A.Banana.S

古代ローマ、NACSさん、ドートマンダーにパーカー、西武ライオンズ、FEプレイ日記(似非)・・・好きなことをぽつぽつと。

悪党パーカーシリーズ『掠奪軍団』を再読。

 

 先月の休業期間に、お手頃価格で見つけましたので、購入しました。

 

以下、12、3年前くらいに初読みしたときの感想も入れ込みながら、書きます。

 

いかなるネタバレも避けたい方は、閲覧注意願います。

 

 

私はこの作品を、次作となるかの『殺戮の月』を読んだあとに初読みしました。昔のノートには、「最後の未読・パーカーシリーズ」と書いてあります。(※注 翻訳作品では)

anridd-abananas.hateblo.jp

 ドートマンダーシリーズもそうなのですが、クライマックスとなる『最高の悪運』の前の作品『骨まで盗んで』では、プレクライマックスとばかりに仲間キャラがたくさん登場します。この『掠奪軍団』もしかり。ファンにはおなじみ、エド・マッキーとブレンダ(不死身伝説の始まり)、ルー・スターンバーグ(『ターゲット』)、若手スタン・ディヴァーズくん、フレッド・デュカッセ(『殺戮の月』)、トミー・カーペンターとノエル・ブラセル(ノエルのみ『ターゲット』)、そして前半で登場する錠前屋ジョージ・ウォルハイム、未翻訳作『Breakout』にほぼ名前だけですが出てきております! いやこの方、なかなかやりますよ。私のノートの『Breakout』や「例のマサチューセッツ三部作」ページには「ジョージ・ウォルハイム作戦」なる言葉が散見されます…(たぶん、このくらいうまくやれよ、某運転手、と言いたかったんだと思う…)。

 

さてさて、少々若き日の自分の筆に任せます。

 

あらすじ。『怒りの追跡』で、トドメは刺さずとも二度と歩けないくらいにしたはずの「宿敵」ジョージ・アールが、なぜかピンピン動きまわり、そのせいでパーカーの仕事がダメになる。パーカーの追跡に対し、驚くべきアールの逃げ足! 本当にアールか!? パーカーはアールを探しつつ、次々と仕事を手掛けるが、今回は――。

 

……さっそくネタバレ失礼。でも『怒りの~』のあらすじですでに「宿敵」と書かれているあたり、そこで死なないことはわかりますね。
十何年経った今も、「あれは本当にアールだったのか?」疑惑は、私の中にくすぶっております。(えっ)
そして『怒りの追跡』は、現在最後の翻訳作である『電子の要塞』にも絡んできます。あの人物たちのまさかのその後に驚愕せずにはいられない……。
あの理解しがたい人間関係の形が、妙に現実的というのか、あのあたりの描写が個人的にはすごく引き込まれるんですけどね…。


前半、パーカーの相棒的役割を務めるのは、不運なるプロ、フレッド・デュカッセさん。ああ、なんだかだんだん好きになってきたよ…。冒頭でいきなりとばっちりで殴られて頭血だらけになったり、パーカーと組んだ仕事が次から次へとおじゃんになったり……金が要り用で困ってるというのに。にもかかわらず、自分の仕事が見つかると、パーカーにはエド・マッキーとの仕事をわざわざ紹介してくれる。なんて親切な人や…! 聖人ですか!? そしてかの『殺戮~』へ――。


だいたいアールにしたって、わざわざパーカーに復讐したくて来たわけではなかった。少なくとも最初は。出かけた先にたまたまパーカーがいらっしゃっただけ。…なのに冒頭からさっそくの巻き添え負傷で文句ひとつ言わないデュカッセ、良い人オブ良い人(うれしくない)
デュカッセは、かなり気さくで頭の良い人に描かれている。パーカーといる分にはわりと陽性気質。でも次の『殺戮~』では……

以下、私的勝手な胸中要約:
「えっ、パーカーの仕事? 嫌な予感しかしねぇんだけど! …いや、パーカーには恨みもなんもないし、有能だと思ってるけど、なんか悪い運がついてるっていうのか。あれからまた仕事しくじって、また次の仕事もしくじったってマジか…。大丈夫かよ…。行くのやめたほうがいいのかな? でも金もないし……って俺もあいつのことは言えない? ところでさっきからこっちをジロジロみてくる、あの金髪の若造とハゲの大男なに?(※ディヴァーズくんとワイツアーです)」

作中プライベートをほとんど明かされず、パーカーがさして人物評もせずあっさり有能判定を下すあたり、どっかの某運転手と同じ。気をつけよう。(なにが…)


そして、遅ればせながら初登場となるエド・マッキー。全然初登場の気がしない貫禄のマッキーとブレンダ。この『掠奪軍団』からの『殺戮の月』にひと言の弁明もなかった件の弁明は、未翻訳作『Breakout』で30年の時を経て明かされます。そのころにはすっかりカムバック後パーカーの相棒の地位を盤石にした感のあるエド。……総合的に、たぶんいちばん良くないか、相棒として、と今になって思わずにはいられない。


こちら、パーカーの相棒(私的勝手に)初代~四代目の記憶。

 記事としては↓が先でした。

anridd-abananas.hateblo.jp

 

さらに加わるは『標的はイーグル』で初登場後、一人前のプロに成長したスタン・ディヴァーズくん! パーカーとは4年ぶりの再会で、きちんと28歳になっている。すっかり立派な追剥ぎになって……(おいおい) 十歳以上年上であろうエドより冷静で落ち着いてさえ見える。

 

またここが初登場で、『ターゲット』でカムバックを果たしている、ロンドン在住ルー・スターンバーグ。気難しげだが、良い味の演技をする頼もしい仲間。本領発揮はやはり『ターゲット』のほうかもしれないが、キャラはブレない。

 

そしてなんとディヴァーズくんより若い、ヒッピーのトミー・カーペンター、24歳(見た目は16歳、精神状態は80歳らしい)。恋人はこちらも『ターゲット』で活躍の美女、ノエル・ブラセル、21歳。カーペンターはこの後、裏の仕事に怖気づいて引退し、ノエルは独立したプロとして生きることになる。
パーカーは前の仕事で、仲間の女房に仕事を滅茶苦茶にされたため、女なんかと組むもんじゃない、とまで考えているが、ブレンダやノエルにはすぐに高評価。「その百倍マシな女」と。
一読した段階で、ノエルは「トミーに尽くしすぎでは?」というくらいの寡黙な働き者。パーカー視点でも「真面目な女でユーモアのかけらもない」と評されていた。けれども時が流れて『ターゲット』では、かなり積極的で明るい性格になり、男性陣に大人気。でも、そこまでやるかというレベルの演技は変わらず。

 

ストーリーの後半は、エド・マッキーの仕事である絵画強奪に取りかかる。完璧な計画と進行で、全員の息が合う。しかしパーカーが、金のない依頼人にさらにプレッシャーをかけたのがきっかけで、まさかの事態に――!?
エドはその条件で仕事を引き受けたのに、ご不満だったらしいパーカー。並外れたビジネス交渉力を見せつける(別名:無理強いとごり押し)。
カムバック後は、わりと双方の利益的な観点を取り入れ、演技力にも頼った気がしますが。
遠い将来、某運転手にも「お前は苛立っている。だからここは俺のほうが向いている」と言ってと交渉に出かけるパーカー。相手は女性で、彼らを「良い警官と悪い警官」と評した人。エドにしろ某運転手にしろ、本音は「俺のほうが(見た目が)怖い(ので舐められない)」ということだったんでしょう。
怖すぎた結果、あとになって無理が出てくるという場合も多々あるような気がしないでもないけども、果たして今回は――?

 

その一方、パーカーはアールについての情報も集め、決着をつけんとする。

 

ところで、パーカーの宿敵ランキングなるものを作ったら、果たしてだれがナンバーワンになるのでしょう?
必ずしも作品をまたいでいなくてもいい気がする。
ドートマンダーだったら、マックス・フェアバンクス、マーロニー警視正、アンディー・ケルプの三強かな。(おや…?)
パーカーの場合は、アールは入れるとしても、やはりマル・レズニックが強い。それからジョージ・リス、カレジアン、アウトフィットのボス・ブロンソン、アル・ロジーニ……
ほかにも初期からたびたび出ていたカーンズ、『地獄の分け前』の謎の黒幕ザフ・マスターズなど、ぜひとも対決してほしかった宿敵候補もいる。
ボス陣は、ビジネスとして交渉や妥協の余地があるから、案外宿敵感がない場合もあるかな。一匹狼陣のほうが、落とし前をつけるために、どっちかが死ぬまで戦わなければいけないから。

 

ところで、この『掠奪軍団』では、ドートマンダーシリーズの『Drowned Hopes』と同じく、作家ジョー・ゴアスとのコラボレーションがあり、かの人が作り出した主人公DKA探偵事務所のダニエル・カーニーが、パーカーと鉢合わせするシーンがある。カーニー探偵、『人狩り』時代にちょっと会っただけなのに、なぜか整形後のパーカーを見破る。

 


以下、ますますのネタバレ注意!

