去る5日、無事開戦したことを、自己記録用にひと言書いておきます……(泣)(仕留めたのは母)
そんな話はさておき、
この半年のあいだに、陳舜臣氏の『秘本三国志』を読んだのですが、
また『黒井戸殺し』に続く、我得ということでいいですかね!? (無論、我だけの得では断じてない)
私、三国志は、一人の登場人物も挙げられないくらいの初心者だったのですが(一応、高校時代は世界史B)、『秘本三国志』で、なんとか概略はつかめたと思っておりますぜ! というわけで、楽しみにしておりますぜ! 『新解釈・三國志』!!! 劉備の洋さんっ(はぁと)
いや、なぜいきなり三国志か、ですが、歴史小説を学びたかったことと、あと以前に抜粋で読んだ陳舜臣氏の小説に一目惚れ申し上げまして、忘れられず。
…たぶん『諸葛孔明』だったと思うのですが、曹操と曹丕親子が魅力的でしてね。
……曹丕とか言い出すあたり、たぶんちょっとどうかと思うのですが、いや、あんな嫌な感じの有能キャラ、私にも腕があったら書いてみたい…と思いまして。
あと、曹丕の兄である長男が、父のために……というシーンが、さらりと描かれているんですが、ぐっときます。
おそらく『秘本三国志』自体は、概略的要素が強く、個々のエピソードや戦をより詳しく描いたのが、『諸葛孔明』や『曹操』なのだと思います。『秘本三国志』は、「えっ、もう!?」というくらい、史上有名な出来事があっさり終わってしまうこともあり、「そこまで先読みしていいんですか!?」「そこ八百長しちゃいます!?」「一部女性が超人間では…!?」「美女ばっか…」という感も抱くことがあります。しかし、なんとも引き込まれます。とくに前半、夢中になる。知らないことを知るようになる喜び。そして、これから『諸葛孔明』『曹操』その他中国史ものに入っていく基盤も作ることができたと思います。
よし、ひとまず、準備も整った! でも、脳内洋さん変換で読み直しできればなぁ…。
あるいはまず、いわゆる新解釈ではなく王道とされるものを、知っておくべきかな…。
秘本三国志(前) 陳舜臣中国ライブラリー (13) (陳舜臣中国ライブラリー)
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