A.Banana.S

古代ローマ、NACSさん、ドートマンダーにパーカー、西武ライオンズ、FEプレイ日記(似非)・・・好きなことをぽつぽつと。

ティルナノグ戦記⑥(終章・前編)(+雑記)

【雑記部分】

 今週のキングダム本誌を読みました。推し(ナッキー)の顔が良い。スタイルが良い。最高! 早くアニメに出て!

 

 さて、この一連の記事、

 いつまででこの、今さらドコ需要の過去の残念を公開しているんだという話ですが、出したからには区切りのいいところまでは出さないと、なんだかものすごく居たたまれないというのが、正直な気持ちです。我に返ったら負け、みたいな。

 正気ではやっていられませんぜ、これ。ふと恥ずかしくて消えたくなるもの。

 しかしこの十何年で自分の精神は果たして成長したのだろうかと、考えずにはいられない……

 ところで、前話で『烈火の剣』ネタがあったので、調べてみたら2003年4月発売とありました。つまり18年前以降に書いたらしい。

 しかし考えてみたら、18年前当時は人生でいちばん病んで休学までした年だったはず。……じゃあ、これを書いたのはだれ……?(ホラー

 ……たぶん、復学して人生を最高にエンジョイしていた05年あたりに書いたんでしょう。例:ヒャッハー! 都内図書館めぐりで『悪党パーカー・シリーズ』全読破できるZE! 死ななくてよかったなぁ、オイ! ドートマンダー・シリーズ未翻訳作もたまってるし! え、朝から晩まで再履修込み授業でぎっちり? 卒論?? 余裕余裕♪ 人生はスバラシイ♪♪

 ……よくこんな遊んで(こういう知性で)卒業できたな(笑)(現代で言うところの完全に陰キャな意味での遊ぶだね……)

 とまぁ、ついつい人生を振り返ってしまう年老いた自分はさておき……

 

 正気に返るタイミングの、とある区切りまではアップせねばと考えております。

 

【雑記以上】

 

 

(※その昔、『FE聖戦の系譜』子世代編を、ティルナノグの幼なじみ6人のみでクリアを目指した、実話に基づく会話形式プレイ日記です)

(前話はこちら↓)

(当時十代後半から二十代前半だった書き手の頭の中はだいぶおかしなことになっているので、キャラ崩壊が見受けられます)

(あと、たぶん一部人名地名が間違っていると思います…)

(マップ画像は↓章タイトルで検索すれば出るはずですが、自分の手持ちがない……すみません)

 

 

第6話

~終章 最後の聖戦~

 

 

セリス:ついに……ここまで来たね。みんな、よく頑張ってくれた。私の無茶にここまでついてきてくれたこと、感謝する。

 

ラナ:セリス様……

 

セリス:スカサハ、色々無理をさせたね。

 

スカサハ:いえ、セリス様、おかげで俺は自分に自信が持てるようになりました。感謝するのはこっちのほうです。

 

セリス:うん、君にかなう者はもういないよ。ラクチェ、いつもながらまた頼りになってくれた。君がいなければ戦い抜けなかった。

 

ラクチェ:そんな、セリス様。セリス様が的確な指示を出してくださったから、私は戦い抜けたんです。私が強いのはセリス様のおかげです。

 

セリス:そう言ってくれてうれしいよ。レスター、君はいつも私を助けてくれたね。君の援護射撃がなければ私は今ごろ──

 

レスター:セリス様はほうっておけないんですよ。そのくらいお安い御用です。

 

セリス:ありがとう。デルムッド、自分に支援(カリスマ)が効かないハンデの中、よく戦ってくれた。

 

デルムッド:それはセリス様もでしょう? もう慣れてますよ。それにおかげさまで可愛い恋人もできたし、感謝してます。

 

ラクチェ:デ、デルムッドっ!/////

 

セリス:ははははっ、ところであの賭けはまだ続いているからね(※9章参照)。そして私の愛しい恋人ラナ。君の魔法と明るい瞳と声に、私はいつも癒された。この最終決戦、絶対に君を守り抜いてみせる! どうかいつまでも一緒にいてほしい。