 

パーカーさん、またしても運転手の相棒を――(以下略)
まあ、こちらは積極的な殺意でもってお声かけしたから……たまたま空き家に入ったら二度寝中のパーカーがいましたなんて大事故とは訳が違――(以下略)
でもやっぱり相手にならな――(以下略)

 

パーカーの相棒特有の災難、初登場だろうがなんだろうが、前倒しとばかりにさっそく降りかかる。エドに。
……いや、今になって思えば、ここで退場させてしまうには惜しい。後々オイシイ。
有能だが抜けのないほどのパーフェクト有能ではなく、ハンディほど落ち着いておらず、グロフィールドほど浮ついておらず、もれなくブレンダがついてくるので、ストーリーに幅ができるというのか。適度な緊張感と安定感、どちらも添えてくれるというのか。パーカーシリーズの登場人物の中では、アンディー・ケルプに最も近い人だと思う。ちなみにケルプさんのほうが、エドより2年ほど先輩。

 

以下、昔の自分の筆。

パーカーとマッキーを狙う銃弾。パーカーは逃げのびて反撃するが、マッキーは体を貫かれて倒れ、敵によって絶命が確認される。パーカーはマッキーの死体を残して、燃えさかる建物を脱出。ああ、マッキー!! ……ってちょっと待って!!
じゃあ次作『殺戮の月』のエド・マッキーはなに!?
20年後の『エンジェル』のマッキーはなんだというのか??
ダン・ワイツアー死亡説のデマとはわけが違う。死んだ場面が描かれていて、第三者に確認までされているのだ。それにもかかわらず、次作『殺戮の月』ではひと言の弁明もなく、相変わらずブレンダとイチャイチャ仲良く、仕事でも大活躍。20年後には、パーカーの仲間でもいの一番にカムバックを果たし、裏切りの相棒に狙われるも、パーカーやブレンダの機転で命拾い。次の『ターゲット』でも「みんなが知っている男」として名前が出てきて、さらに『地獄の分け前』でも元気にパーカーの電話に応対。
(追加)さらにそのうえ『Breakout』では、監獄までわざわざパーカーを助けに来て、挙句の果てに最終作『Dirty Money』では、例の「ファイナルグッバイ・相棒」の悲劇を尻目に“An old partner”としてやっぱり元気に電話に応対。
40歳前後から年を取る気配もなく、いつまでも仲良しのブレンダは、20代半ばの「有無を言わせぬ美人」……なんて幸せな人なの…!
この方と『掠奪軍団』冒頭の方と、『殺戮の月』冒頭と『Dirty Money』冒頭の方を比べた場合、涙せずにはいられない…。
この話でもエドは、黙って終わるのを待つパーカーの前でブレンダとじゃれ合い、ベタ惚れの様子。仲間たちをブレンダと一緒にプールで泳ぎながら待っていたり……どこまでも幸福で不☆死☆身☆

……おそらく、なんらかの理由で、カムバック後、スターク氏はハンディを仲介役としてでもなんでも登場させにくいと判断した。それでエドに白羽の矢が立った。

……だからってさっそく『殺戮の月』で元気溌剌、前作のラストなんて知らないぜクライマックス、とはどうだったんでしょう。楽しいけれども。
死んだのはトミー・カーペンターだった説も個人的にくすぶる……。


いずれにせよ、案外死んだとされる、この作品冒頭のあのナイス・ガイなども、もしかしたら復活やカムバックがあったかもしれない。

 

 

……なにしろあの某運転手でさえ――(以下しつこいので略)

 

 

(また次の記事で軽めにぼやきます。ちょうど一年なので)

 

 

 

 

※※※

当方の駄文――ファンフィクションはこちら。
ドートマンダー・シリーズ:
『エメラルド始末記』『ファースト・ネーム』『ココナッツと蜘蛛』『エキストラとスタントマン』
悪党パーカー・シリーズ:
『哀歌』『最終作Dirty Moneyについての考察』『アフターワールド』『ラスト・デイズ』『ダーティー・ゴールド』『ライン』
※※※

2020年3月4月の、ちょっとムダあり(?)お買い物事情。

 

気がつけば新年度でした。相変わらずありがたくも仕事ができる状態でおります。
しかしいつ何時また「ニート逆戻り指令」(違う)が出るとも限らないので、ついに我が高齢フリーターの身にも、テレワークの準備をせよ、との指令が来ております。
個人的には、そんなことにならなければいちばん良いのですが、致し方ない。

 

さて、先月半分ほど無職でいたにもかかわらず新PCを購入するというかなりのお買い物をしたので、在宅勤務となっても、PCスペック的な面では問題はないはずなのですが……
問題はWi-Fi、そなたである。
つい先日も、家のいかなる場所においてもつながらないというストライキを起こしたそなたよ。
そもそもが家のリビング、キッチン、バスルームという(あえてバスルームと書こう)、絶対にテレワークで映し出されたら大事故確定の生活感丸出しスペースまでしか届かないそなたよ。
どうしたらよいのだ。
…いや、我が自室に届いてくれたところで、結局のところもっと大事故にしかならないんだけれども(あふれかえるNACSさんグッズ、ライオンズグッズ、その他趣味丸出しの本棚、言わずもがな服と布団)。

 

そこで、検討中ながら、現在のところ仏間でテレワークが有力になっております。
おお、なんと…。
じいさま、ばあさまの仏前で仕事とは…。
実のところ神棚まであるんですが…。
……いやいや、さすがに、映らないように調整はしてみるつもりですがね。
くり返しですが、やっぱりそんなことにならないように願うばかりです。

 

さてさて、そんな近況はさておき、さらにどうでもよい感じの雑記になりますが、
先月初めの休業(引きこもり)期間から現在まで、お金もないのに買ったあれこれを、一部ではありますが、振り返ってみようと思います。

 

ちなみに買って悪かった物は、今のところありません。そもそもよく考えたら不要だったらしく、現在まで使っていねぇぜ!というだけで。

 

 

その① ベルメゾンさんで、コート


写真は張りませんが、カタログに載っているコート。
……その過程で知った、イマージュがもう存在しないという事実。
(※イマージュさんはセシールさんのブランドになったことまでは知っていました)
え、マジ? えっ…!
……いや、もうアラフォーへの上り坂だし、イマージュさんの主な客層ではなくなってしまったんだけれども。
それでもショックではありました。そんなに頻繁に買う客ではなかったですが、お世話になってきたので。

 

それで、肝心のベルメゾンさんのコートなのですが、まだ着ていない。正確には、着て外に出ていない。結局、これまでの擦り切れかけの着慣れたコートを今も着ている。
意味がない! 意味がないよ!
気に入っていないわけではない。値段も手ごろなほうで、品質はかなり良いと思う。
ただ、普段あまり着ない色でね、うん…。
まして家と職場の往復みたいな生活だもんね。(いったい東道さんは何年おんなじコートを着ているんだろう、と思われているんじゃないかという、自意識過剰)(だから新しく買ったのに…!)
…まあ、秋にも着られる色だから……。

 

そして現在、関係ないサイトを開くたびに、ベルメゾンさん広告による「スカート買おうよ」「ワンピースもいいですぜ」攻撃に耐える日々。物欲退散。

 

 

その2 ハニーズさんで、スーツ。


は、青〇さん? A〇KIさん? 欲しいけどさ、品質も着心地も良いのわかってるけどさ、半ば無職に手を出せるお値段じゃなかったですわ。
それで、探しに探した結果、あるじゃん! 地元のイオンにもよくいてくださる、我ら金欠…いや、適度な金銭感覚の持ち主(力説)の味方が…!

 

そして、ひゃっほう! 今のところ、青〇さんのスーツに負けず劣らず着心地サイコーで超お気に入りだぜ! いぇい!!
これはうれしいお買い物でした。ありがとう、ハニーズ。これからも通わせていただきますぜ。
思えば、冬用の特大パーカーを買う時にもお世話になりました。楽で便利な部屋着でした。
……くれぐれもそのパーカーとスーツを逆にしてテレワークしないように、我。

 

 

その3 タングルティーザー


私もこたび調べるまで存じ上げなかったんですが、櫛です。コーム。イギリス製。アマゾンさんでポチりました。昔買った馬毛(?)の櫛が、テレワークでうっかり映ったらそれだけで軽く事故レベルになっていたので。
(こたび、ついでながら、櫛のお掃除方法も知るに至りました。簡単に言うと、ブラシにはブラシで…がいちばん目に見えて効果ありでした)


ただのタングルティーザーではない。ハード&ボリューム(thick&curly)である(居丈高)。
……自他ともに認める剛毛クセ毛のわたくし。長年お世話になっている美容師さんにも言われている。母ゆずりで、髪の量が多い。普通のヘアゴムだとすぐ切れてしまう(そういうときに限ってキラキラ飾りつきの1000円もするやつだったり)。それで前の櫛では、うっかりすると筋肉痛になるレベルの力を込めないと髪がとかせなかった。
……むしろオマエは、日ごろどんだけ筋トレをしていないのか。
それで、無意識のうちに、できるだけ髪なんてとかしたくない、痛いし、かえって荒れるし、みたいな気持ちがあったんだと思う。

 

それで、タングルティーザー、さすが良いっすね!!
とかすだけでさらさらツヤツヤ、アホ毛撲滅……とまではいきませんが、少なくとも髪をとかすストレスは格段に減りました。なんなら楽しくなりました。こんな軽々と、力も込める必要まったくなく、ありがたい…!

 

 

その4 この、新PC


(どのだよ…?)
今のところ動作は快適。ただ、キーボードが前のPCと微妙に違うために、エンターキーを押すたびにちょっとしたイライラが起こるのマジでなんとかなんないかぃ…。
慣れればいいのか。慣れれば…。

 

 

その5 悪党パーカーシリーズ『掠奪軍団』


 次の記事で書きます!

 

 

その6 ドラッグストアで5000円も散在するという、ごく最近の出来事。


 バカ高いマスクを買ったわけでもございません。マスクなど売っているわけもございません。我がマスクは洗濯何周目…。母はマスク自作…。

無論、食品も含まれているので、決して法外な買い物をしたわけではありません。
でもなにが起こったか。


四日前、わたくし、歯茎腫れる。ギリギリ外からはわからないくらいのレベル。
数年前にもこんなことが。そのとき歯医者さんに行ったのですが、曰く、虫歯ではない。半端な親知らずのところからバイキンが入ってしまったとのこと。とはいえ常にバイキンだらけの口内、体の抵抗力が落ちているときにタイミング悪くこうなってしまうことがあるとのこと。

こたびは、薬剤師さん「睡眠不足とかないですか?」
わたくし「いや、そんなないです」(寝つきを良くする薬をやめても快眠記録更新中。ただし寝るのほぼ朝じゃね…?)
薬剤師さん「ストレスは?」
わたくし「そんなないです」
しかし、思い返せば、これより数日前、ちょっとした風邪の症状が…。
ま、まさか、コロナか…!? い、いや、どう考えてもこれは鼻風邪だ。熱もない。三十六度五分は私としては警戒域だが(平熱三十五度台)、どこをどう考えても三十〇年の長きにわたって慣れ親しんできた鼻風邪だ。ちっ、うかうか風邪も引けない世の中になったもんだぜ…! 仕事は行くけどな! 

