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A.Banana.S

古代ローマ、ナックス兄さん、ドートマンダー・・・好きなことをぽつぽつと。

映画の感想(辛気味)

今日は(もう昨日か)仕事が休みで、1日に2本映画を観るという贅沢をしました。観にいったのは、

名探偵コナン・異次元の狙撃手

②相棒Ⅲ

 

両作品への感想を、思い入れも含めて下に書いていきますが、多少ネタバレがあるかと思いますので、避けたい方はお戻りください。

 

まず①名探偵コナンから、

私的に、星5つ評価なら、3.5くらいです。

我が家にはコナンの単行本が全巻あります。家族ぐるみで1巻からずっと読んでいます。弟などはコナンの脱出イベントにも足を伸ばすほどです。それでもマニアというほど詳しいわけでもないですし、映画のほうは毎年行くわけでもないですが、やっぱり好きなんですよね。それでもそろそろ黒幕が明らかになって、フィナーレに向かってもいいんじゃないかと思わないでもないですが・・・。

 

明らかになる謎のほうは、まあそれほど驚かず。我が家でもすでにそうじゃないかと話題になってましたので、それにだからといって大勢に影響はなさそうな気もしますし。

 

ただ、私はマイナー派なのでしょうが、ジョディー先生を気の毒に思います。色々損な役どころを受けているように見えます。もっと報われてもいいんじゃないでしょうか。

世良ちゃんのことは前よりも好きになったかも。

 

アニメですし、もうこの年だからか、色々なところに突っ込みを入れたくなるというより、むしろそんな突っ込みどころを楽しみながら気楽に観ることができました。なにも難しいことを考えず、リラックスとリフレッシュのために出かける映画としては良かったと思います。

 

ところで、今回はいつになく犯人側に同情してしまいました。犯人も、強力な武器を持ってるんだから、最後にあんな大暴れしなくてよかったのに。あのコテンパンにされぶりはやりすぎな気がしました。あ、結局突っ込んでしまった・・・。

 

さて、②相棒Ⅲのほうは・・・

 

コナンと同じく、『相棒』のファン歴も長いと思います。同じくマニアを自称できるほどではないですが、土曜ワイド時代から、毎シーズン欠かさず見てきました。映画も、スピンオフまで含めて全部見ています。実のところ劇場版第1弾では、映画の公募エキストラとして出かけたのです。伊丹さんたちがランナーたちの中に分け入っていくシーンを、観客席から見ていました。寺脇さんを初めて生で見ることができた、忘れられない瞬間でもありました。

 

私は寺脇さんが好きで『相棒』を観はじめました。最初に寺脇さんを知ったのは、確か『D×D』という、長瀬さんと岡田さん主演の陽気なドラマでしたが、そのとき刑事役をしていた寺脇さんに惚れてしまいました。鈴木砂羽さんも出演されていて、寺脇さんとのかけ合いが毎回楽しかった!それと異様に上手い、寺脇さんのルパンのモノマネとか!

 

それから『刑事貴族』を観て、ますます好きになりました。水谷さんのことも、もちろん。それまでは二時間ドラマの浅見光彦役として、我が家ではお馴染みだったのですが、私としてはこのときから、水谷さんと寺脇さんのコンビが大好きになったのです。

 

ですからドラマ『相棒』は、私にとってはまさに至高の夢のような作品だったわけです。

 

残念ながら、寺脇さんは相棒交代となってしまいましたが、その後も『相棒』を楽しみ続けました。及川さんの神戸君も好きです。色々語るとまた長くなってしまうので、別の機会にしますが。

 

そんな私にとって今回の劇場版Ⅲは・・・・・・正直に言って、だめでした。

 

他人事のように言いますが、CMを観た段階であまり魅かれなかったのでしょう。この時期になるまで劇場に足を運びませんでした。それにしても・・・

 

新しい相棒が合わないとかではないと思います。ストーリーがまったく面白くないわけでもないと思います。ただ、あれでは『相棒』を名乗る意味がないのでは。右京さん1人で事足りる話なのでは。

 

制作者側が提示しているメッセージに対し、私はおそらく賛成なのですが、それをわざわざ『相棒』という作品で伝える必要はあったのでしょうか。それこそテレビで特番をやるとか、それのための別のドラマを作るとかでもよかったのではないでしょうか。『相棒』という意味が死んでしまうような展開にしてまで、その問題を取り上げなければならなかったのでしょうか。たとえ全国民が真剣に考えなければいけない問題であっても、『相棒』ファンはそのために劇場に行くのではないと思います。ファンが観たいのは、『相棒』のはずです。

 

極論、杉下右京は、一人でもまったく問題なくやっていける人物です。それだけ十分個性を持った、すばらしいキャラクターです。現にあるシーズンではソロで動いていました。『天才警部・杉下右京』という名のドラマでもおそらく成立するでしょう。

 

しかし、だからこそ「相棒」が必要なのではないでしょうか。そんな杉下右京と「相棒」がどのように関わるかによって、『相棒』というドラマが面白くなるのではないでしょうか。「相棒」がいるからこそ、展開に意外性が生まれ、物語がどんどん膨らんでいき、ほか数多の刑事ドラマを凌いでなお愛されるほどになったのではないでしょうか。・・・なんて、私などに言われずともなことでしょうが。

 

俳優の存在が脚本に影響を与える場合もあるし、脚本家が俳優を生かす話を作る場合もあるでしょう。しかし、今回にかぎっては、制作者側があるメッセージを発信したいがために、『相棒Ⅲ』という映画が作られたように思えてなりませんでした。

 

そうであるならばせめて、カイトくんに胸を打つ力強い台詞の1つでも言わせればいいのにと思いますが、それさえも全部右京さんがもっていったような、そんな印象です。そしてせっかく新旧の「相棒」が共演したのに、ファンをニヤリとさせるようなの絡みもなかったのです。

 

辛口失礼しました。