(※その昔、『FE聖戦の系譜』子世代編を、ティルナノグの幼なじみ6人のみでクリアを目指した、実話に基づく会話形式プレイ日記です)
(前話はこちら↓)
(当時十代後半から二十代前半だった書き手の頭の中はだいぶおかしなことになっているので、キャラ崩壊が見受けられます)
(あと、たぶん一部人名地名が間違っていると思います…)
(マップ画像は↓章タイトルで検索すれば出るはずですが、自分の手持ちがない……すみません)
第5話
~10章 光と闇と~
エリウッド:みんな、下がってくれ! ここは僕一人で行く!
ヘクトル:おいおい、バカ言うなよ。うっかりスナイパーに2回攻撃されるような激弱ロードを一人で行かせられるか!
リン:そうよ! 戦うときはみんな一緒!
セリス:あ、あの……ここは「光」ではなく、「光と闇と」なんだけど……(-_-;)
エリウッド:え゛? おっとこれは失礼しました。みんな、帰ろう、帰ろう!
スカサハ:なにしに来たんだ、あの人たち……?
ラナ:プレイヤー曰く「完全に育成をミスった回。エリウッドは使わないと弱くなる」
スカサハ:???
セリス:と・に・か・く! いよいよラスト一歩手前まで来た。このマップも最初っから苦戦が予想されるが、大丈夫。我々はもう負けない! 見なよ、☆100必殺武器がこんなに(はぁと)
レスター:俺の勇者の弓と、デルムッドたちの銀の剣2本か。
セリス:スカサハ、銀の剣☆100は私がもらうよ。これで戦闘要員5人は全員必殺出しまくりだ! ラクチェの勇者の剣も☆50になったしね。
~ここまでの装備まとめ~
セリス
銀の剣☆100、銀の大剣、光の剣、シールドリング、バリアリング、パワーリング
スカサハ
勇者の剣☆100、炎の剣、ライブの腕輪
ラクチェ
勇者の剣☆50、いかずちの剣、レッグリング、ナイトリング、シールドリング
ラナ
ウインド、杖各種、マジックリング、ねぎりの腕輪
レスター
勇者の弓☆100、キラーボウ、スキルリング
デルムッド
銀の剣☆100、風の剣、ざんてつの剣、パワーリング、スキルリング
《もはやLv30になったセリスと、それも間近な残る5人は、だれも闘技場に行かなかった。ラナ以外はそれほどお金に困っていなかったし。セリスはリターンリング等を売って、ラナにあげるお金を作る。ラナはレストやリザーブやサイレスをそろえる》
セリス:よし、みんな、さすがの私もクロノス城から逃げてくる子供たちを見殺しにしたくはない。最初の数ターンが勝負だ! 行くぞ!!
《待ち構える森のロプト軍団。フェンリルにスリープにヘル。まずはレスターが敵の攻撃範囲に入っておびき出す。セリスはラナにあ・げ・る(はぁと)》
ラナ:ありがとうございます、セリス様vV
セリス:なぁに、これからは君の杖が何より重要だ。頼りにしてるよvV
ラナ:もうっ、任せてくださいvV(*^▽^*)
セリス:ははっ、こいつぅvV(#^.^#)
レスター:気が散るから後ろでイチャつくのはやめてくださいよ!
セリス:このあたりでいつだか愛の告白をかましてたのはだれだったかな? さ、ラナ、さっそく出番だよ。
《プレイヤーのミスで思ったより敵の攻撃が集中したが、なんとかレスターは生きていた。ラナ、リザーブ用意》
セリス:よし、レスター、ラクチェ、デルムッド! 敵陣に突っ込むぞ! スカサハ、ここは任せた! たぁーーーーーーっっ!!
《移動力にまかせて森の中へ突入する4人。フェンリルを優先して倒す。後からラナを守りつつ、スカサハが続く。ラナ、リザーブ。ターン終了》
ロプト兵:スリープ×2!!
ラク&デル:ぐーーーーーーーーZZZZZ
セリス:ラクチェ! デルムッド! 寝てる場合じゃない! 起きろーーっっ!! ラナ! レストーー!!
《仲良くおねむの二人はそのまま集中する攻撃をかわしまくる》
セリス:どうせならスリープをかわしてくれればいいのに……(『聖戦』では不可)
スカサハ:スカちゃんとーちゃーーーっく! くらえ、月光剣!!
