ:セイアーツ
~シアルフィ城を制圧した!~
アウグスト:シアルフィでの勝利、おめでとうございます、リーフ王子。
リーフ:うわあっっ、ア、アウグスト! いいかげんその唐突な登場はやめてくれよ!
アウグスト:このアウグスト、王子のお力ならここまで来られるものと信じておりました。
リーフ:は、はぁ……(^_^;)
アウグスト:ところでセリス一行のことですが──
リーフ:ああ、やっぱりマンフロイにさらわれたんだろう? そのくらいぼくらも進んでいくうちにわかったよ。まったくもう密偵なんて必要ないじゃないか! それにすでに偽物だってバレてるみたいだし。
アウグスト:いえ、私のやっていることは無駄ではなかったのです。ようやくさるお方とコンタクトが取れました。これからそのお方と、マンフロイとそのオン友Nちゃんの企みについて探り続けるつもりです。
セティ:その「さるお方」とはだれなんだ?
アウグスト:それはいずれおわかりになるかと。
セティ:……(-""-)……
アウグスト:それよりリーフ王子、ついにここまで来てしまいましたな。
リーフ:あなたが来させたんじゃないか! もーなりゆきで! どーすんだよ、これから!?
アウグスト:そんな愚問を。こうなればあなたが解放軍のリーダーとなって、正々堂々最後の聖戦を戦い抜き、暗黒神ロプトウスとその下僕どもを討ち滅ぼし、セリス一行を救出し、世界を解放する以外ありますまい。
フィン:リーフ様、そのとおりでございます!
ナンナ:リーフ様、あなたならできます!
リーフ:……もうこうなったら弱音を吐いてもしかたないか。やるよ。やればいいんだろ!
アウグスト:わかればいいのです。ではまた、私はこれにて。とわぁっ!
リーフ:ぼくがロプトウスを倒して、世界を解放する? これから待ち受けるエッダ軍、グラオリッター、バイゲリッター、ゲルプリッタ―、ヴァイスリッター、十二魔将を相手にして? ……でも、やるしかないんだ。セリス様やサラを助けるために。みんなを守るために……! そうだ、だれかが言っていたが「なぜベストを尽くさないのか」(※引用)ベストを尽くせ! ベストを尽くすぞ、みんな!!
~10章 光と闇と クリア!~
(あとがき)(※十五年後の人間の筆によりますが、半分くらい当時のノートの写し)
(※引用はもちろん『TRICK』です。たぶん当時ハマっていた。申し訳ございません)
約十五年前の人によれば、このあたりはスムーズに進んだことは進んだが、リデール隊と戦うあたりから「なんか、ティルナノグ戦記より苦戦してないか?」という気がしてきた、らしい。リセット記録はないのでわからないけれども。こちらのほうが13、14人と味方の数は倍以上いるんだが、『ティルナノグ~』は緊張してプレイしたし、村とか見捨てたりしたし、ユニット一人一人が隙なしに強くしてあったから、とか。こちらでは色々やろうとしたり、ユニットがやや中途半端な育成状態なのは否めないし。前章加入キャラ三人含めて全員まんべんなく育てようとすると、どうしても難しくなるんだよ。無駄なまでに。
だいたいが所詮神器のないシャナンでありアレスであるし、ヨハルヴァやハンニバル、コープル、フィン、アルテナ、ナンナに無理はさせられん。させられんステータスなんだよ、だって……。
これ書き起こしながらも、何度も心の中で、「オーシンくれ! ぜいたく言わん。マーシナリーLv20のオーシンでいいから本物をwithプージでくれ!」と感情移入してしまったYO☆ 本物トラ7でHP65とかだよ? あと「体格」の数値をほかのパラメータに割り振らせてください、ぜいたく言わないから。あの村の青年、聖戦士の血をマジで一滴も引いていないはずなのに、なんなのあの才能!? 約十五年経った今でも思いを馳せずにいられないZE☆
夢:力24 魔力0 技24 速さ24 幸運(知らん、要らん) 守備20 魔防7(体格18と仮定)
このくらいで手を打ちましょう。
あ、もちろんこれからLv30までいけますよね?
(実のところヨハルヴァのいちばんの問題は技。当たらないんだよ! 技30のデルちゃんでさえヒルダに41%だったのに、たぶん20足らずのそれで、しかも斧だぜ?)
