A.Banana.S

古代ローマ、NACSさん、ドートマンダーにパーカー、西武ライオンズ・・・好きなことをぽつぽつと。

『マスターピース』を待っていたら、二十万字書いたやつの感想。

連投。

 

ようやく鑑賞叶った『マスターピース』は、待ちに待っただけに様々な考えがあっちにこっちに。まだまとめきれないので、DVDが出ることにまたあらためて感想など書けたらいいな、と。

 

(でも以下にちょっと書くよ)

(でも私のことだから、たぶんちょっとってわけでもないよ、笑。自作が第二章書き終わったからちょっと気をゆるめてんのよ)

(ネタバレ注意ね!)

(ようやく私も他人様のネタバレ&感想を見られるんだよ! やっほう!)

 

ポロモシルのときも、結局まともに書けなかったもんなぁ。なんというか、とんでもない労力を費やすか、なにも書かないかの二択みたいな感じでした。

そして『悪童』のときもそうだったんですが、何年か過ぎてからさらに好きになることがありますからねぇ。

 

今は例の二十万字超えのせいで、筆記体力が戻りつつあるのか、そもそもなくなったのでそっちにだけに注ぐしかないのか……みたいな感じです。

 

あ、パンフもまだなければ予備知識もない状態で書いております。

 

 

ゴルゴゴルゴだという噂は聞いておりました。そのとおりであり、ある意味そのとおりでなくもあり……だってお二人の演技がすばらしすぎてですね、本当の男女に見えるんですもん。いつものゴルゴコンビには見えませんでしたよ。

 

シゲさん、例の「酒です!」事件は、初見では気づきませんでしたわ! だってどう見てもあれ酒じゃん!(笑)

飛び蹴りされる際に、お腰の心配をしてしまうほどの年月はファンをやっております。

サヤマさん、そんな「だれかが急死した」レベルの超深刻な顔をなさらずとも……。いや、「死」に等しい事態であるのはわかりますが、世の中には最悪の予想を超える最悪というものがありますゆえ、もっとひどいことかとビビってしまう。それだけ人の良さが伝わってしまう。

カーテンコール、わたくしどもみたいな空席を作らざるを得なかった者にお言葉を、ありがとうございます。

 

オトサマ、「疫病神」お説教シーンが中でも最高で!

いやぁ、やめてない。やめてないんですよ。仕事は往々にして演技が肝要だもの。

私に観劇の魅力を最初に教えてくださった方、できれば此度も劇場で拝見したかった。でも配信でお顔いっぱい眺められてうれしかった!

それにしてもかわいいあの子のアレは、剃ろうと思えば剃ってもよかったでしょうに(笑)ヅラのあれはあれアドリブですの!?(初見) では、なんであのマッスル兄はあんなことするの!?(笑)おっそろしいんですけど!!(爆)

 

特典映像中、

「この方、釣りのことしか考えてない……?」

「この方、ギター上手すぎでなんでこんな器用なの……?」

「えっ、別にギターのシーンがあったわけでもないの??」

「この方々、うどん食べることしか考えてない……?」(さすがに何食食ったよ? どんだけ仲良しだよ?)

「安田さんをこれほどおしゃべりさせるに、どれだけ長年の信頼関係が……!」

 

リーダーのお役、素敵でした! ナチュラルかつ、なかなかレアでしたよね、あのダメ人間ぶり!(ひどぃ)だれよりも現実を見ているが、だれよりも現実に抗わない。でも後半のある一連のシーンと台詞が、深みがあって胸にきましたわ。

 

ふすまの後ろに隠れていた三人のさ、拍手喝采ぶりが、悲壮感なくてね、それがまたよかったですよね。ハイジマさんより経験があるからか、「そんなに上手いこといくわけでもない」という人生や恋愛への期待のなさっぷりが。そういうもんよ。そんなもんよ。そんな痛みの連続よ、とばかりに。

怖かっただろう。でももう終わりだ。安心しろ。笑え──って。

そんなに簡単にいかない。でも思いもしない形で、起こるべくして奇跡が起こるっていうか、ね。

 

 

個人的にですが(笑)、この三ヶ月で二十万字書いた人間の胸中、※暴言注意「しゃべくってないで、さっさと書けよ!」「ガチれば一日一万字くらいなんとかなんだろ!」「よく集団でシナリオ書けるな! 絶対集中できないだろ!」「いったん一人になれよ! 個室に缶詰めしろよ!」「ああ、わかるよ! 現実逃避したくなるわな!」「とりあえず書いて、あとで修正すればいいだろ!」(注:プロのなんたるかを知らない人間が言っております)(注:真剣には言っておりません!)(注:そういうお前は、前作から三年も書かなかった、おかげで現在この様、でも自己満で突っ走る、真正DAME☆NINNGEN!)