……抵抗力の落ちたときとは、その日以外考えられん。つまり心当たりがありました。
歯医者さんにわざわざ電話予約して行きたくなかった私は、歯茎の腫れによく効くという薬をあらかじめネットで調べて、例えばデントヘルスあたりを買おうかと考えて、でもどこにあるかわからずに薬剤師さんに声をかけたのでした。

薬剤師さん「話はよくわかりました。まずは抵抗力をつけましょう。ビタミン剤が良いです」
わたくし、ハイシーを購入。ここまでは良い。
薬剤師さん「それからコラーゲンです」(資生堂さんの粉末コラーゲンお値段2000円税抜きを示しつつ)
わたくし「えっ」
曰く、歯茎はコラーゲンでできているとのこと。したがって、食後にビタミン剤、それからコラーゲン、そして歯を磨いてからの歯肉炎用塗り薬(結局デントヘルスでないものを提示された)で、ひとまず効果が期待できるであろう、と。

 

(※上の薬剤師さんのお言葉は一語一句正確というわけではありませんし、私の要約でもあります。もしも同じ症状の方がいらっしゃいましたら、まず直接薬剤師さんや歯医者さんに相談しましょう)

 

歯茎がコラーゲンでできているなどという事実を、この日私は初めて知りました。

日頃、コラーゲンや美容系のサプリにはほとんど縁のないわたくし。
わたくしがそれらが不要なほど美しいからではなく(うん)、飲んだ効果が実感できるほど繊細な感性を持ち合わせていないからです。単純に、痛い→痛くない、くらいの感性で生きております。あと、万年金欠です。
無論、コラーゲン製品は、歯肉炎に効果がありますなどとうたってはおりません。まったく別の売り場にありました。

この日、結局、コラーゲン・ドリンク(600円ほど)とハイシーと歯肉炎薬を、食品・必需品類に足したら、上記の値段くらいになりました。
……やっぱ健康第一ですな。

 

で、オチとしては、ほとんどドラックストアを出た瞬間に、なぜか歯茎の腫れが引いた気がして、翌日には実際ほぼ通常状態まで治っていた、という話でした。

 

どうでもよい話を失礼。

 

前に歯茎が腫れたときは、一週間以上治らなかったので、今回はたまたま運がよかったと思います。

 

さて、もったいないのでコラーゲンとハイシーのコンボをキメて、寝ます。これにタングルティーザーでとかした髪と、新品のコートとスーツで、三日後くらいには見違えるほど美しくなって、やっぱり家と職場を往復してやろうと思います。買い物バンザイ! そして物流に感謝。

書ききれないぶんは、持っておこう。


この世に生まれて、物心ついて、テレビを見て、いちばん最初に好きになった芸能人の方が亡くなった。


その方の訃報をウェブで読んでいたら、別のリンクで、もう数年が過ぎてしまっていたが、同じくテレビでよく親しんでいた人が亡くなっていたことを知った。自分と同年代だ。ご病気だったそうだ。


生きているのは奇跡だ。



すっかりマスクでの仕事にも慣れてきて、ぐちぐち言いながらも、今日も家族と話して笑っていた。


いい年していつまで...と思いながらも、仕事があるのは奇跡。明日はあるかわからない。


好きなものを食べられる。料理できる。眠れる。くつろげる。化粧できる。

体も心もひとまず不調なし。少なくともどこからも害は来ていない。

思い出したいときに思い出し、悲しみたいときに悲しめる。

おまけに趣味のことも考える余裕がある。というか、さっきまでやってた。


持っていないものはいっぱいあるが、どれだけ贅沢なことかわかる。


生きているのは奇跡。


どんな生き方でも奇跡。


次はまたアホな日常記事でも書こう。


あるうちは、だれよりも生きてやろう。



ご冥福をお祈りします。


大いに楽しんだ時間は、少なくともこのちっぽけな人間が生きているあいだは永遠です。ありがとうございます。


2020年3月の、ちょっと腐なエンタメ事情。(『相棒S 18』ほか)

えー、こんな注意書きを載せたことは、たぶんこの過疎ブログ史上初だと思うのですが、このたびは念のため申しておかねばなりますまい。

 

以下、やや腐。

 

……でも、たぶん、私のせいではない。どう考えても公式に責任がある。

 

 

さてさて、去る18日、今シーズン最後の『相棒』を、微妙にリアタイはできなかったんですが、無事視聴かないました。
もう今シーズンも楽しみなひととき盛沢山で、幸せでございました。ネタをふんだんに盛り込んだギャグ回……と見せかけてどシリアス回や鬱展開多めという、いつもながら濃厚なドラマでございました。やはり刑事ドラマの中でも抜きんでていると思います。

 

このごろ特に思うのは、コンビものを超えたチームものになりつつある…というかとっくになっていたのか、『相棒』。
見どころは、杉下右京とその相棒の活躍ばかりでなく、彼らを取り巻く面々(捜一コンビ、青木くん、暇課長はじめ組対5課、鑑識、サイバー課、社課長、ラムネ監察官、てるお参事官にウッチーに至るまで)のチームワークだと思いました。思惑は色々あれど、なんやかんや一つのチームとして動いてますよね。そうなるとも、歯車さえかみ合えば、あとは無敵。
……すべてかみ合うなんてことはまれだとしても。
最終回の、右京さん推理力減退症候群を、総出で心配(?)し始める皆様を見ながら、その実感を新たにしました。

 

ネタシーン&ギャグシーンも最高でしたが、最終回も大渋滞でございましたな。個人的には、「例の症候群克服を力説する右京さんが刑事貴族のあの人か探偵左文字に見える」「にゃん!やら、感激!やら、セリーがおかしい」「グーなジェスチャーでウインクのイタミン&セリー&参事官あれなに、爆」「まさかのさっそく死ぬ桂川さん」「死に際にネタ台詞の連続攻撃桂川さん」「かつての最高ギャグ最終回の加害者と被害者が平然と同じ場所に」「しかも加害者超得意げ」「冠城亘!」「謝れ!」「謝らんか!」「代わりに謝ろう!」


…………。

 

なにしろ途中のCMでさえまったく油断できないですもんな!
およそ半年を経て明かされる、まさかの冠城亘の待ち合わせ相手。

 


「おまたせ!」(キラキラ)(ハート)

 

 

…………ああ、そうか。そういうことですか。


こりゃ、そちら方面に疎いことで有名なわたくしめでも、さすがに認識せざるを得ませんでしたわ。不覚(白目)。一応シリーズ初期の「ラムネの悲劇」(←正しいタイトルではありません)から見ていたのにね。

 

だって、職場ではあんな憎まれ口の叩き合いだったじゃないですか、お二人!

 

……い、いや、さすがの朴念仁・私も、「いくらなんでもスキンシップ多すぎじゃね!?」くらいはもちろん思ってましたけど…。

 

けれども冠城くんがいちばん濃厚接触だったけど、冠城くんだけじゃなかったし、青木くんにはそうさせるなにかがあるんだろうなぁ…くらいで、深く考えていませんでした。

 

それが、まさかの公式投下ですよ……!

 

チクショウ! そういうことだったのかと、見ていながら見ていなかった節穴のこの目が憎いわ!

 

(…いや、たぶん、だからそういうことだというわけではない。わかってる。わかってるけどさ……)

 

だってどー考えても冠城くんのあの「おまたせ!」は、対青木用じゃないですやん! 対デート相手でしょうが! どう見ても!!
キサマら、いつからだ!(たぶん限りなく最初から)(えっ)
職場外のとんでもないプライベートを最後の最後に投下していくスタイル強烈すぎ!
これで来シーズンがますます楽しみになってまう!
……言っておくが、来シーズンは最初っからそういう目で見るから。私の心の腐のせいではないから。これはさすがに公式のせいだから。

 

というか、こうなるともう、今シーズンを見返さざるを得まい。思えば、あの「青木くん(代理)婚活回」! 冠城「それにしても青木のやつ…デレデレしちゃって……」とかなんとか、あれはガチのマジの嫉妬だったの!? そーいうことだったの!?

 

……あーもういい、いい、わかった。そーいうことならそうだと言ってくれ。うん、正直、冠城くんさ、メイちゃんとはちょっと年が離れすぎているかな?と思ってたよ。
そーいうことならもう来シーズンの心構えはできたから、ぜひとも引き続き憎まれ口の叩き合いをしていてくんなさい! とてもあたたかく見守って差し上げますわ!

 


……実はこの日の個人的「ラブラブに当てられ事件」(??)は、これで終わりませんでした。
『相棒』最終回視聴後、ここ何週間かの流れとして『魔術師オーフェン』のアニメを観に移っていきました。
そしてまたその流れで、実のところ何話か、『宝石商リチャード氏の謎鑑定』を、原作もなにも知らないまま、ぼんやり視聴しておりました――。

 

くり返しますが、以下、原作を読んでいないやつの所感です。

 

いや、最初は、ミステリ好きの端くれとして、「宝石商の謎鑑定? 宝石にまつわるウンチクを交えたミステリーかな? あのあり得ないくらいのイケメンが名探偵で、あの好青年が助手な?」なんて好奇心で「ながら見」していたのですが……

数話後、「おいおい、あの好青年がぐう聖中のぐう聖なのもすばらしいが、リチャードが全然性格悪くなくない!?」(←超偏見)
その……助手役のぐう聖ぶりに比例して名探偵の性格は悪くなる、という偏見を抱えてアラフォーにさしかかった人生でした。
なんて良い人なんだ、リチャード! …いや、性格悪い要素はあるのかもしれませんが、それでもこれまで読んだり見たりしてきたアレやコレに比べたら全然マシだ! 聖人級だ! 正義くんを無暗にイジメないだけ、アナタがだれより聖人だーー!!(どんな偏見を我が胸に育ててしまったのか…)
と申しますか、この作品、嫌なやつがまず一人も出てこない物語ではないでしょうか。はらわたが煮えくり返るような、むかむかして三倍返しで復讐してやりたくなるような、見ていて世の中に嫌気が差すような、そんなキャラが一人も出ていない。いや、悪役はいるにはいるんですが、そこまで憎たらしく描かれていない。さらりと、あるいは少し不器用な愛や善意の結果、というように。
この穢れた心(色々な意味で腐)を洗い流してくれるような、美しい作品。
かなり注意深く、厳密に、「嫌なキャラ」を出さない&描かないようにしている作品であると思えました。このアニメのみの鑑賞者ですが。


……で、『相棒』最終回を観たのと同じ夜、今やかなり楽しみになった『宝石商リチャード氏~』をいつもの流れで観に入ったわたくしが、なにを見たのかと言いますと、、、

 


(以下、10話ネタバレしてます!)
(やっぱり腐の心で)
(でもやっぱりわたくしめのせいではないと思うんですが…)

 


前回、行方不明のリチャードを思い、泣いちゃった正義くん。(やっぱり鬼やないか、リチャード)
リチャードを追いかけ渡英。
道中、リチャードによく似たうさんくさいイケメン(※注 親族)に絡まれる。
体調不良を起こす。
うさんくさいイケメンと強制デート。SNSで公開される。
エサにつられたリチャード、正義くん救出に参上。手を引いてラブラブ逃避行に見えたのは、気のせいか…。
正義くん、倒れる。リチャード怒る。うさんくさいイケメン(だからやめろ。ファンに怒られる)GPS追跡で隠れ家に来襲。
リチャードと正義くん、同性婚

 


…………え?

