久々の、古代ローマネタでございます。
……久々すぎて知識・記憶がだいぶあやふやになってる。恐ろしや。
…例のほうは、順調にスローペースで三分の二を過ぎたところです(泣)
さてさて、
まずは、わたくしめもそうなのですが、乙女座から。
◆乙女座ローマ皇帝代表の方々。
①アウグストゥス(※いつぞやのホロスコープの記事より、どうも暦のずれにより天秤座ではなさそう)
②カリグラ
②番を埋めて余りある、ベストオブ有能皇帝ツートップ。統治は①番ですでに万全、軍事も③番に任せておけば、無問題。
しかも②番まで含めて、市民と元老院に高い人気を誇る。
②番の方は、生まれたときから軍団兵の皆さんに愛され、①番の方にいたっては寝室に②番ベイビーの石像を置いて毎晩おやすみのキスをする可愛がりぶりで、いよいよ皇帝になっても熱烈に歓迎されて……たとえ最初だけだとしても、ね。
でも殺されたのも、愛の一種と言えなくもない背景だったと思われますし。
統治、軍事、人気、すべてにおいて隙なしじゃないですか、うらやましい。
対するは、
③ドミティアヌス(10月24日生だから、ギリギリかも)
いいですか! 平均値いわば全体のバランスは、乙女座皇帝より良いはずですよ!
乙女座皇帝軍①番②番は、軍事面が怖すぎますが、蠍座皇帝軍は、どなたが指揮をとられても安定感があります。①番の方は「常勝不敗」と呼ばれ、②番の方はその①番の方に登用されて、軍団長になり、司令官になり、とうとう皇帝にまで登りつめ、③番の方は勝率五分五分くらいと言われていましたけれども、大負けはしない。
統治ですか? ①番③番の方の性格が大いに誤解も粛清(!)も招いていますが、外から見れば…外から見れば、まったく善政なんですよ! たとえばフィロン氏(エジプト在住)の著作を拝見しましょう。要約すると、「先代(蠍座①番)はこれほどにすばらしい人物で統治も完璧だったのにガイウス(乙女座②番)あなたときたら――(以下略)」
に、に、に、人気ですか!? ②番の方が万事なんとかしてくださいますっ! その方、ベストオブフレンドリー皇帝のはず!
…たとえ①番③番が、ワーストオブフレンドリー皇帝だとしても。
(…①番③番の方の極度な陰性気質のために、②番の方の陽性気質が、なにかの間違いにさえ見える…)
それにこちらは、チームの結束が抜群、のはず。
なにしろ②番を最初に登用したのは、①番。②番と③番は実の親子。そして、③番は①番の超大ファン(!!)「愛読書:ティベリウス帝の手紙」とスエトニウスに書かれるレベル。
③番はもう、①番のファンクラブを立ち上げる勢い(おい)! 自分用の会員ナンバー1のカードを製作していたところへ、さっそく加入申し込みが! なんとなんと、乙女座皇帝①番さんから。
あなた、どの面下げて申し込んでるんですか!!?
えっ(超無邪気)
……と、ここまで妄想失礼いたしました。
テーマを変えて、続けます(えっ)。
【ユリウス・クラウディウス朝VSフラウヴィウス朝VS五賢帝】
①アウグストゥス②ティベリウス③カリグラ④クラウディウス⑤ネロ
①ネルヴァ②トライアヌス③ハドリアヌス④A.ピウス⑤M.アウレリウス
五万の兵を与えますので、一戦交えてください、と言われた場合、頭を抱えてしばらく起き上がれないであろう、ユリウス・クラウディウス朝②番。
大丈夫だ、ティベリウス。軍事でお前にかなう皇帝などいるか。 我々四人、万事お前の指示に従うぞ! さあ、私はどこへ行けばいい? 右翼? 左翼?
…………………………。
皇帝じゃなければ、有能な軍人大勢のユリウス・クラウディウス時代。
しかし皇帝が直接指揮をとりますとなると、②番以外怖すぎて震える。
①:「彼が指揮をとると必ず負けてしまう」と後世書かれるレベル。(アグリッパorティベリウス緊急出動!)
③:やる気はあるよ!(経験なし)
④:ブリタニアで1週間だけ指揮をとったことがありますけど、いいですか……?(震え声)
⑤:戦争? ネロ・リサイタルの後でいいよねっ♪
他方、やはり平均値が高い、フラウヴィウス朝。傑出はしなくとも、勝つし、大敗しない。経験もあり、実績もあり。
さらに五賢帝は、②番目と③番だけですでに無双するレベル。⑤番の不得手など補ってあまりある。むしろ⑤番が愛おしくてしかたないであろう、先代4人。
戻って、ユリウス・クラウディウス一門、五賢帝の余裕など夢のごとし。
①番の軍事不得手を直接助け、③番から⑤番までが一切困らないほどの有能な将軍を多数残し、ついにフラウヴィウス朝①番にまでつなげ、挙句手紙を愛読しつくしたフラウヴィウス朝③番にゲルマニクス防壁まで造らせた、国家防衛プロ中のプロ②番様。
どうする、②番様!?
ジョーカーをお呼びします。
呼んだか?
フラウヴィウス、五賢帝一同:
それは反則だろう!!!
【おまけ】※妄想注意
上記皇帝中、長生きランキングツートップの、ユリウス・クラウディウス朝①番&②番。
在位の長さランキングもツートップの御二方。(ティベリウスはA.ピウスと同年2位)
晩年、蠍座皇帝①番の不人気を、懸命に擁護していたことがうかがわれる乙女座皇帝①番。
違うの! 誤解されがちけど、うちの息子はこんなに良い子なの! 愛想ナッシングだけど、こんなにがんばってるの!
それで、勢い余って、某掲示板に書き込み。
「息子が可愛くてしかたがない」スレの住人化。
乙女座皇帝:
うちの息子も54歳になりました。今がいちばん愛おしいです(#^ ^#)
名無しさん:
>>1
……5歳? 4歳?
乙女座皇帝:
いえ、54歳です。
この十八年ほど前には、
「継子が引きこもりになりました」「婿に家出されました(激怒)」のスレを立てるも、まもなく袋叩き、大炎上状態になった事案あり。
ファンクラブ強制退会、いや入会拒否レベルです。
えっ(超無自覚)
けれども、当の継子で婿で息子、父君からの手紙を、たぶん二十代に貰ったものから、ずっとしっかり保管。「今日はパン一口だけ食べたよ!」「サイコロ博打で大負けしちゃった(笑)」(※要約)という、メールだったら即削除であろう内容のまで。
スエトニウス先生が取り上げた手紙でいちばん多いのが、アウグストゥスからティベリウスへの手紙。著書の都合もあるでしょうが、それだけ長いあいだ残されていたということであり、受取人がちゃんととっておかないとこうはならない。
そして彼の母君リヴィアも、夫からの手紙はきっちり保管。ザ・似た者親子。
それで、息子との親子喧嘩のときに持ち出し、夫が息子を悪く言っていた箇所を音読する攻撃。
「…これがカプリ家出の一因じゃないんですか?」とまで歴史家にほのめかされる。
これが家出の原因になり得ると推察されるあたり、だいぶもうバレバレでございます、ティベリ様。