(※その昔、『FE聖戦の系譜』子世代編を、ティルナノグの幼なじみ6人のみでクリアを目指した、実話に基づく会話形式プレイ日記です)
(前話はこちら↓)
(当時十代後半から二十代前半だった書き手の頭の中はだいぶおかしなことになっているので、キャラ崩壊が見受けられます)
(あと、たぶん一部人名地名が間違っていると思います…)
(マップ画像は↓章タイトルで検索すれば出るはずですが、自分の手持ちがない……すみません)
第2話
~7章 砂漠を越えて~
セリス:みんな、ラナ以外闘技場は全員抜きしたね? さあ、出撃だ! ロードナイトの私は一人でひたすらイード城を目指すから、みんなはダーナの国境のとこで待っていてくれ。
ラクチェ:セリス様、シャナン様とパティはどうするんですか?
セリス:……二人ともあの場に放置しとこうか、と思ったんだけど……
スカサハ:そ、そんな……(-_-;)
セリス:シャナンはともかく、パティまでやられちゃったら、次章は私たちでファバルを倒さなきゃいけなくなるし……
レスター:と、ともかく……?
セリス:しょーーがない、妥協しよう。シャナンに向かってくる敵はバルムンクで迎撃することを許可しよう!
ラクチェ:……さっそくの挫折ね(-_-;)
セリス:グサッ…!ううっ、パティにリターンリングでも持たせてくれればよかったのに、父上……
デルムッド:そんなことしたらナンナはどーなるんですかっ! ナンナは!?
セリス:ははははははははは、まあ、いつまでもくよくよするのはやめにして、サクサク行こうよ! レッツゴー!!
ラナ:あーん、セリス様! 馬に乗ってしまわれては私たち隣接できないじゃないですかぁ!
《イードに向かってセリス猛ダッシュ! 他5人はイードマージと戦闘し、ダーナに向かう。後からティニー説得のためにアーサーがついていく。デルムッドはオイフェと会話して、ステータスを上げておく。リーフとフィンを本城へリターンした後、ナンナはリターンリングで自分も本城入り》
スカサハ:あぁあ……レンスターの村が、どんどん燃えていく……
レスター:占めて3万ゴールド+スピードリングの損失……
ラナ:やめて、レスター兄様! 涙が出てくるわ! お金が……私たちのお金が……!
レスター:ラナ……(-_-;)
《グトゥーゾフ様フェンリル発見。しかしHP66のセリス様の前では脅威も何もない。しかもあっさりかわされ、次のターン、銀の大剣で唐竹割りにされる。イード制圧》(※今思えばロプト教団の本拠なのに……)
セリス:急がないとアルスターのアーマー隊と、ライザ隊が合流しそうだな。ラクチェ、デルムッド、ダーナ西の村に行ってシールドリング取ってきて! 戻ってきたらただちにライザ隊&イシュトーと対決だ!
ラクチェ:ダーナにいた山賊、結局動かなかったわね。どうしてかしら?
デルムッド:仕事をする気分じゃない日だったんだろ(適当)。お前がシールドリングもらってこいよ。俺は砂漠じゃ足が鈍るからな。
ラクチェ:悪いわね。
デルムッド:強い、速い、固い、しかも馬……すごすぎるな。
ラクチェ:うるさいわね、だれが馬よ!
ラナ:ああ、セリス様、おかえりなさい。これでまたおそばにいられますvV
セリス:ありがと、ラナ。リライブよろしく。よし、レスター左、スカサハ右で、ライザ隊をおびき寄せろ!
山賊:うおーーーーーーっっ!!!
スカサハ:あっ、お前たちはさっきレンスターの村をめちゃくちゃにしてくれた奴らだな! 許さないぞ! くらえ、勇者の剣☆99流星剣!!!
山賊:ギャーーーーーーーーーーーっっ!!!
セリス:おめでとう、スカサハ! ☆100殺戮兵器完成だね!
スカサハ:父上……母上……ありがとうございますっ……これでついに俺もラクチェに負けないで……ううっ…………
レスター:スカ! 泣いてる場合じゃない! 囲まれてるぞ!
スカサハ:えっ、キャーーーーーーーーーーっっ!!??
デルムッド:ほらっ、よけろよけろ!(カリスマ発動)
ラクチェ:こっちも銀の剣☆80流星剣いくわよ!
セリス:ライザとイシュトーは私に任せてくれ! ラナ、リブローよろしく! いくぞーーーーっ!!
《セリス様、ライザをあっというまに斬り捨て、単身メルゲン城に突進。暴走。さすがロードナイト。ライザ隊が全滅する前にイシュトーも倒し、メルゲン城を制圧(メルゲン軍はこれで消滅)》
セリス:次がいよいよこのマップ最大の難関だ! ダーナからジャバロー傭兵団、アルスターからアーマー隊&三姉妹&ティニー隊が挟み撃ちしてくる。
レスター:……どうするんですか?