スリープ使い:ギャーーーーー!!
ラナ:レスト!
デルムッド:ふわぁ……あ……?
セリス:デルムッド! レスター! とりあえず私たちだけでも森を抜けるぞ! リデール隊がすぐそこまで来ている! レスターは村を襲っている海賊どもを倒してから来てくれ!
レスター:わかりました!
ロプト兵:スリープ!
デルムッド:ぐーーーーーーZZZZZ
セリス:こらーーーーーーーっっっ!!!
《トラ7といい、スリープやバサークに狙われやすい人だ……。再びラナがレストをかけ、セリスとデルムッドはなんとか森を突破。寝起きデルムッドが銀の剣☆100を構えて、リデール隊を待ち伏せる。海賊を倒したレスターも合流。一方──》
スカサハ:たあっ、とうっ、えいやあっ、流星剣!!
ラナ:スカサハ、がんばって!
スカサハ:ラナ、ラクチェをレストで起こしたら?
ラナ:HP回復のほうが優先よ。
スカサハ:大丈夫だよ。俺も寝ているラクチェもちょっとくらい平気だから。
ラナ:ダメよ! だれかがケガをしているのをほうっておけないわ!
スカサハ:ラナ……優しいんだな。
ラナ:(だってラクチェを起こしたら、私に敵の攻撃が集中しちゃうもの……)フフフ(^_-)-☆
スカサハ:?……まぁ、もう片づくところだけどな。
デルムッド:このっ、このっ、このっ、このっ、このっ<(`^´)/彡
リデール隊:うわああああああああっっ!!
セリス:うわーー、寝起き悪っ!
レスター:弓部隊は俺が引き受けます!
セリス:よし、子どもたちの安全は確保した。急いで進軍するぞ! 早くクロノス城どころかラドス城まで行かないと、リングの村がっ、リングの村がーーーーーーっっ!!!
レスター:……やっぱ、そっちか(^_^;)
《セリス一行、クロノス城付近に進軍。スカちゃんと寝起きラクチェも後から合流。ラナはのんびり村まわりをして金稼ぎ♪ リデール隊との激戦! そして──》
ヒルダ:なに? セリス軍はたったの6人だって? フン、そんな連中、このクイーン・ヒルダ様の敵じゃないね。我が夫ブルームと息子イシュトーの仇、取らせてもらうよ!
ラクチェ:ついでに教えるなら、娘のイシュタルを撃退したのは私よ。ブルームはスカサハ、イシュトーはセリス様。
ヒルダ:ムッ……
デルムッド:じゃ、今度は俺の番だな。いくぜ!!
ヒルダ:おのれ、くたばれ、ボルガノ────
ヒルダ:キーーーーッ! くやしーーーーっ! 覚えておいでーーーーーーっっ!!(逃亡)
リデール:フッ、たった6人だけでここまで来るとはたいしたものだ。久々に誇らしい戦いができそうだな。礼を言うぞ。私はラドスの騎士リデール!
スカサハ:イザークのスカサハ! この勝負、受けてたつ!
《最強の七三 VS スカサハ! 勇者の剣 VS 勇者の剣!》
ガキイィィィィッッッ!!!
セリス:うわっ、私が戦おうと思ってたのに! そろそろ毎回カッコつけすぎてズルいぞ、スカサハ!
レスター:まぁ、いいじゃないですか、たまのロードには……
スカサハ:悪いな、俺たちは先を急ぐんだ。あんたと戦えてよかったよ、流星剣!!!
ズバババババババッッ
リデール:フッ……これも天命か…………
セリス:くっ……量産型七三のくせにカッコいいぞ……。とにかくクロノス城は制圧した! さあ、みんな、次はラドス城に急行!! スカサハとラナは北の門のところで待っていてくれ!
ラナ:フフッ、いっぱいお金もらっちゃったわ♪ あら、あっちにも村が……(*^▽^*)♪
レスター:ラナ……(-_-;)
《セリス、ラクチェ、デルムッド、レスターの4人はラドス前に集結。そして突撃!》
モリガン:ヒイイイッ! く、来るなぁーーーーっっ!
レスター:観念するんだな。くらえ、勇者の弓!