 

ラナ:ああ、セリス様vV はい、私はあなたにどこまでもついていきます。…ところでセリス様、私たちまだ一度もラブラブアタックをしていないような……

 

セリス:え? あ…いや、そうだっけ?? だってそれは、その……君を危険な前線に立たせたくないからだよ、ラナvV

 

ラナ:セリス様、そこまで私のことを……vVvV

 

セリス:みんな、ここまで来たんだ。あとは全力で立ち向かうのみ。これから先、どんな強敵が待ち構えていようと、もう我らティルナノグの子どもたちは止まらない! 我らの聖戦を戦い抜こう!

 

ラナ:いよいよですわね。負けませんわ!

 

スカサハ:持てる力のすべてを込めて、一撃にかける!

 

レスター:いざ…………

 

デルムッド:ま、なんとかなるでしょう。

 

ラクチェ:勝ってみせるわ、絶対に!

 

セリス:私は仲間たちを信じている! さあ、全員出陣だ!!! ──とその前に先立つものが……エリートリングとか売却…………ううっ、ティルフィング代高っっ! 金ねいあーー(※箱田FEより)

 

他5人:セリス様っっ!!!

 

《こうしてティルナノグズは最後の聖戦に臨むのだった》

 

《まずはエッダの騎馬隊と、丘の上のロプト兵》

 

セリス:いちばん向こうにいるロプト兵はレスターに任せたよ。残りは私たちの魔法剣でなんとかする。ラナ、どうしても一体サイレス持ちの敵兵が残ってしまうから、君は下がってリブローで援護してくれ。

 

ラナ:はい!

 

レスター:いくぞ! 勇者の弓!

 

ラクチェ:いかずちの剣!

 

デルムッド:風の剣!

 

スカサハ:炎の剣!

 

セリス:光の剣ーーっ! よし、騎馬隊が来たな。レスター、攻撃範囲に入って敵の数を減らしてくれ。他の者は壁を作れ!

 

《エッダ騎馬隊とシアルフィ城前で激突。そしてセリス軍の突撃。大勢のフォレスト&デューク&マージ&ボウナイトたちの中に飛び込んで、乱戦状態に》

 

ロベルト:フッ。これは絶好の賞金首だな。

 

デルムッド:……あんた、ロベルトっていうのか?

 

ロベルト:それがどうした?

 

デルムッド:……いや、別に。

 

ロベルト:その首、もらった!

 

デルムッド:銀の剣☆100!

 

《あっという間に勝負あり。エッダ騎士団はシアルフィ城を目前にして壊滅》

 

セリス:よし、順調、順調♪ このままエッダ城に向かうよ! レスター、君は引き返して、本城北にいるロプト兵を倒せるだけ倒してきてくれ。ラナ、援護について!

 

レスター:わかりました!

 

ラナ:まかせてください!

 

フェンリルとヨツムンガンドをしのぎながら、レスターは丘の上のロプト兵を着々と掃除。サイレスの範囲外から、ラナが回復。やはり攻撃の届かないサイレス持ちロプト兵が一体残る》

 

レスター:本当にもう…ユグドラル大陸にも「長弓」があればいいのになぁ…

 

ラナ:やっぱり遊牧民になったら、兄様?

 

レスター:もうその話は忘れろ、ラナ(-_-;)(※その話は後述)

 

《サイレスの範囲を避けつつ、ラナとレスターはエッダ本隊と対峙するセリスたちと合流》

 

セリス:よし、じゃあ私がボイス傭兵団をおびきだしてくる。

 

ラクチェ:いつかみたいに、うっかりティルフィングを持ち忘れちゃだめよ、セリス様!

 

セリス:え!? おっとっと、危ない、危ない!(+魔防20)

 

《セリスは無事傭兵団を誘い出す。慎重に間合いを取りつつ、各個撃破していくセリス軍》

 

ボイス:またつまらぬものを斬らねばならぬのか……

 

スカサハ:安心してー♪ その前にスカちゃんが斬ってあげるからーー♪♪

 

ボイス:ぬぬっ!?