しかしヨハルヴァをオーシンだと思い込むと、不思議と前線に立つことが多くなったり、フォーレストに必殺勝ちしたりと拍手な場面が見られたり。アレスもフェルグスだと思い込むとやっつけ負けしないし、そのくせ普通に切り込み隊長だし、おや、ミストルティンいらないじゃん、アレス? とか。
リデールVSフェルグス(アレス)でのラブラブアタックは、この瞬間のためにとっておいた、らしい。フェルカリ万歳! 夢の実現!(序盤、どんだけ必死に隣接させたことか……) 歩数も合うから実際かなり使える。
ユリウスはマリータことラクチェが、いともあっさりやっつけてしまわれました。シャナム様とのラブラブ……いや師弟アタックで。
本企画唯一の明確な反則は、一目瞭然と思いますが、VSアルヴィス戦。リーフで倒すことは早々にあきらめ、アレスwithミストルティンで倒しました。当たり前ぢゃん。ほかにやりようがない。こうでもしないと先に進むことが不可能レベルの事態。……やっぱり要るか、ミストルティン。……いや、ブラキの剣ということで(大汗)まず魔防20のフェルグスとかありえないが。(ギリギリ、トラ7のドーピング範囲内だとしても)
この人の素性に関しては、いわゆる私設定というやつで、リーフと従兄弟だと考えていました。母親がキュアンの姉妹で、友好のためコノートに養子に出されて、隣のレイドリックとの結婚が嫌で、某伝説の1万Gと駆け落ちした──とか。アレスに対して知ったような口ぶりでいるのも、私妄想で、出奔後にグラーニェさん(アレスの母)とアレスと一緒に住んでいて、母二人が亡き後一緒にジャバローに拾われた──とか考えていた気がします。
攻略上やむを得ないがために犯した反則は、この一回きり。あとはマジでミストルティンを持たせないまま、最後までいった、らしい。
あとは脚色上、このキャラでなくあのキャラで実は倒していたというのはありましたが……それはまたあとで。
次回、どうする最終章!?(終盤で筆が止まったまま月日が流れ……)
*1:;゚Д゚)))
パーン:よぉ、元気にやってるみたいだな?
マリータ:あら、パーン!
パーン:王子さんの言いつけどおり、色々後から盗ってきたぜ。スリープの剣、ライブの腕輪、各種リング類、杖、それからかき集めた軍資金! おら、リフィス! 遅ぇぞっ! とっとと持ってきやがれ。
リフィス:俺に全部持たせないでくださいよ、パーンさんっ! 重い~~っっ
一同:おーーーーーーーーっつ(≧▽≦)
マリータ:私にスリープの剣ください!
フェルグス:俺、パワーリング♪
オーシン:おいおい、俺のプージはねぇのか?
カリン:あっ、シールドリングいいな~♪
デルムッド:スピードリング──ってボディリングはいらないぞ!
コープル:なになに? なんですか~~??(^O^)
リフィス:並べ! 一列に!
パーン:はいはい、お金は一人4000G、利率120% ちゃんと返しに来ないと死神トルードが取り立てにやってくるぞ~~♪♪
フィン&セティ:・・・・・・・・・(^_^;)
フィン:……もう一生治りそうにありませんね……(ToT) うっうっ……ごめんなさい、キュアン様、エスリン様、ラケシスっ……(´Д⊂ヽ
セティ:……ま、まぁ、せめて形、もとい見た目だけでもなんとかしよう。カリン、次の戦闘からはこのイヤリングと鉢巻を着用してくれ。
カリン:は、はい? …あっ、王女様のですか!
フィン:オーシンは茶髪に染める、もしくはカツラをかぶる。マリータはチャイナドレス風衣装を用意。
オーシン:ちゃ、茶髪!?
リン:サカ民族衣装で良ければ貸すわよ?
マリータ:まだいたの!? 知らない人!?(゚Д゚;)
セティ:フェルグスは髪をほどいて黒ずくめの服着用。馬も黒くしてくれ。
フェルグス:う゛ーーん……(^_^;)
カリン:セティ様、そんなの絶対こいつに似合いませんよ!
フィン:それからサラは美容室でストレートパーマを……あれ、サラ? サラはどこへ行ったかな?
マンフロイ:おおおおおおっっ、サラーーーっっ! 探したぞ、儂の可愛い孫よーーーーーー!!