モリガン:ギャーーーーーーッッ!!
ラクチェ:周りのザコも片づいたわ! なんだ、楽勝じゃない♪
デルムッド:セリス様、制圧を──セリス様……??
セリス:ガーーンガーーンガーーンガーーン・・・・・・
レスター:……またリングの村、壊されちゃったみたいだな(^_^;)
セリス:う……うわーーんっっこんちくしょーーっっ!!
賊:ぎゃーーっぐわーーっぎょえーーーーっっ!!
ラクチェ:セリス様ってば! まだミレトス領の村が残ってるんですよ! 急がないと海賊につぶされるわ!
セリス:そ、そうだった……。せめて私とラナの家計を少しでも足さなければ……
レスター:村、独占してますね……(^_^;)
セリス:こんなことなら私がシーフの腕輪を取りに行くんだった(-_-;) レスター、君お金が余ってるじゃないか、もったいない……( ;∀;) とにかくみんな、スカサハたちのいる北の門に急いで! ここからが最大の難関だ! ユリウスめ、待ってろよーーーーっ!!
《ラドス城制圧。ミレトスへの門、開放。ティルナノグズの前に立ちはだかるスリープ&フェンリル&ヨツムンガンド&ヘル&キラーボウetc…》
セリス:あせって前に出る必要はない。敵が向かってきたところを迎撃して、数を減らすんだ。でないといたずらにスリープやフェンリルの餌食になるだけだ。スカサハ、ラクチェ、前線よろしく! レスターとデルムッドはヒット&アウェイで! ラナはいつでもレストができるようにしていてくれ! ゆっくり慎重に進むんだ。
ラナ:セ、セリス様……でも村が……村がどんどん焼けていきますよっ!!
セリス:・・・・・・・・・・・・・・・
全軍突撃ーーーー!!!!(# ゚Д゚)/
ス・ラ・デ・レ:・・・・・・・・・(-_-;)
《唯一スリープにかからない魔防を持つセリス様は、先陣を切って北側へ進軍!》
セリス:うおーーーっっ村ーーーーーーーっっ
レスター:セリス様っ、ちょっと待ったーーーーっっ!
《あわててあとを追うレスター。そして体よくフェンリルの囮役させられる羽目になった》
ロプト兵:フェンリルーーっ!
レスター:うわっ、うわっ、このーーっ!! ズバッ
《さらにスナイパーが……》
レスター:ああっ、もうっ! ズバッ ズバッ
《そしてスリープ》
レスター:ぐーーーー~~~ZZZZ(## --#)
セリス:あれ、レスター? だめじゃないか、こんなところで寝てちゃあ。うん、なんとか村は救出してきたよ。またもうけちゃったよ♪ あとでラナにあげなきゃvV
《セリス様はそのまま北からやってきたスリープ持ちロプト兵の始末に取りかかった。レストで起きた被害者レスターもそれに加わる》
《一方、西に進む死神兄妹、デルムッド、ラナの4人。ラナは1ターンごとに眠る友人たちを起こすのに大忙し。おかげでとっくにLv30》
ラナ:もうっ、いい加減レストの回数も限界よ。修理代が思いやられるわ。
デルムッド:まぁ、セリス様がきっちり稼いできてくれるだろ。
ラクチェ:よし、邪魔なロプト兵はみんな片づいたわ。
スカサハ:いよいよユリウス&イシュタルをお出迎えか……
セリス:レスター、ここは任せたよ。ぼくはユリウスとの初戦に臨む!
レスター:わかりました。ご武運を!
ユリウス:ククク……さあ、イシュタル、6匹の子豚がやってきた。料理してやるとしようか。
イシュタル:はい、ユリウス様(はぁと)
セリス:ラクチェ、例によっていつもいつも悪いけど、ユリウスの攻撃範囲に入っておびきだしてきてくれ。君には「見切り」があるから大丈夫だと思うけど、みんなで無事を祈ってるよ。
ラクチェ:大丈夫です! 任せてください、セリス様!
スカサハ:気をつけろよ、ラクチェ。
デルムッド:落ち着いて、な……
ユリウス:ククククク……来たか子豚。
ラクチェ:だれが子豚よっ!<(`^´)>
スカサハ:冷静に! ラクチェ!
