A.Banana.S

古代ローマ、NACSさん、ドートマンダーにパーカー、西武ライオンズ、FEプレイ日記(似非)・・・好きなことをぽつぽつと。

悪党パーカー、また映画化!? ドラマ化!?

本日は、個人的「11年目の真実記念日」(※後述)として、久々、悪党パーカーの話をば。

 

まずこれ! こちらの記事!

ロバート・ダウニー・Jr.、『悪党パーカー』映画&ドラマシリーズを製作へ 主演務める第1弾『プレイ・ダーティ』が正式発表(2022年3月5日)|BIGLOBEニュース

 

こちら引用:米Team Downeyと米Amazon Studiosは、『Play Dirty』を皮切りに、『悪党パーカー』を原作とする複数の映画、ドラマシリーズを製作するパートナーシップ契約を結んだ

 

複数の映画化もですが、ドラマ化って本当っすか? 元記事にはまだ肝心な情報がなにも書かれていない気がするのですが、とにかく米国で悪党パーカーを映像で復活させようというプロジェクトが進行中であるということで、オーケイ?

 

ドラマ化だと、もう一回『人狩り』から順番に放送していって、最後『Dirty Money』まで行っちゃう!? 『Play Dirty』だから!? それが確かに最高オブ最高なんですが……! だってそれでこそ『殺戮の月』がすさまじく面白くなるのだし、『Dirty Money』がもうアレでしょ?

 

一大プロジェクトやないですか!

 

私は米国映画やドラマ界にまったく詳しくないですが、もしこれが日本の話だったら今頃『殺戮の月』のパーカー軍団を猛然と脳内キャスティングしているでしょうな……!

 

 

ま、まず落ち着いて、映画だとして考えましょう。

 

悪党パーカーシリーズの映画の最新作は、ジェイソン・ステイサム主演の『PARKER/パーカー』です。原作は19作目の『地獄の分け前』。かなり忠実に映像化されていてびっくり、そしてすばらしい作品!

……しかしトム・ハーリーが相棒ヅラして出ているのが、思い出すたびに笑えてくるんですが……! 

そこハンディのポジションやろ! いや、たまたま『地獄の分け前』でちょっと出ていたからってさぁ……! アナタそういうポジションちゃいますやろ! せめてグロフィールドとは言わんが、そこはエド・マッキーに譲っておきなさいって!

アンタ、自分の元相棒の気持ちとか考えたことあんの!?

 

 

……い、いや、失礼。この件になるといつも大騒ぎしてしまう不肖一ファン(※後述)

 

と、とにかく、次はステイサム氏主演ではないようですが、順当にいけば映画化は次の20作目『電子の要塞』に?

 

……うーん、『電子~』は映画的なヒロインがいないんですよねぇ……。いっそもうロイドの性別変えるしかなくないですか?(なにを勝手に)

次の『BREAK OUT』は? ヒロインはブレンダがいるとして、アクション的な見せ場が前半に固まる気がします。

なにが言いたいかって、うん……

 

個人的に、映画化してほしいのは『カジノ島壊滅作戦』! ストーリー的にも映像映え的にも最高だと思うんですが!

ヒロインはグロフィールドという申し分ないのがいらっしゃいますしな! グロちゃんがいればオールオッケー! パーカーシリーズ不動のヒロインですもん、なんといったって!(!?)

さ、さすがにいきなり『殺戮の月』とはいえない……。ドートマンダー・シリーズの『最高の悪運』の映画化は(『ホット・ロック』もだけど)、最後の最後のクライマックスが全カットでしたもんな。オーシャンズ11化するからだと思いますが、それにしてもそこをちゃんと描かないくらいなら、原作にする意味がない……。

 

えっ……! 『カジノ島~』でなければ……?

 

 

そりゃもう『Nobody Runs Forever』からの『Dirty Money』を熱烈希望しますわ!!!(極悪人ヅラ)

 

 

映画的にも盛り上がると思いますよ、『Nobody~』の某バズーカ!(※バズーカではありません)

ヒロインもクレアいる、サンドラいる。申し分なし!

そして『Dirty~』につなげる! 不肖わたくし、劇場に行った暁には大判ハンカチ持参して泣く! 泣きながら笑う……!(えっ)

伊達に11年にわたってメンタル鍛えられてないっすわ!(は?) もうなにが来てもいい! 笑ってやるぜ、ディー!

トム・ハーリーが相棒ヅラして映画デビューしたんだから、アンタにだって権利はあるべきだ、ディー!

 

そしてこれを機に、日本で未翻訳作がすべて翻訳されたら、それこそまさに最高!(願望)

 

 

というわけで、『Nobody Runs Forever』からの『Dirty Money』も希望します! ください、米国!