 


(前々話とその前あたりを見逃して、実は事情をちゃんと把握していなかったこの一視聴者)

 


…そ、そうか……。


そうか……そうか……!


それはめでたいな……。どう考えてもハッピーエンドだな……!


(気分は突然甥っ子の婚約を知らされたおばちゃん)


というか、そのガバガバの遺言状はなに!? それならもっと早い段階でなんかやりようがあったんじゃないの、ジェフリー!?

 

 

(結局、同性婚は取りやめとなったみたいですが……)

それ以後も、涙の熱い抱擁、結婚指輪の交換(違う)まで見届けることになったわたくしめは、色々な意味でもう昇天するところの深夜となりました……。

いや、もう、正義くんのあの笑顔を見たら、私などはもうおなか一杯幸せいっぱいありがとうございます、という心境です。

書き方にやや語弊があったかもしれませんが、まったくもってこのうえもなく幸せいっぱいの気持ちになるひとときでした。

 

それにしても、いやはや、1日にして二組にも公式に見せつけられるとは思ってもみませんでした。

……現実の世の中はありますが、この3月は心の中でお二組の末永くの幸せを願いつつ、そして近々の再会に期待しつつ、できるだけ穏やかで満ち足りた状態で過ごそうと思います。

 

……で、ピクシブのアカウントがあるんですが、「かぶあお」「リチャ正」の検索でおけ???

 

 

……オマエの3月はそれでいいのか。

 

地階の狂剣~ファイナル・シーズン~

FEトラキア776プレイ日記。

(※実話を会話形式化)
(※書いたのは十何年も前)
(※シーズン1と2は前記事のリンクに)

 

 ~終章・誓いの剣~

 

f:id:Anridd:20200305030324j:plain

(参考画像:小学館・公式ガイドブック様より)

 

 

リーフ:ぼくはまだあきらめたわけじゃないぞ!
パーン:やれやれ、まだやるのか。
フェルグス:今度はなんだ?
リーフ:誓いの剣6人クリアの野望に決まってるじゃないか!
アスベル:えーーっ! まだやるんですか!?
リーフ:絶対できるって! ネット上でもやってる人見たことないけど(※書いた当時)、ぼくは信じているぞ!
リノアン:…いつになったらアウグスト軍師は帰ってくるんでしょう?
カリン:エレブ大陸から電報が届いたわ! 内容は『アウグスト、エミリーヌ教団ニ入団。若イ神父ト ナンパシ放題』…。
フィン:ううっ…、リ、リーフ様、これは無理ですよ。これまで何度失敗したことか。過去をふり返ってみてください。

 

シーズン1より記録:①リーフ②デルムッド③サラ④マリータ⑤シヴァ⑥アスベル

リーフがやられ、サラがやられ、アスベルがやられ…………

 

リーフ:メンバーと並びが悪かっただけだよ。よく考えたらこのメンツでしか試してないじゃないか!
フィン:水面下ではほかにもいろいろやったでしょう。オーシンやフェルグスを入れてみたり、指揮レベルに期待してサイアス司祭を入れてみたり。
サイアス:いずれもあっというまに失敗したんですけど…
リーフ:できるったらできるの! サイアス司祭、天才軍師ならなんか良い方法はないんですか!?
サイアス:私ではなくセティ王子を選んできてかつリーフ王子がマスターナイトにクラスチェンジできたりなんかしたら、なんとか(^_-)-☆
リーフ:やめてくださいよっ! 悲しくならないんですか、あなたはっ! ううっ……気を取り直して、ぼくが考えたメンバーはこうだ!

 

① リーフ②マリータ③オーシン④サラ⑤フィン⑥ガルザス

 

パーン:あれ、マリータが④じゃねぇのか?
リーフ:そこにこだわってたのが、まず間違いだったんだよ。②の部屋なら敵は斧ばかりだから、マリータの敵じゃないって!
フィン:リ、リーフ様、フィンも出撃なんですねっ!?
リーフ:うん、王者の剣を持ってってね。ぼくを守ってくれ。期待してるよ!
フィン:はっ、このフィン! リーフ様のためならば例え火の中水の中どこまでもついていきますーーーっっ!!
フェルグス:おい、王子を止めるんじゃなかったのか?
シヴァ:ほっとけ、どうせ俺たちは出撃しないんだ。
リーフ:死神親子も期待してるよ!
マリータ:おまかせください!
ガルザス:フッ…
リーフ:サラ、レスキュー、レスト、スリープ、リワープ、ワープは忘れないでね。持ちきれない分は、他のだれかに渡してもいいから。
サラ:はーーい。
リーフ:それと各自きずぐすりを忘れずに。オーシンは見切りMも。さあ、行くぞ! 今度こそーーーーっっっ!!!
ナンナ:リーフ様、がんばって!
サフィ:どうなるかしら…?

 

~プレイ開始~

 

リーフ:ぼくとフィンとマリータは扉を開ける。ガルザスとオーシンは間接斧投げでベルばらを倒す。サラはまずスリープで④のガルザス・コピーを寝かせるんだ。さあ、レイドリック・アインス! お前には負けな――
フェンリルーーっ! どかああんっ
リーフ:え?
フェンフ:連続弓の嵐ーーっ!!
ガルザス:…最後に面白いやつとに会えたな……ぐふ……

 

 

…………。

 

 

リーフ:そんなバカなあああああああっっ!!

 

 

~リセット♪~

 

 

リーフ:わ、我が軍最強の大魔神が…なんでああもあっさりやられちゃうんだーーーっ!
サフィ:フェンリルに当たっちゃったのが痛かったですねぇ
リーフ:だ、だめなのか……。やっぱだめなのか……orz
デルムッド:…リーフ王子、世界にはピンチの時ほど回避率が上がるというすばらしースキルがあったはずですが…
リーフ:そ、そうか! そうだった! 前回最強証明されたあの「祈り」のスキルがあれば、例えヘルとフェンリルのコンボ攻撃が来ても怖くないぞ!
サラ:私とフィンさんをメンバーに入れておきながら意識してなかったのね、リーフ様。
リーフ:よしっ、こうなれば、これがラストだ! イリオスが⑤に入って! フィンは⑥に変更だ!
イリオス:なにいいいいっっ!? また俺をこき使うのか!?
リーフ:前回は発動しなかったけど、君も一応祈りスキル持ちだろう?
イリオス:デルムッド! キサマが余計なことを言うからーー!!
リーフ:さあさあ、行くぞ! 今度こそ決着をつけてやる! これで終わりだ、ベルトーーーーっ!!
パーン:2ターン目でオルソンがやられるに300G
フェルグス:増援があふれ返るに200G
サイアス:マリータがバサーク・キラーマシン化するに400G
ラーラ:サイアス様がそんなこと言っちゃダメでしょ(^_^;)
リーフ:ていうか賭けるなーーーーっっ!!

 

~プレイ再開~

 

リーフ:ぼくと⑥フィンと②マリータは扉を開ける! ③オーシンと⑤イリオスは間接攻撃でベルばらを倒す! ⑥サラ、マリータんとこのベルばらは魔力19だ。スリープで黙らせろ! これでターン終了!

 

~敵1ターン目~

 

オーシン:うおおおおおおおおっっ!!
ロナン:わあ、さすがオーシンさん。ベルばらどころかマスターランス×2まで倒しちゃいましたね。
リーフ:うわっ、うわっ、うわあっっ!
ナンナ:ああっ、リーフ様にフェンリルとマスターアクス×2とアインスが集中砲火…!
リーフ:ま、負けるもんか! 負けるもんかぁっ! このターンさえ乗り切ればーーっ! うなれ光の剣! とあーーーーっっ!!
サフィ:まあ、鬼神のようですわ、リーフ様。
フィン:リーフ様ががんばっておられるというのに、このフィンがここで倒れるわけにはいかない! ああ、どうかフェンフのスキル突撃とかが発動しませんよーに! フェンリルに当たりませんよーに!
パーン:おっ、早くも祈ってるぞ。
エルフ:バサーク!
ぎゅるるるん!
ラーラ:あ…
フィン:コロス、コロス、ミナコロス、シネヤーーーーッ! ウオオオオオオオオオオオッッ!
フェルグス:なんでオーシンじゃねぇんだ? エルフの近くにいるからか?
シヴァ:かもしれんが、バサークの射程3~10で、オーシンの立ち位置は2マス以内……あれ?
フェルグス:3マス目、だよな…?
リーフ:フィンはしばらくほっとこう。マリータ、大丈夫か!?
マリータ:はい! ドライとマスターボウどもをかわし切って、うち一人をやっつけました!
リーフ:よし、よくやった! イリオスは?
イリオス:俺よりサラがフェンリルをくらってるぞ。
リーフ:うわ、ヤバいな。わかった。とりあえずこのターンは乗り切った! 次はじゃあサラ、オーシンのほうに逃げながら、リザーブを使って! おっと、その前にレイドリック・アインス! お前の「怒り」なんか怖くない! くらえ、ブラキの剣!!
ザシューーーッ
アインス:ぐああああっっ
ナンナ:リーフ様、すごいっ!
マリータ:流星必殺剣!
ズシャッ グサッ
リノアン:マリータもドライを倒したわ! 彼女のところはもう大丈夫ね。
フィン:クタバレヤーーーー!
グサッ ズバッ
タニア:あ、バサーク・フィンさんはフェンフを倒し損ねてるわよ。
リーフ:うっ…まずいな…
サラ:リザーブ~~!


ピロリ~~ン♪


サラ:あ。
リーフ:おーーっ! よくぞでかした、サラ! 再行動だ! オーシンのほうに逃げてかつフェンフをスリープで黙らせてくれ!
サラ:はーい。
リーフ:オーシン! サラをかついでかばわなくていい。扉を開けろ!
オーシン:よし!
リーフ:ターン終了!

 

~敵2ターン目~

 

エルフ:バサーク!
ぎゅるるん!
イリオス:ウウッ…平民ダト思ッテコキ使イヤガッテ……
カリン:今度はオルソンさんね。
リーフ:マリータじゃなくてよかった~~っ! ……あ。
マスターアクス×2 フェンリルーーっ!!
ナンナ:リーフさまぁーーーーーーーっっっ!!!
シヴァ:ここまでか……ん?

リーフ:ぜえっはあっぜえっっ…!
パーン:おおっ、生きてるぞ!
リーフ:こ、この悲願の6人クリアを果たすんだ……! 今度こそ……今度こそーーーーっ!!
ナンナ:リーフ様、なんて素敵……(#^^#)
ラーラ:がんばれリーフ様ーーっ!!
マリータ:たあーーっ!
フィン:テアァァァァ!
イリオス:クタバレーーッ!
ズバッグサッドカァンバコーーーン!!!

