(※その昔、『FE聖戦の系譜』子世代編を、ティルナノグの幼なじみ6人のみでクリアを目指した、実話に基づく会話形式プレイ日記です)
(前話はこちら↓)
(当時十代後半から二十代前半だった書き手の頭の中はだいぶおかしなことになっているので、キャラ崩壊が見受けられます)
(あと、たぶん一部人名地名が間違っていると思います…)
(マップ画像は↓章タイトルで検索すれば出るはずですが、自分の手持ちがない……すみません)
第3話
セリス:えーーーっ!! だれもクラスチェンジできなかったの!? 闘技場は全員抜きしたんでしょ??
レスター:あと2、3回レベルアップしないとちょっと……
セリス:うーーん、ま、しょうがない。このマップはなんとかなるだろう。スカサハとラクチェのステータスなんて下級クラスじゃないし、わざわざ中古屋でエリートリング買ってさらにビンボーになることもないだろう。さ、出撃しようか!
ラクチェ:今回の作戦はどうするの?
セリス:また部隊を分けるしかない。前章のダーナ&アルスター戦より厳しい戦いになることを心しておいてくれ。まず本城近くの対ジェネラルとその円形取り巻きにスカサハ、レスター、ラナ。強力な武器を持ったアーマーと魔導士が相手だ。そして対オーヴォ隊&三姉妹&ファバル&イシュタル波状攻撃に、私とラクチェ、デルムッドだ。
ラナ:セ、セリス様……また離れ離れですか……(; ;)
セリス:ラ、ラナ……コノートで合流するまでの辛抱だよ。ラクチェ、ナンナから「大地の剣」を買っておいてくれ。こっちのチームには回復役がいないから、せめて君だけは無傷でいてくれないと困る。
デルムッド:波状攻撃はかなりキツそうですね。
セリス:君たちのラブラブパワーがあれば切り抜けられるさ!
ラクチェ:セ、セリス様っ//////
セリス:とにかくコノートまで行けば、あとは楽だ! お互い必死になってがんばろうっ! 行くぞーーーーーーっっ!!
《セリスがまずやったことは、ユリアとパティをリーンで応援し、ユリアと会話することだった。セリス、ステータスUP☆ そしてパティは兄ファバル説得のため、セリス一行と猛ダッシュ!……》
ラクチェ:セリス様、思いっきりルール違反じゃないですか!?
セリス:い、いいじゃないか、このくらいっ(汗)三人とも戦うわけでも囮にするわけでもないんだし。さ、ユリアとリーンは城内に戻って、戻って。
デルムッド:やれやれ……(^_^;)
《セリス、デルムッド、ラクチェ(レッグ&ナイトリング持ち)はレンスター城目指して突っ走る。そのころにはナンナがリーフとフィンを再び本城にリターン。大地の剣を売って、自らもリターン。レンスター城は空っぽ。果たして城を守り切ることができるのか!?》
~本城周辺チーム~
スカサハ:俺がとりあえず森に立って、何体かおびき寄せるよ。
レスター:俺はじゃあサイドから魔導士を待ち伏せる。
ラナ:スカサハ、レスター兄様、ファイトよ!
《シャガール顔ジェネラル率いる部隊がやってくる。まずはスカちゃんたちが迎撃に成功》
ラナ:リブロー!
スカサハ:うーん、次は森に立ってもかなりの敵が一度に攻撃してくるなぁ。スカちゃんピーンチ!
レスター:俺が前に出て囮になるよ、スカ。
スカサハ:ええっ…!? でも……
レスター:そうでもしなきゃいくらお前でもしんどいだろ?
スカサハ:う、うん……でも無理するなよ、レスター。
《無理しました。レスターは前に出すぎてしまい、エルファイヤー&アーマー槍どつきをどんどんくらう》
ラナ:きゃーーーーっっ!! 兄様ぁあああっっ!!
~~ユニット失くして再びリセット♪♪(はぁと)~~
レスター:スカ、すまん…………
スカサハ:いや、こっちこそお前に無茶させて悪かった。こうなったら俺がすべて耐え抜いてみせる!
レスター:大丈夫なのか? その位置じゃ勇者の槍装備ジェネラルも来るぞ。
スカサハ:やってみせるさ! この勇者の剣☆100にかけて! さあ、来い!!
ラナ:スカサハ……!
《スカちゃんVSジェネラル隊。スカちゃんが必殺を出しまくるため敵は次々と倒れていき、また次々と襲いかかってくる。父ホリンのため、体力はあったのだが、さすがにもうHPが危ない……!》
ラナ:あっ、敵将が来るわ! 勇者の弓!?
レスター:違う! 勇者の槍で直接攻撃だ!