ユリウス:イシュタル、私の勝ちのようだな。さらばだ。出でよ、ロプトウス!!!
ロプトウス:ギャオオオオオオオオッッ!!!
ラクチェ:くっ……
デルムッド:ラクチェ!!
どおおおおおおおおんっっ
ユリウス:チッ、小賢しい……
ラクチェ:ふうっ……なんとか避けられたわ。
セリス:よくやった、ラクチェ! ユリウス、このあいだ言ったように、私たちはお前を倒すからな!!
ユリウス:フッ……愚かな……。ロプトウスに勝てるはずがない。マヌケな兄上だな。
セリス:たとえ怒りスキルを持っていようが、追撃&突撃を持っていようが、見切りを持っていないかぎり、こっちに勝機はある!
ラクチェ:そのとおり! 行くわよ、ユリウス!
スカサハ:待った、ラクチェ、ここは俺が行く。
ラクチェ:ス、スカサハ……あんた……
スカサハ:今回の俺は今のところ無敗で、ツイてるからな。ダメだったらとどめは任せる。……いや、この勇者の剣☆100があるかぎり、俺はだれにも負けない! たとえラスボスであろうと……
ユリウス:お前が? ククク、お前みたいな地味で目立たなくて華がない村人その3級のヤツに、このダークプリンス・ユリウス様が倒せると思ってるのか?
スカサハ:グサッ……な、なんでそこまで言われなきゃならないんだよっっ、人が気にしてるのにーーーーっっっ!!!
デルムッド:スカ、落ち着け……(^_^;)
スカサハ:と、とにかく! この剣に受け継いだ父上の想いにかけて、俺は勝ってみせる! いくぞ!!!
ユリウス:フッ……
《ラクチェとの☆きょうだいアタック発動!!☆ ユリウスに1ダメージ》
ユリウス:フハハハハハッ、その程度か! 攻撃力半減してなくても、これではたいしたことないなあ!
スカサハ:くっ……
ユリウス:では今度はこちらの番だな。ロプトウス!!
ロプトウス:ギャオオオオオオオオッッ!!
スカサハ:うわぁぁぁっっ
ラクチェ:スカサハ!!
ユリウス:フン、ザコが…
スカサハ:…俺は……俺は、負けない!! ここからだ! 流星剣!!!
ユリウス:ムッ!?
セリス:よし、出たぁっ!!
ズバッグサッザシュッザンッドカッ
《スカサハ、流星必殺5連撃を叩き込む!》
ユリウス:!!?
スカサハ:ユリウス、覚悟ーーーーっっ!!!
ズバババッ ザシューーーッッ
《そしてさらに必殺2連打! ユリウス撃破!!》
ユリウス:チッ……
スカサハ:や、やった……
ティルナノグズ:おぉーーーーーーっっ!!!
セリス:よくやったぞ、スカサハ! すごいっっ! 感動した!!
デルムッド:本当にやってのけるとは思わなかったぞ。まったく本気を出すと底が知れないな。
レスター:必殺7連撃も新記録じゃないか!? 見事なもんだ!
ラナ:本当にお疲れさま(#^ ^#) リカバー!
スカサハ:は……は……はは…………これで本当にもう……ラクチェと同等に……父上と勇者の剣に………全世界の…ソードマスターになれない剣士に光が…………
ラクチェ:なにわけのわかんないこと言ってるのよ! かっこよく決めたんだからシャンとしなさい、兄さん!!
スカサハ:ラクチェ……!
ユリウス:フン! ここはひとまず帰るとするか。今日はこのくらいで勘弁してやるよ、セリス<(`^´)>
セリス:へーーん、負け惜しみーーー♪
ユリウス:バ、バーバラで貴様らを待っていてやる! せいぜい無駄にあがいて頑張ることだな! イシュタル、帰るぞ!
イシュタル:ユリウス様~~vV(リワープ)
セリス:……この調子じゃイシュタルだって余裕で倒せたんじゃないのか? 強いよ、ボクら、マジで。さ、みんな、最大の難関は終わった。ミレトスを制圧して、あとはもう楽勝楽勝♪
《移動力のある者でミレトスに突進し、残る敵をあっさり殲滅。しかしセリスは、この先待ち受ける最大の難関にまだ気づいていなかった……》
~ミレトス城制圧~
セリス:ま、ここからはじっくり進めば何も問題はないよ。敵も結構強いけど、心配いらない。陣を組んでいる部隊を、少しずつおびき出して倒していけばいーんだから。スカサハ、ラクチェ、お疲れ様だけど、また前線よろしくね。
双子:了解!!
