A.Banana.S

古代ローマ、NACSさん、ドートマンダーにパーカー、西武ライオンズ、FEプレイ日記(似非)・・・好きなことをぽつぽつと。

ティルナノグ戦記①(6章)/人物紹介

(※その昔、『FE聖戦の系譜』子世代編を、ティルナノグの幼なじみ6人のみでクリアを目指した、実話に基づく会話形式プレイ日記です)

(その前のやらかしはこちら↓)

 

 

(当時十代後半から二十代前半だった書き手の頭の中はだいぶおかしなことになっているので、キャラ崩壊が見受けられます)

(あと、たぶん一部人名地名が間違っていると思います…)

(マップ画像は↓章タイトルで検索すれば出るはずですが、自分の手持ちがない……すみません)

 

 

第1話

~6章 光をつぐもの~

 

 

スカサハ:セリス様ーーっ! 大変です! このアジトが敵に見つかって、ガネーシャ城から刺客が──

 

セリス:フフフフフ、ついに、ついに、この企画を実行に移す時が来た!! スカサハ、お決まりのセリフはいいから、早く出撃しよう!

 

スカサハ:セ……セリス様!?

 

ラクチェ:さっきからなにか企んでるのよ。

 

セリス:さあ、行くぞ! ラクチェ、スカサハ、ラナ! どこまでもどこまでもどこまでも……!

 

ラナ:はい、セリス様! ラナはどこまでもついていきます!

 

セリス:よーーし、フフフ、途中でレスターとデルムッドを拾って、さらにどこまでもどこまでも……!!

 

ラクチェ:セリス様…大丈夫?

 

セリス:ファーイアーーエームブレーム♪ てーごわいーーシミュレーーション♪♪ リーフ王子と語り合ったこの企画を見事成功させてみせるぞ! じゃーーーーーんっ!!!

 

 

《ティルナノグの6人の子どもたちだけで子世代クリア!!!》

 

 

他三人:ムチャだあああああああっっっ!!!!!

 

スカサハ:たった6人で終章まで戦い抜けって言うんですかーーっ!?

 

セリス:そうとも! 大丈夫、大丈夫! 父上と協力してみんなにマトモな親をつけたから。

 

ラナ:で、でも……いくらなんでも……

 

ラクチェ:ずーーっと6人だけっていうのは……

 

セリス:おや、ラクチェまでそんなこと言うのかい? 絶対できるって! ネット上では、シグルド&セリスONLYプレイなんてこともやっておられるんだから。

 

スカサハ:じゃー、そっちをやりましょー……

 

セリス:冗談じゃない!!!もう、もっと強気でいこうよ。みんな、それぞれステータス画面を見てごらん!

 

ラナ:私とレスター兄様の父様はミデェールですね。リライブ、リブロー、マジックリング……あっ、ねぎりの腕輪がある!

 

セリス:今回、回復・杖使いは全部ラナにやってもらわなきゃいけないからね。預り所にもいくつか杖があるから、必要に応じて出し入れしてくれ。

 

ラナ:すっごい豪華ですねー

 

セリス:うんうん、父上たちががんばってくれたおかげだよ。

 

ラクチェ:私とスカサハの父はホリン。月光剣が使えるわね。武器は銀の剣☆70、いかずちの剣。…あっ、それとレッグリング&ナイトリング!!

 

セリス:銀の剣は私の父上愛用のやつ。レッグ&ナイトリングでスーパーラクチェになってるのさっ!

 

スカサハ:………………

 

ラクチェ:!? スカサハ! なに泣いてるのよ!? ま、まさか鉄の剣1本とかじゃ……

 

スカサハ:……ううっ…………ううっ…………

 

セリス:(ニヤリ)

 

スカサハ:ゆ、ゆ、ゆ、勇者の剣…………☆90!!!セリス様!本当にスカちゃんがこれ使っていーーのっ!?(※←スカサハの口調が時々おかしくなりますが、壊れてんな、と思ってやってください…)

 

セリス:もちろんだよ。君のご両親愛用の人斬り兵器さ。頼りにしてるよ、スカサハ!

 

スカサハ:いつもラクチェばっかり使ってたこれが……ついに……ついに俺のものに……! セリス様、任せてください! この剣で帝国軍を皆殺しにしてやります! 6人クリアどころか1人でも十分ですよ!! キャーーーーーーーーッvVvV

 

ラクチェ:……まさかアンタが最初にセリス様の味方になるなんて……(-_-;)

 

セリス:おまけにライブの腕輪もついてるんだよ、スカサハ。もう敵無しだね! スカサハ、ラクチェとも両親が強かったからステータスに2ケタがズラズラ……。もう心配することなんてない! さあ、出陣だ!