フェルグス:マリータ、マスターボウ持ちアーマーども撃破!
カリン:バサーク・オルソンさん、ツヴェルフ撃破!
ロナン:バサーク・フィンさん、フェンフと毒槍アーマー×2撃破!

リーフ:ターン終了! くたばれベルばらーーっっ!
イリオス:クタバレ貴族ーーっっ!
④のベルばら:フェンリルー!
イリオス:ヤカマシーーッッ!
ディーン:さすがマージナイト。魔防が高くて大したダメージにならないな。
リーフ:オーシン、魔防床に上がって見切りMをつけろ! サラ、リザーブだ! ターン終了!

 

~敵3ターン目~

 

エルフ:バサーク!
ラーラ:あああ…やっぱりマリータがバサークに……あれ??

中央の敵バーサーカー①:うわあああああっっ!?
同②:ぎゃあああああああ!?
同③:な、なんだっ!? なんの騒ぎだ!?
同④:だっ、だれかっ、あいつを止めろ!

タニア:い、いったいどういうこと!? エルフが味方のバーサーカーにバサークをかけたわよ! 同士討ちが始まってるじゃない!
パーン:…バグか……?
リーフ:おおっ!! なんかよくわかんないけどラッキー!! バサークの犠牲者が二人だけで済んだぞ! よし、いい感じになってきた。運も実力のうちさ♪
アスベル:ホント、今回はツイてるなあ…

リーフ:よし、こっちのターン! オーシン、頼んだぞ!
オーシン:まかせとけ! うおおおおおおっっ!!
エルフ:リザイア!
オーシン:くらえ、プージ!
ズギャアアアアアアンッ

オーシン:へっ、たわいもねぇ…
リーフ:でかした! サラ、オーシンの持ち物から適当な杖をそろえて、イリオスにレストをかけに行くんだ。攻撃範囲に入らないように慎重に近づくんだよ。あ、その前に、さっきのフェンリルの傷、きずぐすりで回復しとくんだ。
サラ:忙しいなぁ。
敵アーマー:マスターアクス!
リーフ:うるさいってば、ブラキの剣! マリータ、部屋が片づいたら、増援を塞いで! あ、それからもう一つ、サラ、手が空いたら、ツヴァイにスリープかけといてくれよ!

 

 

~そして・・・~

 

 

サラ:レスト!
イリオス:うっ…? いったい何をやってたんだ、俺は? またこき使われたのか?
リーフ:イリオス、正気に戻ったんなら、④の祭壇にいる連中を片づけておいてくれ。ガルザス・コピーことツヴァイは眠らせたから大丈夫。ただしフェンリルには気をつけること!
イリオス:ああっ、もうっ!
リーフ:剣も魔法も使えるってのは便利だね♪ サラ、リワープして次はフィンにレストだ! おや、増援が出てきたか。2つはマリータとオーシンが塞いでるんだけど…。よしわかった、サラ、イリオスのところがひと段落するまで⑤の増援を塞ぐことにしよう。フィンのレストはあとでいい。
パーン:すごい順調だな。
ラーラ:これはひょっとすると、ひょっとするかも…

 

 

~そしてそして・・・~

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リーフ:よしよしよし! ひとまず増援も片づけて辺りが静かになった! ここまで来れたのは初めてだぞ!
シヴァ:運がよかったな。これは奇跡的だ。
フィン:リーフ様、私がバサーク化しているあいだにこんなに頑張られて…! このフィンめはうれしゅーございますーーっっ!
リーフ:サラ、マリータのところへリワープして、代わりにあそこの増援を塞いでくれ。マリータ、ぼくと一緒に中央のバーサーカーたちをやっつけに行こう! なんかさっきのバサーク事件で2体ばかり減ってるみたいだけど♪
マリータ:はいっ
フェルグス:ホントに…さっきのアレはなんだったんだか……

 

~中央祭壇下~

 

マリータ:片づきましたね。楽勝だったわ。
リーフ:よし、マリータ、④の魔法陣に向かってくれ。到着したら、イリオス、オーシン、フィンは増援出現場所から離れて、魔法陣に向かって! サラは直前に魔法陣の上にリワープだ! 増援は各個撃破!

 

~結界解除~

 

ベルト:クククッ、リーフめ、性懲りもなくたった6人で攻めてきおったか。ほめてやろう。
しかしワシのいるところまでたどり着くことはできまい。フハハハハハハハハハハッッ!!
サフィ:いつになく余裕綽々ですね、ベルト。
パーン:ここからが問題だな。どうする、リーフ王子?
ナンナ:負けないで! リーフ様!

 

リーフ:ストーンが5発。フェンリルもたくさん。Mアップにレストつき……う~~ん……
フィン:リーフ様、あと少しです。
オーシン:ここまで来たんだ。クリアしてみせようぜ!
イリオス:チッ、好きにしろ。
サラ:……ごくろうさま
マリータ:勝ってみせます、絶対に!
リーフ:みんな……! よしっ、サラ、④の祭壇周辺にリワープしてから、ぼくとフィンをレスキューしてくれ。みんな、あの辺りに集結だ! ただし、遠距離魔法の攻撃範囲には入らないように!
フェルグス:どうするつもりなんだ…?

 

リーフ:みんな、集まったな。
オーシン:おう!
リーフ:では、フェンリルの弾切れ作戦決行!! よろしく、フィン&イリオス! 
フィン:わ、私ですか!?
イリオス:チッ、なんで俺ばっかりこき使うんだよ!?
リーフ:イリオスは魔防が高いから。フィンはぼくの支援効果があるからだよ。さあさあ、魔法床に上がって! がんばってよ、フィン!
フィン:おまかせください、リーフ様! リーフ様が支援してくださるなら、このフィンめは攻撃をかわしてかわしてかわしまくってみせます!
サラ:ふふ。

 

~5ターン後~

 

リーフ:よぉし、フェンリルは全部弾切れになった! 続いては、ストーン弾切れ大作戦だーーーーーっっっ!!!
他5人:え゛えええええええええっっ!!??
オーシン:お、俺たちを石にする気か、リーフっ!!
リーフ:大丈夫だよ、ちゃんとサラがキアの杖持ってるから。さあ、行っておいでーーっ!
オーシン:だああっっ!
イリオス:チクショウッ、王族め!
マリータ:ああっ、お母様ーーっ!“
フィン:リーフさまぁ!

ベルト:ストーン×4!!!!

 

オーシンの石像、イリオスの石像、マリータの石像、フィンの石像ができました。

 

フェルグス:あちゃあ……
デルムッド:でもまだストーンの回数が1回残ってるぞ。
サラ:リーフ様、石になってみる?
リーフ:いや、遠慮するよ。イリオスにでもキアをかけて、再び石になってもらうとしよう。
サラ:オッケー。キア!
イリオス:まったく、平民だと思ってこき使いやがっ――
ベルト:ストーン!!
イリオス:またかああああああっっ!!(怒)
カリン:オルソンさん、戦いが終わった貴族になれるんだから、めげないでね。

 

リーフ:わーつははははっっ!! これで怖いものなどもうなにもない! もうクリアしたも同然だ!! さあ、首を洗って待ってろ、ベルトっ、今行くからなーーっっ!
サラ:リーフ様、キアの杖、あと回数が3回しかないんだけど、どうするの? だれか一人石のままよ。
リーフ:うっ……そ、そうだった…。前にエーヴェルに使った分で減ってたんだった…。うーん、一人だけ石のままっていうのはかわいそうだから、二人石のままにしておこう。キアの杖はあとでサフィにリペアかけてもらえばいいし。
パーン:嫌な同情心だな…(^_^;)
リーフ:魔力高くて直間両用OKなイリオスと、流星月光必殺見切りつきマリータにキアをかけてくれ。フィンとオーシンは、悪いけどそのままで……
カリン:キャ~~、鬼!
タニア:ああ、オーシン(; ;)
ナンナ:ああ、お父様(; ;)
シヴァ:あんなに王子に尽くしてきたのに、最後はコレか……(-_-;)
サラ:キア×2
マリータ:リーフ様! …あれ、オーシンとフィン様はまだ石なんですか?
リーフ:(あさっての方向を見て)あははは…、さあ、とっととベルトを倒して悲願達成といこうじゃないか! LET'S GO!!!
イリオス:―ったく王族ってのは、やっぱり平民を盾にして生き延びる連中だな…(怒)

 

~中央祭壇~

 

ベルト:ぬぬっ、リーフよ、まさかここまで来ようとは…!
リーフ:待たせたな、ベルト! こうなったらもうお前の負けだ。観念しろ!
ベルト:こっ、こしゃくな! お前らとてすでに満身創痍のはず! 我らベルクローゼンの力を思い知るがいい! 行け! 魔法床&Mアップつきの黒薔薇たちよ!!
ベルばら:ヘルーーーーーーッ!!
イリオス:床もMアップも意味ないだろうが! トロン!!
マリータ:流星剣!!
サラ:ライトニング!!
リーフ:くらえ、天下の宝刀、光の剣ーー!!
どかすかばきめちゃズバババどーーーーーーんっっ
ベルト:ぬ、ぬわぁ……(;゚Д゚)
リーフ:まったく弱いぞ、ベルト! これまでぼくたちがくぐり抜けてきた試練に比べたら、お前なんて楽勝楽勝っ! さあ、覚悟はいいな?
ベルト:く、来るか、リーフ!
リーフ:じゃ、マリータ、あとよろしく。
ずるっ
ベルト:お前が直々に挑むんじゃないんかい!!」
リーフ:ぼくは同じ失敗は二度としないんだよ。これからは楽してロードプリンスをモットーにしようと思ってるんだ。
ベルト:キサマというやつは……あっ……
マリータ:流星月光必殺剣!!!
ベルト:ギャーーーーーーーッ
 ギャーーーーーーーッ
ギャーーーーーーーッ
ギャーーーーーーーッ
ギャーーーーーーーッ
……

 

 

リーフ:お…終わった……。ついに…達成した! 悲願の終章6人クリア……
やったぞーーーーっっ!!! みんなーーーーーーーーーっっっ!!!