サラ:!? おじい様……
マンフロイ:お前がいないあいだ、儂がどんなにさみしー思いをしたか! ロプト教団もアイドル、プリティー☆サラ様がいなくなってずーっと沈んでおるのじゃぞ!
サラ:…………
マンフロイ:さぁ、おじいちゃんと一緒におうちに帰ろう。
サラ:いや!
マンフロイ:そんなこと言うでない。良い子だから(はぁと)
サラ:いやったらいや! おじい様なんか嫌いよ。
マンフロイ:フッ、反抗期のお前も可愛いものじゃ。なんでも好きなものを買ってやるから、言うことを聞きなさい。
サラ:私はリーフ様と一緒にいるの。あっち行って!
マンフロイ:やれやれ……しょうのない子じゃ。こうなれば力ずくでも──
サラ:リワープ──
マンフロイ:わーーーーっっ!! 待て! 待つのじゃ、サラ! お、お前のためにとっておきのプレゼントを用意しておるのじゃ! それはもうすばらしー出来栄えの!!
サラ:そんなの、いらないわ。
マンフロイ:絶対気に入る! 儂と儂のオン友Nちゃんが共同製作した最新型のお人形じゃ! なんでもいうことを聞く! いつまで経っても飽きはせん! 約束する!
サラ:お人形……? ロプト人形?
マンフロイ:いや、ベルトが作っていたロプト人形などとは比べものにならん! なにせNちゃんの千年にわたる研究の成果を借りて作ったのじゃからな!
サラ:Nちゃん……?
マンフロイ:お前にも紹介するぞ! だから、さぁ、サラ、大人しくおじいちゃんのところへおいで……
サラ:………………
リーフ:──だからナンナ、ぼくたちは本当になにもなかったんだってば!(> <) 本当に本当だよ!
ナンナ:……(-""-)……リーフ様……
リーフ:ただ、これからグランベルに行くのに、サラが辛い思いをするんじゃないかって心配していただけなんだ。それなのにぼくを守るためにMシールドの魔法を使ってくれると言い出して……それで──
ナンナ:……そうですね(^^) 私ったらサラにヤキモチを焼いて、恥ずかしいわ。リーフ様のおっしゃるとおり、私たちはみんなでサラに寂しい思いをさせないように、守っていくんですもんね。
リーフ:わかってくれると思ったよ、ナンナ。ありがとう。それに前にも言ったように、ぼくには……ぼくには君だけなんだから。
ナンナ:リーフ様……
リーフ:ミレトスには父上と母上が昔、一緒に買い物にいらしたらしい。父上はね、そこで母上にパールの可愛いティアラをプレゼントしたそうなんだ。だから君にも──
ナンナ:リーフ様……!
リーフ:ははっ……なにを言ってるだろうな、ぼくは……////
リフィス:そうそう! そーゆーことは、自分でティアラを買えるだけの金を用意してから言うもんだぜ。
リーフ:リフィス! くっ……このお邪魔虫め。こんなところに何しに来たんだっ
リフィス:金とかアイテムを届けに来てやったんだよ。みんながあんたたちを探してたぜ。
リーフ:なにっ、金っっっ!!?? わーーーーっっ!! ぼくの分は残ってるんだろうな!? これでナンナにパールのティアラを──
ナンナ:ダイヤのネックレスも欲しいです! リーフ様ーーーーっ(≧▽≦)
リフィス:だからそんな金はねぇって……(~_~)ったく人に金盗ませといて…………ん?
リーフ:おや? あれは……?
マンフロイ:さぁ、ゆくぞ、可愛い孫サラvV
サラ:…………
マンフロイ:ワープ! そしてリワープ!
リーフ:わーーーーーっっ!! サラーーーーーーーっっっ!!!((((;゚Д゚)
ナンナ:なんてこと……! サラが……サラがっ──
リーフ:どっかのじーさんにユーカイされたぁぁあああああっっ!!!
セティ:いったいなんの騒ぎだ、リーフ王子?
リーフ:セティ王子! みんな! サラが今、どっかの怪しげで不気味でいかにも諸悪の根源的なじーさんにさらわれたんだ!
一同:なんだって!?
マリータ:そんな……なんでサラが……!
セティ:…ひょっとしてそのじーさんは、あの大司教マンフロイではないかな?