セリス:こっちも部隊を分けるしかない。対ダーナ軍に私とスカサハ、レスター、対アルスター軍にラクチェ、デルムッド、ラナ。ただしラナは私たちのほうにもリブローが届く位置にいること。アーサーもラナの近くに置いて、攻撃の的にもされないように。そして、私のラナを取らないよーに!
ラナ:セリス様ったらぁvV
レスター:…………大丈夫なんだろうか……
デルムッド:なんか今回はやけにお前と一緒にいるな、ラクチェ。
ラクチェ:そうね、どうしてかしら? 隣接すればカップリングしかねないから、私がラナとセリス様の仲をジャマするとか思ってる、みたいな?
デルムッド:それはきっぱりとないだろ。
ラクチェ:わかってるわよ! 当たり前でしょ! ひと言多いのよ、あんたは!
デルムッド:いやひと言しか言ってないぞ……
《ダーナ戦。セリス、アレスとすれ違い、傭兵団をおびき出しにかかる。しかし全員に完全無視される》
セリス:ひ、ひどい! この世界の光の公子で最高の賞金首である私を無視するなんて! お前たち、それでも傭兵か!?
レスター:そりゃあ、ロードナイトLV23、シールドリング装備なんて状態じゃ、無視されるのもしかたないでしょう。
セリス:チッ、手がかかるな。しょーがない、私はジャバローを倒してダーナを一人で落としてくるから、残る雑魚はよろしくね、レスター、スカサハ!
スカサハ:任せてください! さあ、命の惜しくない奴はどんどんかかってこい! 勇者の剣☆100で返り討ちにしてやるからな!
レスター:……こんなに強気なスカもめずらしいな。
《セリス、またしてもあっというまにジャバローを倒し、ダーナへ。一方、必殺武器を持つスカサハとレスターはとても順調に残るジャバロー隊を倒していった。すでに技が25と下級クラスではないステータスを持つスカサハと、バランス良くステータスが伸びたレスターが、傭兵団をまもなく全滅させた》
セリス:片づいたかい?
スカサハ:あれ? セリス様、ダーナに行ったんじゃなかったんですか?
セリス:なんかアルスター組がキツそうだから戻って来たんだよ。早く援軍に行こう!
《アルスター戦。いかずちの剣を装備したラクチェが、回避率の上がる森に待機。すぐ後ろにデルムッドが風の剣を持って待機。ラナがリブローで回復。向かってくるアーマーどもを次々返り討ちにするラクチェだが、さすがに1ターンでアーマー隊長までは倒しきれなかった。
ティニー隊に少し遅れて、アーマー増援も出現する。近づいてくる魔導士三姉妹&ティニー。ラクチェがアーマー隊長、デルムッドが長女ヴァンパを倒して、後退》
ラナ:リブロー! リライブーー!
《少し引きつけてから、デルムッドで次女フェトラを倒す。しかしここで計算外の出来事が……》
デルムッド:しまった! 前に出すぎたか!?
ラクチェ:デルムッド、私が前に出るわ!
デルムッド、よせ、危ない! 集中砲火をくらうぞ!
ラクチェ:大丈夫よ! 私が負けるわけないじゃない。
デルムッド:ラクチェ!!
《ラクチェ、善戦するも、末妹とティニー隊の集中攻撃にはやっぱり耐えきれなかった…………》
~~ユニット失くして初のリセット♪(はぁと)~~
デルムッド:ラクチェ、すまん……俺のせいだ……
ラクチェ:ちがうわよ。私のねばりが足りなかっただけ。あんたのカリスマがあったのにね。
デルムッド:……いや、俺がもっと強ければ、お前に無茶させることはなかったんだ。俺が────
ラクチェ:ちがうってば! もうっ、らしくないわね。とにかくお互い無茶はしないほうがいいみたいね。悔しいけどいったん後退しよ!
デルムッド:…………お前を守るために、俺はどうしたらいい、ラクチェ……?
ラナ:二人とも大丈夫? リライブ×2!
ラクチェ:よし、態勢を立て直してもう一度行くわよ!
スカサハ:キャーーーッ! おまたせーーー! 援軍のとうちゃーーーくっ!!
ラクチェ:スカサハ! セリス様! レスターも!
セリス:さあ、一気に行くぞ! ここを乗り切ればあとはボスのブルームだけだ!
《セリス軍の反撃。スカサハとラクチェでティニー隊を分散させる。デルムッドが次女フェトラ、レスターが末妹エリウを撃破。ティニーを残して魔導士部隊全滅》
セリス:よし、次のアーマー部隊は楽勝っぽいね。私は今度こそダーナ城を制圧に行ってくるから、それまで残る敵を倒しておいてくれよ。まあ、トールハンマー・ブルームは私が相手になってもいいけど。
レスター:アーサー、早くティニーに…………あれ?