 

 

~~エンディング~~

 

 

ナンナ:おめでとうございます、リーフ様!
リーフ:ははははは! スーパーリーフマンに不可能はなかった!
パーン:でもかなりツイてたよなぁ。まぐれじゃねぇの?
リーフ:まぐれでもまぐろでも何でもいい! とにかくやってのけたんだ。ハッピーエンドさっ♪
カリン:わかりましたから、早くフィンさんとオーシンを元に戻してあげましょー
リーフ:おおっ、すっかり忘れてた!
フェルグス:おいおい…(^_^;)
ディーン:リーフ王子、セリス皇子が(また)到着したぞ。

セリス:リーフ王子、ついに6人クリアを達成したんだってね。おめでとう!
リーフ:セリス様! これもセリス様のおかげです。セリス様が『聖戦の系譜』でぼくの手本となってくださったおかげ…
セリス:いや、これはリーフ王子の力だよ。君ががんばったから奇跡が起こったんだ。すごいよ、リーフ王子!
リーフ:セリス様……
セリス:ところで次の『聖戦~』なんだけど、父上の代から聖戦士の武器ナシでクリアとか、ティルナノグの子供たちだけでクリアとか、オール歩兵orオール騎兵クリアとか、女の子だけクリアとか考えてるんだけど、どう思う?
リーフ:おもしろそうですね! 実はぼくも次回のトラ7は「光の公子」の章までにぼくとフィンとナンナ以外全員を捕虜収容所送りにして『聖戦~』とのつじつまを合わせようと思ってるんですよ。そして捕虜収容所では自軍メンバーはおよそ50人出撃ということに……

 

 

 

―――――――――っっっ

 

 

 

 

リーフ軍&セリス軍一同:
やめてくれ!! リーフ/セリス様――――――――っっっ!!!!!

 

 

 

【完】

 


※※※

お、おおむね、こんな感じで、現実に6人クリア達成と相成りました。
バーサーカーにエルフのバサークがなぜか降りかかる、という謎のバグに大いに助けられたのでしょう。…思えば、オーシンにバサークが向かわなかったあたりから、なにかがバグりはじめていたのでしょう。
しかしともあれなんであれ、6人クリアできたのは事実。あはは…。

このあとにも色々アホなFEプレイをやったものですが、機会があれば…(ネタがなければ)…また。

 

 

地階の狂剣シーズン2(ほぼ実話)

ファイアーエムブレムトラキア776の最終章「誓いの剣」の会話形式プレイ日記その2

小学館公式ガイドブック様より、参考画像)

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(※言い訳 書いたのは十五年以上昔です…)
(シーズン1はこちら)

 

anridd-abananas.hateblo.jp

 

 

~終章「誓いの剣」~

 

オーシン:2!? 2ってなんだ、おいっ!?
パーン:また何か企んでるのか、リーフ王子!?
リーフ:ピンポーン! フフフ、ついに失われたデータを取り戻したわけから、派手なことやってみたいんだよ、また(※たぶん前回までのセーブデータが消えてしまい、やり直したものと思われ)
フィン:リーフ様、お願いですからもうやめてください……(泣)
フェルグス:で、今度は何だ? 魔法だけでクリアするとか、そういうやつか?
リーフ:あ、それもいいね。グッド・アイディアだ。
アスベル:余計なこと言わないでください、フェルグスさん!
リーフ:でもそれはまたの機会に取っておいて、今回は最もスリリングな企画を実行したいと思う。
サフィ:だからまたしてもリーフ様を止めてくれるアウグスト軍師はどこに行っちゃったんですか?
デルムッド:レヴィン様と一緒に第110回世界美人軍師コンテストに出場しに行ったよ(-_-;)
パーン:なんだそりゃ(-_-;)
サイアス:ちなみに私はすでに殿堂入りしているので、今回は辞退したんですよ。
リーフ:と・に・か・く! これからぼくの壮大なる計画を発表するぞ!
オーシン:こいつにバサークをかけやがったのは、どこのどいつだ?
リーフ:おおっ! そうなんだ、オーシン! 今回は「エルフのバサークにかかりまくって最強王決定戦!!」といこうじゃないか!
一同:なにいいいいいいいいいっっ!?
リノアン:それってつまり、だれかをバサークのいけにえに捧げて、味方同士で争う――
リーフ:そのとおり!
ラーラ:な、なんてことを…
アスベル:レストっ、レストぉっっ!
フィン:リーフ様! いくらなんでもそれはむごすぎます! おやめくださいーー!!
リーフ:いいや、やると言ったらやるんだ! 恐怖のデスマッチだ! 生き残るのは果たしてだれかな?
ナンナ:ああ、リーフ様…日頃のお疲れのせいでついにご乱心なのですね。おかわいそうに…
サラ:彼は元々ああいう人よ。
リーフ:杖を使う人は、ワープ、リワープ、リブロー、リザーブをゆめゆめ忘れないこと。各自容赦ない最強装備で出陣すること。
シヴァ:まったくまったくバカな話だ。
リーフ:あくまでも味方同士の戦いなので、ベルトや魔法陣は完全無視。クリアすることは考えるな!
(ベルト:のわあああああああああああっっ(;O;)
リーフ:ではメンバーを発表するぞ! もちろん18人のベストメンバーで!
ラーラ:うれしくない…(-_-;)
リーフ:第1グループは、ぼくとオーシンとアスベル。
アスベル:えぇえ!? オーシンさんとですかぁ!? いちばんバサークにかかりそうな人じゃないですかぁ!
リーフ:そうなったら二人で逃げよう、アスベル。ぼくらはいつでも一緒だよ (^_-)-☆
アスベル:リーフ様…(゜.゜)
リーフ:第2グループは、シヴァとラーラとサイアス司祭。
ラーラ:今回ばかりはセティ様を選んでこなくてよかったわね。
シヴァ:ああ、バサークフォルセティを相手にしたくはない…
サイアス:シヴァさんもバサークのターゲットになりやすそうですけど。
リーフ:第3グループは、マリータ、ナンナ、サラのアマゾネス隊だ。くれぐれもバサークを使い切るまでエルフを倒さないよーに。
マリータ:任せてください、リーフ様!
ナンナ:マリータ、楽しそうね(^_^;) 
マリータ:だってバサークにかかるのはウチの軍の主力メンバーでしょ? 負けられないわ! もっと強くなるための試練よ。
フェルグス:…そうはりきらなくても、主力中の主力剣士にかなうやつなんてそうそう――
リーフ:第4グループは、フェルグスとディーンとサフィ。
ディーン:こ、こんなところで出されるわけか…(-_-;)
リーフ:フェルグス、出撃したら忘れずにコレ使ってね。この日のために取っておいたんだよ。
フェルグス:み、見切りM!? おいっ、俺になにをさせる気だ!?
リーフ:もうっ、わかってるクセに(^_-)-☆ で、第5グループは、フィンとデルムッドとタニア。
フィン:リーフ様とともに出撃できて、うれしいようなうれしくないような…
タニア:なんであたしが出なきゃいけないのよぅ。バサークには狙われないし、かけられたやつにとっては絶好の獲物じゃない…
オーシン:逃げろ、タニア。そしたら俺が助けに行ってやる!
タニア:オーシン……/// ///
サラ:絶対そのころには彼こそがバサークにかかってるわね。
パーン:まあ、いい雰囲気だからそっとしとけよ。
リーフ:最後第6グループは、リノアンと新顔イリオス、それにガルザス。
イリオス:待たんかいっ! なぜよりによって俺をガルザスなんかと一緒にする!? 確実に2ターン以内にバーサーカー化だろうが! ええいっ、チクショウ! 俺が平民だからか!?
リノアン:私は平民じゃないですわよ、イリオスさん。
カリン:がんばってね、オルソンさん!
イリオス:イリオスだって言ってんだろーが!
リーフ:メンバーは以上だ。
パーン:うんうん、俺はしがないレベル20のシーフファイターでよかったなぁ♪ あ、フィンさん、王者の剣貸してやるよ。がんばってな♪♪
オーシン:こいつはまたしてもこういう時ばかり居残りか? なんでだ!?
パーン:余裕のあるツッコミ役が必要だろ?
ラーラ:なんなのよ、それは(-_-;)
フェルグス:カリン、ひとっ走り飛んでって、美人軍事コンテストからアウグストさんを連れ戻してこい。なに、どうせ予選落ちだ。
カリン:オッケー! 行くわよ、エルメス
リーフ:さあ、行くぞ、みんな! トラ7恐怖のデスマッチ開始ーーーー!!
フィン:ああ、リーフ様ぁ…(涙)

 

 

~~

(バサーク×3にかかったキャラがロストするまでゲームが続きます。果たして生き残るのはどのメンバーか!?)

~~

 

 

リーフ:みんな、バサークのいけにえが出ないうちに、部屋の中のフェンリル持ちベルばらだけはなるべく倒しておいてね。ぼくたちの遊びのジャマはされたくないし。
シヴァ:やれやれ…
ラーラ:シヴァさんが扉開けて、続けて倒しちゃってよ。あたしが応援する(再行動させる)から。
シヴァ:わかった。
サイアス:私の指揮官効果もお忘れなく。


ナンナ:私たちは次のターンまで待ったほうがいいかしらね。後ろにマスターランスのアーマーが控えてるんだし。
マリータ:大丈夫よ。サラに倒してもらって、私たちがかついで下せば。お願いね、サラ。
サラ:オーケイ。ライトニングーー!


フェルグス:おいだれか、中のガルザス・コピーを眠らせるとかしてくれよ。そうすりゃ安心して扉を開けられる。
リーフ:なに言ってんの!(メガホン持ち)君とガルザス・コピーを直接対決させるために見切りMを持たせたんじゃないか! ベルばらの始末は次のターンでいいから、さっさと見切りMをつけなさい!
フェルグス:ああっ、まったくっ、やっぱりそうきたかよっ
サフィ:がんばってね、フェルグスさん。
ディーン:援護は任せとけ。
フェルグス:やれやれ。


フィン:私が扉を開けますから、デルムッドはベルばらフェンリルをよろしくお願いします。そしてタニアで一気に中ボスを倒してしまいましょう。勇者の弓、持ってますね?
タニア:もちろんよ。中のアーマーたちも毒の槍だから、たいしたことないわ。
フィン:あとはひたすら逃げるとしましょう。私の勘では、おそらくデルムッドはバサークにやられます。勇者の剣は持ち替えてください!
デルムッド:はいはい…(^_^;)


リノアン:こっちはガルザスさんが扉の前に立っていれば問題ないですね。
イリオス:ああ、マスターアクスで自動的に片づくだろうな。じゃあ俺たちはさっさと逃げるとするか。
リノアン:どこへですか? 隣の1の部屋にはオーシンさんがいるんですよ?
イリオス:ううっ……チクショウ。


リーフ:ぼくたちも打って出よう。ぼくが扉を開ける。アスベルがフェンリルを倒す。オーシンがアーマー1体をプージで倒す。ケガしたらサフィかサイアス司祭のリブローで回復してもらう。
アスベル:リーフ様、いちばん楽してますね…
オーシン:まあ、とにかくやってやるぜ! ヤケだ!!