 

Dirty Moneyのたぶん初版(当方手持ち)、つくづく表紙がすばらしすぎる!(ゲス顔)

 

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あの教会! あの教会!!(狂乱)

 

 

以下、私が『Dirty Money』をネタにして笑えるに至った理由。経過3記事。

※未翻訳作に至るまで激しくネタバレしているため、閲覧非常に注意願います。(3つ目のに全部書いてあります)

 

……いや、当時は本当にショックすぎて、11年間もちゃんと読めなくなりましたものな。

どうしてくれるんだよ、ディー!!(爆)

 

 

 

 

 

 

(あとプロフィール/ブログ説明ページから、pixiv様のアカウントにて、例のファンフィクションに飛べます)

新年度の勉強。

 
連載以外で、ご無沙汰しております。……それにしてもあの長くて不親切な拙著に目を通していただけるなんて、考えるたびにありがたい。毎日つき合ってくださっている方までいらっしゃるのか、アクセスがゼロだったことがない……。感謝しかない。
 
最後になるころには、どうなっているか……。
 
 
さてさて、ところで、近ごろ検定試験だとか試験勉強だとかつぶやいておりますが、実は簿記3級です。転職にあたって。「会社員の必須」と言われる。(そうなの!?)
 
しかし会社員であることを二十代であっという間に挫折して以来、ビジネスパースンの世界に縁のなかったわたくしめとっては、完全に知らない世界。
 
ボキ?なにそれ?そろばんやるの?状態。
 
勉強開始初日。超ちんぷんかんぷん。
2日目……ちょっとだけ言ってることがわかってきたかな? テキストの最初の5ページくらいは。
そして現在、テキスト2周目終了。次は3周目をゆっくりやりつつ、猛然と演習問題という段階でしょうか。
 
必要学習時間は100時間とのこと。毎日1.5〜2時間強勉強すれば2ヶ月で合格できる、ということか。
 
……予定受験日まで2ヶ月もない状態からスタートしたんですが、どうなることやら。
 
これまで、まったく勉強できなかった日もあれば、3時間くらい取り組んだ日もありました。
 
しかしでも…..知らないことをまさにゼロの基礎レベルからきちんと勉強するって、楽しいですね! 知っていることを復習するより刺激になります。
 
アラフォーからの転職。果たしてわたくしめは、大卒新人様方より15年あまり遅れながら、一会社員になれるのか!?
 
そもそも9時5時勤務なんてできるのか!?(えっ)昼夜逆転二桁年、職歴なんてないも同然だZEY☆…なコイツに。
 
……あまりに長いあいだこう……社会一般から外れた生活をしていたために、今転職&引っ越しで、必要以上に覚えたりやることが多くなっている気がして、日々目がまわっております(苦笑)
 
ま、しゃーない。
 
二ヶ月くらいで挫折したら、ここに書きますので、笑ってやってください。
 
三ヶ月以上持ったら奇跡だから!
 
 
 
↓こちらの第10版を拝読し、独学しております!

連載再開しました!

 

『世界の果てで、永遠の友に ~古代ローマティベリウスの物語、第三弾~』(https://ncode.syosetu.com/n5712hm/

 

1、2週間どころか3週間も休載してしまった……! 申し訳ありません。

 

で、ですが……ひ、ひどい出来の地図もなんとかできました。なおあと1、2枚追加の予定ですが……。

地図はもうやるだけで精一杯でした。正確さも実に怪しいので、本当にかろうじて参考程度と思っていただければと思います。また一部、場所が特定できないため推測で入れたものもございます。ご了承ください。(要は、「だいたい」だからあまり当てにしないでください、と)

 

ところで三作目、なんの話だったか。

 

現在、第三章「ヒスパニアティベリウス」がスタートしました。ヒスパニア(スペイン)編ではありますが、は、半分くらい、というか以上?……そのう──(略)

 

第一章はもう、いたるさんの描いてくださった絵をご覧いただければ。

 

 

本当にありがとうございます、いたるさん!

 

第二章「エジプトの姫」では、終盤でようやく年が前27から前26に変わります。

 

第三章が終わりますと、小説全体の半分です。

第一作目『ティベリウス・ネロの虜囚』の人物あれこれが、再登場します。

い、いや、もちろん首都ローマが舞台の第一章でもいっぱい再登場しましたが。

というか、二作目『ピュートドリスとティベリウス』にも出ていたりしましたが(自己ネタバレ?笑)。

 

 

さ、さあ、引っ越しに転職諸々控えてはおりますが、ひとまず第三章は一気にアップしたいですぜ!