セリス:あとはアルヴィス皇帝だが、アレスやリーンがいないから、いつもより時間はかかると思うけど、私のティルフィングがあればなんとでもなるさ!
ラナ:そうですね、ティルフィングがあれば♪
レスター:ティルフィングがあれば。
スカサハ:ティルフィングがあれば……
ラクチェ:ティルフィングが……………
デルムッド:どこにあるんですか?
セリス:パルマーク司祭が預かってくれているよ。もらいに行かなきゃね! もら、いに、いか……な……きゃ…………────
他5人:・・・・・・・・・・・・・
セリス:ギャアアアアアアアアアアッ!!! ボクのティルフィングがーーーーーっっ!!!
《シアルフィの大軍と対峙しているセリス軍。彼らから遠くとおく離れたところで、ティルフィングを持ったパルマーク司祭と子どもたちが、ロプト兵に追われていた》
セリス:な、な、な、な、な、な、な、な、な、な、なんてことだ! このままではボクのティルフィングがなくなってしまうじゃないか!! 急がなきゃっ、急がなきゃっ、急がなきゃーーーーーーっっ!!
レスター:セリス様! 今突撃したら、シアルフィ軍の大集中攻撃をくらいますよっ!
セリス:うっ……し、しかし、ティルフィングがなきゃ我々はアルヴィス皇帝を倒せないし、終章を戦い抜くなんて論外だ。なんとしてもティルフィングだけは救い出さなくては!
スカサハ:パルマーク司祭と子どもたち、でしょう。そこは一応……(^_^;)
セリス:う、うん、まぁね。いつもはフィーやアルテナにあらかじめ飛んでいってもらっていたから、こういう事態になることをすっかり忘れてたよ。こうなったら作戦変更だ! 全員、無茶を承知で敵陣を強行突破!!!
ラクチェ:わかりました、セリス様! 私が先陣を切ってパルマーク司祭たちの救出に向かいます! レッグリングがあるからなんとか間に合いますよ。
セリス:いや、ラクチェ、この先にはエルファイヤーやメティオやヨツムンガンドがたくさんいるんだ。いくら君でも魔法が相手じゃキツイだろう。ここは私が直々に向かう!
ラナ:ああ、セリス様、なんてご立派なvV それでこそ主人公、光の皇子様ですvV
セリス:だからみんなは私を援護してほしい。……つまり、囮になってなるべくシアルフィ軍を引きつけてくれ。特にレスター、よろしくね(^_-)-☆
レスター:は、はぁ……
セリス:みんな、シアルフィ城で生きて会おう! それでは全員、強行突破ーーーー!!!
《激戦の幕開け。まずはやってきたアーマー部隊をセリス以外の5人で攻撃。セリスは一気に橋を渡り、最前線に進む》
セリス:このまま海沿いに東へ行けば、パルマーク司祭たちがいるはず! なんとかこのターン持ちこたえなければ!
《セリスめがけて突進してくるシアルフィ軍。猛攻を自身の魔防と仲間の囮で必死にしのぐセリス。なんとか耐え抜いたものの、四方八方敵だらけ》
ラナ:負けないで、セリス様! リザーブ!
ラクチェ:私たちが道を切り開きます! 先に行って、セリス様!
セリス:よし! 間に合ってくれ! 間に合ってくれよーーーっ!!
《なんとか大軍の中を抜けたセリス様。しかし次に待ち受けるはメティオの雨》
セリス:くっ、私のティルフィング! 私のティルフィング!! 父上! どうか私に力をーーーーっ!!
《残された5人はセリスによって一気におびきだされたシアルフィの大軍に苦戦。敵味方入り乱れての乱戦状態に。そしてスリープの魔法も降りかかる。特に魔導士軍団の攻撃はすさまじい》
スカサハ:くっ……とにかくあのスリープ使いと魔導士だけは倒さないと!
ラクチェ:勇者の武器持ちの私とスカサハで、反撃されずに魔導士を減らす!
