どうも、安田さん主演映画の先行上映会に当てたかった旅費を、落選してヤケを起こし、だれよりも自分がドン引きする色のコートに使ってしまったこのごろです。いや、もう何年も同じコートを着ていたから、今年こそは新調したいと思っていたのですがね、すでにこれぞと思ったものは売り切れで・・・。あの日は寝不足だったので、理性もうまく働いていなかったと独り言い訳しながら、目に痛いほど明るすぎる&似合わないコートを着て歩いています。
さて、それはともかく・・・。
慣れないことばかりでおっかなびっくりですが、おおむね準備ができましたので、拙著『ティベリウス・ネロの虜囚』の打ち上げをお知らせいたします。
お世話になる小説投稿サイト様はこちら、『小説家になろう』様(http://syosetu.com/)です。
私の投稿小説は、こちら( http://ncode.syosetu.com/n6930cz/ )。
しかしながらこの段階で、まだ全話を掲載できてはいません。まだ最終推敲が終わっていないためと、そしてよもやあれを一気読みされる方はおられないはずとの見通しのためでございます。そんなことをしたら体に毒です。ただでさえ超長大で、落選原稿であるから特別面白いわけでもないのですから。
ペンネームは「東道安利(トウドウアンリ)」でございます。私に英語と広い世界を与えてくださった親愛なるジョン・ドートマンダーとアンディー・ケルプから、勝手にもじらせていただきました。「東堂」にしなかったのは、すでに浅暮三文さんの『ラストホープ』で使われているからで、「安利」という漢字は「ドートマンダー! うまい話があるんだ」との、ザ・疫病神ケルプである台詞の意味も込めたつもりです。ですから読んだらロクなことにならないかもしれませんよ!(笑)
次の記事で、拙著のプロローグと第一章一節を掲載いたします。もしも興味を持たれ際は、ぜひ『小説家になろう』様の、上記のページへお越しください。
(※もしかしたらそのうち縦書きでも読めるようになるかもしれません。『タテ書き小説ネット』様(http://pdfnovels.net/))
この場には、できれば諸々の事情でカットした部分とか、裏話的な記事を載せたいと考えております。
さて、以下は、『小説家になろう』様にも書かせていただいている、拙著のあらすじでございます。
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ティベリウス・クラウディウス・ネロ。後のローマ帝国第二代皇帝ティベリウス・ユリウス・カエサル。その少年時代を描いた、古代ローマ歴史フィクション。
ローマ名門貴族の家に生まれたティベリウス・ネロは、十一歳の年、継父カエサル・オクタヴィアヌス率いる軍団に従軍することになる。先代ユリウス・カエサルが暗殺されて十三年、その後継者の座をめぐり、オクタヴィアヌスはマルクス・アントニウスとの決戦の時を迎えようとしていた。義理の従兄弟マルケルスとともに、ティベリウスは「アクティウムの海戦」を目撃する。そして旅は、エジプトへ――。
共和政が終焉を迎え、新しい時代を迎えるローマ。長く孤独な旅路の果てに、少年ティベリウスはなにを見るのか。
「あなたにわかるのか、人の愛が?」
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およそ66万字(これに改行スペースを入れて原稿用紙およそ2500枚)。全五章構成です。第三章がとりわけ長く、第四章がさらにもっと長いクライマックスとなっております。