 

しばらく間が空いておいて恐縮ですが、引き続きよろしくお願いします。

 

 

※※※※※

以下、「小説家になろう」様に投稿している自作小説。


ティベリウス・ネロの虜囚』 (https://ncode.syosetu.com/n6930cz/) 
『ピュートドリスとティベリウス』(https://ncode.syosetu.com/n6661ez/
『世界の果てで、永遠の友に』(https://ncode.syosetu.com/n5712hm/

 

早く連載再開せねば……(こぼれ話など)

 

おかげさまで打ち上げ後、順調に連載しておりました! おりました……!

 

それなのに不肖わたくしが地図作りを先延ばしにしていたせいで、休載する羽目になるという……。

い、いや、でも、読者様だって、あの長文を連投されたら疲れましたよね! 先が見えないまま。お付き合いくださって本当に感謝しております。

ほんと、何目的で書いているかって、自分目的ばかりだものな。字数制限もなし。どれだけ自由なんだよ、と。

お一人でも感激であるのに、おそらくたぶん十数人様はお付き合いくださっていた。きっとこれから目に留めてくださる方、まとめ読みしてくださる方もいる。

ありがたいことです。

現在公開分は、第二章が終わり、全体の三分の一ほどです。最後まで書いてはおりますので、私が途中で死なないかぎり、あるいはPCが死なないかぎり、いずれ更新します。

というか、今週中には連載再開したい……!

 

第一章の終了時、いたるさんが小説内場面をすばらしい絵にしてくださいました! ありがとうございます!!! もう第一章は読まなくていい。こちらにすべて詰まっている。そのうえ続きが気になるアオリまで完璧すぎる…! 本文を何倍も面白くしてくださいました。

 

以下、作中人物のこぼれ話と、肖像。

 

 

■ルキリウス・ロングス

 と、とりあえず、あらすじの9割超は回収したな! 嘘書いてなかったよな!? 実在の人物に対して失礼ではありますが、書いたやつがいちばん「これダブルでいけるのか……?」と心配していた。うん、まぁ…一作目どころか二作目でも…………うん、そのう……(消え入る)

 

■コルネリア

 筆者オリジナル。ヴィジュアル・モデルは参考文献一覧の『図説アラビアンナイト』の挿絵に描かれていた女の子(ヌーロニハールだったか…)。可愛くて見とれてしまった。──と思って先日確認しにいったら、それらしき絵はすぐに見つけたんですが、あ、あれ、こんなに小さかったっけ? もっとどーーんと見開きいっぱいくらいの絵が飛び込んできた気がするのですが……勘違い? い、いや、だったらこの女の子だったとわかるはずがないし、これが初対面印象マジック的ななにか……? それとも……?(とにかく感動するくらいすごく可愛い子を見つけたことは覚えている)

あ、アラビアンナイトがファンタジーであり、古代ローマ時代よりずっと後であることは知っております。そこは大丈夫。

 

コルネリウス・ガルス

 英語版Wikipedia様に、この方と思われる彫像が載っています。

Cornelius Gallus - Wikipedia

 

■スクリボニア

 上に同じく、それらしき彫像あり。

Scribonia (wife of Octavian) - Wikipedia

……めちゃくちゃお美しい方でない? ユリアは母親似だった!? アウグストゥスとのハイブリット!?

 

■ルキウス・カルプルニウス・ピソ

 上に同じく、それらしき彫像あり。(見つけたときはかなり感動しました…)ティベリウスの友人(公式)。二日二晩ぶっ通しで宴会した末、ティベリウスが「最も楽しい、二六時中の友」と言ったとか。(スエトニウスほか。国原吉之助訳)

Lucius Calpurnius Piso Caesoninus (consul 15 BC) - Wikipedia

 

 ちなみにもう一人の友人レントゥルスは、英語版Wiki様だと前52生まれとなっていて、ティベリウスより十歳も年上。……私の手元の日本語資料は前47だったので、今さら直さず、そのままで行きます(おそらくどっちも確たる証拠はない…)。ティベリウスはこの人に関しては、「レントゥルスに嫌われたら、私には生きている資格がない」と言っていたとか。(Cassius DioRoman History

 

 

 さ、さあ、連載再開準備せねば……!(地図おわんない……泣)

 

『世界の果てで、永遠の友に ~古代ローマティベリウスの物語、第三弾~』

https://ncode.syosetu.com/n5712hm/

ひっそり完結した、似非プレイ日記。

……日々アクセスがあってうれしい……!!! 