デルムッド:わかった。俺とレスターは騎馬隊とアーマー隊を引き受ける!
敵司祭:スリープ! スリープ!
スカサハ:ぐーーーーーーZZZZZ
ラクチェ:ぐーーーーーーZZZZZ
ラナ:レストおぉーーーーっっ!! もうっ、らちが明かないわ! こうなったら私が出ます! かかってらっしゃい! 私の戦い方を見せてあげるわ!!
レスター:ラ、ラナ……(^_^;) あ、あまり頑張りすぎるなよ……
《5人はそれぞれ分断されるも、やがてなんとかきわどいところで敵を全滅させ、勝利を得る》
スカサハ:ふう……ユリウスより大変だったよ。
ラナ:セリス様は大丈夫かしら……
レスター:今のところセリス様も無敗で、ツキがあるからな。とにかく俺たちは信じて、シアルフィ城のメティオ部隊に備えよう。
ラクチェ:私、反対側にまわりこんで、セリス様の様子を見てくる。
スカサハ:メティオの攻撃範囲に気をつけろよ、ラクチェ。
~その頃~
セリス:ロプト兵発見! なんとか間に合ったみたいだな。さぁ、お前たちの相手はこっちだ! 光の剣を受けてみろ!
《セリスvsロプト司祭×4 光の剣で一体ずつおびき出し、銀の大剣でとどめを刺していくセリス》
ロプト兵:おおっと。
セリス:こらーーーっ! よけるなーーーーっっ!!(# ゚Д゚)
《威力の高いヨツムンガンドにさすがのセリスも苦戦。ロプト兵はじりじりとパルマーク司祭に迫っていく……》
セリス:ティルフィングは渡さーーーーんっ!!!
《父親と違って鬼神のごとき根性を見せるセリス皇子。間一髪HP1ケタになったところで、敵せん滅に成功した》
セリス:ぜえっ……はあっ……ま、間に合った…………
パルマーク:おおっ、聖戦士様! 助けに来てくださったのですな!(※本戦記最大のヒロイン)
子どもたち:わーーいっ、聖戦士様だーーー!
セリス:ははははは、正義のヒーロー・光の皇子セリス、ただいま参上! しかも瀕死……ぐふ。
パルマーク:おおおおっ、ライブーー! ライブーー!
セリス:いやはやどうも(ちょっと復活)ところで司祭、私のティルフィングは?
パルマーク:はい、ここに。
セリス:これが、ティルフィング……! ああ、不思議な力がみなぎってくるようだ…………ていうか父上! ちゃんと修理しといてくださいよ! 私とラナの財布がまたさみしくなるじゃないですかーーーーーっ!!
パルマーク:せ、セリス様?(゜.゜)
セリス:え? あ、いや、あははははは……
ラクチェ:セリス様! 大丈夫でした?
セリス:ああ、ラクチェ、なんとかね。そっちは?
ラクチェ:こっちもなんとかオッケーでしたよ。みんなシアルフィ城を包囲して、セリス様を待ってますよ。
セリス:よし、無事ティルフィングも手に入れたし、いよいよ皇帝との決戦に臨むとしようか。
《東からセリス&ラクチェ、西からデルムッド&レスターがシアルフィ城を囲むメティオ軍団に攻撃をしかける。次のターン、スカサハとラナも加わり、残るはアルヴィス一人となった》
セリス:皇帝は私が倒すしかない。ラナ、私のそばに来て。デルムッド、支援よろしく。
ラナ:はい、セリス様vVvV
アルヴィス:……来たか、セリス。
セリス:アルヴィス皇帝、あなたはなぜ私の父を……! ていうかティルフィングの修理代がかさむからあまりねばるんじゃないぞ!
アルヴィス:な、なに!?
セリス:いくぞ!!
《セリスvsアルヴィスの因縁の対決! ティルフィングがヒットするのは、アルヴィスの回避と異常な大盾の発動率により、ほぼ50%。ファラフレイムはやけに当たる。ラナがそのたびにリライブ》
セリス:くっ、しぶといな。ターンごとにHPが回復するなんてズルいよ、まったく。
ラナ:大盾なんか出さないでください、皇帝! 私たちの家計のことを考えてもみてください。無駄にティルフィングの回数が減っていくなんて許せないわ。こうなったら私が──
レスター:ラナ、もういい(-_-;) あと少しだから、な。
ラクチェ:あー、たいくつーー(-""-)
アルヴィス:セ、セリス(-_-;) お前は一体何のために戦っておるのだ?