リーフ:マンフロイだって!?
ナンナ:あ、そういえば「可愛い孫サラvV」なんて言ってたような……
セティ:おそらく間違いないだろう。なぜここにいたんだ? 我々の正体を確かめにきたのか……?
リーフ:おのれ、マンフロイ! よくもサラを!(# ゚Д゚)
アルテナ:……でも、自分の孫に危害を加えるとは思えないわ。
リーフ:ええ。ですがそのつもりなら自分の孫さえロプト人形にしかねないヤツです、マンフロイは。ベルトでああだったんだから。こうなったらなんとしてもグランベルに向かって、サラを助け出さなくては!
カリン:リーフ様! 外の樹海にさっそくベルクローゼンが陣を組んでます! スリープとかフェンリルとかたくさんいるわ!
リーフ:よし、みんな、出撃するぞ! まずはこの城付近に敵を引きつけて、それから一気にせん滅だ!
フィン:はっ!
リーフ:カリンは姉上と西の山に上がって、向こうのクロノス城を偵察してくれ。
カリン:はい!
リーフ:いよいよトラキア外での初戦だ! 待っててよ、サラ! 首を洗っておけよ、マンフロイ! ぼくらのトラキア魂を見せつけてやるぞーーーー!!
《戦闘開始》
ロプト兵:フェンリルーー!
シャナム:ひぃーーーっ、俺を狙うなーーーーーっっ((;゚Д゚
*2:;゚Д゚))))
セティ:いや、ラドス城が制圧されたからだよ。
リーフ:全員そろったね。じゃあ、オーシン、今まで退屈させた分、よろしく頼むよ!
敵ウォーリア:うおーーーーっっ!
敵フォーレスト:とりゃーーーーっっ!
オーシン:お、おうっ! まったく、待ちくたびれたぜ! どんどんかかってきな! 必殺勇者の斧をお見舞いしてやる!!
リーフ:シャナムもね。経験値の遅れを取らないよーに。
ロプト兵:ヨツムンガンドーーっ!
シャナム:ひーーーーっ! バルムンクの剣!(※勇者の剣) りゅーせーけーーーん!
セティ:気をつけるんだ、リーフ王子。フェンリルやスリープがたくさんいる。
リーフ:はい、セティ王子、片っ端からレストしまくってください。コープル、HP回復は君に任せるよ。
コープル:はい! バルキリーまで任せないように、みなさん頑張ってください。
リーフ:カリンは山の上からスリープやフェンリル持ちなど、厄介な連中を優先して倒していってくれ。君の魔防ならスリープも効かないはずだ。
カリン:了解!
リーフ:歩兵隊は南、騎馬隊は北中心に展開するんだ。行くぞーーーっっ!!
フェルグス:ぐーーーーZZZZ
デルムッド:ぐーーーーZZZZ
ハンニバル:うーーーーむZZZZ
オーシン:ぐおーーーーZZZZ
リーフ:ぐーーーーー~~ムニャムニャ……お金大好き♪ ぐ~~~~ZZZZ
セティ:レスト! 人の話を聞かない人間が多すぎないか!? レスト! さすがに私一人では手が足りないんだが……(-_-;)
シャナム:フォルセティの封印をやめれば、あんた一人でなんとでもなるじゃないか!
セティ:苦戦してこそリーフ王子の聖戦だ。私の力は強大すぎて使ってはおもしろくない。否、まだまだ使うまでもないはずだ。
シャナム:あんたはこの期に及んでもそんなこと言うんだからな……
ハンニバル:(覚醒)心配いらぬ。儂の勇者の弓の力もあって、もうあらかた片づいた。あとはミレトスを目指すのみ。
セティ:レスト!
リーフ:ふわぁっ……また寝ちゃった。。。うわっ、こっちはまだスナイパーにベルばら(※当時の業界用語、ベルクローゼンの愛称)がうじゃうじゃいるじゃないか! うわーーっ、来るなーーっ!
アルテナ:リーフ、大丈夫? 私の弟になにするの! ゲイボルグーー!!
グサッ ズバババッ
リーフ:姉上! 気をつけてください、まだスナイパーがいます!
アルテナ:二人で力を合わせて戦いましょう、リーフ!
リーフ:はい、姉上! 行くぞ、光の剣! 連続必殺撃ーー!!