TODO-A - pixiv

 

17年越しのFE『トラキア776』キャラたちによる、似非プレイ日記でした。

 

以下、第四部・最終話のワンシーンを抜粋して載せます。

 

※※※※※

 

 

「……で、結局あんたの父親はへたばり、この十一人で歩いていく羽目になる、と」
 森の中をとぼとぼと行きながら、シャナムがため息まじりに言った。
 セティはただ頭を押さえてうなるしかなかった。
 父レヴィンは結局もう一度ワープを使う体力を失くし、今はフィンの馬の上でぐったりしていた。それでフィンが徒歩で行き、ほか全員もそれに合わせていた。
 ああ、口ほどにもない。口ほどにもないのだが、それはさておくとして、この調子では自分たちは本当に元の大陸に帰れるんだろうか。全員の胸を一抹の不安がよぎっていた。
 血は争えない。セティはだれにともなく、またそう言われている気がした。
 騎乗するのはリーフとナンナ、一応フィン、それに上空のカリン。フェルグスとデルムッドの馬に至っては、もうアウグストの馬車につけて返してしまっていた。どうせ屋内戦になるという見通しの下だ。
 不気味なくらい静かで、敵方からのいやらしい襲撃は、ここに至るまでなかった。
「この先に、たくさんのエーギルの気配がする」とサラがつぶやく。「たぶんおじい様……マンフロイは今力を蓄えてる」
「蓄えられる前に乗り込む予定だったんだろうにな」とシャナムが苦笑する。
「ま、いいじゃないですか、師匠。最後くらい、お互いに正々堂々、全力で戦ってやりましょう」と相変わらずはりきるマリータ。
 リーフがふと思いついたようにつぶやいた。「結局、この面子になったね」
 しかしフィンは眉を下げる。「わざとこの面子にしたんでしょう、王子」
「ははっ、バレてた? だってセティ王子も言ってたけどさ、やっぱりこれは『ぼくたちの戦い』だから」
「ええ、おっしゃるとおり」とフィン。
「偽セリス軍が遠い昔のことみたいだぜ」とフェルグス。
「マンスターを出たときは、こんなことになるなんて思ってもみなかったわ」と上空から、カリン。
「ほんとだ。俺らは今なにをやろうとしてんだろうな」とオーシン。
「決まっているわ」とナンナ。「私たちは語られざるヒーローに──伝説になるんです」
 セティも微笑む。「本当に、勝って帰った暁にはどうしたらいいのやら。リーフ王子、君は英雄にならねばならない」
「あなたも。セティ王子」
 デルムッドは未だ帰らないセリス軍五人の名前を口にしていた。「あと少しの辛抱だ。必ず、全員で帰るからな」
 サラがそっと彼と指を絡めるのだった。
「リーフ様」カリンが上空から声をかける。「もう見えていますよね?」
「ああ、もちろん」とリーフは大きくうなずく。目の前には黒紫の石が組み上げられた、荘厳な神殿に見えるものが現れている。
「ぼくの十人の仲間たち、覚悟はいいな?」
 全員から同じ返事が返ってくる。
「ぼくたちだけで戦うんじゃない」リーフは思い出させる。「みんなが待っている。帰る場所で」
 列柱の向こうで、ひどく強大で邪悪な光がうごめいていた。
 リーフが光の剣をかざし、突入の命令を下した。
 リーフ軍最後の戦いが始まった。

 

 

※※※※

 

始まりはこうでした。

anridd-abananas.hateblo.jp

 

完全なる自己満の極みで、いきなりそのタグに乗り込んで、一人勝手に、不親切にもほどがある長文を投下してきました。誠に申し訳ない。

 

しかし楽しかった……! 特に書いているあいだは、久しぶりに手が止まらない感覚がしました。睡眠も四時間くらいでなんとかなるほど、妙な興奮状態だった……。永遠に、書いては妄想していたかった……。


ニゾンさんのアルバム『Populus Populus』を聴きまくってイメージしたら、はかどるのなんの……!


キャラをしゃべらせるのが快感すぎるんですよ、まず! バトルできるし! 魔法も使えるし! ゲームが元ネタをくれるし!

 

我ながらヒドイと思ったセティ様の台詞:

「やかましい! 人形ががたがたしゃべるな!」

 

出来はさておき、出来はさておき……

 

お付き合いくださった方、本当にありがとうございます……!!!

 

そ、それで……そのう……

 

 

もしもまた書く機会があるとしたら、どんなものが読みたいでしょうか……?

 

 

プレイ日記? バトル物? 恋愛物? 続編? ○○解放戦争? はたまた別キャラで……?

 

う、伺ってみたい……!

 

いずれたぶん、今の古代ローマ連載が完結したら、また遊びたくなるに違いないから。

 

遊ばなきゃやってられない状況になるだろうから!

あ、あと十五年……!(今年は個人的近況多め)

Twitterはじめたので、あらためて、なにが「十五年」なのかはこのあたりの記事をば。

anridd-abananas.hateblo.jp

 

さて、以来毎年この日に決意を新たにする記事を上げておりますが、

昨年から今まで、此度は個人的にマジで激動でしたわ。

それもこれも十五年後に再訪するため! そう! そのはず!