セリス:我らティルナノグの幼なじみ6人で世界に平和を取り戻すために決まってるじゃないか! それももう達成のゴールが見えてきたところなんだ! ここであきらめるわけにはいかない!
アルヴィス:くっ……
セリス:これで終わりだ、アルヴィス! 聖剣ティルフィングの力を受けよ!!
ズバババババババババッッ
アルヴィス:ぐっ……ディアドラ……ユリア…………
セリス:あーーっ、ティルフィングがこんなに減っちゃったよ、もーーーーっ!
スカサハ:セリス様……一応お父上の仇なんだから、もっと感傷的になったほうが。。。
セリス:そうするよ。私は一人でこれからオバケの岬に行ってくるから、みんなは次の最終マップの準備をしておいてくれ。あ、ラナ、ミレトス城に戻って、できるだけ闘技場勝ち抜いてねvV
ラナ:セリス様が応援してくださるなら、かよわい私も頑張れる気がしますvV
ラクチェ:かよわかったかしら……?
デルムッド:シーーーーーーッ(^_^;)
セリス:じゃ、行ってくるよ!
ラナ:フフ(#^ ^#) じゃ、私もサクサク7人抜きするとしましょvV
レスター:……いつのまに、あんなにたくましくなったんだ……?
~東の岬~
(ディアドラ:セリス……大きくなって……)
セリス:母上、私はついにアルヴィス皇帝を倒しました! ティルナノグから我ら6人の力でここまで来たのです!
(シグルド:セリス、思い上がってはならぬ。ところどころでシャナンやリーンやセティの力に甘えたことを忘れるな)
セリス:くっ……人が忘れたいことをっっ……! 7章ですでに息子にステータスを越された父上に言われたくないですよ!
(シグルド:くっ……だ、だれがお前たちの武器とリング類を都合してやったと思っているんだ、息子よ!)
セリス:どーせならティルフィングの修理代も都合してほしかったですねぇ(# ゚Д゚)
(ディアドラ:うふふ……親子喧嘩なんて、仲睦まじいのね……(#^^#))
セリス:え? あ、あーー……うーーんと、母上、父上とお幸せに。ていうか早くライブの腕輪ください。
(ディアドラ:もう、せっかちさんねぇ。大事にするのよvV)
セリス:ありがとうございます、母上vV
(シグルド:……いよいよだな、セリス)
セリス:はい。父様、母様、見ていて……必ず……!
~10章 光と闇と クリア!~
《次回、終章》
《その前に、最終パラメータ表まで残っていたので、掲載》
セリス HP74
力 24+5
魔 12
技 22
速 22
運 22
守 22+5
魔防 16
(+はリング装備分。これにティルフィング強化の、技&速+10、魔防+20が追加)
スカサハ HP78
力 27
魔 3
技 27
速 27
運 23
守 27
魔防 4
(力、技、速、守、たぶんカンスト。HPすらあと2Pでカンスト。なんもしてないのにこれはスゲェぜ、スカちゃん)
ラクチェ HP70
力 27
魔 1
技 30
速 27
運 23
守 22+5
魔防 4
(誤植ではなく、後に言及されるが、うっかり30になるはずの速さがカンストしてない…)
レスター HP58
力 25
魔 11
技 19+5
速 23
運 20
守 18
魔防 7
(だから言ったろ、ミデェールの技がさぁ……(略)これと、HP50台が次章でマズい事態を引き起こすとは……)
デルムッド HP67
力 23+5
魔 5
技 30+5
速 27
運 17
守 23
魔防 9
(力(これでも)、技、速、たぶん守、カンスト。そのスキルリングはレスターに二重がけしたかった…※できません)
ラナ HP58
力 10
魔 26
技 22
速 21
運 30
守 15
魔防 10+5
(回復要員のはずが、兄に並ぶHP、カンストする強運、汗と手間の乱数調整のおかげで伸びた魔力のおかげで、本気で強い。先天的武器レベルがないから上級魔法が使えないのが惜しい……)