コープル:アルテナ様、大丈夫ですか? だいぶ無理をなさっておられたようですが……リザーブ!
アルテナ:ありがとう、コープル。いつも助かるわ。
コープル:あの、アルテナ様。一つお願いを聞いていただけますか?
アルテナ:ええ、なにかしら?
コープル:ぼく、アルテナ様にMシールドをかけてあげたい!
アルテナ:コープル、私の魔防が低いから心配してくれているのね。でもその魔法はあなたに大きな負担をかけるんじゃない? 無理はいけないわ。
コープル:大丈夫です。リーフ様とサラさんみたいなことにはならないようにしますから。
アルテナ:コ、コープル……(^_^;) そういうことではなく……
コープル:アルテナ様は、母のいないぼくに、母のように接してくださいました。決してリーフ様とサラさんのようにでなく。
アルテナ:強調しなくていいから……(^_^;)
コープル:これはぼくの恩返しのつもりです。どうか受けてください。
アルテナ:ありがとう、コープル。でも、無理しないでね。そして、健全に育ってね……
カリン:フェンリル使いは片づけたわ! こっちに来ても大丈夫よ!
リーフ:よし。でも油断せず、みんな固まってミレトスに向かうよ!
フィン:リーフ様、このミレトスを抜ければもうグランベルです。
リーフ:そうだな、フィン。なんだかんだ言いながらもうグランベルは目の前だ。それに、シアルフィは母上の故郷だ。フィン、なつかしいかい?
フィン:はい、それはもう! キュアン様とエスリン様に従って、シグルド公子の下へ向かったあの日……おなつかしゅうございます~~! うっ……うっ……(´Д⊂ヽ
リーフ:フィン、泣かないでくれ。まだ早いよ。母上の故郷を取り戻してからだ。セリス様が一緒でないのが残念だが……
フィン:シアルフィにいるアルヴィス皇帝は、セリス皇子の父上……つまりあなた様の伯父上の仇です。なんとしてもグランベルに上陸し、我らでシアルフィを奪回しましょう! セリス様もそれを望んでおられるはず。
リーフ:そうだね、フィン。ぼくは君や仲間の力を信じる。どんな強敵が現れても、あきらめずに戦うぞ!
ユリウス:ククク……お前のような凡人が父上のファラフレイムに挑もうとは、たいした勇者なのか、大馬鹿なのか……たぶん後者だろうな。
リーフ:…………ファラ……フレイム…………??
ギャアアアアアアアアアッッ無理だあああああああっっどーーーしよーーーフィーーーーーン!!!\(ToT)/
フィン:リ、リーフ様……(・_・;)
ナンナ:落ち着いて、リーフ様! 大丈夫! こうなったらズルしてでもリフィスかパーンにファラフレイムを盗んでもらって、それから倒せばいいじゃないですか! もしくはティナのシーフで!
フェルグス:それからサイアス司祭にファラフレイム返しをやってもらえばいけるってわけか。うん、グッドアイディアだ、お姫さん!
カリン:だめよ。子どもに父親を討たせるなんて、非情だわ!
フェルグス:そ、それもそうだな……じゃあ、それからは──
セティ:それ以前に皇帝は速さも魔防も30(※フルカン)だから、盗むもシーフも不可能だ。
一同:え゛ーーーっそんなあああっっっ!!!
リーフ:ああ……ここまでなのか、ぼくたちは……(T T)
ユリウス:おっ、お前らっ! せっかくボクが登場したのにシカトするなよっ! 父上のことばっかり考えてっ! ひどいぞっ、ひどいぞっ! サイテーだっ!!(;O;)
リーフ:え? あぁ、君は…………アリオーンの誘拐犯じゃないか!
アルテナ:兄上をどこへやったの、ボウヤ!?
ユリウス:だれがボウヤだっ! それ以前に言うことがあるだろーがっ! 俺様はダークプリンスだぞ! ロプトウスだぞ! ラスボスだぞ! ウェーーン、イシュタルーーっ、こいつらヒドいよぉーーっっ(;O;)
イシュタル:ああ、ユリウス様、お可哀そうに(はぁと)……おのれ、お前たち! ファラフレイムの前にこの私のトールハンマーで──
リーフ:トールハンマー? 君が雷神……いや、愛人のイシュタル!? うわぁっ すごいっ、愛人だ! 愛人がいるぞ! 本物だーー!!