(ですけど、本当は信じているんです。疑ってもいないんです。「観客」が必ずいることを。いつか必ず、だれかが読んでくれることを)(これまでもずっとそうでしたから、ありがたいことに)(……まあ、それで一銭も稼いでいませんけど、笑)

 

 

途中で上から横やりが入るのは、ドートマンダー・シリーズの最終作『Get Real』を思い浮かべました。あっちはシナリオでなく、テレビ出演者側ですが。そんな、どマイナー・ファン。

 

時代背景もあいまいである良い大人ですが、ポロモシルも思い出されました。これはわたくしだけではなかったでしょうが。

生き残った未来。生きていればまた会えること。幸運だったという意味。今どんなに生みの苦しみがあっても、挫折があっても、生きているだけで良いということ。パラレル、ないしアナザー・ストーリーにさえ見えてくる。引きずってるんでしょうか、私は。心に残っていると言うべきか。

絶対、サクラバさんは観に行ったでしょ、映画。なんならあれほど悲惨な目に遭わなければ、映画業界に戻っていたかもしれない。

 

そして主役よ……。我らが大スターの実力よ……。

そしてそう、あの二大スターがなんと、なんとですよ……。

私はいったいなにを見ているんだろう…が3%、残り97%は演技すばらしすぎて、くり返しますが、本当の不器用男性と美しき女中さんにしか見えない(女中…でいいいのかな?)。タカダさんのたたずまいが際立っていて、もう雰囲気がヒロインとわからせるそれ。

 

そして、皆様、色々に考察されていることと思います、あれは。

いやねぇ、女には色々あるんでしょうよ。熱海から離れられない理由があるのかもしれない。年老いた親がいる、年若い弟妹を養わないといけない、時代が時代ですから許嫁もいたかもしれない、今の仕事が天職やめたくないのかもしれない、実は三人の子持ちで旦那と別居中とか、恋人が戦後まだ戻らないとか──。

 

「無理」という言葉からするに、単純に「生理的に無理だった」説が、残念ながら最有力な気もしますが(おい)

「言葉にしないとわからない」はさすがにただの思わせぶりを越えている?

「わたし」は「言葉にしないとわからない」ってことですよ!(※暴言)

だがなにがわかっていたというのでしょうか、タカダさんの。

もしも容姿とたたずまいに惚れたのであれば、同じ理由で振られてもお互い様なわけで。

そうではないと思いますが、そういう結論になるしかなかった理由を、二週間でわかり得たか。彼女のなにを知っていたのか、と。

 

しかし至高のシーンでした。そこに至る宝石のように輝くひとときも。

 

そうならないと出てこない言葉って、きっとあるんですよね。

対照的なのが、「疫病神」さんの、全部紙に書いたそれでしょう。それもまた一生懸命に考えた真実。

どこまでいってもやめられない人間は、なんやかんやしぶといし、なんやかんやで強運の持ち主なんでしょう。

だったら書くんだよ!(※暴言)アナタですら、書いてるシーン少なくない??

一人になってじっくり考えるんだよ! 数時間でいいから!(※暴言)

全員孤独になれよ、もうちょっと!(※暴言)

スターピース書くぞって気負うとかえってペンが進まなくねぇか!?(※暴言) いや、わかるけどさ! 自分が書くものがすばらしいって思わないと、思い続けないと、とてもじゃないけどやりおおせられないけどさ!(※大それた真実)

ああ、そうだ、いつだって気負ってるんだよ! これを書きたいってのが、あるんだよ! ただ書いてみないと、それがなんなのかわからないだけで!!(※大暴言)

 

書かないとわからない。言わないとわからない。

 

苦しくとも、怖くとも。

 

そこで現実とも空想ともわからない世界に引き込んでくれるのが、作品の魅力であるのですが。

 

書くだけなら、自由です。それができるくらいには幸福な時代のはず。書けるところまで書いて、いったん置いておきましょう。そうしたらそのうちまた会えるかもしれない。

サヤマさんの台詞でしたか。ちょっとニュアンスが違うかもしれませんが、いつかだれかが読んでくれるし、観てもくれる。マスターピースであるなら、なおさら。

スターピースであるだけでは世に出ないしお金にもならないし食ってもいけないのは真実でしょう。それ未満は言わずもがな、残酷。

でもだれかに見てもらえるっていうことに少しでも喜びを感じてしまうなら、やっぱりやれるだけやりましょうよ、ねぇ?

 

 

いつかだれかに。いつかあなたに。

 

 

なんてね。