 

スカサハ:今宵の必殺剣はよく斬れる……なんてね! くらえ、勇者の剣☆100!

 

《ボイスさえ片づけば、あとは楽》

 

セリス:よし、あとはエッダ城だ。いつものとおり、あそこは私一人で十分。君たちは戻ってドズル軍に備えてくれ。ラナ、残ってるサイレス持ちロプト兵は、ドズル軍との開戦直前に、こっちからサイレスかけちゃいなさい。

 

ラナ:なるほど。いい考えですね。

 

レスター:フィッシャー隊に備えて、俺もセリス様と一緒に行きましょうか?

 

セリス:うーーん……いや、私は大丈夫だ。ブリアン隊のほうが強いし数も多いから、そっちにまわってくれ。じゃあ、みんな、ドズル城で会おう!

 

《セリス様のおなーーりーー》

《はは~~~~っ(エッダ軍一同)》

《──といった様子で、ティルフィング持ちセリス様にエッダ城の守備隊はひれ伏し、戦意喪失状態》

 

城ボス:こらーーーーっ(# ゚Д゚) 何やっとんのじゃ、守備隊どもーーー!!

 

セリス:えっと、お名前なんだっけ? …まあ、いいや。サクサクいくよ! ティルフィング!

 

城ボス:のわーーーーーーーーっ!!!

 

《エッダ城制圧。続いて迫り来るは、ドズルのグラオリッター!》

 

ラナ:サイレス! ──と、これでケガしてもちゃんと回復してあげられるわ。

 

ラクチェ:よし、スカサハ! 私たちが前に出るわよ!

 

スカサハ:当然! 俺たちの腕の見せ所だからな!

 

ブリアン:たった5人だと!? しかも神器なし? フン、馬鹿にしおって! ゆけ、グラオリッター! ガキどもを皆殺しにしろ!!

 

Gリッター:おおおおおーーーーーっっっ!!!

 

スカサハ:流星剣!

 

ラクチェ:月光剣!

 

双子:必殺撃ーーーーーー!!!

 

Gリッター:ギャアアアアアアアアアッッッ

 

イザーク死神双子の剣舞に、次々散っていくドズルの精鋭グラオリッター。彼らの斧は双子にかすりもしない……》

 

スカサハ:もう終わり?

 

ラクチェ:まだまだかかってきなさいよ!

 

デルムッド:あ~~、また出番ナシだな。

 

レスター:こんなことならセリス様についていくんだったな、やっぱ…。

 

ラナ:私も、わざわざサイレス使う必要なかったわ。

 

ブリアン:神器もなしで……キサマら、化け物か!?

 

ラクチェ:失礼しちゃうわね。私たち双子は神の武器を恐れたりしないわ! 特に斧使いネールの名を汚すあんたにはね!

 

ブリアン:なっ、なにぃっ! おのれ、小娘! このスワンチカの威力、受けてみるがいい!!

 

ラクチェ:デルムッド! いくわよ!!

 

デルムッド:ふわぁ……え? あ、ああっ!

 

~ラブラブアタック発動!!~

 

ラクチェ:くらえ! 必殺流星剣!!!

 

ブリアン:ぬうっ……!

 

《斧革命未だならずとも、さすがは聖戦士。ブリアンは堅かったが、FE最強女剣士の前に、ついに倒れたのだった》

 

デルムッド:……どうしてあんなに強いんだろうな……今さらだけど。

 

スカサハ:デルデルがあいつの技を20%も上げて、さらに俺も20%上げてるからじゃない?

 

レスター:さて、残ったザコくらいは俺が片づけるか。

 

ラナ:出番がないから私も行きます、兄様。

 

《そのころセリス様は、エッダ城の守備に上がっていた》

 

セリス:本当にまったくもうっっ、お前たち本当に私を倒す気があるのか? 次から次へと私を無視しやがって。おまけにどーせ当たらない手斧なんか振りまわしやがって。

 

フィッシャー:私の部下に上級クラスLv30ナイトに突っ込んでいくような馬鹿はおらんわ!

