信じられませんが・・・とうとうミラクルが起こりました。
わたくし、英検2次試験、合格いたしました! つまり、英検1級を取得しました!
このだいぶいい年のフリーター女が。英語圏での海外経験ほぼゼロの人間が。
応援してくださった方々のおかげです。ありがとうございます!!
いや~、手ごたえはだめでしたと以前の記事で書きましたが、決して謙遜していたわけではありません。
なにしろ合格点ギリギリというか、ジャスト合格点の合格でございました・・・。
あっはっはっはっ! 奇跡でなければお情けの合格です、確実に。二度も高い受験料を払って県外からやってきた人間に情けをかけてくださったのではないかと思わずにはいられません。わかっています、本当にぼろぼろでしたから。スピーチなんてものじゃなかったですから。
胸を張って良い合格では決してない。それは確かです。
けれどもこうして取得してしまった以上、もう英語を話せないなどと言っている場合ではないでしょうね。TOEICスコア900、英検1級、これで話せないなんて言えますか。・・・いや、実際話せないんですけれども、少なくともこの資格に恥じない努力は今後も続けていかなければなりませんね。
なーんて、またしばらく勉強しなくなること確実ですが(笑)。基本怠け者ですし。
とりあえず、今は素直に喜びます。それからいずれ、この資格を今後どのように生かしていくか考えようと思います。
およそ1年の勉強でした。色々ありましたが、とりあえず、目標としていた最低限の結果は 出せたかな(最低限というのは、TOEICのスコアが少しも上がらず、7年前から現状維持だったという意味で)。
まあ、まったく努力しなかったわけではもちろんないですが、もっと努力している方はたくさんいらっしゃるわけで、少なくとも無理なくほどほどにやってきた私に関しては、その努力相応の結果だったと思います。
ところで、日常で英語をまったく話さない人間が、奇跡にしろお情けにしろどうやって合格点を取ったのかですが・・・
旺文社の『英検1級総合対策教本』に加え、以前にリンクを貼らせていたた『50トピックでトレーニング 英語で意見を言ってみる』の2段構えで挑みました。
終わった直後は、これだけでは足りなかったなぁと思いました。なにしろ、与えられた5つのトピックから1つを選択してスピーチするのですが、私は選択するもなにもそのうち1つのトピックしか書いてある内容がわからず(それもかろうじてというところで)、つまりはまったく選択の余地のない、絶体絶命の状況に陥りました。
予定では5つのトピックから得意なテーマものを選ぶことになっていたんですが・・・、あの時の絶望感たるや・・・しかし無理やりにでも残る1つのトピックで話しましたっけ。
『50トピック~』で練習したにもかかわらず、です。
英検1級では、さらに難しいテーマが出題されるということだったのでしょう。このたびもし不合格だったら、私はさらに高度なトピックを集めたテキストを探さなければならないかと考えていました。
しかしながら、合格しました。
私は試験までに50トピックのうち34あたりまでしか練習できませんでした。が、2周しました。結果、確かに高度なテーマには対応できませんでしたが、その一方で、自分が使える英単語はかなり増えたと思います。頭で暗記していて英文を読むときに使う語彙と、 実際に口に出せる語彙はかなり違うのではないでしょうか。少なくとも私に関しては、両者のあいだにかなりの差がありました。その差が、『50トピック~』で練習をくり返したことで、いくらか縮められたと思います。そしてそれが、前回足りなかった3点をかろうじて埋めてくれたのではないかと思います。
つまり、高度なトピックは理解できずとも、いざスピーチを始めたならば、口に出せる英単語がそこそこあれば合格はできるわけですね。そしてその英単語そのものはそれほど高度である必要はなかった。それで私でもなんとかなったということです。
あとは発音かなぁ。たぶん下手くそなままでしょうが、前回の失敗もあったので、地味に音読練習はしました。それでも本番ではそんなことにかまってはいられない状態になりましたが。
TOEICのリスニングスコアを格段に伸ばした時、『英語耳』というテキストに非常にお世話になりました。上手くできるわけではありませんが、少なくとも英語における舌の動きを理解できたので、発音の理論はわかったつもりになれました(それまではLとRの違いがわからないなどの典型的なつまずきがありました)。それで、練習になりました。でもまだまだでしょうね。
今年の4月から6月まで英会話教室に通い、その後は一人でしゃべる練習をしました。
英会話教室で得るものは多かったですが、英語に限らず、どんな勉強も、一人で悪戦苦闘することが必要なのは同じでしょうね。英会話というと、もちろん相手がいなければ成立しないものだから、最初は留学でもしなければできるようにはならないと思い込んでいましたが、それでも同じように一人で練習する時間は必要であると知りました。
留学した方々だって、きっと家に帰ってから一人で懸命に練習していたのではないか、毎日が孤独な反省と練習の連続だったのではないかと思い至りました。
つまり英会話だからって、一人で練習できないことはなかった。
ジャスト合格のくせに偉そうに失礼しました。それでももしどなたかの参考になれば・・・だったらもっとちゃんと書けって話ですね。すみません。
でも、海外経験がなくとも、仕事で英語を話さなくとも、若い盛りを過ぎても合格できるのですから。
さて、英検の話はひとまずここまでにしまして。
安田さん主演映画の抽選は、残念ながら外れてしまいました。平日で月末だし、英検合格より確率は高いかなと思っていたのですが、さすが安田さん、大人気です。今年じゅうにもう一度お会いしたかったですが、まあ、欲張ってもしかたないですね。このぶんの運は、きっと来年使えますように・・・!
しかし映画公開期間中は、仕事が繁忙期なので、県外まで観に行けるかなぁ・・・。
というわけで、大人しく、今年やり残している最後のことに取り組みたいと思います。小説の件です。
11月16日、第一次推敲が終えました。ティベリウス帝の生誕日が遅くともの目標日でありました。あとは最終点検をしつつ、公開場所を決めるのみ・・・のはずですが、他にも色々新しく準備しなければいけないことがあるかもなぁ。それでもやはり年末までには葬りた・・・いや打ち上げたいと思っております。
あと、このごろは、仕事が終われば撮りだめしていたドラマを観ることもあるのですが、なかなかハードだ・・・。
たとえば先日、BONES新シーズンを観ました(season10)。・・・もうメンタルが鍛えられすぎたのか、笑いさえ浮かべている自分がいます。麻痺しちゃったなぁ。いや、麻痺でもしなきゃ耐えられないし、観続けられないってことでしょうか・・・うう。
でもやっぱり好きなんだよなぁ・・・。