スカサハ:くっ……
《これまでか……!》
《しかし今回のスカサハはやはりひと味違った! なんと勇者の槍を二回ともかわし、キラーンと光って敵将を返り討ちに!!》
スカサハ:や、やった……
レスター:す、すごいぞ、スカ! よく生きのびた! さすがだ!!
ラナ:それでこそ死神兄! ステキよ!!
スカサハ:ううっっ……父上……見ていてくれましたか……? いつもラクチェの蔭に隠れて目立たなかった俺だって……ついに……ついに……! ──この勇者の剣があるかぎり、俺はだれにも負けない! 絶対に!!
ラナ:リライブー! …さあ、残りを片づけて、早くセリス様たちと合流よ!
~一方、レンスター組~
セリス:パティ、あまり前に出てくるんじゃないぞ! デルムッド、ラクチェ、レンスター城は絶対死守だ! 金をGETしなければ! オーヴォは私が倒すから、残るザコはよろしく! 魔法剣メインでね!!
《セリスが前に出て、ラクチェとデルムッドは、パティとレンスター城を守るという作戦。いかずちの剣と風の剣がうなる!》
セリス:オーヴォ、覚悟ーーーーっ!
オーヴォ:ぐわあっ!……って台詞悲鳴だけーーーー!?
セリス:(無視)うっ、早くも三姉妹がやってくる! あーー光の剣買ってくるんだった。
ラクチェ:流星剣!
デルムッド:くらえ、必殺!
セリス:ラクチェ、デルムッド、レンスターへの敵兵侵入を防ぎつつ三姉妹倒すの手伝ってくれ!
デルムッド:無茶苦茶言いますねぇ(^_^;)
セリス:もたもたしてるとファバルも来るんだよーーーー!
《三人はあたふたと動きまわりながらオーヴォ隊と三姉妹をなんとか蹴散らし、レンスター城とパティを死守。大地の剣でHPを回復したラクチェ以外はもうほとんど戦う余力がない状態だった。しかし「きずぐすり」のないこの聖戦世界、休む間もなくファバルが──》
セリス:パティーー! 前に来て来て! さあ、ファバルを仲間にしたそのターンでイシュタルに突撃だ!
《ギリギリまで引きつけて、パティでファバルを仲間にする。そして──》
セリス:愛の力を見せてくれ、二人とも!
ラクチェ:……HP満タンでも、トールハンマーを一発くらえば即死ね……
デルムッド:──……ラクチェ、……その………こういう形でしかお前の助けになれないのは悔しいんだが………がんばれ! お前ならできる!!
ラクチェ:デルムッド……あんた……。──よしっ! 行くわよ、イシュタル!! 必殺──────っっっ!!!
《ラブラブアタック発動!! イシュタルを一撃で撃破!!!》
ラクチェ:や、やった……!
デルムッド:ほっ…………
セリス:よくやった! 愛の力は強い!!
イシュタル:あーーん、ユリウス様、悔しいですわ! 私たちもラブラブアタックしましょう!
ユリウス:イシュタル、我々はまだ恋人関係が成立してないぞ。ほら、互いにステータス画面が──
イシュタル:がーんがーんがーんがーーん……
ユリウス:バーバラに帰って、どうしたらステータス画面恋人になれるのか調べるとしよう。シルクのドレスとパールのティアラを買ってやるからvV
イシュタル:本当ですか! うれしい、ユリウス様vVvV
セリス:いちゃついてないでさっさと帰れよ。
ユリウス:セリス、たった6人だけでこの私を倒しにくるそうだな。ククク、果たして私のところまで来られるのかな? まぁせいぜいがんばることだ。はーーーーーっはははははっ!!(リワープ)
セリス:くっ……ユリウスめ、こっちは対ロプトウスの秘策があるんだ。絶対倒してやるからな! ラクチェ、デルムッド、そのまま急いであっちの全壊寸前の村救いに行くんだ! パワーリングをもらってくるんだよ。そしたらコノートの遠距離魔法の射程ギリギリで、みんな合流だ!
~合流地点~
ラナ:セリス様ーーーーーーーーっっvV
セリス:ラナーーーーーーーーっっvV
ラナ:もう私を離さないでください、セリス様vVvV
セリス:もう恋人になるまで離すつもりはないよ、ラナvVvV
ラナ:ああ、セリス様……(#^^#)
スカサハ:あ、あの……ラナ……回復してほしいんだけど(^_^;)
~数ターン後~
~~セリス×ラナ、カップル成立!!~~
~一方~
ラクチェ:なんとか村の全壊はまぬかれたわね。
デルムッド:パワーリングはどうする?