オーシン:おおっ、なるほど、あれが噂に聞く愛人ってもんか。
アルテナ:コープル、子どもは見ちゃダメよ!
ハンニバル:そうだそうだ、愛人など教育に悪い。
コープル:愛人ってなんですか? 恋人や情婦となにが違うんですか?
フェルグス:……さりげなくもっとパンチの効いた語彙をもう覚えてねぇか?(^_^;)
イシュタル:愛人愛人言うなーーーーっっ(# ゚Д゚)!! 私はユリウス様の恋人よ。なんなのその癪に障る言い方は!
リーフ:え? だってアウグストが言ってたよ。「愛人」だって、トラ7で。
イシュタル:なんて失礼なやつなの(# ゚Д゚)
ユリウス:お前ら、そろいもそろってボクらをなめやがって! もういい、イシュタル! このゲーム、私がもらったぞ!
リーフ:へ? ゲーム?
マリータ:それよりリーフ様! セリス様たちのこと聞き出さないと!
ユリウス:ロプトウス!!
シャナム:マ、マリータ! 危ない!!
マリータ:え? ……きゃあっっ!!
ちゅどーーーーーーーーーんっっ
ユリウス:…ほう、まぐれでかわしたか。
マリータ:あ、危なかった……(゜o゜) ありがとうございます、師匠。
シャナム:な、な、な、な、な、な、な、なぁに、このくらい……
オーシン:腰が抜けてるぞ、シャナム。
シャナム:だって……竜が……どーーーんと……(゚Д゚;)
ユリウス:フッ、見たか、我が暗黒竜ロプトウスの力。最強の威力を持つうえ、相手の攻撃力を半減させる力があるのだ。これはお前らの負けゲームというやつだ。勝ち目はないぞ!
リーフ:ロプトウス……フン! 攻撃力半減くらいでビビってたら、トラ7はやってられないぞ! そうだろ、みんな!?
一同:おーーーーーーっっ!!
ユリウス:なっ……少しはビビれよ! ぼくにはすばらしースキルもそろってるんだぞ! 「追撃」「突撃」「怒り」──
リーフ:ならマリータ、頼む!
マリータ:はい! マリータ、いきます! シャナム師匠、もう一度私を助けてください!
シャナム:う、う、う、うむっ……お、俺だって、可愛い弟子の一人くらい守ってみせるぞ! さぁ、安心して戦え。技に心を込めて、マリータ!
マリータ:技に心を……技に心を……! 師匠……父様……母様……私、やってみせます! 流星月光連続見切りつき必殺剣ーーーーっっっ!!!
ユリウス:な、なに!?
vVラブラ師弟アタック発動!!vV
ズババッグサッザシュズバズババババッ
ユリウス:くっ……
イシュタル:ユリウス様!
リーフ:よし、決まったぁ!
ナンナ:すごいわ、マリータ! さすがよ!
ユリウス:フン……今日のところはこのへんで勘弁してやる。万が一バーバラまで来れたらまた相手になってやろう。サラバだ!
イシュタル:お待ちを、ユリウス様! お前たち、私は愛人じゃないわよ、覚えておきなさいっ
(リワープ×2で離脱)
マリータ:ホッ……
シャナム:よ、よくやった、弟子よ!(やっぱ化け物だ、こいつわーーーー(((;゚Д゚))
マリータ:師匠……師匠のおかげです……
リーフ:ご苦労様、マリータ。君は休んでいていいよ。さ、自称ラスボスもいなくなったことだし、今度こそミレトスに行こう。
セティ:結局、セリス一行のこともアリオーンのことも聞きそびれてしまったな……
《ミレトス城》
フィン:フェンリル隊、片づけました!
ナンナ:地味に活躍してますね、お父様。
デルムッド:残るは敵将のみ。名前はなんだっけ……?
オーシン:そんなこたぁどうだっていい! いくぜ、必殺勇者の斧!!
ザシューーーッ
城ボス:ぐわーーっ、ロプト帝国ばんざーーい……
リーフ:よし、セリスロボ、発進!
セリスロボ:セイアーツ!
~ミレトス城を制圧した!~
リーフ:次はいよいよシアルフィ……! グランベルについに乗り込むときが来たな。ドキドキ……((・.・;