 

ラクチェ:ち、ちょっと、セリス様っ……その指輪は……

 

セリス:ああ、これかい? これがパワーリング、こっちがバリアリング、それにシールドリング、さらにエリートリング……

 

ラクチェ:過保護ですねぇ(^_^;)

 

セリス:これくらいしないと勝ち抜けないよ。そして武器は銀の大剣。これさえあれば必殺なしでもアーマーを余裕で倒せるよ。

 

ラナ:シグルド様たち、がんばったんですねぇ~

 

セリス:よっしゃーーっ! 行くぞーーっっ! オラオラそこの賊! 金を出せーーーーっ!!!

 

他三人:待たんかあああああああっっ!!!

 

スカサハ:な、なんですか、セリス様、その「盗賊の剣」は!?

 

セリス:今日から私の心の友さ(はぁと)

 

ラナ:だめです、セリス様! これからグランベル王となられるお方が、そんな追いはぎだなんて……!

 

セリス:リーフ王子なんてこんなもんじゃなかったぞ……? 今回は人数が人数なだけに、すべての村を救うことは不可能だ。かなりビンボーな旅が予想される。稼げる時に稼いで、うるおしておかないと!(※村を早く救うとお金がもらえるシステムね)

 

ラクチェ:うるおうのはセリス様だけでしょ。

 

セリス:私とラナが恋人になれば、ラナもうるおうよ。ねえ、ラナvV

 

ラナ:セ、セ、セリス様っっ!!?? 私を選んでくださるのですねっっ!?

 

セリス:もちろんだよ。言ってるだろ、昔から君が好きだったって。

 

ラナ:vVvVvV(*^▽^*)vVvVvV

さあーっ! 寄ってらっしゃい蛮族どもっっ! 地にひれ伏して有り金を差し出すがいいわ! ホーーッホホホホッッ!! セリス様! ケガしたらリライブしてあげますねーーvVvV

 

ラクチェ:ああ……ラナまで……(-_-;)

 

《こうしてティルナノグの子どもたちの過酷な旅が始まった。超順調に敵を倒していくセリスたち4人組。そして金をもうけるセリス。後着したレスターが見たのは、セリスと並んで喜々として追いはぎをはやし立てている妹ラナの姿だった……》

 

レスター:……ラナ……なにやってるんだ……?

 

ラナ:あ、レスター兄様! 待ってたんですよ! 見て! セリス様ったらもう3000Gも巻き上げてしまいましたのよ!

 

レスター:……(-_-;)…いったい今回はどういう主旨でいきなり追いはぎ三昧してるんだよ?

 

ラナ:そ、それは……(^_^;) まぁ、ともかく、兄様、ステータスはどう? ……まぁまぁいつもどおり悪くない感じですかね。

 

レスター:勇者の弓☆50と、スキルリング……これは絶対手放すなとセリス様に言われている。

 

ラナ:ミデェール父様のせいでしょうね、きっと(※あいつしょっちゅう外すんですよ、そう言えば…)

 

デルムッド:セリス様~、言われたとおりオイフェ様をあっちに置き去りにしてきたんですが、よかったんですかね? 泣いてましたけど。

 

セリス:オイフェってばもう心配性なんだから。いいんだよ。今回はそういうふうにプレイすることにしたから。

 

デルムッド:経験値を節約して、俺たちを早めにレベル上げするんですね?

 

セリス:うん、まあ、だいたい当たってるよ。それで、えっと、今回君の父上はベオウルフか。

 

デルムッド:銀の剣☆70と風の剣、リング類は無し。

 

セリス:リング類は無事村を救えたら何かあげるよ。銀の剣はホリン殿と君の父上ががんばって鍛えたやつだから大事にしてね。

 

デルムッド:……今、無事村を救えたら、とか不気味なこと言いませんでした?

 

セリス:(あさっての方向を見て)さあ、行こうか!!

 

《数分後、このロードの目的を知ったレスターとデルムッドの悲鳴がティルナノグに響き、ガネーシャ軍の群れがわらわらとやってきた。ガネーシャ北の村を救いたいがためにセリスはいつもより強引なハイペースで軍を進め、強力な必殺武器と盗賊の剣でバッタバッタと敵をなぎ倒していった。落ち着くと、セリスはラクチェとデルムッドを急ぎ村に向かわせ、残る3人とともにのんびりガネーシャ城に向かっていった》

 

デルムッド:ラクチェ、すごいぞ。馬扱いされてるな!

 

ラクチェ:他に言い方ないの、アンタ<(`^´)>

 

《仲良く村に出かける二人をにこにこ見守るセリス様。それを見て顔を見合わせるスカサハとレスター。やがてガネーシャ城のハロルドは、セリスに金をとられた後、レスターに瞬殺されてしまった》

 

制圧後。

 

レヴィン:ほぉ、この6人だけでクリアするつもりなのか、セリス?