ラクチェ:あんたが取ったら? 私もうリング三つも持ってるし、あんたの力上限23で、私が27、私のほうが将来的に力持ちになるわけだし。
デルムッド:……お前の恋人をやってるとすごく情けない気持ちになるな…(^_^;)
ラクチェ:気にしないで。私、自分より強い恋人持ったことないし。あ、シャナン様は別(バルムンク持ってれば)
デルムッド:…………じゃ、お言葉に甘えて。
《そしてセリス軍一行は一斉にコノート城めがけて突進した。移動力のある者で遠距離魔法をつぶし、防衛線を突破。ブルームは目前。スキルなしのサンダーストームなんて怖くない。側近を蹴散らし、いよいよ再びブルームに!》
セリス:ねえ、ブルーム、だれに倒されたい? ラナ以外ならだれを選んでもいいよ?
ブルーム:ひっ…ひぃっ……キ、キサマら、鬼かっ……!!
セリス:あ、ラクチェ、もうすぐ銀の剣☆100だね。じゃ、行ってみようか!
ブルーム:ギャーーッ!! 助けてヒルダーーっっ!!
《かくして激戦を制したセリス軍は、バルセティが待つマンスターに向かう》
(注:バルキリーの杖を持ったセティの意。当時の業界用語)
セリス:ラナ、私たちの愛にかけてお願いがある。
ラナ:はいvV なんなりと、セリス様vV
セリス:魔力、上げてくれ。
ラナ:…………え゛っ
セリス:このままじゃマジやばいよ、ラナ! 君のスリープ&サイレスがこの先々頼りなんだから! ほら、向こうからやってくるシビリアンたちを助けてレベルアップするんだ。魔力以外は上がんなくていいから。
ラナ:で、でも、私…そんなに成長率良くないんです……
セリス:いくらだってリセットするよ。スカサハたちに乱数調整手伝ってもらって、ねばってくれ。あ、レスター! 君はシーフの腕輪を取って来てくれ(※注 山を越えて結構な距離)
レスター:えっ、いいんですか? 次の敵はドラゴンナイトでしょう? 俺(弓)がいたほうがいいんじゃ……
セリス:大丈夫、今回はほとんどNPCセティ(中立軍)にまかせるつもりだから。
スカサハ:い、いーーのかなーーーー(^_^;)
セリス:気にするなよ。さ、私とラクチェでVSコルータ(七三ver.)隊、スカサハとデルムッドであさっての方向へ飛んでいくドラゴンナイト隊と戦闘だ!
《コルータ隊はほとんどバルセティ君に向かっていった。HPが減って、さすがのバルセティもやばいかと思ったが、セリスがコルータを倒し、無事終了。ラクチェはスカサハたちと合流し、いかずちの剣を振りまわす。ラナの魔力上げのためにリセットがくり返されたが、わりと楽勝。すべてが終わった後、セリスでセティを仲間にしておく》
《一方レスターは、シーフファイターの攻撃を見事にかわし、全財産を取られることなく(重要)シーフの腕輪をGET!》
村人1:なんだなんだ、オーシン! また武器を忘れて行きやがったのか! ったくしょうがねえ奴だ! ──って、おっと、こりゃ、人違いだった。悪ぃ悪ぃ。
レスター:?
村人1:せっかくだから(?)、このシーフの腕輪を持っていきな。うちのバカ息子は自分で追いはぎをして稼ぐからいらないとぬかしやがってなぁ。
レスター:は、はあ……どうも……
~そして~
セリス:レスター、おかえり! さあ、もう少しだ。スカサハ、ラクチェ、ドラゴンナイトをおびきよせて壁になってくれ。
《あとはもう楽勝モード。Dナイト部隊を倒した後、騎馬三人+ラクチェがシューター隊を片づける。もはやスカちゃん、ラクチェ、デルムッド、レスターの四人は、Lv22、23でクラスチェンジを今か今かと待っている。セリスにいたってはLv26……しかしラナが──》
セリス:Lv19!? もう少しだからなんとかLv20にしてしまおう。私がこのミード城のボス、マイコフだっけ?に攻撃して、HPを削りつつ攻撃を受け続けるから、回復よろしく。
ラナ:セリス様……私のために体を張ってくださるなんて……!
セリス:だからお願いだから魔力を……魔力を上げてくれ……!!
《リセットをくり返すこと数回。ようやくセリスはラナのステータスに満足した》
セリス:マイコフのとどめはまかせるよ、レスター。キラーボウを手に入れるんだ。外したら逆に必殺をくらわされるぞ!
レスター:わかりました。いくぞ、勇者の弓☆90!
マイコフ:ギャーーーーーーーーーーッ!!
《マイコフを倒し、ミーズ城を制圧!!》
セリス:よし、このマップもクリアできた! あと半分だ、がんばろーー!!……ここから先は、もう完全に私たち6人だけで進もう。
ラクチェ:反則っぽいことはせずに?
セリス:も、もちろんさ! みんな、クラスチェンジしておいで。ここで一気に戦力アップをはかれば、次のマップはへっ、たわいもねぇ、楽勝だぜ!
レスター:だといいんですけど……