十五年後の今日、訪問できるような状態にあるかわかりませんが、

そもそもわたくしが生きているのかもわかりませんが(人生本当になにがあるかわからないからな……)、

元気で行動できる人間でありたいと願っております。

 

以下、昨年から今年のこの日まで起こった出来事。

 

1、執筆を開始していた三作目が、ほぼ完成。連載開始

2、なのに現在休載。(うわーん! 結局まだ1ミリも地図進んでないよー! どーしよー! 本当は連載開始御礼記事も上げる予定だったのにー!)(←記事は後日上げます!)

3、Twitter開始。

4、今頃になってFEプレイ日記をブログに掲載。挙句に続編を20万字も小説化してpixivに掲載TODO-A - pixiv

5、就活からの転職先決定

6、引っ越し先も決定。来月中旬から。

7、現在、へたばって体調微妙。二年ぶりくらいに熱を出しかけている(※たぶんコロナではない。明らかに気が抜けたゆえだ……)。

 

……走り抜けた感がありますな。いったい何年ぶりか。二桁はいくな。

 

へたばってる場合でなく、まだまだこれからなのですが、新生活も、連載も!

 

どっちも準備色々あるな。資格試験勉強もあるしな。

しかしまさか……家を出る目途をつけているとは……。

 

というか、引っ越して新しい仕事を始める前に、連載終わらせなければならないのでは!?

 

私は転職した先で、また趣味で小説を書けるんだろうか……。書かなきゃたぶん楽しみを失くしてへたばると思うので、なんとかすると思いますが、

 

とどのつまりの本願である、十五年後にかの地へ訪問するだけのことができているんだろうか……?

 

……まあ、考えていてもしかたないですわな。

 

行動あるのみ。

 

……いや、だれよりも行動遅いし腰が重いし臆病だし引きこもりがちだしダメダメなやつなんですが……

今回ばかりは、家の問題もあって、必死になりましたわ。人間、追い込まれたらなんとかやるもんですな。

ここまで、色々な方に助けていただきました。世界はまだ終わっていない。

 

ちゃんと大丈夫ですよ、帝。

 

わたくしめはまだくじけません。連載もやりきります。そして生き抜きます!

 

でも今はちょっと、息を抜きます。……でないといよいよ免疫力が落ちて、アレにかかってしまいそうですわ。

 

と、とどのつまり……

連載再開、遅くなったらすみません!

 

も、申し訳ない、ルキリウスさん! 書き終わってはいるんだから、必ず最後まで載せる!(で、出来はさておき……)

 

◆以下、連載中(…いや、全体の三分の一くらいで休載中)◆

『世界の果てで、永遠の友に』(https://ncode.syosetu.com/n5712hm/

 

(あとこれも、確か2014年のポッツォーリです)

f:id:Anridd:20220316004838j:plain

 

三作目、打ち上げ。『世界の果てで、永遠の友に』あらすじと冒頭部分。

 

 まずは、一作目WEB公開より七年、二作目より三年半、長い時間が経ちました。
お待ちいただいた方々へ、心より御礼申し上げます。
 忘れないでいてくださったお気持ちに、少しでも応えられる三作目になっていることを願います。
 また今作で初めて目を通してくださる方、そしてこのブログをはじめ諸々、ここに至るまでお付き合いくださる方々に、感謝いたします。


 さあ……正直怖いですが、

 

 行きますぜ!

 

 

以下、「小説家になろう」様にも掲載の、「あらすじ」と冒頭「第一章 -1」
(最後にちょっとブログ用のつぶやき)

 

※※※※※※※※※※

 

世界の果てで、永遠の友に ~古代ローマティベリウスの物語、第三弾~

 

※※※※※※※※※※

【あらすじ】

ティベリウス・ネロの虜囚』の時系列的続編。古代ローマ歴史フィクション、第三弾。後の皇帝ティベリウスとその友人たちの若き日々を描く。

 

 前27年4月、ティベリウス・ネロは、ローマ名門貴族の若者として成人式を挙げる。同年、元老院よりアウグストゥスの称号を贈られた継父の下、ローマは新しい時代を迎えた。平穏な日々を過ごすティベリウスに、いよいよ初陣の時が近づく。

 一方、彼の友ルキリウス・ロングスは、父親の没したアレクサンドリアへ赴く。そこでは浅からぬ因縁が、存外の舞台へ彼を導く。

 奇妙な出会いと非情の別れ。

 ガリアとヒスパニア

 エジプト、そしてアラビア──。

 世界の両端にかけ離れた若者二人が、運命の渦流を踏み進む。

 

「幸いであれ、我が愛する者よ」

 

 

 

 

第一章 若き友たち -1

 

 

