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遊びにいきたい!
さてさて、
Q. 推敲にはどうしてこんなに時間がかかるの?
A. ①自分の文章力の問題。下書きが雑すぎた。
②自分の知識がすべて疑わしくなる。史実はもちろん、主人公の年齢さえ途中でわからなくなる。
というか、え、史実ってなに?(哲学)これが史実であるという史実はどこ??(迷路)本当は史実なんてどこにもなくない?(闇落ち)
③「その植物は北米原産です」「その野菜は古代地中海にはありません」「その花は確かにあるけど、登場季節が違います」「そもそも植物にまったく詳しくないのに、自分で実際見たことのある草花しかイメージできません」「あ、品種改良されたので、現代のものとはかなり異なります」「梨は和梨ではありません」etc. 助けてプリニウス大先生! デュマ料理長!(違う)
④上と似たような理由で、この比喩やことわざや故事成語を使っていいものか、悩む。ただでさえさして語彙がないのだ。そのうえ加齢とともに語彙も失われていく気がするのは気のせいか?
たとえば「杞憂」、この言葉を使いたいのだが、中国の言葉だ。故事成語だ。杞なんて国名らしいじゃないか。これ、古代ローマ小説で使っていいの? ……使いたいけどいいの??(煩悶)(たぶん前作か前々作で普通に使ってる…)
同じように、この比喩は使っちゃまずいだろ、案件が散見される。それですべて考え直す。そうしてもたぶんまだどこかに見落としがあるんだろう。
⑤A地点からB地点までの距離と、移動手段と、移動日数の計算。その確認。直線距離がすべてではないぞ。そこに山があるぞ。その川は船で遡行できないぞ。あ、その川は途中までできるぞ。……助けてストラボン大先生! グーグル大先生!
⑥表記の統一、漢字仮名の統一、それすなわち神の所業……(悟り)
⑦まだまだ問題あるけど、やれるだけやるよ、コンチクショウ!!!
※※※
推敲中なのは、以下に続く三作目です。
『ティベリウス・ネロの虜囚』 (https://ncode.syosetu.com/n6930cz/)
『ピュートドリスとティベリウス』(https://ncode.syosetu.com/n6661ez/)