 

セリス:弱いだけだろ! まったく一人一人倒してたんじゃ、みんなとの合流が遅れちゃうよ。やっぱりレスターを連れてくるんだったなぁ……

 

~ドズル城~

 

ダゴンフェンリル

 

デルムッド:ぐっ……たまたま攻略本に名前が載ってたからって調子に乗るなよ、城ボスその2!

 

ダゴン:やかましいわ! とどめ! ヨツムンガンド!

 

デルムッド:させるか、くらえ! 

 

ズバババッ

 

ダゴンお……おのれ~~

 

ラナ:まあ、デルムッドったら、ダメじゃない無茶しちゃ。リライブ!

 

デルムッド:ああ、悪いな。それよりお前もケガしてるじゃないか、ラナ。

 

ラナ:私は大丈夫よ。それよりセリス様、遅いなぁ~~

 

 

セリス:とっととくたばれ、このザコ!!

 

フィッシャー:ぐはあっ……キサマ、なんて皇子だぁ……

 

セリス:私は先を急ぐんだ! ドズル城に猛ダーーーーッシュ!!!

 

《ドズル城を制圧。一同武器修理》

 

セリス:ラナ? ケガをしているじゃないか! 大変だ、早く城に上がって!

 

ラナ:セリス様……

 

セリス:だめだよ、ラナ。回復役は君一人だけなんだから、無理をしてはいけない。

 

ラナ:私、セリス様のことを思うと、いてもたってもいられなくて……

 

ラクチェ:出番がなかったからじゃ……

 

レスター:シーーーーッ! 黙っていたほうが身のためだぞ!

 

デルムッド:……ついに実の兄までこの言いよう(^_^;)

 

セリス:ラナ……君とは長いつき合いだね。生まれた時からずっと一緒で……

 

ラナ:ええ、セリス様と一緒で、楽しいことばかりでした。

 

セリス:ティルナノグからここまでずっと一緒に戦い抜いてきた。そして私は、これからもずっとずっと一緒にいたいんだ、ラナ……

 

ラナ:ああ、セリス様……

 

セリス:だから君にもしものことがあっては、私はたまらなくなる。少しでも君を守ってくれるように、私のバリアリングを君に、ラナ──

 

ラナ:これをくださるのですか? ああっ、ひょっとしてこれは婚約指輪!? 左手の薬指に──

 

セリス:あげたいから中古屋で買ってきてね(^_-)-☆ よろしく~♪

 

ラナ:・・・・・・・・・・・

(滅びよ、クソゲームシステム(# ゚Д゚))

 

スカサハ:な、なんかラナのまわりから異様な邪気が……??

 

レスター:(-_-;)…さ、さ、俺たちはフリージへ先に向かっていようか。

 

《そしてなぜかセリスのほうの魔防が3Pもアップしたのだった》

 

ラクチェ:ねぇ、デルムッド?

 

デルムッド:ん?

 

ラクチェ:どうしてあなたって、終章で会話イベントがだれともないの?

 

デルムッド:……悪かったな(-_-;) 知るかよ、そんなこと。

 

ラクチェ:ひょっとして、女性恐怖症?

 

デルムッド:あ、あのな……(-""-)

 

ラクチェ:それとも、ひそかに天下一のシスコン?

 

デルムッド:違う……(-""-)

 

ラクチェ:デルムッド、私、ラナみたいにあなたのステータス上げてあげられないけど、その分頑張ってあなたのこと守るからね!

 

デルムッド:え゛!?あ、いや……だから、ラクチェ、俺は──。

──ってちょっと待てよ! ラクチェ! ラクチェーーーー!! …………はぁ、……ラクチェ……俺だって……俺だってな───

 

 

セリス:いよいよ、対ゲルプリッター&バイゲリッターだな。気合が入るね! さて、またしても部隊を分けなきゃいけない。全員で一気にフリージ城を落とすって手もあるんだが、丘の上のロプト兵その3どもを考えると、やっぱり良くない。で、対ゲルプリッターには、私とスカサハの二人だけで行く。いいね、スカサハ?

