去年「小説家になろう」様にアップした、古代ローマ小説二作目『ピュートドリスとティベリウス』(https://ncode.syosetu.com/n6661ez/)
いたるさんが! 一枚絵を描いてくださいました! ありがとうございます!!!!!
一作目『ティベリウス・ネロの虜囚』を元に描いてくださったのがこちら。
……もうですね、最初に「イメージ図」を送ってくださったときからびっくりしたのですよ! 私の脳内ほぼまんまやないですか!と。
こんなことってあります!? とくにピュートドリスはまるで脳内を見透かされていたかのようなそのとおりの姿で…。
いたるさんは、非常に可愛らしく個性豊かな女性キャラクターを描かれるんですよ。古代ローマ関連の人物だけ挙げてもユリアちゃんオクタ姉様リヴィア様ヴィプサーニアちゃんアントニアにマルケッラ、クレオパトラ女王まで。作品は、ぜひいたるさんのHPやツイッターへ!
https://senr068.wixsite.com/ser068
そんないたるさんファンの私、イメージ図を見た瞬間「あっ、これピュートドリスだ」と思いましたもん。完全にピュリスちゃんでしたもん。
おそらくですが、ピュートドリスを主人公にして小説を書いている人間は、現在日本では私一人。実在の人物ですが、石像等は残っていません。コインだったらあるのかな…。
そういう状況で、完全再現ですよ。なんという僥倖! どれだけ読んでくださったんですか!
そしてティベリウスですが、イメージ図の彼がまずスタイル良すぎの美ボディで、わたくし一発ノックアウトでした。どうしよう! これは刺激が強すぎるので私だけの永久保存版!?(お見せしたい…)そしてやはり脳内そのままの姿。どうしようってくらい、まさに。私の脳内はそんなにだだ漏れなのか。…もしかしてそれはものすごく恥ずかしいことではないのか…。
その後、色塗りをしていただくにあたり、こちらからいくつかお願いもしました。髪や目の色など。そうしたらいたるさん、全部反映してくださるどころかそれ以上のことを、こだわって手をかけてくださいました。それが上の一枚絵でございます。ピュリスのペンダント、ティベリウスの外套と甲冑、細部までこだわってくださいました。
すごいのは、本当にもうこの一枚に小説すべてが要約されていると言ってもまったく過言ではないということ。作者が言っているんだから間違いございません。もうあらすじとかいらないんじゃないかな。いたるさんの作品と、「こういうお話です。ぜひ読んでください」でもう十分。見るからにばっちり反映されている、ピュートドリスとティベリウスの関係性。
無論、史実ではありません。それを抜きにしても色々好き放題やっている小説ですし、前作にもまして好き嫌いがあると思われ、なにより私のウデの問題があるのですが、いたるさんとやり取りさせていただいて、思いました。
どうか、いたるさんの一枚絵に免じて、もしも拙著を読んでくださるならば、できれば、できれば、1章17部まで目を通していただけますように!
そうお願いしてまわらねばならない。
ティベリウス様のためにも!(ごめんなさい!)
実際、1章17部あたりまで書いたあとは、もうこの作者満足したのか、およそ3年ほど放置しましたからね、この小説。そこまで書いたあとのことは考えていなかった疑惑、そのあとは無理矢理のこじつけ疑惑が――(もうこのへんにしておこう。自分のために)
そんな反省と振り返りもしつつ、やっぱりだれよりいたるさんの一枚絵に見とれているこのごろでございます。
三作目もがんばろう!
いたるさん、本当にありがとうございます。
いつももらってばかりで、色々わがままやご負担をおかけすることになり、申し訳ございません。
作者として、私は本当に恵まれた幸せ者です。