 

~~

 

パーン:今んところ順調だな。これからが本番だ。
ロナン:一体どうなってるんですか、こっちは?
パーン:よお、ロナン。今回は疲労でくたばってて正解だったな。
ロナン:どうもそうみたいで…
カリン:ただいまぁ!
パーン:カリン、アウグスト軍師はどうだった?
カリン:ダメね。このままいけば審査員特別賞をゲットするわ。
ロナン:ライトニングヘッド賞コンクールですか?
パーン:結構言うね、ロナン君。
カリン:あ、オーシンがバサークにかかったわよ。

 

~~

 

オーシン:オラ、オラ、オラァ~~~~っっ!!(乱)
アスベル:うわあーっ! リーフ様、逃げましょう!
リーフ:そうだね、アスベル。
ナンナ:リーフ様~、レスキューします!
リーフ:じゃあね~♪
アスベル:ああっ、そんなあっ、リーフ様ぁ! 親友を置いてくなんてー!!
サラ:やっぱりね。
ラーラ:アスベル、こっちに来ないでよ! オーシンがついてくるじゃない!
アスベル:だってあっちにはガルザスさんがいるんですよ!
シヴァ:こっちはマスターアクス・アーマーどもを一人で倒してくたくたなんだ!
サイアス:とりあえずリカバーかけときますよ。あ、すごいですね、オーシン。プージでアインスwithロプトの剣をやっつけてしまいましたよ。無傷とはいかなかったみたいですけど。
リーフ:うんうん、今のところこの第3の魔法陣あたりがいちばん安全だね。じゃ、ぼくは早めに増援をふさぎに行くよ。あとよろしくね!
マリータ:リーフ様ったらぁっ…

フェルグス:ガルザス・コピーに炎の剣を使われるのは面倒だからな。こっちから行ってやるぜ。流星剣がないならなんとかなるだろ。
ディーン:マスターソード使うか?
フェルグス:いや、それはお前が援護するときに使ってくれ。俺はベオの剣で十分だ。
サフィ:回復のことはご心配なく。
フェルグス:さあ、アーマーもまとめてかかってこい!


(2ターン目)


ロナン:あ、ついにガルザスさんにもバサークが!
イリオス:うわぁーーっ!
リノアン:きゃあーーっ!
ディーン:リノアーン!
フェルグス:ディーン、こっちを手伝え! うわっ!
ガキィィッ
アスベル:うわあっ、うわあーーーっっ!
シヴァ:あっちに行け!
サイアス:私、逃げます。;あとよろしく。リワープ!
ラーラ:ああっ、サイアスさんずるいーーーっ!
ディーン:リノアン! お前もリワープで逃げてこい!
リノアン:持ってこなかったんです……あっ!
ガルザス:…………
リノアン:きゃあああああっっ!!
グサッ ズバッ
ディーン:リ、リノアーーン!!!
リーフ:やられたか…
フィン:ううっ、なんてひどいことに…
イリオス:チクショウっ、くそうっ、あっち行けよ!
ガルザス:ピロリーーン♪
イリオス:うわっ、再行動だと!? チクショウ、俺が平民だからか!?
カリン:なんでいつも身分のせいにするのかしら、オルソンさん?
イリオス:イリオスだって! うっ…
ガルザス:…………
イリオス:トロン! 当たれぇ!
ガルザス:………… ズバッ グサッ
イリオス:ぐわぁぁっっ! チクショウ、貴族どもめぇ……――
パーン:さすがだな、ガルザスのおっさん…

デルムッド:ここはすっかり片づきましたね。
フィン:ああ、じゃあ君は横の増援をふさぎに――
デルムッド:…………
ドカァアアアン!!
フィン:うわっ! ついにやっぱり来たか、バサーク!
タニア:いかずちの剣に持ち替えさせてよかったわね。
フィン:ああ、とにかくタニアは逃げて援軍を呼んできてくれ。私は聖戦士の書を持っているので、なんとか持ちこたえられると思う。
タニア:わかった!

マリータ:エルフがバサークを使い切ったようね。突撃するわ。中は私一人で十分よ。流星月光必殺撃ーーーー!!!
スバグサバキズカザシュメチャザクズバーーーーーッッ!!!
ナンナ:…マリータがバサークにかからなくてよかったわ。
サラ:ええ。

ガキィ ズバッ グサッ ガキィッ
フェルグス:くそっ、らちが明かないぜ!
リーフ:フェルグス、状況が切迫してきてるから、もうさっさと片づけちゃってよ。
フェルグス:そんなこと言ったってなぁっ……おい、ディーン、トドメまかしたぞ! 外したらお前がやられるからな!
ディーン:うっ…
フェルグス:いくぜ! ズバーーーーッ!
ディーン:くらえ! ザシューーーーッ!
サフィ:やりましたね、ご苦労様です。
タニア:ちょっとこっち来てよ! デルムッド様がバサークにかかってるのよ!
ディーン:やれやれ…
フェルグス:でも向こうに比べれば平和なほうだな…

オーシン:オラオラオラオラーーーーっっ!!
ラーラ:キャーッ! 来たわよ!
シヴァ:お前は増援をふさぎに行け! あんまり望みはないが…
ラーラ:はぁい!
シュルルルルッ ズバッ
アスベル:うわあっっ!!
シヴァ:来たか、プージの間接攻撃が……ん?
アスベル:よくも…やったな……。いくらオーシンさんでも許さないぞ! グラフカリバーーーー!!!
ズギャアアアアアアアアン!!!
オーシン:うわぁぁぁぁぁぁっ!!?
ラーラ:え? やっつけた? すごーい!
シヴァ:そういえばアスベルは怒りMの補強がついていたな。オーシンはHPが減っていたし、先制攻撃が災いしたか。
リーフ:あーあ、楽しみが一つ減っちゃった…

ドカァン ドカァン
フィン:くっ…
ディーン:大丈夫か、フィン殿?
ドカンッ ドカァンッ
ディーン:ぐ…
デルムッド:…………
フィン:とりあえず、二人で引きつけながら増援をふさぎましょう。なぜか我々を代わりばんこに攻撃してくれるし。
サフィ:リブロー!
ナンナ:リブロー!
サイアス:こっちの様子はどうですか、みなさん?
フィン:あ…
デルムッド:………… グサッ ズバッ
サイアス:きゃーーーー~~~っと、私はまだやられるわけにはいきません。ここは引き上げます、とうっ!
ディーン:えっ…?
シュンッ
パーン:サイアスさん…あんたはやっつけられないのかい?
サイアス:そりゃあ私はブラキの塔に行かなきゃなりませんから。
パーン:なんかそれ、ズルいな。
ラーラ:そこで見てるだけのあなたのほうがズルいわよ、パーン!
サイアス:その前に、美人軍事コンテストに行ってアウグスト軍師を連れ戻してくる必要がありますね。私が賞を総なめにすればいいわけですから、簡単です。
ロナン:そんなもんですか…(-_-;)
カリン:案内します。行きましょう!

アスベル:今のうちに中央を突破して向こう側へ行きましょう。
シヴァ:そうだな、そのほうが安全だ。
ラーラ:ああっ、待ってよ、二人とも! 置いてかないで!
シヴァ:うっ…!?
ガルザス:…………
シヴァ:もう来たのか! さすが再行動の鬼……
アスベル:グラフカリバーッ!
シヴァ:あっ、よせ!
ズバババババッ
アスベル:だめだ! 一撃じゃ倒せない!
シヴァ:先制攻撃するからだ! せっかくの怒りスキルが……あっ――
ズバッ ザシューーーッ
アスベル:うわあああああああーーーっっ!!
シヴァ:くっ…
ガルザス:流星月光剣!
ズバグサッザシューーーーッ!!
シヴァ:ぐふ…………
ラーラ:ああああああ……
リーフ:ううっ、なんと恐ろしい…
パーン:出撃メンバーの3分の2になっちまったな
リーフ:ラーラ、君はそこで増援をふさいでるんだ。ガルザスには今フェルグスでもワープで送るから。
フェルグス:冗談じゃないぜ!!
リーフ:なんのために見切りMをつけたのって言ってるでしょ? もしくはマリータか…
マリータ:最強のお父様と対決できるんですね! 私、がんばります!
ナンナ:…すごいわ、マリータ。尊敬する…(^_^;)
リーフ:その前にサラ、リワープして向こうの増援をふさいでおいてくれ。
サラ:オッケー、リワープ!
シュンッ
サフィ:リーフ様、デルムッド様の攻撃からフィン様とディーン様を回復していたら、私とナンナ様のリブロー、使い切ってしまいましたよ。
リーフ:ええっ、そんなぁっ! …まあ、でもまだサラのリブローが残ってるはずだよ。そろそろいかずちの剣も壊れるころだし…。
タニア:そのサラに、ガルザスさんが向かっていくみたいだけど……
リーフ:え゛っ!? ――うわあっ! サラぁっ、逃げろおっっ! 回復役がいなくなると困るんだぁーーっ!!
ナンナ:間に合わないっ!
ガルザス:…………
ズバッ  スカッ…
サラ:ライトニング! スババババッ
ガルザス:ぐっ…
リーフ:おおっ、回避してからの怒りスキル炸裂!
ガルザス:流星月光必殺剣!!!