「君は最低だ!」

 ルキリウス・ロングスが叫んだ。

「よくもぬけぬけとやって来られたな!」

 ティベリウスは彼を見上げていた。視野が半分かすんでいた。衝撃でじりじりしびれるような感覚があったが、まだ痛みは感じない。背後に両手をついて、体を起こそうとする。

 ルキリウスの拳はわなわなと震えていた。指の関節が鮮やかに赤く見えたのは、すり剥いた彼自身の血のためか。ティベリウスの口の中にもその味が満ちはじめた。だがたいしたことではない。

 まるで恐る恐るのように開かれたそれから、鮮血ではなく、黄金色の光がこぼれた。ティベリウスはそれを知っていた。指輪だ。ルキリウスの父親の形見だ。たった今、ティベリウスが彼に届けたのだ。

 あしらわれた小さな黄色い宝石は、父親の面差しと同じだった。陽だまりのようにあたたかで、優しく輝いていた。ルキリウスはそれを地面に叩きつけた。

「君はぼくがいちばんしてほしくないことをした」

 ルキリウスはもう指輪に目もくれなかった。両拳を握りしめ、真っ赤な頬を涙で濡らして、ティベリウスをにらんでいた。

「わかっていたはずだ……」

 痛ましくゆがんだ両眼は、その怒りも憎しみも、すべてティベリウスに注いでいた。傍らの貯水槽の縁、そこに置かれた壺の存在さえ忘れたように。

 ルキリウス・ロングス――彼の父親の骨壺だ。たった今、ティベリウスが手ずから抱えてきたばかりの。

「どうしてそんなことをしたんだよ、この大馬鹿野郎!」

 ルキリウスは全身で吐き出した。事態を止めに入ろうとした彼の祖父や母親、それに奴隷たちも、一歩も動けなくなるような剣幕だった。

「……どいつもこいつも……どいつもこいつも……――」

 彼を深く傷つけたのは、少なくとも二重の衝撃だった。一つ目は嫌でも覚悟をしていた。しかし二つ目はさすがに思ってもみなかった。彼には最悪の裏切りだ。あまりにひどい。

 すでに彼は泣きじゃくっていた。それでも断固と、ティベリウスへぶんと腕を振ったのだ。

「出ていけ! 二度と来るな! 君の顔なんかもう絶対に見たくない!」

 オクタヴィアヌスとアップレイウスが執政官の年(前二十九年)の七月三十一日、カエサルオクタヴィアヌス凱旋式より半月前の出来事だった。

 

 

 

 

第一章 若き友たち

 

 

親愛なるティベリウス

 とうとうぼくもこの世の果てに来た。だから、ティベリウス、ここに至るまでの色々なことを思い出すんだよ。

 あのいまいましいファンニウス・カエピオが言っていた。でも今となっては、本当に彼の言葉だったのか思い出せない。

 コルネリウス・ガルスは、今のぼくをなんと評すだろう。

 だけど、ねぇ……ティベリウス、ぼくはやっぱり君を思う。この期に及んでも、ぼくという人間は君でいっぱいだ。

 ぼくにはもう時間がない。

 それとももしかしたら、これからは永遠の時間があるのかもしれない。

 いったいどこから始まったんだろう。君を初めて見かけた日か。君に初めて捕まえられた日か。君を思いきりぶん殴った日か。それともそろって成人式を迎えた、あのまぶしい春の日か。

 ねえ、ティベリウス

 ぼくはどこで引き返すべきだったんだろう──。

 

 

 

 

 1

 

 

(前二十七年)

 

 

 ユピテル神殿の扉がゆっくりと開かれていく。光が一筋伸び、天に昇るような柱となり、満ちあふれていく。

 ティベリウスはたまらず目元をしかめた。彼の青い双眸は、夜であっても不思議と見えるのだが、真昼に近い時間の日差しを受けるのは不得手だった。それでもゆったりとした足取りを止めることなく、光の中へ進んだ。門衛の神官二人が、ぶつぶつと祈りの言葉をつぶやいた。幸いあれ。新しき我らがローマ人に、幸いあれ。

 外に出て、視界が落ち着くと、ティベリウスはふと目元をゆるめた。足も止めたが、そうしなければ階段を踏み外していたかもしれない。日差しに目がくらんでいなくとも、今日初めて身にまとった純白の成人用トーガを踏みつける恐れがあるのだ。何日も前から歩き方を練習してはいたが。

 四月二十四日、空は晴れ渡っていた。穢れもない薄い青が、都市ローマの縁まで続いていた。きっと世界の果てまでも届いているのだろう。

 都市ローマで最も高い場所から眺める景色は、壮観と言ってよかった。西に満々と水をたたえるティベリス川、南にはティベリウスの自宅もあるパラティーノの丘、カエリウスの丘、前者の麓に大競技場チルコ・マッシモ、向こうにはアヴェンティーノの丘、聖道やスッブラの雑踏を挟んで、東にヴィミナーレの丘、どの丘も麓まで建物がぎっしり並んでいる。そして今この時も、人々は新しい住居と施設を作り、都市を広げている。大小の浴場からは早くも白い煙が立ち昇る。ただしエスクィリーノの丘だけは、緑が鮮やかだ。マエケナス邸の大庭園が大部分を占めているためだ。

