人差し指が、絶体絶命のこのごろです……。
失礼いたしました。
(…よりによってなんでそんな下の方から割れるんや……泣)
さて先日、強引に日帰り遠征し、『サニー32』を観てきました。
一見割に合わないような交通費を払ってでも、休日を休日らしくエンジョイしたかったんですね。もちろん、オトサマ出演映画を観にいくわけだから、それだけでもう十分な価値はあったわけですけども。
雪景色でしたが、腹立たしくなるほどの青い空の日でした。
…なんて言いますのも、我が地元は日照が少なくてですね…。こんな青い空見たの何ヶ月ぶりだ…?くらいの気持ちになりました。
もうね、冷麺に、おっぱ……じゃなくて、じゃじゃ麺と、フードファイトしましてね! 一人で!(どこに行ったか明白すぎる…)前者は、移転されたようですが、『おにぎり~』で紹介されたお店『大同苑』さんで、後者は、レジ前にちょこんとonちゃんが座していらっしゃった『白龍』さんで(これは事前に知らなかった!)、いただきました。どちらもいつか本場のものを食べてみたいと思っていたので、念願をかなえてきました! おいしかったわ~~!! 冷麺はスープもさることながら、麺がすばらしすぎ! 何杯でもいけそう! じゃじゃ麺は出来立てアツアツで、味噌がすばらしすぎ! 卵スープもふわっと優しくて、癒されました。
お土産においしいお菓子もたくさんあってね。ああ、うらやましいわ~!!(嫉妬)もっと足繁く訪れたくなるわぁ~!
そして、主要目的の映画『サニー32』ですが、
劇場が、白石監督猛プッシュ!むしろひょっとして経営していらっしゃる!?というくらい、白石映画盛りだくさんでございました。
これはもう、監督によるオトサマ主演映画が完成したときは、ここに来れば問題ございませんな!と確信した次第です。(※注:主演映画はまだゼロ構想)
のんびりくつろいで観ることができました。
(以下、少し内容に触れます。ご注意!)
(これから鑑賞予定の方は、読まないほうがいいかと)
事前に、監督と音尾さんの舞台挨拶のネット記事を読んでから行きました。
…それにしても、「オニや! あれはオニや! オニがおるわ!!」と、確かに思いました。北原さんをはじめ、皆様のロケの過酷さが思いやられてなりませんでした。いやぁ…、これはこの時期に公開するからこそ、どんなに大変か身に染みる……。
ドラバラで川に飛び込む大門のメイキングを見たときと、同じ思いがしました。
暴力や負傷シーンが、ここ数年私個人が観た映画の中で、トップのエグさでした。一部、思わず目を逸らしましたもの。
音尾さんが、「荒唐無稽」とおっしゃったのが、わかる。すごい。こんなめちゃくちゃになってどうするの…? と思ったら、まだまだ中盤で、終盤さらにカオスになって、見ごたえある。
『牝猫たち』を観た時も感じましたが、白石監督の作品は、なんと言いますか、観る者が胸に抱きながら忘れかけていた疼きをを刺激してくるところがある、と述べればいいのか…。
あー、あー、わかる。このなんとも言えない、嫌な感じ。昔を思い出すんですよ。なんとも言えない、閉塞感。それから、解放感。
サニーは……サニーは……そうです、まったくそのとおり。私もそう思いました。
わからない。そしてーー許されない、とは、なによりぐっと、重かった。
一方で、コミカルな軽さがあった。怒涛の展開でした。
「ひと」を描いた映画とは、こういうことかと、素人の私も少し思い至った次第です。
ただ、ネット記事は後で読んでもよかったかな!(笑)読んでいなかったらもっと笑えたはずだもの、あの年齢で(笑)
その件を知っていたがために、春樹先輩の運命を、途中でいやがうえにも察してしまいましたから。
自分でこれ書いておいてなんですが、事前に情報は入れないでいくにこしたことはないのかもなぁ、どの作品も。(上映後の舞台挨拶だったから、やむなしでもありました)
…まあ、今回は、直前まで遠征できるかどうかわからなかったわけだし、こういうこともありますね。
そうは言いましても、オトサマはこのたびもすばらしかったですよ~~! お顔の圧が、あえてでしょうけれども、どの人物よりも強烈だった! あれはたぶん贔屓目じゃない!
久しぶりに坊主でないオトサマを拝見しましたが、それにしてもいかにもすぎるご容貌さすがでございました。もう本気で武闘派になるおつもりだろうか。
それにしてもひどい! 春樹先輩ってば、それはあんまりだわ! 途中で察したけど、それにしてもだわ! ひどすぎにもほどがある! なんてことなの!! (称賛でございます)
と、このたびも様々な思いを抱きながら、良い休日を過ごせたと満足しつつ、帰途につきました。
そして上記の爪にいつのまにやらなっておりました。。。
その後、信じ難い悲報を目にしました……。
遠い遠い一視聴者ですが、ご冥福をお祈り申し上げます。
…本当は、まだそうした言葉を書き難く、受け入れられない気持ちです。
しかし、大好きになった事実は宝で、これからも変わりません。