 

スカサハ:ええ、楽勝ですよ、セリス様!

 

セリス:頼りにしてるよ。ラナはなるべくどちらにもリザーブが届く位置にいてくれ。ラクチェたちには対バイゲリッタ―を任せる。レスター、引きつけて少しずつ敵を減らしていくんだ。一人で大変だろうけど、頑張ってくれ!

 

レスター:はい!

 

セリス:それでは、みんな、武運を祈る!

 

《セリスとスカサハが北のゲルプリッターに突撃すると同時、南の森にバイゲリッターの大軍が出現》

 

スコピオ:ふふふ、たった6匹の獲物を狩るなど、我らユングウィのバイゲリッタ―には朝飯前だ。

 

レスター:さあ、来い!

 

《森の中に待機し、デルムッドのカリスマを受け、勇者の弓☆100を構えるレスター。バイゲリッターを次から次へと返り討ちにしていく》

 

ラナ:リブロー!

 

デルムッド:いいぞ、レスター! その調子だ!

 

ラクチェ:おっと、そろそろ森を抜けてきたわね。私もいかずちの剣で加勢するわ!

 

レスター:さあ、まだまだ!

 

《北上しながらも、しだいに数が減っていくバイゲリッター。そして残るはあと数体》

 

ラクチェ:スコピオがそこまで来たわよ!

 

スコピオ:な、なに!? たった4人だけか? おのれよくも──ん? お、お前は……!

 

レスター:私はレスター。エーディンの子だ。

 

スコピオ:嘘をつくな! その髪色はどー見てもドズル家の者だろうが! うちの家系は代々金髪と決まっとるんだ!

 

レスター:くっ……人が気にしてることを!

 

スコピオ:ユングウィはこの私のナイス髪型で永遠に続いてゆくのだ! くたばれ、オールバック!

 

レスター:だれが許すかそんなこと! くらえっ、勇者の弓☆100!

 

スコピオ:!? うおおっっ!

 

シュン!! ドカァ!!

 

レスター:くっ、外したか……

 

スコピオ:バ、バカめ、どこを狙っている!((((;゚Д゚))))(後ろの木が粉々に砕けたぞ…)

 

レスター:今度こそ!

 

ラナ:兄様、がんばって!

 

~☆きょうだいアタック発動☆で必殺!!~

 

スコピオ:ぐわあああっ、ぐっ……キサマ……!

 

レスター:!? まだ生きてる……!?

 

スコピオ:キサマにユングウィは渡さん!! くたばれ、キラーボウ!!

 

レスター:──っ、しまっ……

 

HP50台のレスターは追撃&必殺でズバズバッと……》

 

ラナ:キャーーッ! 兄様ぁああああっっ!!

 

 

~リセット♪(はぁと)~

 

 

レスター:あーーっ、くやしいなぁっ、あいつにだけは勝ちたかったのに……

 

デルムッド:やっぱ遊牧騎兵になるべきだろ、レスター?

 

レスター:う゛……( ゚Д゚)

 

(おぼろげながら「デルムッドにそそのかされて遊牧騎兵になる修行をするレスター」という短いバカ話を書いた記憶があるので、たぶん当時『封印の剣』の某シン様とかいう最強遊牧騎兵の強さに茫然となっていたんだと思う。なんですか、あの方…)

(そしてシン&ツァイスのコンビが好きで、人生で初めて同人誌即売会に足を運び、洗礼を受けたのは今や良い思い出……)(あの頃は純粋だったナ…)(いや、それはさておき素敵な同人誌様でした。楽しかった。またオンリーとか行ってみたいが、もうついていけないだろうな。新作全然プレイしてないもんな……)

 

ラクチェ:まあ、しょうがないじゃない。運が悪かったのよ。落ち込まないで!