 ここカピトリーノの丘のユピテル神殿は、都市ローマのどの土地からでも見ることができるだろう。神殿の北側にまわれば、タルペイヤの崖という罪人の処刑場があるのだが、そこからは七つの丘の最後であるクイリナーレの丘と、今ローマで最も大きな変貌を遂げているマルスの野をすっかり望むことができた。

 自然と微笑みながら、ティベリウスは慎重に階段を下りた。そっと吹き上げてくる春の爽やかな風は、肌にやけにひんやりと感じられた。今朝、ようやく半端な髭を剃り落とすことができたためだろう。成人式のこの日まで、慣例として男子は髭を放置する。気を引き締めるにはちょうど良かった。

 青い双眸の見つめる先には、一人の背中があった。神殿の扉が開いたのにも気づかず、その人物は丘の縁に立って、うっとりと眼下の世界を見つめているようだった。現在まさに彼自身が造り上げつつある世界だという誇りもあっただろうか。

 そこでふと足音に気づいたのだろう。彼は振り返った。ローマ人には珍しいと言える明るい髪色。かろうじて平均的な丈のほっそりした体に、白地を赤く縁取りした元老院議員用のトーガを纏っている。ゆらぎのない灰色の目が、ティベリウスを見つけた瞬間に見開かれたように見えた。まるでぽかんと、口までわずかに開いたのだった。

 どうしたのですか?

 そう声をかける代わりに、ティベリウスはかすかに笑みを大きくした。

ガイウス・ユリウス・カエサルオクタヴィアヌスアウグストゥス

 階段を下りきり、ティベリウスは明るい髪の男の前にひざまずいた。

「今日までこの私、ティベリウス・ネロを育ててくださったこと、衷心より御礼申し上げます」

「……おいおい、おいおい」

 アウグストゥスは半ば笑いながらうろたえた。

「まいったな、ティベリウス。ちょっと待て。ちょっと待ってくれ。顔を上げなさい。立ちなさい。せっかくのトーガが汚れてしまう。成人早々にリヴィアに怒られる。まいったな。まいったなぁ、もう……」

 なんだか継父らしくなかった。継子の成人式を執り行った張本人なのだから、突然慌て出す理由もなかった。中央広場で市民への紹介を済ませた。公文書館の名簿に、ティベリウスクラウディウス・ネロの名前を書き込み、晴れて一人前のローマ市民とした。それからユピテル神殿へ付き添い、神像の前で二人並んで立ち、感謝の祈りを捧げた。あとは一足早く外へ出て、継子が一人でユピテル神と、さらに若者の女神ユヴェンタスとともに時間を過ごすのを待っていたのだ。継子は最高神へ、ローマの平和と繁栄のために命を捧げることを誓った。女神ユヴェンタスには、健やかなる成長とたゆまぬ鍛錬、誘惑への不屈を約束した。両神へ、見守ってくださるようにと改めて祈った。

 だがそれでも、昨日までの継息子と同じ少年である。

 なんとかティベリウスを立ち上がらせてから、アウグストゥスはほうっと深いため息をついた。照れているような、苦笑しているような表情が浮かんでいた。それから彼は、ティベリウスの両方の二の腕に添えた指を落ち着かなさげに動かした。まるでその厚く張った感触を疑うように。そして自身の両腕が教える幅が信じ難いように。次々に実感を得るのがやめられず、確かめるように何度も触れていた。

「大きくなりおって」

 継父は少しばかり頭を傾げ、自身の額に水平に伸ばした手を当てた。そしてまっすぐに差し伸べたそれは、ティベリウスの眉間に当たった。

「もう私より伸びたのか?」

「まだです」ティベリウスはにやりと笑った。「こんなものではありません。今年じゅうにはっきりさせます」

「このっ」

 継父の軽い肘打ちを胸に受け、ティベリウスはよろめくふりをした。カピトリーノの丘の端で、二人は笑い合った。

ティベリウス

 アウグストゥスは自分の役割を思い出そうとしていた。それで、両手で継子の両頬を挟んでみたのだが、その顔にまた微苦笑が浮かんだ。もうそうした子どもに向ける仕草をするような年ではなくなったのだと知るように。

 彼は、結局ティベリウスの両肩に手を落ち着けた。そして力強く、もう一度置き直した。

「今このときより、お前は一人のローマ市民だ」

 アウグストゥスは引き締めた顔で言った。澄んだ灰色の目で、まっすぐに継子を見つめて。

「国家ローマが続くかぎり、お前の名は記録に残り続ける。誇り高きローマの男として。クラウディウス・ネロ家の嫡男であり、古き名門を継いだ家父長として。この意味はもうわかるな?」

