ご無沙汰しておりました。
家のコピー機壊れて、資料の一枚も印刷できないよ、コンチクショウ!!!
……失礼しました。
ところで、ルパン三世PART5観終わりました。
以下、感想箇条書き(配慮はしておりますが、いかなるネタバレも避けたい方は閲覧注意願います)。
『血煙の石川五ェ門』 痛い! 痛い! 痛いぃいいいいいい!!!!! や゛め゛でぇぇぇぇぇぇぇ!!!
……でも面白かった。ストイックの極み。
初期に戻った感が味わえるという点がまずなんといっても見どころですな。
対して『峰不二子――』とPART5におけるゴエゴエの可愛らしさよ! 私は好きですけども!!!
『峰不二子――』あえてのお笑いパートを引き受ける、一応初期設定の五ェ門。
PART5、ついやってしまう五ェ門。
そういう生真面目さと不完全さがこの方の魅力でしょうな。
『峰不二子――』はネタバレ厳禁作品の一つで、おかげで私は大いに楽しめましたが、終盤に向かう中で、なんというか、ひどく現代的だと思いました。今の時代だからこそ、ああ、あるあるある、ありそう!…という感がありました。
不二子ちゅわんは、上記いずれの作品でも、大変魅力的でございましたよ! 私などは惚れ直しましたわ!
不二子=悪女、裏切る、関わってはいけない……という公式があるにしても、PART5の中盤などでは、ついついこの一視聴者も「…いや、ルパン、さすがにこれはアンタが悪いわ!」「なにが悪女や! ルパン、お前のせいやないけ!」と思いましたもん。
いや、不二子、ちょっとかっこ良すぎるくらいかっこ良かったですよ。超おっとこ前でしたよ!(おい)
銭形のとっつあん、有能ハードボイルドパートあり、お笑いパートあり、人情ハートルフパートあり、いつなにかやらかさないか視聴者が気になりすぎる部下あり(もう完全に振りきってしまったキャラでくる『峰不二子――』)。総合的に、非常にバランスが良かった感があります。
そして、次元さん、強くね!? これまでひととおりは見てきた一ファン、かつてないレベルで「次元強え!!」とびっくり。震える。
五ェ門はね、わりと毎回超人的戦闘力は見せてくれるわけですよ。それに対して次元が目立たなかったのは、もっぱら一対一の決闘でフィーチャーされていたからなのかもしれませんが、
今回は…………マジですか?(ぼう然)
挙句ルパンにあの台詞ですよ。その皮肉ですよ。
自らネタにしていくスタイルですよ。
色々な意味で、こんなん見せつけられたら、〇〇なんて口にもできるわけないじゃないですか!
PART5は、メインキャラはもちろん、敵役や端役のキャラに至るまで丁寧に描かれていて、しかも本当の意味で憎たらしくなる人物がおらず、だれにも人間らしく愛すべき要素込められているのが、とても観ていて充実感がありました。お気に入りのシリーズになりました。
ねずみ一族とかね、時代を経ても変わらないにもほどがある見事なお姿。
ヒロイン、アミちゃんかわゆし。
アルベール? CV乾貞h……包帯男……津田健次郎氏の時点でもう最高なのですが、これは思いきったキャラを出してきましたな、と。
最初は、塩沢兼人さんの声も思い出されました。
失礼を申すつもりはないのですが、そのCVだともうパーフェクトな有能キャラには見えなくなり、どこか微笑ましく見守ってしまう不思議(はぁと)。
そしてキャラよりも顔が最強に濃すぎるCV上川隆也氏……。ああ、ホントだ、上川さんや……、と思いました。
ジム・バーネット? 知っていましたとも! 私はモーリス・ルブランの著作で、それだけは読んでいたのですよ!(有名どころを読めていないんですよ、ルパン)(勝手にVSホームズとかやった、あの)
このごろは、PART4に取りかかりはじめています。話数が多いので、たぶん「グッバイ・パートナー」の放送には間に合いません。
うーん、今のところ、PART5のほうが面白そうかな。…でも、だんだんエンジンがかかってきた!
ところで、PART4はイタリア編。いつ古代ローマは出てくるのでしょう!? 待ちかねていますが!!(えっ)
なぬっ!? マルケルス劇場来ましたけども!! あそこ地下になんてもの造ってるの!! せっかくだから、そこの由来や歴史にも触れてあげて! 話に絡めて!(そんな日にはもう平常心で観ていられない、古代ローマファン)
どうでしょう、ここは27億セステルティウスの遺産の行方とか、気になりませんか!?
そんな大金を次代に遺した皇帝がいるらしいですよ! それだけでも有り難いことこの上ない先代だと思うんですが!
それをなんと一年足らずで使い切って、金欠になった皇帝がいるらしいですよ!
ちょっと考え難いので、これはきっとまだどこかに埋まっていますよ!
ひとまずカプリ島、ミセーノ、スペルロンガあたりを探すことから始めましょう。きっと大量の金貨銀貨、碑文・資料の類がそこには眠っているはず。
あと、それから、その次の皇帝が先代の巨大船を「浪費だから。実用にかなわないから」って海に沈めた話とかありませんでしたっけ!?(クラウ帝、港建造のため) 以前BBCの特集でも、水中に眠る石像たちが映っていたじゃないですか。実はまだあるのでは、黄金像とか!?
この一ファンのためにも、どうか発掘してくださいですわ!!!
……現実とフィクションの区別がつかなくなっています。