 

ラナ:そうです、兄様。だって相手はマスターナイトなんですから。

 

レスター:グサッ……ラ、ラナ……

 

デルムッド:まあ、いつぞやファバルもあいつに必殺くらって死にかけてたしな。あいつは俺に任せな。

 

スコピオ:キサマみたいなヤンキー頭にだって私は負けんぞ!

 

デルムッド:せっかくマスターナイトなんだから、剣の1本くらい持ってこいよな。

 

スコピオ:あ゛……うわぁーーっ! 来るなぁーーーーっ!!

 

《所詮弓。以上》

 

スコピオ:うう……リセットなんて卑怯だ~~! アンドレイ・カットばんざ~~いvV ぐふ……

 

ラナ:こっちはたった6人で戦ってるんだから、一人につき一回のリセットくらいフェアだと思うんだけど。

 

《でも君の兄は2回目や、ラナ……》

 

スカサハ:……実際にはステータスUPのためのリセットとか、マズい、こりゃぁ死んじゃう前にリセットだ、とかが結構あるっていうのは黙っていたほうがいーんでしょうね…

 

セリス:わかってるなら言わないの、スカサハ。

 

《実際、いちばんスリリングで楽しいプレイ日記はノーリセットプレイ記だよね、とは思う……》

《山の上に上がって、ゲルプリッターを迎撃していくセリス&スカちゃん。トローンを避けつつ着々と数を減らしていく。ほとんどノーダメージなうえ、そろってライブの腕輪をはめている二人に敵はなかった》

 

ヒルダ:くうっ、そう何度もやられてたまるかい! なに? 今度はたったの二人だって!? キーーーーッ(# ゚Д゚) このクイーン・ヒルダ様をなめんじゃないよ! 焼き尽くしてくれる!

 

セリス:スカサハ、来るぞ!

 

スカサハ:オーケー!

 

ヒルダ:ボルガノーーン!!

 

スカサハ:当たらないよ! スカちゃん、ジャーーーンプ!!

 

ヒルダ:なに!? うぐっ……ぐわあっ……!

 

スカサハ:そして瞬殺分身斬りーーーーっっ!!

 

ザシューーーーッ!!

 

ヒルダ:キィーーッ! くやしーーっ! イシュタル、この恨み晴らしておくれ……

 

スカサハ:やったぁ!

 

セリス:よし、残るは無駄にリザーブを唱えるザコだけだ。スカサハ、あとは任せる。私はチョチョイとフリージの城ボスをやっつけてくるから。まだ制圧はしないけどね。

 

スカサハ:はーーい♪

 

《セリスは名前を知らない城ボスロプト兵を斬り捨て、制圧せずにいったん下がる。スカサハと、バイゲリッターを倒したラクチェたちがそこに待機していた。彼らの見つめる先には丘の上に陣取るロプト兵が……》

 

セリス:やれやれ、ここが頭の使いどころだな。いつもならフィーあたりに掃除してもらうんだけど、今回はそうもいかない。

 

ラナ:どうします、セリス様?

 

セリス:あれ、ラナ、君の魔防ならギリギリ敵のスリープにかからないじゃないか。まずは私と君で、届く分をちょくちょく減らすとしよう。

 

ラナ:はい、セリス様vV

 

《セリスとラナは間接攻撃をしかけるが、敵の魔防は高い……》

 

セリス:じれったいな。レスター、君が来て、さっさとやっちゃってくれ。なに、レストならいくらでもあるから、デルムッドとラクチェも、こっちへおいで。

 

《しばしの混乱の後、スリープ×2と隊長フェンリル持ちを残して、セリス軍後退》

 

セリス:あとはフリージ城を制圧してから片づけるしかない。制圧するぞ! そしてこれからがいよいよ最大の難関、正念場だ! ファルコンナイト最凶三姉妹とイシュタル率いるヴァイスリッターが来るぞ!

 

《フリージ城制圧。そしてティルナノグ戦記、最大の激戦が幕を開ける

 

セリス:ぼくたちは負けないぞ! 故郷のティルナノグに誓って!

 

一同:おおっ!!

 

 

(→後編に続く)