「はい」

「国家に尽くすように」アウグストゥスは言った。「市民の幸福に献身するように。長くお前の祖先たちがそうしてきたように。国家に名を遺した大勢の男たちがそうであったように。彼らに恥じぬように。彼らに負けぬように。きっと彼らを凌ぎ、国家の繁栄に大きく貢献するように」

「はい」

「お前は今日で一人前のクラウディウス・ネロになった」アウグストゥスは少し表情をゆるめた。「だがそれでも私の継息子だ。この縁が無くなることはない。そうだな? これからも私たちは家族だ。私を助けてくれるな、ティベリウス?」

「はい、カエサルアウグストゥスティベリウスはゆっくりと、大きくうなずいた。「そのために、私は今日の日を心待ちにしておりました」

 それが、ティベリウスの真実だった。今日この日がその第一歩だと信じていた。

「父ネロを亡くして六年、こうしてあなたのおかげで成人式を挙げることができました。これで少しは私にもできることが増えます。どうか私をお役立てください。成人したとて、まだ拙く若輩ですが、今後もたゆまず鍛錬と勉学に励むことをお約束します」

「お前は固い」ついにアウグストゥス吹き出した。「本当に十四歳か? 私は十年ばかり成人式を行うのを忘れていたか?」

 その顔は、今やはっきりとはにかんでいるように見えた。

「でも今日はめずらしく良い顔をしている。ありがとう、ティベリウス。お前がこれほど立派に育ってくれて、私はうれしい。お前が私の家族としていてくれてうれしい」

 良い顔とは、この継息子にしては顔つきが固くなく、取っつき易く、愛嬌もいく分かあるように見えるという意味だ。言い方はともかくだが、ティベリウスもまたうれしかった。

 三十五歳の継父は、これまでにもまして美しく輝いて見えた。苦難を乗り越えた自信と現在の幸福が、その輝きを裏打ちしているのだろう。

「さて、そろそろ帰るとするか」アウグストゥスティベリウスの肩越しに、カピトリーノの下り坂を覗いた。「リヴィアが待っている。ドルーススも、まだ蜂蜜菓子は食べちゃだめなのかと、待ちかねている」

「はい」

 継父はティベリウスの腕に手を添えて、歩き出した。二人の横を、次に神殿内で成人式を挙げる少年とその家族が、そそくさとばかりに通り抜けていく。

 その姿につい気を取られたティベリウスだが、そうでなければもう少しだけ、大切な言葉を伝えられただろうか。六年どころではない。もう十一年もそばで過ごしたこの継父へ。

カエサルアウグストゥス──」

アウグストゥスはいいって」継父はまた照れたように言った。「もちろん気に入っているのだがな、家族に呼ばれるには肩苦しくて……なんというか、大仰だと思う。これまでどおり。カエサルでよい」

「はい」

「これまでどおり」アウグストゥスは継子のたくましい腕を軽く叩いた。「私たちは家族だ」

「はい」

 ですが、いいえ、これまでどおりではありません。

 ティベリウスは、結局胸中に言葉をしまう。

 六年前の約束は、まだ更新できるだけのことをしていない。だが第一歩だ。確かな第一歩のはずだ。

 カエサル、私があなたを守ります。必ず守れる男になります。きっとあと少し、あと少しですから、どうか待っていてください、カエサル──。

 

 

 

 

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続きは「小説家になろう」様で連載開始。

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以下、いつもの調子でぼやき。

 

(上、建前)
(下、本音)

 

 


 気づいた真実:ダブル主人公制は苦労が二倍☆彡


 世界の両端とか行きやがらないでくれよ。おかげで調べものが二倍になったよ。日数計算やら距離計算やら地図やら、本当にもうどうしたらよかったんだよ(灰)

 い、いや、ダブルで行くつもりは当初はなかったんですけども……。
 で、でも前作のあとがきを見返すかぎり、うっすらと構想はあったのかな……?

 二作目より四半世紀も時間が戻ってスタート。ぬぁぜ?(お前が書いた)
 したがって二作目を読まずとも、この三作目はまず問題ないと思われます。あえて言えば、ちょっとニヤリとできる部分が増えるかもしれない…..(尻すぼみ)(逆もまたしかりで、三作目から二作目に行っていただけた場合、ちょっと見方が変わるやも)

 い、いや、ニヤリどころかところどころ矛盾などが目についてしまう恐れのほうが大きい……?

 

 ま、まあ、もう、なるようにしかなりませんわな。

 

 ゆけ、三号機。

 

 

 どうぞよろしくお願いいたします。