ラナ:ティニーが一人でアルスターに帰っていくけど……
スカサハ:キャーーーッ! ティニーちゃん、待ってーーーーーっっ! イヤーーーーーーー!!
デルムッド:増援のアーマーどもが邪魔で追いつけないぜ!
ラクチェ:援軍を呼んでくるつもりなのね。…まあ、経験値になるからいいけど。
スカサハ:(通常モード)しょうがないな。俺たちも少し前進して待ち構えよう。
《そのころ、セリス様はブラムセルのナイトキラーをまったく気にかけることもなく突撃。あっというまにダーナ城を制圧。すぐさま戻ってレンスター城に向かう(※結構な距離)。アレスでリーンを忘れずに助けておく。
一方、再び現れたティニー隊を、勇者の弓を引いて待ち構えるレスター。1ターン後、ティニーは再び逃げ出すが、今度は上手く道を塞ぎ、アーサーで説得した。そしていざ最終目標のアルスターへ!》
セリス:やあ、側近どもはみんな倒したみたいだね。あとはブルームただ一人。
スカサハ:セリス様はこれからレンスター城に行くんですか?
セリス:うん、少しでもクリア後にもらえるお金を増やしておきたいからね。
ラナ:ううっ……セリス様……私たち全然隣接できてないじゃないですか。ほんとに私を選んでくださるんですか?
セリス:あ、あはははは、もちろんだよ。何のために私がこの章でも要所で「盗賊の剣」をふるい、追いはぎ三昧したと思ってるんだい? 君に「あげる」ためだよ、ラナvV
ラナ:セリス様……vVvVvV
セリス:でもどうやら、もう一組のカップルに先を越されたみたいだね。
ラナ:え?
セリス:デルムッド、ラクチェ、ステータス画面を見てごらん。
デルムッド:え?
ラクチェ:は?
当人二人:え゛え゛え゛ええええええええええぇぇぇっっっ!!??
スカサハ:あーー、やっぱり狙ってたんだ、セリス様。
セリス:おめでとーーお二人さん! 最強カップルとしてこれからの厳しい戦いの前衛をよろしく頼むよ。
ラクチェ:えっ……ちょっ……そ、そんな……ちょっと待ってくださいっ、セリス様っっ//////
デルムッド:ラクチェと俺が……? 信じられない……
セリス:でもこの章のうちにくっついてくれてよかったよ。これで次章も安泰安泰♪ じゃ、私はレンスター城に行ってくる。私はもうクラスチェンジ済の上級クラスだから、できればブルームは君たちでなんとかしてね! じゃあ、あとで!!
ラナ:ああ、セリス様……
ブルーム:ふははははっ、こわっぱどもめ! そろって傍系ばかりのガキどもにこのトールハンマーが破れるものか!
スカサハ:さて、どうしよっか?
レスター:フッ、せっかくだからラブラブアタックを試してみたらどうだ、デルムッド、ラクチェ?
デルムッド:え…………(汗)
ラクチェ:い、いやその……スカサハ! ここはあんたにゆずるわ! トールハンマー一発くらいじゃ死なないでしょ。がんばって!
スカサハ:はぁ……例によって「ゆずる」かよ……(^_^;) おこぼれみたいに。
ラナ:ブルームは守備力が高いわよ。流星剣を見せてあげなきゃ!
ラクチェ:ほら、いってらっしゃい!
スカサハ:わかったよ。さあ、この勇者の剣☆100を受けてみろ! たああああっっ
ブルーム:ぬうっ
ズバッ! グサッ!
《ラクチェのとのきょうだいアタック発動! ブルームを連続必殺撃で撃破!!》
スカサハ:……あれ、もう終わり? キャーーーーッ! スカちゃんつよーーーーい! ありがとーーっ、父上ーーーーっっ!!
ブルーム:お、おのれ、ひとまずコノートへ逃げるぞ! う、うわっ、寄るな! 助けてくれーーーーっ!!(逃亡)
レスター:すごいな、スカ。ほんと、今回のお前はひと味ちがう気がするよ。
スカサハ:でしょ? でしょ!? もうラクチェにだって負けないからな!
ラクチェ:もう…調子に乗っちゃって……
セリス:やあ、ブルームを無事倒したみたいだね。よっし、じゃあ、サクサクと次の章に行こうか!
スカサハ:はーーーーいっ!
ラナ:なんとかここまで来れましたね、セリス様。
セリス:うん、カップリングも必殺武器育成も順調! しかし、本当の戦いはこれからだ!
~7章 砂漠を越えて クリア~
(※あとがき)
序盤、シャナンに戦闘させたのはこれ縛りプレイとして早速ダメだった気がしますが、どうせ彼らをあのまま見殺しにしても、セリス一人でイード城を落とすことは可能だったし、次章で描きますが、ファバルも始末するならするでなんとかなった状況でしたから、まぁギリセーフ(?)……というのは言い訳だったかな。