……それでも、『アクロイド殺し』は、未来永劫、ネタバレを書くべきではないとの信念を持っています。
……持っているので、その一事だけ書きませんが、どう考えてももう書いたも同然の文になることは明白なので、以下、くれぐれも閲覧ご注意願います。
『黒井戸殺し』の感想です。
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原作ファンであり、FC会員レベルのファン……
……我得でしかないよね!!??
が、ドラマ第一報を聞いたときの所感でした。
で、前も記事にしましたが、
まず、お前また名前間違ってるね!!!(恥)
しかも柴平じゃないよ、柴だよ。ちゃんと正確に読んでおこうよ!(このごろの深刻な読解力欠如)(本当に物を書いて大丈夫!?)
……まあ、それはさておきまして、
すべての俳優さんの中から、もしも万が一キャスティングを決めてよいと言われたならば、絶対に大泉さんにお願いしますわ!!! これ以上の人なんていないよ! 最高ですよ! 脳内実写化が果たされたような心地ですよ!
もう、放送前からニヤニヤが止まらなくてたまらんかったですよ。
以下、視聴中、もしもツイッターをやっていたら書き込んだ、メモ。
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だれが犯人でもおかしくない、超豪華な俳優陣。
(これは確かに、ネタバレしてないかぎりわかりませんわ)
初っ端から、原作を彷彿。
『真田丸』感、覚えないほうが無理。洋さんと藤井さんのやり取りで、もう無理。(喜んでいます)
姉、無双。
いやいや。
いやいやいやいや。
BARERU! BARECHAUYO!
冷泉秘書、GJ! ヘイちゃんになって!
(寺脇さんのヘイスティングスとか素敵じゃないですか…?)
(あっ、え、亀ちゃ……)(いや、全然違いますって!)
やっぱりこのポワr、、、勝呂さん、おもろ、、、いや、おかしいですよね(笑)
鍋焼きうどん。なぜに!?
団らん。むしろ切ない。。。泣く。
伏線、もっとさりげなくてもいいんですよ(笑)
……あれ、こんなに泣きそうになるお話だったっけ…?(涙)
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終盤が! ラストが! 圧巻でしたな!!
ダークポワr……いや、勝呂さん!
これぞポワロでしたな!!
あんな名探偵、日本のエンタメではほかに見られないんじゃないですか?
それ以外の道を断ちましたよ!
いや、原作どおりの、すばらしいラストでした。
そして最後のシーンは、この一読者&視聴者としては、ある意味原作越えだった!
萬斎さん、前の紫平の記事で、「無理だった。ポアロじゃない」とか書いてすみません。
…いや、ほぼほぼやっぱりポアロではない気がしましたが、
ラストシーンは、あれは間違いなくポアロだった! 『カーテン』にまで至る、名探偵ポアロだった! そう思えました。感動しています。
あれは、原作では、トリックの都合上、描けないシーンです。それを入れてきた。
あの、苦悶よ!
この名探偵は、そうなることを厭わない。いや、そうする以外の選択肢をついに考えつけなかった、灰色の脳細胞への無念か。
罪を、悪を、背負うということ。
人間らしさ。強さと弱さ。孤独。
この場面に、最も映像化をした意義があったと思います。(←お前、何様だって話ですが)
それで、我得の半分以上を占める、大先生ですが、
原作に忠実、かつ、大泉さんが演じるからこその、愛おしさ。そして際立つ意外さ、酷薄さ。
しびれましたな。
シェパード氏に泣かされるとは思ってもみませんでした。姉を見るあの目の切なさよ。
夢にまで見たあの二人だけのシーン。正直、細部は忘れていて、ここしか原作覚えていなかったくらいだったのですが、訳は違えど、ちゃんと「あなたは狂っている」を言ってくれた。もはや脳内実写化ではない。その一連のシーンの表情ときたらまた…! 自分の語りが流れるあいだ、ずっと口を閉じたままの、あの細やかな変化。これぞ大先生の実力……!!
語りの最後はもう、原作をなぞるかのようでしたな。
何度申しても足りないです。この世にこれ以上のシェパードはいない…!!!
大泉さん、ありがとうございます。出会えて、ファンになれて、幸せです。
『妻の女友達』といい、たまたま原作を読んでいたこの一ファン、2倍2乗200%の楽しみをいただきました。
……以前、フォトダイに上げられていた、とあるお写真を見た時、「この方がいちばん怖いし、強そう…」と思ったものでした(仁義なき、の)。この冷酷な顔のまま、殺し屋の役とかなされたら、もう――(昇天)
そして三谷先生、ありがとうございます。
夢がかないました。
……このところもぐっておりました。
忘れていたわけはない。
45歳になられた、洋さん。新しい年も、心を込めて応援しております。
すでに映画二本、観にいく用意は整えております。
『どうでしょう』、新作来るのかな……?
そしてつまりは、四半世紀、ですか……。