この世に生まれて、物心ついて、テレビを見て、いちばん最初に好きになった芸能人の方が亡くなった。
その方の訃報をウェブで読んでいたら、別のリンクで、もう数年が過ぎてしまっていたが、同じくテレビでよく親しんでいた人が亡くなっていたことを知った。自分と同年代だ。ご病気だったそうだ。
生きているのは奇跡だ。
すっかりマスクでの仕事にも慣れてきて、ぐちぐち言いながらも、今日も家族と話して笑っていた。
いい年していつまで...と思いながらも、仕事があるのは奇跡。明日はあるかわからない。
好きなものを食べられる。料理できる。眠れる。くつろげる。化粧できる。
体も心もひとまず不調なし。少なくともどこからも害は来ていない。
思い出したいときに思い出し、悲しみたいときに悲しめる。
おまけに趣味のことも考える余裕がある。というか、さっきまでやってた。
持っていないものはいっぱいあるが、どれだけ贅沢なことかわかる。
生きているのは奇跡。
どんな生き方でも奇跡。
次はまたアホな日常記事でも書こう。
あるうちは、だれよりも生きてやろう。
ご冥福をお祈りします。
大いに楽しんだ時間は、少なくともこのちっぽけな人間が生きているあいだは永遠です。ありがとうございます。