 

セリス:レヴィンめ……お前さえシルヴィアとくっつかなければ同じデータでトラキア778』ができたのに……くそうっ……

 

レヴィン:……何か言ったか?

 

セリス:別に。さ、指揮レベルくれたら、あっち行っていいよ、レヴィン。

 

《ユリアとフィー、アーサーが加入。しかし完全に無視してヨハン隊と激突するセリス一行。ちょっと苦戦。レスターが勇者の弓で気の毒なヨハンを倒し、剣使い4人が彼の四方を囲み、ケガ人をラナがリブロー。次のターン、ヨハン隊を全滅させつつ、ヨハルヴァ隊と交戦》

 

スカサハ:……ヨハルヴァも倒す気ですか、セリス様?

 

セリス:うーーーん、ま、倒してもいいんだけど。

 

レスター:いいのか?……(-_-;)

 

セリス:でもヨハルヴァは使わなくても、その同盟軍の仲間には参戦してもらいたいから、仲間にしよう! ラクチェ、話してきて。

 

ラナ:同盟軍の戦闘はオッケーにするんですね。

 

セリス:私もそんなにシビアにはなれないよ。

 

《ヨハルヴァの仲間三名が加入。今盛んに燃えているソファラ城周辺の村を救いに行った。どっちももう間に合わなそうだったが……。セリスは向かってくるシュミット隊を引きつけるため、ラクチェとデルムッドに魔法剣を持たせて先行させる。なんとかスキルリングをくれる村だけは救っておく》

《シュミット隊と交戦。ラクチェのいかずち流星剣。それにイザーク城上にいる数名を、レスターが射抜いて数を減らす。その後下がってセリスがシュミットを待ち構える。このころにはエリートリングとシールドリングのおかげで、敵勇者の斧にも耐えられるようになっていたセリス様。しかしシュミットは味方が減りすぎたので、リボー城に援軍を呼びに戻ってしまった》

 

ラナ:あら、帰っちゃいましたよ。

 

セリス:うん、まあ、いいさ。経験値稼ぎになるよ。

 

しかしここで計算外の出来事が! イザーク城北の村を破壊しつくした山賊が、今度はリボー城北の村に向っていったのである》

 

セリス:えぇえっっ、じ、冗談じゃないよ! ソファラの村2つも壊されたってゆーのに、あっちの村までやられたんじゃ私たちの経済はどうなるんだ!? あの村だけは守らなくては! レスター、追いかけてくれ!

 

レスター:えーーーっっ!? だって今追っていったら途中でシュミット隊その2と鉢合わせしちゃいますよ!?

 

セリス:その前になんとか追いつくんだ! あの村だけは失うわけにはいかない!

 

レスター:デルムッドは!? ラクチェは!?

 

セリス:デルムッドがスキルリングを取りにいって、ラクチェもそれについていってるよ。

 

レスター:なんでついていくんですか!!?

 

セリス:言い合ってるヒマはない! 早く行ってくれ! 私たちも後からすぐ行くから!

 

《レスターは大急ぎで山賊を追かけたが、山賊は森を越え山を越えてなかなか追いつけない。そうこうするうちシュミット隊がやはり再び登場! レスターはとりあえず森に身を隠すが、敵数騎が向かってくる。ヤケになって勇者の弓を乱射していると……》

 

ラクチェ:レスター、大丈夫!?

 

レスター:あ、ラクチェ! 早いな。さすがレッグリング持ちだ。

 

ラクチェ:セリス様たちもすぐそこまで来てるわ。私たちが引きつけるから、あんたはなんとかシュミットをやり過ごして、村に向かって!

 

レスター:わかった!

 

《レスターは無事森を抜け、セリスたちはシュミット隊と勝負。ヨハルヴァ隊が囮になってくれたおかげで、全員生還。セリスは今度こそシュミットを討ち取る。勇者の斧GET》

 

セリス:フフッ、これを売れば金になるなぁvV

 

スカサハ:自分ばっかもうけてるし……(-_-;)

 

《そして山賊を倒したレスターは村で3500G手に入れた。セリスがイザーク城を制圧して、残るはダナンのみ》

 

セリス:ボスいびり開始だ! ダナン! 私はレベル20にさせてもらうからな! 次のマップではロードナイトになってないとかなり苦しいし。行くぞ! まずは金を寄越せ!!

 

ダナン:ギャーーーーーーーーーッ!!

 

《どんどんレベル上げしていくセリス様。パラメータもよく伸びる。レスターとデルムッドも間接攻撃でそれに加わる。風の剣突撃発動でデルムッドが9回攻撃したときは、すごいっっ、でも頼むからやめてくれーーーーっっ!と叫んでしまったが。……そしてふと気づくと、レベル10代後半のセリス様の速さが、なんとたったの9

 

セリス:うっ……こっ……これは…ヤバい!!