リーフ:ああーーっ! もうだめだーーっっ!!
サラ:………… 
スッスッスッスッスッスッスッ
リーフ:なっ、なにぃーーーーーー!!?
サラ:ライトニング!!!
ズババババババババッッ
ガルザス:ば…ばかな……――
サラ:ふーーーーっ…
リーフ:すごいっ、すごいぞ、サラ! あのガルザスを倒すなんて! もしかしてサラ、最強!?
ナンナ:祈りのスキルが発動したんですね。こんなに効くとはびっくりですけど…
リーフ:さて、残るはあと一人…
ドカァン ドカァンッ
デルムッド:…………
ディーン:もう終わりにしてイチかバチか突撃しよう。勇者の剣に持ち替えられたらマズい。
フィン:そう……いや、もう遅いようだ……
ディーン:…?
フェルグス:ようっ、こっちの様子はどうだ? おう、デル! 派手にやってんな!
デルムッド:…………
フェルグス:え…?
ガキィッ ズバッ
フェルグス:うわあっ、な、なんだよ、いきなり! しかも勇者の剣!
ガキィッ グサッ
フェルグス:デル、お前なんか俺にうらみでもあるのか!? さっきまでフィンさんとディーンを代わる代わる狙ってたじゃねーかよっ! なんで俺一人に――
サフィ:フェルグスさん、ごめんなさい。私、ガルザス・コピーと戦っていたときからずっと、あなたのHP回復忘れてましたわ。
フェルグス:え゛……
ズババババババッッ
フェルグス:うわああっっ!! ……ったく……なんで、こんな……――
リーフ:うーん、これでうちの古参の精鋭は壊滅だな。さて、次はどうなるか。
ディーン:俺か……
フィン:私か……
デルムッド:…………
ガキィッ ズバババッ
フィン:うわぁっ、私のようですーーーー!!
ディーン:逃げろーーー!
サフィ:リワープーー!
タニア:じゃーねーー!
フィン:ああっ、そんなーーーっ!
ズバッ グサッ、ガキィッ
フィン:うわああああ
ナンナ:お父様VSお兄様。私、どっちを応援したらいいの…?
マリータ:フィン様ぁ! 負けたら私にまかせてくださいねーーー♪
フィン:ううっ… ズバババッ スッ…
ガキィッ スッ スッ スッ
リーフ:んん?
スッ スッ
ナンナ:ま、またしても…
フィン:神様、仏様、キュアン様、どうかお助けくださーーーいっっ!
リーフ:祈りかぁ!?
デルムッド:――っ……このっ
スッ スッ スッ スッ
マリータ:WOW!
フィン:たぁーーーーっ!!
ズババババッ ザシューーーーッ
デルムッド:…そんな……まさか…――

リーフ:あーーあ、終わっちゃった! まだ半分も人数が残ってたのにぃーー
パーン:やれやれ、ようやく終わったか。
 


~~

 

結論:「祈りは強かった!」
リーフ:本当に、前作(※聖戦の系譜)ではあんなにアテにならないスキルだったのにねぇ、デルムッド?
デルムッド:まったくですね。
オーシン:今度からは祈りMを用意しろよ、リーフ!
タニア:ちょっと! まだやらせる気なの!?
オーシン:おっと、いけね!
イリオス:ううう……
フェルグス:おい、みんな、オルソンが拗ねてるぞ!
イリオス:イリオスだあ!
ラーラ:そういえばイリオスさんも祈りスキル持ってたわよね。なのにあっさりガルザスさんにやられちゃって…
イリオス:まったくまったくそのとおりだよ! コンチクショウめ! なにもかも俺が平民だからか!? キーーーーッッ!!
フィン:まあまあ、私も平民ですから、オルソン君。
イリオス:イリオスだっつーに!
カリン:ただいまぁ!
リーフ:おかえり、カリン。コンテストはどうだったの?
カリン:レヴィン王様とアウグストさんが同点優勝。サイアス司祭はショックに打ちひしがれてフラフラとブラキの塔に行ってしまったわ。
パーン:そんなバカな……(^_^;)
カリン:審査員の買収が行われたんじゃないかということで、セティ様とフィー様がマギ団を率いて調査に乗り出したわ。
リノアン:なんだかおおごとになってますね…
カリン:というわけで、セリス様がいらしてますよ。
サフィ:あらあら、まだベルトを倒してないのに。
セリス:リーフ王子、ずいぶんおもしろいことをやったみたいだね。カリンから聞いたよ。
リーフ:セリス様! いやあ、まだまだこんなの物足りないくらいですよ。
マリータ:そうね、私は結局だれとも戦えなかったし…
ナンナ:たぶん、あなたがあまりに強いから出し惜しみしたんだと思うわ。楽しみを引き延ばしたくて。
セリス:ぼくもやってみたいんだけど、バサーク持ちにはまだまだ出くわさないからねぇ。いずれはなにがしかをやるつもりだけど。
リーフ:楽しみですね、セリス様♪
セリス:うきうきするね、リーフ王子♪
デルムッド:…ああ、もうダメだ。ずっとこの調子なんだ…(-_-;)
ナンナ:せめてアレスに影響を与えないようにしましょう、お兄様。
リーフ:さて、セリス様、もう少々お待ちください。我々でベルトをあっさり倒してきますから。
アスベル:18人の精鋭部隊で、ですよね?
リーフ:もちろん! バサークにかかりまくって、なおかつストーンにもかかりまくるわけだから、そりゃあ精鋭でいかないとね!

 

 

 

一同の悲鳴はとてもとても高く、人間の耳には聞こえませんでした。

 

 


【End.】

 


またもお目汚し失礼いたしましたー!
次回、クライマックス(?)のファイナル・シーズンです。リーフの念願6人クリアは果たして実現するのか!?

 


おまけに追加キャラ紹介:

ディーン
 主君の婚約者であるリノアンの護衛を任されているうちに彼女と恋仲になってしまった疑惑の人。接近時の支援効果が通常+10%のところ+20%とのウワサすらある。こう書くと色々問題だが、本人はいたって真面目で頼もしい人。妹のエダちゃんも可愛いうえに性格最高。竜騎士だが、竜から降りると守備力が一気に-5になるので、屋内戦は超注意。

イリオス
 バカ上司に使われていたところ、カリンちゃんにナンパされ、リーフ軍に寝返る。その際、平民コンプレックスを解消するために「オルソン」という名前を勝手につけられる。こじらせ男子。彼を仲間にするには、オルエンというダイムサンダに聖なる剣に武器レベル次第ではサンダーストームまで使える重要キャラを、タイミングを見計らって始末しなければならない、という鬼の条件がある。

カリン
 ペガサスナイト。さらに移動力を上げるために、愛天馬エルメスくんにブーツを献上し、さらにダインの書を持たせて、毎回レベルアップのたびに、「移動」が伸びることを祈る。一気にシューターの懐に飛び込んで倒せるからである。自国の王女と姉妹同然に育ち、ために王子にも遠慮なく物申す、度胸の子。フェルグスとはケンカップルのような仲。

セリス
 前作『聖戦の系譜』子世代編の主人公。リーフとは従兄弟。彼のほうが実際にやらかした「おもしろいこと」は、もしかしたら「ティルナノグ戦記」というバカプレイ日記として、そのうちアップする、かもしれない…。

 

ファイナルシーズン↓

 

anridd-abananas.hateblo.jp

 

あと17年、

f:id:Anridd:20150531013024j:plain

 

経ったとき、ここにいます。確定未来。

 

……ところで、4年に1度長編小説を書き上げるとして、現在のペースだとあと4~5作が限度ということに。
い、いいのか!? 4作でいいのか!?
先が見えた気がする分、ちょっと17年計画を考える段階に来たかもしれませんね。
なに? 3作目はまだ書いてもいないって?

 

はい、というわけで本日2020年3月16日、半ば強引に、1行目を書き出すことにいたしました! 3作目。古代ローマ小説の3作目。
タイトル未定。考えてはいるんですが、書き上がったら全然違う話になっていた、という事態もあり得るので、こだわらないでいきます。

 

ぬわーっ!と前記事でわめいていた気がしますが、
なんとこのタイミングで仕事再開のお知らせ。カムバック・ニートのジ・エンド。(まあ、状況次第でいつまた休業になるかわからんけど) また会おう、ニートライフ! (ところでフリーターって34歳までってマジですか? 私はもうフリーターも名乗れなかったの?) 

そしてまさかの予算内パソコン即日入手! およそ2週間に渡る電気屋さん巡りの旅がジ・エンド。まさかの店内在庫有り。
というわけで現在、初期設定やデータ移行諸々ほぼ完了。慣れないキーボードで記事を打っております。いやっほう!

これで小説も書ける。はてなブログも楽に打てる。(実は今まで諸々の不具合に出くわす)

なんだか一気に物事が進み始めた感があります。(※注 かろうじて以前までの環境に戻りつつあるだけ)

そんなわけで通常営業モードを再開できそうです。ありがたや。


せっかくのニート期間にたいして活動できなかったという気持ちもあります。収入アップとかクラスチェンジとかジョブチェンジとか、なんにもなく、お前の人生本当に大丈夫なの?という相も変わらずな日々です。

 

しかたねぇ! 人間、できることとできねぇことがある!(※注 健康体。寝つきを良くする薬すら辞めてひと月)

 

『地階の狂剣』はシーズン3までありますので、恥ずかしながら出してしまった手前、そこまではこちらにアップしようと思います。いやはや、あれ、ひどいな…。読み返すというか、画面開いただけでちょっと引く。でも書いたのオマエ…。

 

 

ピクシブのほうへのアクセス、ありがとうございます。マイナーの極みのうえ未翻訳作の話をしているので、一度でもアクセスがあるだけで大喜びしております。


実は、ちょっと強引にお伺いしてみたのですが、あのバズーカ運転手が生きていると主張している人間は、どうも世界で私だけ、かもしれないらしいです。


……となると、信憑性怪しくないかい? 我が説。
いや、あの箱の数と身分証代の件は、やっぱり変ですって。
しかしこのファン活動(※褒められたものでは決してない)の孤独さに懲りたかと言えば、そうでもなく、先日悪党パーカーシリーズ『掠奪軍団』をアマゾンでポチってしまいました。いぇい! こちらもほぼ12年ぶりかもっと前に一読して以来の再会ですわ! お手頃でしたのよ!
詳しい感想はそのうちブログに上げると思いますが、引っかかっていた件が一つスッキリしました。未翻訳作Breakoutで出ていたキャラ――エドとブレンダではなく、ほぼ名前だけ出ていたキャラがここにいたーー! どっかで見かけたことあると思っていたんですよ! アナタでしたかーー!


……と、引き続きオタクなファン活動も続けていく所存です。

 

しかし、最も大事なのは古代ローマ3作目を書くことです。

 

……ようやく本日冒頭の趣旨に戻りました。

 

ティベリ様、私はまだあきらめません。


※※※

当方の過去作です。

古代ローマ小説》
1、『ティベリウス・ネロの虜囚』(https://ncode.syosetu.com/n6930cz/
2、『ピュートドリスとティベリウス』(https://ncode.syosetu.com/n6661ez/

 

ファンフィクションはこちら。

ドートマンダー・シリーズ:
『エメラルド始末記』『ファースト・ネーム』『ココナッツと蜘蛛』『エキストラとスタントマン』
悪党パーカー・シリーズ:
『哀歌』『最終作Dirty Moneyについての考察』『アフターワールド』『ラスト・デイズ』『ダーティー・ゴールド』『ライン』
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