 

《しばらく速さが上がるまでリセットの嵐が吹き荒れた。ずいぶんなターンがかかり、ようやくマトモなステータスでセリス、レベル20達成! ラクチェがいかずち流星剣でダナンにとどめを刺した》

 

セリス:ほらね、私たちだけで、やればできるじゃないか!

 

ラクチェ:村がひどいことになってますけど……

 

スカサハ:かなりピンチな場面もあったけど……

 

セリス:このくらいはフルメンバーでやったって起こりうることだろ? それに次は私がロードナイトになるから、かなり楽になるし。

 

レスター:イシュトーがいるのに?

 

ラナ:三姉妹がいるのに?

 

デルムッド:トールハンマーがあるのに?

 

セリス:………………

 

レスター:その次は三姉妹&ファバル&イシュタルだったな。

 

スカサハ:その次がアリオーン。

 

ラクチェ:スリープ使い&ユリウス、イシュタル。

 

ラナ:ナーガ無し、伝説の武器ティルフィングのみでどうやってユリウスを倒すんですか、セリス様??

 

セリス:……………………ま、まあ、そう先のことを悩んでもしかたないじゃないか! もっと前向きな気持ちで行こう! 世の中なんとかなるもんだ!

 

デルムッド:………………(-_-;)…………………

 

 

~~6章 光をつぐもの クリア!~~

 

 

※※※

以下、登場人物紹介:

 

セリス:主人公。18歳(?)装備は銀の大剣、リングじゃらじゃら過保護状態。しかしそれもこれも次章冒頭でクラスチェンジしてロードナイトになるため。果たして彼は幼なじみ5人とともに世界に光を取り戻し、ティルナノグの覇権を確立することができるのか!?

 

スカサハ:18歳(?)父ホリン。地味さと名前以外、完璧な死神双子兄。なんかところどころキャラ崩壊していてゴメンよ…。装備は勇者の剣☆90とライブの腕輪という豪華仕様。妹と同じスキルは「追撃」「流星剣」(5回攻撃、これがすでに無上のチート)「月光剣」(相手守備力無視)「見切り」(挙句に相手のスキルは無効化)

 

ラクチェ:FE最強女剣士と言って差し支えあるまい、死神双子妹。どんな親でもだいたい強くなるが、今回は容赦なく最強仕様。勇者の剣だけ珍しく兄に譲る。装備は銀の剣☆70、いかずちの剣、そしてレッグリング・ナイトリングで馬並みの機動力と再行動可。

 

ラナ:16歳(?)父ミデェール。装備は各種杖と、マジックリング、ねぎりの腕輪。カップリング予定のセリスとそろって守銭奴と化しているのは、すべて彼女の杖の修理代をまかなうため。杖使えないとクリアできん。すべては彼女にかかっている。スキルは兄と同じ「追撃」のみ。

 

レスター:18歳(?)ラナの兄。装備は勇者の弓☆50、スキルリング。親父のミデェールが弱すぎて苦労したZE☆ 正直レスターのためを思えば父ジャムカで追撃リングでもつけるのがベストなんだけど、そうすると今度は絶対ラナの魔力が上がらなくて詰む事態になる。かといって父アゼルにすると今度はレスターが使えなくなる。両立できない兄妹である…。どの道、見た目にどう考えてもあの人物しか父親がいないことは触れてはいけない。

 

デルムッド:17歳(?)父ベオウルフ。装備は銀の剣☆70、リング類は現地調達予定。某トラ7編と性格が違う様子なのは気にしてはいけない。人間、周りの人らに影響されて人格が形成されるのである(??)ちなみに見た目はああだが、グレてはいない。スキルは「追撃」「突撃」(たまに戦闘継続。トラ7ではただの自滅スキルだが、聖戦では違う。むしろこの後の運命を左右する)クラスチェンジすればさらに「連続」追加。

 

スカちゃん、レスたん、デルデルは三大子世代不遇男子と言っても過言でないと思うが、私は昔から彼らを愛してるZE☆

でもスカちゃんは強さで、レスターはカップル会話イベントと公式小説で(あれ主役だろもう)、カップル会話イベントさえないデルムッドはトラ7登場で一応救済されているんだと思うZE☆ トラ7あれ別人だろ……とか言っちゃいかんZE☆ ちゃんとマトモな親をつけて育てたら最終的にはトラ7超え(アレス超え)戦力になるってことを、此度で見せてやろうZE☆

 

 

以上、まだ続きます。昔のものとはいえ、駄文ご容赦。

 

 

……推敲やれ。